
1カ月のフィリピン留学に行くと、中学レベルの文法や単語を理解できるレベルたっだ人が、英語を口に出すまでの抵抗が小さくなり、聞き取れる英語の量が増えるといった効果が期待できます。
一方で、文法や語彙を一から組み立て直すには時間が足りません。1カ月でできる範囲を知らないまま目標を立てて渡航すると、理想に届かないまま帰国日を迎えることになります。
この記事では、実際にフィリピンへ1カ月留学した方の実例をもとに、1カ月で得られるものと得られにくいもの、3カ月と比べたときの費用差までを整理しました。
・1カ月のフィリピン留学では、英語を話す抵抗が小さくなり、聞き取れる量が増えやすい
・渡航前の準備次第で、1カ月の留学の効果が上がる
・1カ月で自分の目標を達成できるかどうか、留学カウンセラーに無料で相談できる
幅広くフィリピン留学について情報収集をしたい方は、以下のページも参考にしてみてください。
フィリピン留学
[目次]

出発前のレベルによって差はあるものの、1カ月のフィリピン留学で最も伸びやすいのは英語を口に出すまでの速さと、リスニング力です。
理由は授業量にあります。フィリピンの語学学校はマンツーマン授業が中心で、1日6〜8コマが標準です。
1カ月では合計120〜160コマ前後となり、そのほとんどで自分が話す側に回ります。日本で週1回の英会話教室に通う場合、1カ月に受けられるレッスンは4回ほどなので、回数だけを比べると30倍以上の差が生まれます。
多くの学校では、滞在先が校内や近隣にあります。授業のあとも英語を使う環境が続くため、短期間でも耳が慣れやすいです。

社会人のM.Tさん(27歳)は、仕事を休める上限だった1カ月を使い、フィリピンのイロイロで語学留学をしました。文法が苦手だったため、渡航前に中学生向けの文法書を2〜3周してから出発しています。
帰国後、仕事で外国人と話す場面では以前よりスムーズに言葉が出たと英語力の伸びを実感しています。
あわせて、現地で出会った人たちの影響でワーホリへの意欲が生まれ、次の進路を決める材料になりました。1カ月で英語力の伸びだけでなく、新たな目標も見つけることができました。
フィリピンのイロイロに1カ月留学したM.Tさんの体験談はこちら

同じ1カ月でも、出発前の英語力によって到達点は変わります。自分がどこに当てはまるかを確認してみてください。
| 出発前の英語力 | 1カ月後にできるようになること |
|---|---|
| 中学英語があいまいな状態 | あいさつと自己紹介ができ、買い物や注文を英語で済ませられる。講師がゆっくり話せば内容を理解できる |
| 中学英語は理解できる状態 | 準備していない話題でも、知っている単語をつないで用件を伝えられる。聞き返す回数が減る |
| 簡単な会話ならできる状態 | 自分の意見を英語で述べる会話に慣れ、言いたいことを組み立てる速さが上がる |
スクールウィズの留学相談実績をもとにした目安です。学校やコース、現地での過ごし方によって変わります。
中学英語があいまいな状態で出発すると、1カ月の大半が英語に慣れる段階で終わります。M.Tさんのように渡航前に基礎を確認しておくと、初日から授業の中身に集中できます。
方法は自分に合うもので構いません。オンライン英会話や市販の文法書など、続けられるものを選んでみてください。
スクールウィズには、留学準備に特化した、これから留学する人限定の英語スクール「プレ留学」があります。留学までの期間で英語をしっかり伸ばしたい人はぜひチェックしてみてください。
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1カ月でできる範囲を知らないまま目標を立てると、理想に届かず、満足できる成果を得にくくなります。ここでは、英語初心者から中級者が1カ月では届きにくい領域を整理します。
フィリピンの語学学校は会話を重視するカリキュラムが中心のため、文法を順に積み上げる時間は限られます。語彙についても、1カ月で扱える量には上限があります。
中学英語があいまいな状態から文法を学び直したい場合は、渡航前に基礎を一度通しておくと、現地での1カ月をより深い内容に使えます。帰国後も学習を続けると、留学中に増えた発話量が定着しやすくなります。
ビジネスコースを選べば、会議やメールで使う表現そのものは学べます。ただし、それを実務で使いこなすには反復が必要です。
日常会話に不安が残る段階の方であれば、1カ月では表現を知るところまでにとどまります。実務レベルを目指す場合は、一般英語で土台を作ったうえで、ビジネス英語に特化したコースを少なくとも3カ月ほど受講する組み立てが現実的です。
毎日英語を聞く環境に入るため、リスニングパートは変化が出やすい部分です。一方でリーディングと文法は座学の量に比例するため、留学期間だけで大きく動くことは期待しにくいでしょう。
スコアを目標にしている場合は、TOEIC対策コースのある学校を選ぶ方法があります。あわせて、帰国後に模試や単語学習を続ける計画まで立てておくと、留学中の伸びを点数につなげやすくなります。
なお、目標と期間が噛み合わないことは、留学の後悔につながりやすい要因です。実際の失敗例は以下の記事にまとめています。
フィリピン留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
自分の目標が1カ月で届く範囲かどうか、判断に迷う方も多いはずです。留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、気軽に聞いてみてください。

同じ学校で同じ1カ月を過ごしても、帰国時の手応えは分かれます。英語力を伸ばして帰ってくる方には、次の3つの共通点があります。
どこまで復習するかは、今の英語力によって変わります。中学英語があいまいな状態なら、be動詞と一般動詞、時制、疑問文の作り方までを一度確認しておくと、初日から授業の内容に集中できます。
中学英語を理解できる状態であれば、覚えている文法を口から出せる状態にしておくところまで進めてください。オンライン英会話で週に数回でも英語を話しておくと、現地での立ち上がりが早くなります。
いずれの場合も、基礎が固まらないまま渡航すると1週目を基礎の確認に使うことになります。1カ月しかない留学では、この1週間の差が大きく響きます。
授業時間は全員同じです。差がつくのは授業以外の時間で、日本人だけで過ごす時間が長いほど1カ月の成果は小さくなります。
食事のときに他国の留学生と同じ席に座る、休日の外出に現地の友人を誘うなど、英語を使う時間を意識して増やしてみてください。
マンツーマン授業でも日常生活でも、自分から話を切り出す場面が繰り返し訪れます。仕事、出身地、趣味、最近見た映画など、話せる内容を日本語で10個書き出してみてください。
それぞれ3文ずつ英語にしておくと、授業でも寮での雑談でも使えます。
現地での学習の進め方は、以下の記事で詳しく解説しています。
フィリピン留学の効果を上げる勉強方法!経験者が学習法のポイントとコツを解説

期間を延ばせる場合に何が変わるのかを、費用と英語力の両面から見ていきます。
下の表は、スクールウィズが調査した費用データをもとに、フィリピン留学の期間別の総額目安をまとめたものです。
| 留学期間 | 総額目安 |
|---|---|
| 1カ月 | 約38〜47万円 |
| 3カ月 | 約106〜131万円 |
| 半年 | 約198〜243万円 |
スクールウィズが調査したデータをもとにした目安費用です。都市・学校・渡航時期・ライフスタイルなどにより金額は増減する可能性があります。
期間が延びても、航空券や入学金といった費用は1回分で済みます。そのため1カ月あたりの負担は、期間が長いほど軽くなります。
一方で、滞在が長くなるほど現地でビザや許可証などの手続きが増えるため、手間の少なさという点では1カ月が最も軽い選択肢です。
期間ごとの費用の内訳は、以下の記事で詳しくまとめています。
期間別のフィリピン留学費用まとめ
語学学校では、入学時のテストで決まったクラスから1つ上のクラスに上がるまで、3カ月ほどかかると言われています。1カ月は、そのクラスの中で力をつけていく期間にあたります。
英語を話す抵抗が小さくなり、耳が慣れる手応えは得られますが、クラスが変わるところまでは届きにくいのが実際です。3カ月あれば授業で扱う内容の幅が広がり、生活に慣れたあとの時間を学習に充てられます。
中学英語を理解できる状態からであれば、「英語に慣れたい」なら1カ月、「英語を使えるようになりたい」なら少なくとも3カ月以上が目安と考えてください。
休みや予算の都合で1カ月が上限という方は多くいます。その場合は、渡航前と帰国後をセットで設計すると、1カ月の留学の密度が変わります。
渡航前は、中学英語の復習や英語で話せる話題づくりに時間を使ってみてください。基礎が身についていれば、留学生活の1カ月を有効に使いやすくなります。
帰国後は、留学中に増えた発話量を落とさない仕組みを用意しておきましょう。オンライン英会話を週に数回続ける、次の渡航時期を決めておくなど、続ける形を先に決めておくと、投じた費用が活きてきます。
将来的に長く滞在したい方には、費用を抑えやすいフィリピンで基礎を固めてから欧米圏へ移る2カ国留学という選択肢もあります。
2カ国留学について詳しく見る
中学英語を理解できる状態の場合、1カ月のフィリピン留学では、英語を話す抵抗が小さくなり、リスニング力の伸びを感じやすくなります。費用は約38〜47万円が目安で、手続きの負担も最小限に抑えられます。
一方で、文法や語彙を体系的に学び直したい場合は、少なくとも3カ月以上を視野に入れると目標に近づきます。ビジネス英語を実務で使えるようにしたい場合は、一般英語で土台を作ったうえで専門コースを組み合わせる計画を立ててみてください。
同じ1カ月でも、渡航前の準備と現地での過ごし方によって帰国時の手応えは変わります。自分のレベルに見合った目標を立て、渡航前から動き出すことが、1カ月の満足度を左右します。
「自分のレベルなら目標達成に何カ月必要か」「どの学校が合うか」を具体的に知りたい方は、スクールウィズの無料LINE相談をご利用ください。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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