社会人留学には、語学学校に通う語学留学を始め、英語を学びながら仕事もできるワーキングホリデー、より高度で専門的な分野を学ぶ大学院進学など、さまざまな方法があります。
社会人留学を決めた時、まず気になるのは費用ですよね。いざ留学しようにもいくらかかるのか、どんな費用が必要かをイメージできないと決断できない人も多いでしょう。
そこで本記事では、国別の社会人留学の費用や内訳、節約するためのコツ、失敗しないための情報選び方などをまとめました。社会人で留学したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
[目次]
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ここでは、社会人留学でかかる費用を方法別に解説します。
それぞれの留学方法の概要と費用について詳しくみていきましょう。
語学留学の費用の目安として短期で1カ月間行った場合は42.3〜104.1万円、長期で半年間行った場合は218.4〜469.1万円です。
英語圏の留学先は日本からも近い東南アジアのフィリピンを始め、オセアニア地域のニュージーランドやオーストラリア、欧米のマルタやアイルランド、アメリカなどが挙げられます。費用はフィリピンが安く、欧米地域は高い傾向にあります。
長期の語学留学の場合、学生ビザを取得することが一般的です。国によってルールは異なりますが、ニュージーランドやオーストラリアのように、決められた時間内であればアルバイトをして生活費を補うことも可能です。
1年間ワーキングホリデーに行った場合の費用の目安は210〜388万円です。
日本とワーキングホリデーの提携を結んでいる国は2025年1月現在で全部で30カ国あり(※1)、主な人気国としては「オーストラリア」「ニュージーランド」「イギリス」「アイルランド」「カナダ」が挙げられます。
各国の物価は日本と比較すると高めですが、現地で長期間の仕事を見つけられれば、留学費用を補完することが可能です。ワーキングホリデーの期間は1年間と限られている(国によっては延長も可能)ので、学校に通いながら仕事を探すといいでしょう。
人気のあるアメリカ、イギリス、オーストラリアの大学院へ留学する場合の目安は863.1〜2,120.8万円です。
海外の大学院は書類選考や学力テストを経て入学し、約1年〜2年間通うことが一般的です。大学院では、専門的な知識を深めたり、最新の研究やプロジェクトに参加して、キャリアアップや高度なスキルの習得を目指せます。
学費は国や学部によって大きく異なります。特にMBA(経営学修士)や医学、工学分野は学費が高くなる傾向にあります。一方で、奨学金制度や助成金を活用して、費用を抑えることも可能です。大学院入学を検討する際には、学費に加え、生活費や渡航費も含めた総予算の計画を立てることが大切です。
社会人留学で人気の国の「語学留学(1カ月間、1年間)」「ワーホリ(1年間)」「大学院(2年間)」の費用を解説していきます。ここで取り上げる国は以下の8カ国です。
費用は、「学費」「渡航費」「滞在費」「生活費」の4つの項目に分けて、いくらになるかを解説していきます。それぞれの費用を一覧表でまとめると次の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 1〜2年間 | |
学費 | 19.6〜36.6万円 | 189〜319.7万円 | 90〜149.9万円 | 200〜980万円 |
渡航費 | 8.4〜25.1万円 | 37.3〜56.6万円 | 37.3〜56.6万円 | 60.2〜84.9万円 |
滞在費 | 14.3〜26.5万円 | 185.7〜343.9万円 | 185.7〜343.9万円 | 371.4〜687.8万円 |
生活費 | 6.2〜15.9万円 | 77〜189.7万円 | 77〜189.7万円 | 333.2〜379.4万円 |
総額 | 42.3〜104.1万円 | 387.5〜903万円 | 494.2〜643万円 | 863.1〜2,120.8万円 |
それぞれ詳しくみていきましょう。
フィリピンへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | |
学費(滞在費含む) | 27.7万円 | 266.4万円 |
渡航費 | 8.4万円 | 44.1万円 |
生活費 | 6.2万円 | 77万円 |
総額 | 42.3万円 | 387.5万円 |
フィリピンは学校の寮に住んで生活する形が一般的であり、滞在費は学費に含まれています。また、ワーキングホリデー提携国ではなく、大学院に関する情報が少ないため項目に含んでいません。
フィリピンは英語圏の中では物価の安い国として知られています。語学学校の授業はマンツーマンレッスンが主体であり、費用を抑えて英語の基礎的な力を伸ばしたい人にはぴったりな国といえるでしょう。
マルタへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | |
学費 | 19.6万円 | 193.3万円 |
渡航費 | 17.5万円 | 41.1万円 |
滞在費 | 23万円 | 298.5万円 |
生活費 | 13.6万円 | 163.9万円 |
総額 | 73.7万円 | 696.8万円 |
マルタはワーキングホリデーの提携国ではなく、大学院の数も少ないため、語学留学のみの費用としています。
マルタはイタリアのシチリア島の南に位置していて、社会人留学で近年人気が上昇している国です。地中海性気候で、年間を通して温暖で日照時間が長く、過ごしやすいことが特徴です。
マルタは英語圏の国の中でも比較的物価が安いです。シェアハウスやルームシェア、自炊を行うことでさらに費用を節約できるでしょう。
オーストラリアへ社会人留学をした際の費用は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 2年間(メルボルン大学参照)(※2) | |
学費 | 25万円 | 189万円 | 90万円 | 450万円 |
渡航費 | 10.6万円 | 40.1万円 | 40.1万円 | 60.2万円 |
滞在費 | 14.7万円 | 191.1万円 | 191.1万円 | 382.2万円 |
生活費 | 14.5万円 | 173万円 | 173万円 | 346万円 |
総額 | 64.8万円 | 593.2万円 | 494.2万円 | 1,238.4万円 |
オーストラリアは語学留学、ワーキングホリデー、大学院、いずれも人気のある国です。基本的な英語力のアップから、現地での仕事、高度な英語を身につけるなど、幅広いニーズに対応しています。
オーストラリア国内の物価や学費、家賃は年々、上昇傾向にあります。ワーキングホリデーやアルバイトを活用すれば、現地の英語環境で学びながら生活費の負担を軽減することができます。
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ニュージーランドへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 2年間(オークランド大学参照)(※3) | |
学費 | 25.6万円 | 216.8万円 | 114.2万円 | 340万円 |
渡航費 | 9.1万円 | 37.3万円 | 37.3万円 | 56万円 |
滞在費 | 14.3万円 | 185.7万円 | 185.7万円 | 371.4万円 |
生活費 | 13.8万円 | 166.6万円 | 166.6万円 | 333.2万円 |
総額 | 68.6万円 | 606.4万円 | 503.8万円 | 1,100.6万円 |
ニュージーランドもオーストラリア同様に、語学学校、ワーキングホリデー、大学院で人気のある国です。自然豊かで年間を通じて過ごしやすく、語学学校の数や仕事の種類が豊富にあることが特徴です。
ニュージーランドの物価は全体的に高めですが、豊かな自然の中で育つ野菜や果物は比較的安いです。また、郊外の街でファームや工場の仕事を見つけられれば、給与をもらいつつ費用を抑えて生活することができるでしょう。
カナダへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 2年間 | |
学費 | 26.9万円 | 225.7万円 | 90万円 | 200万円 |
渡航費 | 19.5万円 | 46.6万円 | 46.6万円 | 69.9万円 |
滞在費 | 14.6万円 | 189.3万円 | 189.3万円 | 378.6.万円 |
生活費 | 14.5万円 | 173.8万円 | 173.8万円 | 347.6万円 |
総額 | 75.5万円 | 635.4万円 | 499.7万円 | 996.1万円 |
カナダは社会人の語学留学やワーキングホリデー、大学院で人気のある国です。冬は氷点下になることも多いですが、夏は湿気が少なく過ごしやすいです。治安も比較的良く、初めて留学する人にもおすすめできます。
カナダは日本と比較して物価が高めです。特に都市部に住む場合、家賃や食費は大きな負担となることでしょう。一方で、大学院の学費は比較的安めの設定になっています。また、奨学金制度や留学生向けのサポート体制も充実しており、学業に専念できる環境が整っています。
アメリカへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | 大学院 2年間 | |
学費 | 36.6万円 | 319.7万円 | 980万円 |
渡航費 | 25.1万円 | 49.7万円 | 73.6万円 |
滞在費 | 26.5万円 | 343.9万円 | 687.8万円 |
生活費 | 15.9万円 | 189.7万円 | 379.4万円 |
総額 | 104.1万円 | 903万円 | 2,120.8万円 |
アメリカは語学留学や大学院留学に人気があり、幅広い学問の分野で世界的に評価されている国です。広大な国土を持つため気候は地域によって異なり、寒冷地では冬に雪が降り、南部や西部の夏は暑く記録的な猛暑を記録することもあります。
物価は日本より高く、ニューヨークやロサンゼルスなど、都市部では家賃や食費が大きな負担となります。一方でアメリカの大学院は多様な奨学金制度があり、学費や生活費をサポートしてくれることが多いです。実務経験を積めるインターンシップの機会も豊富で、将来のキャリア形成に大いに役立つでしょう。
イギリスへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 1年間(※4) | |
学費 | 34.1万円 | 287.4万円 | 149.9万円 | 370万円 |
渡航費 | 15.5万円 | 56.6万円 | 56.6万円 | 56.6万円 |
滞在費 | 21万円 | 272.9万円 | 272.9万円 | 272.9万円 |
生活費 | 13.8万円 | 163.6万円 | 163.6万円 | 163.6万円 |
総額 | 84.4万円 | 780.5万円 | 643万円 | 863.1万円 |
本場の英語で文化や歴史を学び、高い教養を身につけられるイギリスは、語学留学やワーキングホリデー、大学院で人気です。首都のロンドンは世界有数の国際都市であり、緑豊かな公園や歴史的建造物が美しい景観を作り出しています。
イギリスでは、大学院へ通う期間は1年間が一般的です。物価は他の国と比較しても高めで、特に滞在費(家賃)は支出の大きな割合を占めます。シェアハウスやルームシェアの利用、郊外の都市を選択すると、費用を抑えた留学生活を送ることができるでしょう。
アイルランドへ社会人留学をした際の費用の目安は以下の通りです。
語学留学 1カ月 | 語学留学 1年間 | ワーキングホリデー 1年間 | 大学院 2年間(ダブリンシティ大学)(※5) | |
学費 | 28万円 | 227.4万円 | 116.2万円 | 640万円 |
渡航費 | 18.5万円 | 45.9万円 | 45.9万円 | 68.9万円 |
滞在費 | 18.7万円 | 243万円 | 243万円 | 486万円 |
生活費 | 14.2万円 | 171万円 | 171万円 | 342万円 |
総額 | 79.4万円 | 687.3万円 | 576.1万円 | 1536.9万円 |
アイルランドは、語学留学やワーキングホリデーで近年人気が上昇している国です。温暖で湿気の少ない気候が特徴ですが、冬は氷点下になり冷え込みが厳しくなることがあります。
物価は他のヨーロッパ諸国と比較してやや高めですが、都市部以外では比較的安定しています。ダブリンやコークなどの都市は家賃が高額ですが、公共交通機関や自転車を活用すれば、効率的に移動しつつ生活コストを抑えることができます。
ここでは、以下についての費用を紹介していきます。
・学費
・渡航費
・滞在費
・生活費
留学時にどのような費用がかかるか、詳しくみていきましょう。
学費は大きく「授業料」「学校支払い諸費用」の2つに分けられます。語学学校は1週間単位、大学院では1〜2年間通うことが一般的です。
語学学校は週5日20〜29時間程度のカリキュラムであることが多く、専門分野やビジネス英語が学べるコースは割高になる傾向にあります。
国によっても異なりますが、語学学校でかかる1カ月間の授業料の目安は20〜30万円です。基本的に1週間単位で授業料が決められており、在学中に追加で支払いをして延長することも可能です。
各語学学校によって特徴が異なるので、ぜひ比較して自分にあった学校を選んでみてください。
学校支払い諸費用は、主に以下が挙げられます。
・入学金
・空港送迎費
・滞在先手配料
・教材費
・海外送金手数料
学校支払い諸費用は在学期間にかかわらず発生する費用で、通常10万円前後かかります。費用のうち「空港送迎費」「滞在先手配料」は自身で手配することで節約できる場合があります。
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渡航費は主に「航空券購入費」「海外旅行保険加入費」「ビザ関連費」に分類できます。このうち、大きな割合を占める航空券購入費は、節約しやすい費用でもあります。
航空券購入費用を節約したい人は、観光のオフシーズンを選んだり、LCCや乗り継ぎ便を手配することをおすすめします。
航空券購入費は留学先の国によって大きく異なります。一概に述べることはできませんが、ヨーロッパやアメリカへは10〜20万円、オセアニア地域は10〜15万円、フィリピンへは6万円前後かかります。
また、時期によっても異なるので、費用が気になる人は航空券比較サイトやGoogleフライトなどのサービスを活用するといいでしょう。
海外旅行保険では、留学先での怪我や病気になった際の医療費の補償や、通訳サポートなどを行ってくれます。海外で医療機関を利用する場合、医療費が高額になることがあるため、保険の加入は必須といえるでしょう。
海外旅行保険の目安は1カ月3,000円〜2.5万円、1年間で10〜25万円と、国によって幅があります。
ビザ関連費とは、学校で勉強するための学生ビザ取得費用のことです。一般的には3カ月以上学校へ通う場合に、学生ビザの取得を求められる国が多いです。
例えば、オーストラリアの教育機関で3カ月以上の留学する際には「1,600AUD(約15万5,000円)」の費用を支払い、学生ビザを取得する必要があります。
留学生活で、滞在費(家賃)は大きな割合を占めます。物価の高い英語圏の国では、アパートを借りると15万円以上することも少なくありません。そのため、費用を節約するためにはシェアハウスやルームシェアの利用がおすすめです。
シェアハウスとは1つの物件を複数人で共有、ルームシェアとは部屋を共有して住む方法です。多くは1週間単位で利用可能で、1つの物件を借りるよりも大幅に費用を抑えることができます。
生活費は以下の5種類に分類できます。
・食費
・通信費
・交通費
・娯楽費
・雑費
食費や娯楽費については、都市部になるほど高くなる傾向にあります。費用を節約するためには自炊や無料の娯楽を活用するなど、支出を見直す工夫が求められます。
海外では、日本と比較して外食の費用が高めです。日本では数百円程度で食べられるファストフードも、海外では1,000〜1,500円以上することも少なくありません。そのため、費用を抑えたい人は自炊を中心とした食生活を送ることをおすすめします。
ニュージーランドやオーストラリアなど農業が盛んな国では、現地生産の野菜や肉は比較的安く購入が可能です。これらを活用した自炊を取り入れることで、健康的かつ経済的な食生活を実現できるでしょう。
現地でSIMカードを購入して、携帯電話からデータ通信を行うことができます。SIMカードはプリペイド式で都度チャージ、もしくは月の定額で利用するパターンがあります。国にもよりますが、月の無制限プランは3,000円程度で利用可能です。
また、学校や滞在先のホームステイ、アパートではWi-Fiが整備されていることが多いです。これらを上手に活用すれば、経済的に通信環境を整えることが可能です。
学校へ通うための交通費は、毎月1〜1.5万円程度が目安になります。毎日通学する場合は、定期券を購入して費用を抑えることができます。
また、自転車があれば交通費を節約できるだけでなく、健康的な生活を送ることにもつながります。自転車は中古品を出品するサイトで探したり、帰国する人からも譲り受けることで、より費用を抑えて入手できるでしょう。
娯楽費は平日夜や休日の過ごし方で大きく変動します。費用を抑えたい人は、語学学校が主催する企画や地域で開催されるイベントへの参加がおすすめです。
また、自然公園やビーチなど費用をかけずに楽しめる場所を訪れたり、現地の友人と集まり家庭料理を持ち寄って、交流を深めながら節約することも可能です。工夫次第で、費用を抑えつつ思い出に残る留学生活を楽しめるでしょう。
雑費はシャンプーや石鹸、タオルなどの日用品や、ペンやノートなどの文房具などが例として挙げられます。人にもよりますが、費用は毎月1〜2万円程度を想定しておきましょう。
日本と同じクオリティの品を手に入れたいと思っても、物価の高い国では割高に感じられることが多いため、日常的に使っているものは日本から持って行くことをおすすめします。
ここでは、社会人留学で費用を節約するためのテクニックを紹介していきます。
社会人留学を検討する際、奨学金制度の利用を検討してみましょう。海外留学に対応している奨学金には、返済不要の「給付型」や低金利で借りられる「貸与型」があります。
例えば、日本政府が提供する「JASSO(日本学生支援機構)」では、月額89,000〜140,000円が支給される奨学金制度を運用しています。この奨学金の対象となるためには、留学の際に企業に在籍していないことに加え、TOEFLやIELTSで一定水準以上のスコア・修士学位取得で35歳まで・博士学位取得で40歳までといった条件を満たすことが必要です。
他にも留学先の大学や教育機関が独自に設けている奨学金もあります。奨学金についてはさまざまな制度があるので、ぜひ下記の2記事も確認してみてください。
【社会人必見】留学に使える奨学金9選!返済不要や短期に利用できるものなど幅広く紹介します
【留学向け奨学金】社会人が応募できる返済不要の給付型奨学金まとめ
留学費用を抑えるには、生活費が安い国を選ぶことが重要です。フィリピンは英語圏の中でも特に物価が安く、マンツーマンで質の高い英語レッスンを受けられるため、社会人にも人気の留学先です。
また、支出を抑えられる国として、オーストラリアやニュージーランドも選択肢に挙げられます。これらの国は欧米諸国と比較して、比較的手頃な学費で教育を受けることが可能です。
費用負担を軽減する方法として、現地で働きながら学べる留学方法も検討しましょう。一部の国では、学生ビザを取得することで一定時間の就労が認められています。
例えばオーストラリアでは2週間で48時間、ニュージーランドやイギリスでは週20時間までアルバイトが可能です。
また、ワーキングホリデービザでは、多くの国で就労時間の制限なく働けます。現地で働くことを検討している人は、各ビザの就労可能な時間や条件を事前に確認しておくと良いでしょう。
費用を抑えて、充実した留学生活にするためには、自分の希望に合った留学方法、国、学校を選ぶことが必要です。しかし、インターネット上には膨大な情報があり、情報収集には時間がかかります。また、情報の中には、古いまま残っていて今の状況とはまったく違っている、といったことも少なくありません。
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ここでは、社会人留学についてよくある質問に回答していきます。
社会人留学では、事前に計画していても意外な費用が発生することがあります。具体的には、以下の費用が挙げられます。
・渡航前の英語試験費用(TOEFL、IELTSなど)
・書類翻訳や公証費用
・健康診断、予防接種の費用
・国内の空港までの移動費、ホテル代
・賃貸物件のデポジット
この他にも、さまざまな要因で費用が発生することがあります。事前に必要な費用を算出するとともに、予算に余裕を持たせることが重要です。
費用対効果を重視するなら、フィリピンやオーストラリアがおすすめです。フィリピンは短期集中型の語学留学に最適で、マンツーマンの授業が充実しており、物価が安い点も魅力です。
オーストラリアはワーキングホリデーと語学留学を組み合わせて、生活費をアルバイトで補いながら実践的な英語力を磨くことができます。しかし、英語力が不十分な場合は仕事探しが難しくなる可能性もあるため、事前に語学力を磨いておくことをおすすめします。
現地の突発的なトラブルや出費が発生することがあります。金銭的な問題で、最悪の場合は帰国を余儀なくされるケースもあるため、留学前から十分に備えておくことが重要です。
生活費としては、3〜6カ月分を目安に資金を準備しておきましょう。また、海外旅行保険の加入によって、医療費や盗難被害などの予期せぬ支出にも対応できます。
社会人留学は、帰国後の就職活動で有利に働くケースがあります。特に、英語力の向上や海外での経験が、グローバル化を進める企業で評価されやすいです。また、留学経験を通じて得たコミュニケーション能力や問題解決スキルも高く評価されます。
しかし、キャリアのブランクを懸念する採用担当者も少なくありません。どのような思いを持って留学に行き何を得たか、自信を持って説明できるようにして、将来どのように企業へ貢献するかを伝えられるようにしましょう。
以下の記事も参考にしてください。
留学は就職に有利?不利?社会人の転職は?海外での人材コンサルタント経験者が解説
社会人留学には、大きく分けて「語学留学」「ワーキングホリデー」「大学院」の3つの方法があります。留学の目的は何か、何を実現したいかを元に、自分自身にあった留学方法を選んでみてください。
留学の費用は、国や現地での過ごし方によって大きく変わります。節約するためには自炊やシェアハウス、ルームシェアの利用、学校主催のイベントへの参加など、さまざまな方法があります。費用を賢くコントロールしながら、充実した留学生活にしていきましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...外務省「ワーキング・ホリデー制度」(参照日:2025-01-25)
※2…The University of Melbourne「Fees and payments」(参照日:2025-01-25)
※3…University of Auckland「Postgraduate fees for international students」(参照日:2025-01-25)
※4…British Council「Cost of studying in the UK(参照日:2025-01-25)
※5…Dublin City University「Postgraduate Fees 2025-26」(参照日:2025-01-25)
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