
「カナダに留学したいけれど、お金がなくて諦めている」という方は少なくありません。
ですが、工夫次第でお金がなくてもカナダ留学を実現する方法はいくつもあります。
この記事では、お金がない人におすすめのカナダ留学の方法から、留学中に実践できる節約術まで詳しく解説します。
カナダ留学の費用や語学学校などの詳細を知りたい方は、カナダ留学の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
・お金がなくてもコープ留学やワーキングホリデーを活用すれば留学費用を抑えられる
・奨学金制度や学生ビザでのアルバイトを組み合わせれば、貯金が少なくても渡航しやすくなる
・カナダ留学の費用は1カ月約62〜77万円が目安
・自炊や学生割引の活用など、日々の工夫で留学中の費用を抑えられる
[目次]

お金に余裕がなくてもカナダに留学する方法は複数あり、年代や状況に応じて選べます。
ここでは代表的な5つの方法を紹介します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
同じカナダでも、都市によって生活費は大きく異なります。
バンクーバーやトロントは家賃が高い傾向にあります。
一方、カルガリーなど、両都市より住居費を抑えやすい都市を選ぶと、生活費全体を抑えやすいです。
留学スタイルを問わず使える方法のため、お金に不安がある方は都市選びの段階から意識するとよいでしょう。
同じ予算でもより長く期間滞在できる可能性が高まります。
家賃や食費だけでなく、交通費や交際費なども都市によって差が出やすいです。
留学先を決める際は、語学学校の質やカリキュラムだけでなく、生活費の相場もあわせて比較検討することをおすすめします。カナダの都市別物価事情についてさらに詳しく知りたい方は、カナダの物価まとめもあわせてご確認ください。
コープ留学とは、語学やビジネスなどの授業を受けながら、現地企業でのインターンシップを組み合わせて学ぶ留学スタイルです。
プログラムによっては有給で働けるものもあり、最低賃金は州・準州により異なり、最低賃金データベースによると2026年9月時点でおおむね15〜19.75CAD(約1,665〜2,192円)です。
社会人がキャリアを一時中断して留学する場合、収入が途絶える期間の生活費が大きな負担になりがちです。
たとえば「最初の6カ月は授業、その後6カ月は実習」といったプログラムであれば、学びと収入を両立できる可能性があります。
カナダ政府の実習に関する案内では、実習部分は原則としてプログラム全体の50%以下である必要があるとされています。
コープ留学で就労収入を得られる場合は、留学期間中の費用負担を抑えられる点が最大のメリットです。
学校やプログラムによって就労可能な業種や時間数、給与の有無は異なるため、申し込み前に条件を必ず確認しておきましょう。コープ留学の仕組みや費用についてさらに詳しく知りたい方は、カナダのコープ留学ガイドもあわせてご覧ください。
ワーキングホリデーは、18歳以上30歳以下の方を対象に、日本とカナダの二国間協定にもとづいて設けられている制度です。
ビザの有効期間は最長1年間で、この間は就労・就学・観光を自由に組み合わせながら滞在できます。
勤務時間や家賃、生活スタイルによっては、現地収入を生活費の一部に充てられます。
お金が少ない状態で渡航しても、現地で収入を得ながら留学を続けられる点が大きな魅力といえるでしょう。
ただし、カナダ政府のワーキングホリデーの申請・入国によると、入国する際は2,500CAD(約278,673円)以上の資金証明に加え、帰国航空券またはその購入資金、滞在期間全体をカバーする医療保険が必要です。
ワーキングホリデーのビザや申請方法などについて、カナダのビザや申請方法の記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
留学のための奨学金制度を活用すれば、自己負担額を減らせます。
奨学金には、大きく分けて返済不要の給付型と、卒業後に返済する貸与型があります。
語学留学でも、応募条件を満たせば奨学金や授業料の減免を利用できる場合があります。ただし、語学留学で申請できる給付型の奨学金は少ないのが現状です。
高校生向け・社会人向けに用意されている制度も少なくなく、成績や志望理由書、面接などの選考を経て採用されるケースが一般的です。
応募締め切りが渡航の半年〜1年前に設定されていることも多いため、留学を検討し始めた段階から情報収集を進めておくと安心です。
給付型の奨学金であれば返済の必要がないため、貯金がない方でも挑戦しやすい方法だといえます。利用できる奨学金制度についてさらに詳しく知りたい方は、カナダ留学の奨学金制度の記事も参考にしてみてください。
カナダでは、指定教育機関(DLI)のフルタイム学生で、6カ月以上かつ学位・ディプロマ・サーティフィケート取得につながるプログラムなどの条件を満たす場合、授業期間中は学外で週24時間まで働けます。
学校が定める休暇中は、条件を満たせば時間制限なく働けます。語学コースのみの学生は、原則として学外就労の対象外です。
収入額は最低賃金や勤務時間によって異なりますが、アルバイト収入を生活費に充てられるため、長期留学であってもお金の負担が減ります。
学校やビザの種類によって、アルバイトを始められるタイミングや必要な手続き(社会保険番号の取得など)が異なる点には注意が必要です。

前章で紹介した方法に加えて、タイミングや選び方次第でさらに費用を抑えられるパターンもあります。
次の3つのパターンを具体例とあわせて紹介します。
語学学校では、入学金無料キャンペーンや授業料割引、早期申込割引などを実施していることがあります。
たとえば、申し込み条件を満たすことで入学金が無料になったり、授業料の割引が適用される場合があります。
同じ学校・同じコースでも、キャンペーンを利用することで費用を抑えれることも珍しくありません。
カナダでキャンペーン中の語学学校はこちらのページで紹介しています。キャンペーンの内容や条件は時期によって変わるため、こまめに最新情報をチェックしておくことをおすすめします。
渡航時期に融通が利く場合は、複数の学校のキャンペーン情報を比較してから申し込むと、コスパよく語学留学できると思います。
カナダの語学留学で自分に合った語学学校やお得なキャンペーン情報を詳しく知りたい!という方は、スクールウィズの無料LINE相談を活用してみてください!
大学に在籍している場合、協定校との交換留学プログラムを利用する方法もあります。
在籍中の大学に学費を納める形が一般的で、留学先での授業料が免除されるケースも多く、正規留学に比べて費用を大幅に抑えられます。
たとえば、在籍する大学の年間授業料を納めるだけでカナダの提携大学に1学期〜1年間通えるプログラムもあり、渡航先で改めて授業料を支払う正規留学よりも大幅にコストを抑えられます。
奨学金制度と併用できる場合もあり、さらに自己負担を減らせる可能性があります。
対象となる協定校や募集人数、選考基準は大学によって異なるため、在籍校の国際交流担当窓口に早めに相談しておきましょう。
交換留学の仕組みや応募条件についてさらに詳しく知りたい方は、交換留学の記事もあわせてご覧ください。
住み込みで家事や子どもの世話などを行う仕事もありますが、カナダで働くには就労資格が必要です。
カナダ政府の住み込み介護者の労働上の権利情報では、州・準州の労働法や最低賃金、雇用契約の規定が適用されることが説明されています。ベビーシッターや介護などで働く場合も、雇用条件を事前に確認しましょう。
滞在先が提供される場合でも、給与や住居費の扱いは雇用契約によって異なります。
費用だけで判断せず、仕事内容・賃金・勤務時間・住居条件を書面で確認しましょう。
必要な就労許可の種類や応募条件は、仕事内容や滞在資格によって異なります。
求人元や契約内容を確認し、合法的に働ける紹介先を探すことをおすすめします。

カナダ留学を検討する上で、実際どのくらいの費用がかかるのかを把握することも大切です。
カナダ留学にかかるお金を目安としてまとめました。
| 期間 | 予算目安 |
|---|---|
| 1カ月 | 約62万円〜77万円 |
| 3カ月 | 約155万円〜191万円 |
| 半年 | 約282万円〜346万円 |
| 1年間 | 約538万円〜658万円 |
※都市・学校・滞在タイプなどにより金額は増減する可能性があります。
カナダ留学にかかる費用をさらに詳しく知りたい方は、カナダ留学の費用まとめもあわせてご確認ください。
ここからは、
で、それぞれどのような費用が含まれるのか確認していきましょう。
カナダ渡航前には、以下のようなお金がかかります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空券代 | 往復航空券。時期や予約タイミングで変動する |
| 海外保険加入費 | 留学期間中の医療・緊急時に備える保険 |
| ビザ申請費 | 学生ビザやワーキングホリデービザの申請にかかる費用 |
| 入学金・授業料 | 語学学校への入学時に発生する費用。国・学校・コース・期間で大きく変わる |
| 教材費 | 授業で使用するテキスト・教材の費用 |
| 滞在先手配料 | ホームステイや学生寮の手配にかかる費用 |
航空券代と授業料はまとまった金額が必要になるため、早めに見積もりを取っておくと安心です。
授業料は国・学校・コース・期間によって大きく変わるため、費用を抑えたい場合は複数の学校を比較して検討するとよいでしょう。
これらの費用の多くは渡航前に一括で支払う必要があるため、渡航半年〜1年前を目安に必要総額を把握し、計画的に準備を進めることが大切です。
エージェントを利用する場合は、手数料の有無もあわせて確認しておきましょう。
カナダ留学のおすすめエージェント記事では、手数料や留学サポートなどの点からおすすめのエージェントを解説していますので、参考にしてください。
ちなみに、スクールウィズではカナダ留学の手数料が無料です!カナダ留学のお金や準備など悩みや相談事も無料のLINE相談で受け付けています。
カナダ留学中には、以下のようなお金が毎月発生します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 滞在費 | ホームステイ・学生寮・シェアハウスなどの宿泊費 |
| 食費 | 食材や外食などにかかる費用 |
| 通信費 | 現地SIMカードやWi-Fiルーターの費用 |
| 交通費 | 通学や日常の移動にかかる費用 |
| 娯楽費・雑費 | 外食・レジャー・日用品などの費用 |
滞在先のタイプによって差が大きく、ホームステイ・学生寮・シェアハウスの順に費用が下がる傾向があります。
毎月の生活費を具体的にイメージしておくことで、渡航前に準備すべき貯金額も把握しやすくなります。
自炊の頻度や娯楽費のかけ方によっても月々の出費は数万円単位で変わってきます。
渡航前に1カ月あたりの支出目安を項目別に書き出しておくと、現地でも予算管理がしやすくなりますよ。

ここまで紹介した留学方法に加えて、日々の生活の工夫でも留学費用を抑えられます。
誰でもできる5つの節約術を紹介します。
外食と自炊でどのくらい節約できるのか、違いを表でまとめました。
| 食生活スタイル | 1カ月の食費目安 |
|---|---|
| 外食中心(1日2〜3食を外食) | 約12万円〜18万円 |
| 自炊中心(食材をまとめ買い) | 約4万円〜6万円 |
※利用頻度や店舗、購入する食材や都市によって金額は変動します。
カナダは外食費が高く、レストランでの食事は1食2,000円前後かかることも珍しくありません。
ファストフード店のセットメニューでも1,500円前後することがあり、外食を続けると食費だけで月数万円の差が生まれます。
自炊を中心にすれば、食費を大幅に抑えられます。スーパーで食材をまとめ買いし、簡単な料理を自分で作る習慣をつけるとよいでしょう。
冷凍保存できる食材を活用したり、同居人と食材をシェアしたりすることで、さらに食費を節約できます。
都市部では公共交通機関の運賃も決して安くありません。
バスや地下鉄の1回券は数百円程度、月間パスでも1万円前後かかる都市があり、通学や通勤で毎日利用すると大きな出費になります。
滞在先が学校や職場から近い場合は、自転車移動に切り替えることで交通費を節約できます。
中古自転車であれば数千円〜1万円台で購入できることも多く、数カ月使えば公共交通機関の定期代を上回る節約効果が期待できます。
自転車移動には、交通費の節約だけでなく健康維持や、街並みを楽しみながら移動できるというメリットもあります。
| 期間 | 公共交通機関(月間パス利用) | 自転車移動(購入費+維持費) |
|---|---|---|
| 1カ月目 | 約8,000円〜1万2,000円 | 約9,000円〜1万6,000円 |
| 2カ月目 | 約1万6,000円〜2万4,000円 | 約9,500円〜1万7,000円 |
| 3カ月目 | 約2万4,000円〜3万6,000円 | 約1万円〜1万8,000円 |
※金額は購入価格・維持費・利用する交通機関によって異なります。
一般的に、自転車は購入費を含めても2カ月目以降で公共交通機関の累計費用を下回り始めるため、2〜3カ月ほど利用すれば元が取れる計算になります。
冬場は積雪や凍結で自転車移動が難しい都市もあるため、季節に応じた移動手段の切り替えも考えておくと安心です。
学生証があれば、公共交通機関や映画館、美術館、アミューズメント施設などで学生割引を受けられる場合があります。
※割引の有無や対象となる学校、割引率はサービスによって異なります。
語学学校の学生証が対象外になる場合もあるため、利用前に条件を確認しましょう。
学生証を提示するだけで使える割引も多いため、外出時は常に携帯しておくとよいでしょう。
語学学校によっては提携先の店舗やジムの割引情報をまとめて案内してくれる場合もあるため、入学時に確認しておくことをおすすめします。
滞在先をホームステイや学生寮ではなくシェアハウスにすると、家賃を抑えやすくなります。
とくに複数人でシェアする多人数部屋であれば、1人あたりの負担はさらに軽くなり、個室タイプに比べて月々数万円安くなることもあります。
| 滞在タイプ | トロント | バンクーバー |
|---|---|---|
| ホームステイ | 約9万円〜13万円 | 約10万円〜14万円 |
| 学生寮 | 約10万円〜15万円 | 約11万円〜16万円 |
| シェアハウス(個室) | 約6万円〜9万円 | 約7万円〜10万円 |
※家賃相場は物件や部屋タイプ、時期により変動するため、いずれも概算です。
シェアハウスでは光熱費やインターネット代を同居人と分担できるため、生活費全体を抑えられる点もメリットです。
家賃・光熱費・通信費をまとめて節約できるため、長期滞在ほど効果を実感しやすい方法だといえます。
同居人とのコミュニケーションが増えるため、英語を使う機会が増える点もメリットです。
物件によって設備や治安、通学のしやすさが異なるため、内見や口コミを確認してから決めることをおすすめします。
語学学校の授業料や航空券は、夏(6〜9月)や年末年始前後のハイシーズンに高くなる傾向があります。
ハイシーズンは留学希望者が集中する時期でもあり、授業料が通常より高く設定されている学校も少なくありません。
日程に融通が利く場合は、渡航時期をずらすだけで費用を抑えられる可能性があります。
| 費用項目 | ハイシーズン(6〜9月・年末年始) | オフシーズン |
|---|---|---|
| 往復航空券代 | 約15万円〜25万円 | 約8万円〜15万円 |
| 語学学校の授業料(1カ月) | 約10万円〜14万円 | 約8万円〜12万円 |
※航空券と授業料は、検索時期・出発地・学校・コースによって変動します。
このように同じコース・同じ期間でも、オフシーズンであれば航空券代だけで数万円安くなることがあり、授業料の割引キャンペーンと重なるケースもあります。
長期休暇や有給休暇のタイミングに縛られない方は、閑散期を狙って渡航時期を検討してみるとよいでしょう。
オフシーズンは留学生の数も少なめなため、クラスが落ち着いた環境で学べる、現地の友人を作りやすいといった副次的なメリットも期待できます。

お金がない場合でも、制度選びや現地での就労、日々の節約を組み合わせることで、カナダ留学は実現できます。
まずは自分の状況、用意できる予算を整理し、コープ留学やワーキングホリデー、奨学金などから利用できる方法を絞り込みましょう。
自分だけでプランを判断するのが難しい場合は、留学エージェントに相談し、必要な費用と現地で得られる収入を確認することが大切です。
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本記事は2026年9月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2025年9月時点での情報を参照し、1CAD=111円で計算しています。

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