
50代や60代で留学を考え始めたとき、まず気になるのは「この年齢で受け入れてもらえるのか」ではないでしょうか。フィリピンには60歳以上を対象にしたコースを設けている語学学校があり、シニア世代の留学は毎年発生しています。
ここからは、シニア世代におすすめの語学学校6校と、学校の選び方、費用の目安、渡航前に知っておきたい注意点を解説します。
・60歳以上を対象にしたコースを設けている学校がある
・時差1時間、直行便で4〜5時間と身体的な負担が小さい
・1日4コマ前後に授業数を抑えられる学校を選ぶと安心
・50代以上の留学生が最も多いのはセブ
・海外旅行保険の保険料は年齢によって変わる
なお、フィリピン留学について、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
フィリピン留学
記事内ではフィリピンペソをPHPと表記、為替レートには2026年9月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
[目次]
2026年上半期にスクールウィズ経由でフィリピンの語学学校へ申し込んだ方のうち、50代以上は6.5%、60代以上は2.2%でした。最も年齢が高い方は78歳です。
割合としては多数派ではありません。ただ、60代や70代の申込が毎年発生しているのは事実で、年齢を理由に断られるという状況ではありません。
同世代が少ないことを心配される方もいますが、シニア向けのコースを設けている学校であれば、同じコースに同年代の留学生が集まります。学校選びの段階で解決できる問題です。

留学先として欧米も候補になりますが、50歳以上の方にとってフィリピンには3つの利点があります。
フィリピンは日本から直行便で4〜5時間、時差は1時間です。欧米は移動だけで10時間以上かかり、時差も大きいため、到着後しばらく体調が整わないことがあります。
時差が小さいと、日本の家族と連絡を取る時間帯も合わせやすくなります。留守にする側と残る側、どちらにとっても安心材料になります。
また、フィリピンは日本人の留学先として人気なため、日本人スタッフが常勤している語学学校が多いです。英語の聞き取りに自信がなくても、生活面のサポートを日本語で受けられます。
セブやマニラなど日本人が多く集まるエリアには、ジャパニーズ・ヘルプデスクを設けている病院もあります。日本人看護師や日本語の話せるスタッフがいるので、症状を英語で伝えることに不安がある場合にも利用しやすいです。
フィリピンの語学学校は、講師と1対1のマンツーマン授業が中心です。欧米の語学学校で一般的なグループレッスンとは、授業の進み方が大きく違います。
グループレッスンでは、若い世代や他国籍の留学生に囲まれるなかで発言することになります。「正しい英語を話さなくては」と構えてしまい、口数が少なくなる方も少なくありません。
マンツーマンなら、周りの目を気にせず自分のレベルに合わせて進められます。分からないところで立ち止まっても、誰も待たせません。初心者向けのカリキュラムも充実しているので、英語がまったく話せない状態から始める方も受講できます。
フィリピン留学の授業について下記で詳しくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
フィリピン留学のマンツーマンレッスンの特徴やメリット、おすすめ校まとめ
フィリピンの語学学校では、学費に滞在費(寮費)や食費が含まれていることが多いため、費用を抑えられます。航空券も欧米より安く済みます。
費用が安いのは学費だけではありません。スパやマッサージは日本の半額以下で受けられます。授業のない日に海辺を散策したり、マッサージで疲れを取ったりと、学ぶ時間と休む時間の両方を確保できます。
留学というと若い人が缶詰で勉強するイメージがあるかもしれませんが、シニア世代の留学は過ごし方の自由度が高いのが特徴です。

50歳以上で留学をする場合、10代や20代の頃とは違った視点で語学学校を選ぶことが、留学の満足度を左右します。押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
フィリピンの語学学校は1日6〜8コマが標準で、スパルタ型の学校ではさらに自習時間が加わります。この量を毎日続けるのは、年齢にかかわらず負担が大きいです。
シニア向けのコースを設けている学校では、1日4コマ前後に授業数を抑えた設計になっていることが多いです。空いた時間を予習復習や観光にあてられるので、疲れを翌日に持ち越しにくくなります。
授業数が少ないぶん学費も下がるため、同じ予算で期間を延ばすという選択もしやすくなります。
学校の寮は、日本のホテルと同じ水準を想定していると戸惑うことがあります。シャワーの水圧が弱かったり、配管の都合でトイレットペーパーを流せなかったりする滞在先もあります。
部屋のWi-Fi環境や建物のセキュリティも、学校によって差があります。毎日過ごす場所なので、譲れない条件をあらかじめ決めて確認しておきましょう。
学校の食事は、多国籍料理が中心のところ、韓国料理が中心のところ、日本食を出すところと傾向が分かれます。韓国資本の学校が多いため、韓国料理の比率が高くなることがあります。
毎日の食事が口に合わないと、勉強にも滞在生活にも影響します。1日3食が学費に含まれている学校が多いぶん、外食で調整するには追加の費用がかかります。申込前に確認しておきたい項目です。
日本で暮らしているときに健康面の問題がなくても、慣れない環境での生活では疲れやすくなったり、体調を崩したりすることがあります。
学校に看護師が常駐していると、ちょっとした体調の変化でも相談できます。病気や怪我をした際に病院との連携をしてくれる学校もあるので、医療面のサポート体制は確認しておきましょう。
一人部屋の有無と門限もあわせて確認しておくと安心です。初めての場所で知らない人と相部屋になることに、ストレスを感じる方は少なくありません。一人部屋は相部屋より数が少ないため、日程が決まったら早めに空室を確認してください。
シニア世代の方から最も多くいただく質問が、同世代の留学生がいるかどうかです。学校全体で見れば10代や20代が多数を占めるため、自分ひとりが浮くのではないかという心配の声は少なからずあります。
ただ、2026年上半期にスクールウィズ経由で申し込んだ方のうち、50代以上が最も多かった都市はセブでした。学校数が多いぶん、同世代の留学生も集まっています。
シニア向けのコースがある学校がセブに多いのも、この需要があるためです。専用コースであれば、同じコースに同年代の方が集まります。
学校全体の年齢層が気になる場合は、申込前に在籍者の傾向を確認できます。時期によっても変わるので、気になる場合はスクールウィズの無料LINE相談をご利用ください!
シニア世代に向いている語学学校を6校紹介します。英語学習と趣味を両立できる学校から、60歳以上を対象にした専用コースを持つ学校まで、性格が分かれます。
クラークにあるEG Academyは、日本からの直行便があり、移動の負担が小さいのが特徴です。空港から近く、到着日の体力を温存できます。
最大の特徴は、徒歩数分の練習場でプロ講師のレッスンを受けられるゴルフコースがあることです。英語学習と趣味を両立したい方、退職後の健康維持を兼ねたい方に向いています。
2026年上半期にスクールウィズ経由で申し込んだ方の平均年齢は42.9歳で、申込数上位30校のなかで最も高い数字です。フィリピンの40代に最も選ばれている学校でもあります。

セブにあるStargateは、中学英語からやり直したい英語初心者に特化した日本人経営の学校です。日本人講師による文法の動画解説があり、英語での説明が理解できずに置いていかれる心配がありません。
高層コンドミニアムと一体になっているため施設がきれいで、落ち着いた雰囲気です。静かな環境でマイペースに過ごしたい方に向いています。

マクタン島のブルーオーシャン アカデミーは、リゾートホテルをそのまま宿舎として使っている学校です。校内にジムやカフェがあり、オーシャンビューを眺めながら生活できます。
「Light ESL 4コース」は1日マンツーマン4コマに抑えたコースで、シニアの方や親子留学の保護者に選ばれています。授業以外の時間を長く取れるので、予習復習にあてることも、観光にあてることもできます。
2026年上半期にスクールウィズ経由で申し込んだ60代以上の方に、最も多く選ばれた学校です。

ドゥマゲッティは治安が良く物価も安い学園都市です。セブのような繁華街はありませんが、落ち着いて過ごしたい方には向いています。
ウィル メインキャンパスの特徴は、講師が自分の部屋に来て授業を行うボーディング方式です。完全マンツーマンで教室移動もないため、他の留学生の視線を気にせず学習できます。
「レギュラー4コース」は1日4コマに自習時間を組み込んだコースで、詰め込みにならずに進められます。もう少し授業を受けたい方には1日5コマのコースもあります。

創業以来、”Not the bi...詳しく見る
English Fella 2には、50歳以上を対象にした「シルバースピーキングコース」があります。科目はスピーキングのみで、話す量を確保することに特化した設計です。
日常会話だけでなく、アカデミックやビジネスなどのテーマも扱います。広大なキャンパスにプールや体育館があり、放課後の過ごし方の選択肢が多いのも特徴です。

CLCには、60歳以上を対象にした「Senior Englishコース」があります。この記事で紹介する6校のなかで、60歳以上に限定しているのはこのコースだけです。
マンツーマン6コマとグループ2コマに加えて、講師との課外レッスンがあります。教室の外で実際に英語を使う機会があるため、旅行で使える英語を身につけたい方や、趣味として英語を楽しみたい方に向いています。
気になる学校があれば、空室状況やコースの詳細、お見積もりをLINEでご案内しています。学校選びの段階からご相談いただけます。

実際にフィリピンへ留学した50代や60代の方の口コミを紹介します。
フィリピン人は基本的にホスピタリティーに優れていて、懇切丁寧に親身に教えてくれるし、とっても真面目。日本の学校ではなかなか教えてくれない発音のルールや語彙と語彙のコネクションの発音の仕組みなどをしっかり教えてくれ、たった2週間の短期滞在だったけれど、実り多い2週間だった。
(女性/50代/会社員(正社員))
中国、台湾、ベトナム、モンゴルの他、サウジアラビア、クエート、ロシア、フランス、ブラジル等々の多国籍の生徒がいて、休憩時間/食事時間/余暇の時間に雑談することで(先生とは違い)お互いに完璧ではない英語とその国独特の違った訛りを聞けたことは貴重な体験でした。
(男性/60代/会社員(正社員))
ネイティブ講師はアメリカ、イングランド、スコットランド出身の方で、同じネイティブとは言え、いろいろな英語を学べて楽しめると思います。フィリピンの先生も話し上手、聞き上手な方が多く会話も楽しく進められました。
(男性/50代/無職)

フィリピン留学の費用は、1週間で約19〜24万円が目安です。学費のほか、航空券、海外旅行保険、ビザ関連費、現地での生活費を含んだ金額になります。
学校やコース、都市、部屋タイプによって金額は変わります。期間別の詳しい内訳は下の記事にまとめています。
シニア世代の方に1点お伝えしておきたいのが、海外旅行保険です。保険料は年齢によって変わり、年齢が上がるほど加入できるプランが限られてきます。渡航が決まったら、早めに確認しておくと安心です。
なお、シニア向けのコースは1日4コマ前後のものが多く、標準的な6〜8コマのコースより学費が抑えられる傾向があります。同じ予算でも滞在期間を長く取りやすいので、あわせて検討してみてください。
自分の留学プランでかかる実費を知りたい場合は、留学エージェントに見積もりを依頼するのが早いです。スクールウィズでも見積もりや相談を無料で受け付けています。
現地での過ごし方について、事前に知っておくと困りにくい点を3つ紹介します。
フィリピンは屋外が暑い一方、室内の冷房が強く効いています。教室、食堂、ショッピングモール、バスのいずれも同じです。
この寒暖差で喉を痛める方が多くいます。薄手の羽織ものを1枚持っておき、教室では常に手元に置いておきましょう。
フィリピンの水道水は飲用できません。シャワーや洗顔に使うぶんには問題ありませんが、うがいであっても口に含むのは避けてください。
飲用には、学校のウォーターサーバーや購入したミネラルウォーターを使います。多くの学校ではウォーターサーバーが無料で利用できます。
使い慣れた常備薬は日本から持参してください。現地の薬局でも薬は買えますが、成分や用量が日本のものと異なります。
体調の変化に備えるという意味でも、無理のないペースで生活することが大切です。到着後の数日は予定を詰めすぎず、環境に慣れる時間を取りましょう。
英語学習についても同じです。最初から完璧に話そうとせず、自分のペースで進めるほうが結果的に続きます。フィリピンの講師はフレンドリーで親切なので、初心者でも会話に挑戦しやすい環境です。
シニア世代の方からよくいただく質問をまとめました。
語学学校に年齢の上限はありません。2026年上半期にスクールウィズ経由でフィリピンへ留学した方の最高齢は78歳でした。
ただしコースによって受入年齢が決まっています。シニア向けのコースは50歳以上や60歳以上が対象なので、条件を満たしているか申込前に確認してください。
フィリピンの語学学校は初心者向けのカリキュラムが充実しており、マンツーマン授業が中心です。レベルに合わせて授業を進めるので、話せない状態から始める方も受講できます。
入学初日にレベルテストを行い、その結果をもとにクラスが決まる学校が一般的です。日本人講師による文法解説がある学校を選べば、説明が理解できずに置いていかれる心配もありません。
シニア向けのコースは1日4コマ前後に設定されていることが多いです。標準的な6〜8コマと比べて、予習復習や休息の時間を確保しやすくなります。
授業数は途中で増やせる学校もあるので、まず少なめで始めて様子を見るという進め方もできます。
看護師が常駐している学校や、提携病院を持つ学校を選んでおくと相談先が確保できます。セブやマニラには、日本人看護師や日本語対応スタッフがいるジャパニーズ・ヘルプデスクを設けた病院もあります。
海外旅行保険への加入は必須です。年齢によって加入できるプランが変わるので、早めに確認しておきましょう。
学校全体で見れば10代や20代が多数です。ただしシニア向けのコースを設けている学校であれば、同じコースに同年代の方が集まります。
2026年上半期にスクールウィズ経由で申し込んだ方のうち、50代以上が最も多かった都市はセブでした。学校数が多いぶん、選択肢も広がります。
一人部屋を用意している学校は多いですが、相部屋より部屋数が少ないため、時期によっては埋まっていることがあります。日程が決まったら早めに空室を確認してください。

どの都市が合うのか、授業数はどのくらいが現実的か、この予算でどれくらい滞在できるのか。考えることは多岐にわたります。そんなときは、スクールウィズの無料相談をご活用ください。
留学カウンセラーは全員留学経験があり、留学業界団体「JAOS」の認定資格保持者です。相談方法はLINE・電話・メール・オンラインから選べます。
留学サポート実績は10万件以上(2026年8月時点)あります。シニア世代の留学プランについてもご相談いただけます。
以下の記事では、LINE相談の体験記事をまとめています。留学エージェントへの相談のイメージがつかない方はぜひ参考にしてください。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
フィリピンは日本から直行便で4〜5時間、時差1時間と身体的な負担が小さい留学先です。マンツーマン授業が中心なので、周りの目を気にせず自分のペースで学べます。
学校を選ぶときは、授業数、滞在先のクオリティ、食事の傾向、医療サポート、同世代の留学生がいるかの5点を確認してください。ゴルフと両立できる学校、中学英語からやり直せる学校、60歳以上専用のコースがある学校と、性格はさまざまです。
判断に迷ったら、無料相談で条件を伝えていただければ、合う学校を絞り込めます。

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