事前の準備が重要！留学前にやっておくべき勉強5選
- 2018/12/17
「留学前の準備や勉強って何をすればいいんだろう…」
と感じている人は多いのではないでしょうか？
留学前には、以下の勉強が必要です。
- ・単語
- ・文法
- ・発音
- ・リスニングと音読
- ・スピーキング
これらを中学英語まで復習しておくことで、短い留学期間でも英語が伸びやすくなり、留学で失敗する確率も低くなります。
とはいえ、具体的な勉強方法などはなかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
・留学前に準備が必要な理由
・留学前に必要な5つの勉強
・留学前に勉強しなくていいもの
を紹介します。
「短期間でこんなに勉強するのは大変そう…」と感じるかもしれませんが、概要をつかむだけならハードルは高くありません。
※今回の記事では、「中学英語をマスターし、簡単な自己紹介や会話ができるレベル」を目指すものとします。
［目次］
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留学前の勉強や準備が大切な3つの理由
留学前の準備や勉強が必要な理由として、
・レッスンを理解できない
・英語の習得には時間がかかる
・留学中の時間がムダにならない
の3つがあります。詳しくご紹介します。
理由（1）レッスンを理解できない
留学中、レッスンや講義はすべて英語です。基礎がなければ、このレッスン内容をそもそも理解することができません。
例えば「My name is 〇〇」という自己紹介も、この紹介の方法や文の型を知っているから話せるんですよね。
このように英語のボキャブラリーや文の型を知らなければ、留学中のレッスンも理解できません。内容を進めることができず、英語力アップも難しくなります。
留学を無駄にしないために！知っておくべき留学の失敗理由と失敗例まとめ
理由（2）英語の習得には3カ月の時間が必要だから
英語力は留学するだけではよくなりません。1年間の長い留学をしてもネイティブのように英語を話せる人は、ほんの一握りです。
英会話ができるようになるには、少なくとも3カ月の時間が必要です。
1カ月目：英語に慣れる
2カ月目：相手の話がスムーズに理解できる
3カ月目：相手の話を理解しながら、自分の意見も伝えることができる
日本で少しでも復習しておくことで、英語が身につくスピードが早まります。
理由（3）留学中の時間がムダにならない
留学中はレッスンや買い物など、英語しか使えない環境が整っています。その中で文法など1人でできる勉強をするのはせっかくの留学中の時間がムダになります。
時間をムダにしないためにも、留学前に基本的な中学英語は終わらせておくべきです。そして現地では、講師との会話や生活の中でリスニング力やスピーキング力を高める方が効果的です。
準備は早い方が良いですが、遅くてもだいたい3カ月から1カ月前をイメージしてこれらの準備をスタートしましょう。
ちなみに留学前には、中学卒業レベルの英語力は持っておくと良いです。TOEICではおよそ400点ほど。
英語が話せなくても留学できるの？必要な英語レベルと留学までにやっておきたい勉強法まとめ
留学前にやっておくべき勉強（1）単語
ここからは留学前に必要な勉強を紹介します。
まず留学前には単語を覚えて語彙力を身につけましょう。知っている単語の数が少ないと、相手の話す内容も文法の学習に必要な単語もわからないからです。
目安として、2,500語〜3,000語を留学前に勉強しましょう。
おすすめの教材や方法
留学前の単語の勉強は、1冊を繰り返し使いましょう。
初心者向け
こちらは初心者に必要な3,000語が収録されています。
上級者向け
受験勉強でよく使うDUOは、例文と一緒に単語が紹介されています。覚えた単語の使い方まで学ぶことが可能です。
留学前にやっておくべき勉強（2）文法
単語の次は文法です。
文法を学ぶことで英語の文章の組み立て方やルールを理解できます。基礎となる文法がわからなければ、会話中に話す文章も相手が話す内容も理解できません。
みなさんもサッカーや野球など楽しめているのはルールを知っているからですよね。同じように、英語もルールを知ることで会話や英作文をスムーズにできます。
おすすめの教材や方法
この参考書は、中学3年間の英語を単元ごとに復習できます。イラスト付きで単元ごとに問題がついているため、英語初心者にも勉強しやすいです。
留学前にやっておくべき勉強（3）発音
発音は、スピーキングやリスニングに役立ちます。
発音を正しく理解することで、自分が認識できる単語や語彙の数も増えます。また自分の言いたいことが相手に伝わりやすくなるため、スムーズに会話ができるようにもなります。
発音で正しい口の形を理解して、ネイティブの発音に近づけましょう。
おすすめの教材や方法
留学前の発音は、口の形を正しく理解し、実践するところまで進めましょう。
その際は、以下がおすすめです。
またオンライン英会話もおすすめです。
発音の教材があり、講師がオンライン通話を通して口の開き方や舌の動きまでチェックしてくれます。
単語を覚えるときに発音記号もチェックすることを忘れないでください。
英語の発音記号一覧！ネイティブのように話すコツや日本人が苦手な音も徹底解説
留学前にやっておくべき勉強（4）リスニングと音読
リスニングは相手の言っていることを理解する練習につながります。音読は文の区切りを理解しスムーズに会話する練習に。
これらの2つはスムーズな英会話には欠かせません。
おすすめの教材や方法
音読は特に「シャドーイング」がおすすめです。シャドーイングとは、英語を聞きながら自分も同じ文章を音読すること。このときに音声から2〜3秒ほど遅れて同じ文章を読み上げます。
これをすることで、
・英語のイントネーション
・抑揚をつけるタイミング
・会話のスピード
などが理解でき、よりナチュラルに会話できるようになります。
英語の教材や参考書の長文を読み上げましょう。
またリスニングを難しく感じる人には、英語の映画鑑賞もおすすめです。好きなジャンルであれば集中力も続きやすいため、耳が英語に慣れやすいです。
楽しく継続できる！英語のリスニング力を伸ばすオススメ勉強法3選まとめ
留学前にやっておくべき勉強（5）スピーキング
文法や発音などが終われば、スピーキングに挑戦しましょう。
スピーキングでは、スムーズに会話する訓練や英作文が効果的です。
おすすめの教材や方法
英作文の訓練には、以下の教材がおすすめです。
日本語を英語に、英語を日本語に瞬時に翻訳する教材です。スピーキングに必要な、英作文の力が身につきます。
最低でも5周は繰り返すことで、英作文の基礎が身につくはずです。
ここまで留学前に必要な英語を勉強をお伝えしました。一方で、英語以外で勉強しておくべきこともあります。
英語以外で必要な留学前の勉強
留学前に英語を勉強をしたら、自己紹介や日本の歴史や文化などについて、学んでおくこともおすすめです。
詳しく解説いたします。
自己紹介の例文を考える
初めて会う先生のレッスンを受けるときや新しい友達と出会ったときなど、自己紹介は何度も繰り返すことになります。
定型文を考えておくことで、本番で慌てることなくスムーズに伝えられるようになります。
日本の歴史や文化を英語で説明できるようにする
留学中、先生や他の留学生にどんな話題でも「How about Japan?」と聞かれます。
実際に私もフィリピン人の先生に、「日本は仏教なのに、どうしてクリスマスもお祝いするの？」「日本では何が流行っているの？」など、日本についていろいろと聞かれました。
日本の基本的なことを英語で説明できるようになれば話が弾みます。
留学するなら知っておくと話題が広がる日本の豆知識3選
留学前にはやらなくていい勉強法
最後に、留学前に勉強しなくていいこととして、
・英会話スクール
・長文読解
・新しい参考書
の3つを紹介します。
英会話スクールでスピーキングの勉強
英会話スクールは日本で英語を勉強したい人のためのサービスです。
これから留学する人は現地で英語を話すチャンスがたくさんあるため、文法などに力を入れる方が効果的です。
長文読解などのリーディング
リーディングは英語の基礎が固まっていないと難しいです。あなたがTOEIC対策などを目的とするなら必要な勉強ですが、多くの人はそこまで基礎が固まっていません。
留学前は、基礎を学ぶことに集中しましょう。
新しい参考書を何冊も買う
英語の勉強は1冊を何回も繰り返す方が効果的です。なぜならば、自分が間違った箇所などをもう一度解き直して身についているかチェックできるからです。
新しい参考書を何冊も購入するのではなく、今使っている参考書を何回も使いましょう。
留学前の勉強や準備まとめ
今回は、留学前の勉強や準備について解説しました。
おさらいすると、留学前には
・単語
・文法
・発音
・リスニングと音読
・スピーキング
の5つの勉強が必要です。一方で、
・英会話スクールで会話の練習
・長文読解の勉強
・新しい参考書の購入
などは必要ありません。
必要な勉強をしっかりと見極めて、留学生活に備えましょう。
また勉強以外の留学前に準備すべきことは下の記事で紹介しているので、準備に抜け漏れがないか確認したい人はぜひ参考にしてみてください。
事前の準備が重要！留学前にやっておくべき勉強5選
あなたはどのステップにいる？語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう！留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1：目星をつける
- ステップ2：相談する
- ステップ3：申し込む
- ステップ4：渡航準備
- ステップ5：出発！
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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