こんにちは、海外旅行添乗員として世界の国々を訪れた経験を持つchi_yuです。
大学3年で留学を考えている人の中には、就職活動への影響や、この時期に留学するメリットとデメリットを知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、大学3年で留学するメリットや、留学を就職活動に生かす方法について紹介します。
大学3年での留学を検討している方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
なお、年代別のおすすめの留学時期などは下のページでもまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
留学するなら時期はいつがベスト?必見の留学おすすめ時期まとめ
[目次]
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実は大学3年の時期に留学する人は多いです。
期間としては春休みや夏休みを利用した短期留学をする人が多いですが、中には休学して数カ月から1年間の留学をする人もいます。ここでは、大学3年で留学するとはどういうことなのかについて紹介します。
就職活動は大学4年生に進級する直前の3月に解禁されます。実際には大学3年の夏頃からインターンシップを開始する企業もあり、その時期から実質的な就職活動が始まっているともいえるのです。
ですから、大学を4年で卒業し、新卒で就職したいと考えている人が留学するなら、大学3年の春頃までに済ませておくほうが無難でしょう。
しかし、必ずしも大学は4年で卒業する必要はありません。休学したり、大学院や他の大学に進学したりする場合もあります。その場合は、就職活動をする時期も延期になるため、留学する時間を取ることも十分に可能です。
大学に入学してから1~2年は、大学生活やアルバイト、サークルと日本での生活や人間関係の構築などが生活の中心となるのではないでしょうか。いわば、自分の興味や適性を見つけるための経験を積むインプットの時期といえます。
しかし、大学3年ともなれば、自分の将来像も視野に入ってくる頃です。そういう時期だからこそ、「自分の人生を豊かにするために何を学ぶべきか」を正しく見極められるようになります。
自分に適した留学を選択するにあたって、大学3年はベストな時期といえるでしょう。
留学は経験してみないと、「その留学内容で十分だったかどうか」を判断しにくいものです。後から「別の国や都市、学校を選んだほうがよかった」「もっと長期間の留学にすればよかった」と思う場合もあります。
あるいは、初めての留学を経験したからこそ新しい興味や学習意欲が生まれ、「もう一度、もっと質の高い留学をしたい」と考えるようになるかもしれません。
大学3年は、大学を休学するかどうか、つまり就職活動と卒業を延長するかどうかを判断するラストチャンスともいえる時期です。大学4年になる前に、1年間を何に費やすかについて決めておく必要があります。
大学3年までに留学を経験しておくことで、より自分に合ったライフプランを立てるための材料を集められるといえるでしょう。
ここでは、大学生が留学する際のメリットとデメリットについて、学年別にご紹介します。
まずは、大学1年生で留学するメリットとデメリットを紹介します。
大学1年生の場合は「時間がある」ことが最大のメリットです。留学することによってその年に取得できる単位が減ったとしても、2年生以降で挽回できます。
また、漠然と「一度、留学を経験してみたい」と思っている人が短期留学を試してみるにしても、時間がある1年生のうちにする方がよいでしょう。そうすれば、初留学の反省点を生かして2回目の留学計画を立てることも可能です。
親が金銭的な援助をしてくれない場合、大学1年生では自分で必要な留学資金を準備することは難しい場合が多いでしょう。アルバイトを始めてから数カ月程度で留学費用をすべて貯めることは大変です。
奨学金を利用するにしても、年に1回しか募集がないケースも多いため、大学入学前から受験勉強と並行して留学の計画と奨学金の応募を進める必要があります。
ここでは、大学2年生で留学するメリットとデメリットを紹介します。
留学の計画や奨学金申し込み、資金調達といった留学の準備について、大学に入学してから、じっくりと時間をかけられることが大学2年生で留学する場合のメリットといえます。
また、大学3~4年生と比較すれば時間に余裕を持てる場合が多いため、長期留学をするなら大学2年生までにするのが良いでしょう。
大学によっては、1年生は教養課程のみで、2年生から専門課程に分かれる場合があります。専門課程の内容によっては2年生からゼミや研究が忙しくなり、留学する時間的・精神的な余裕がなくなる可能性もあります。
また、サークル活動などでは2年生が中心となって活動することも多いため、留学との両立が難しいこともあるでしょう。
ここでは、大学3年生で留学するメリットとデメリットを紹介します。
大学3年ともなれば、大学生としてさまざまな経験を積んだ上で留学を計画できるため、自分に合った留学先や留学内容を正しく選択できるでしょう。
企業の採用情報の開示とエントリー受付は、主に大学3年の3月からスタートするため、就職活動を始める前に留学するなら、大学3年の2月までにすることがおすすめです。
また、最近ではオンライン上での面談を実施する企業も増えてきています。もちろん最終面接や役員面接では来社する必要がありますが、留学中に就活を始めておくことで帰国後にスムーズに就職活動をスタートさせることができるでしょう。
忙しい留学前や留学中に、同時に就活を進めることはかなり多忙なスケジュールだといえます。せっかくの留学期間なのに、PCの就活サイトを見ているというのも人によってはストレスに感じるでしょう。
また夏休み期間には、インターンや説明会などのオフラインでしか参加できないイベントも多く開催されます。気になる企業で働く人たちに直接会ってみたい、という場合は留学時期や期間を調節するのが良いでしょう。
応募したい企業がエントリーを受け付ける時期と留学時期が重なってしまう可能性があります。企業の採用情報を早めに入手したうえで、留学する時期を検討したほうがよいでしょう。
ここでは、大学4年生で留学するメリットとデメリットを紹介します。
この時期に留学する人は「社会人になれば、なかなか留学にも行けないから学生のうちに行こう!」という意識を持ちやすいため、留学の成果も出やすい点がメリットといえるでしょう。
卒業後の進路が決定し、大学生活も残り少ないことを意識すると、留学に対する真剣度も増します。
また、大学3年生の4月など早い時期に企業からの内定があれば、それ以降は時間的な余裕が生まれるため、留学しやすくなります。
というのも経団連の定める就職活動のルールとしては、就職活動における面接・採用は大学4年生の6月以降、正式な内定発表時期は10月以降と規定しています。
しかし、実際には6月に内定を出す企業がほとんどであり、就職活動のピークは6月までと考えて良いでしょう。
日本での生活と比較すると、海外生活では事故・病気のリスクやストレスが増大します。
留学中に何か大きなトラブルが発生したら、最悪の場合には卒業や就職に支障が出る可能性もゼロではありません。大事な就職を目前に控えた大学4年生の留学では、特に帰国まで無事に過ごせるようにリスクマネジメントや健康管理を徹底する必要があります。
留学には1週間~1カ月程度の短期留学や、半年~1年間程度の長期留学があります。留学の期間によっては、日本で通っている大学に休学手続きを取る必要があるのです。
ここでは、休学する場合と休学しない場合の留学期間や内容について、それぞれ紹介します。
長期留学の期間は半年から1年間程度です。長期留学の場合は留学先で大学など専門機関に通学して単位を取得するなど、専門的な学習を目的とするケースがメインとなります。
また、留学する時期によっては半年間(前期または後期のみ)の休学で済む場合もあれば、1年間、休学しなければならないケースもあります。
休学して留学するのって実際どう?就活への影響などメリットとデメリットを徹底比較
短期留学の場合、期間は1週間から1カ月程度のものが多くあります。また、短期留学では、語学留学やボランティア・ワーク体験、文化・スポーツ体験、異文化交流体験といった内容がメインです。
短期留学なら春休みや夏休みを利用すれば、大学の講義を休まずに行くことができます。あるいは、受講する講義やゼミによっては、1カ月程度なら欠席しても後から遅れを取り戻せる場合もあるでしょう。欠席する分をレポート提出などで埋め合わせることが可能かどうか、講師や教授に相談してみるという方法もあります。
また休学せずに長期留学する方法としては、「認定留学」といって、外国の大学などで取得した単位が日本の大学の単位として認められる場合もあります。認定留学で取得した単位が日本の大学の単位として認められる場合、休学扱いにならずに4年間で卒業できるケースもあります。
認定留学として認められる留学先の学校や留学内容は日本の各大学によって異なるため、大学に確認してみましょう。
【留学の単位認定】留学中に単位は取れる?高校と大学の単位の仕組みを徹底解説
ここでは、大学3年が留学する場合の注意点を3つ紹介します。
企業から内定が出ていても、卒業に必要な単位を取得しなければ卒業できず、内定も取り消されてしまう場合があります。単位が不足する原因は留学に限りませんが、留学して講義を欠席することで単位をもらえないケースもあります。
講義の教官にあらかじめ確認するなど、間違いなく単位をもらえるように確認・対策することが大切です。
特に認定留学をする場合は、日本の大学の単位として認められる条件を満たすように、書類や出席日数、試験の点数等しっかりと確認するようにしましょう。
日本では満20才から飲酒と喫煙が合法ですが、海外では、国によって飲酒・喫煙できる年齢が異なります。そして、海外に滞在中は日本人も海外の法律を遵守しなければなりません。
欧米のほとんどの国は18~19才から飲酒が認められていますが、アメリカは多くの州で21才未満の飲酒が禁止されています。大学3年というと、誕生日によっては留学期間にまだ20才の人もいるため、アメリカでは飲酒できないことになります。
その他、日本では問題なくても海外では法に触れる行為もあるため、留学する国のルールは渡航前にしっかりと確認しましょう。
留学する目的や、卒業後の進路との関連性によって、留学期間や内容は変わります。いずれにせよ、大学3年で留学するとしたら、留学経験を将来にどう活用できるかを前提に考えるのがよいでしょう。
自身の経験値を高める、新たな価値観を知ることが留学する動機であれば、短期の語学留学やボランティアなどでもよいかもしれません。
一方、就職したい企業や業界が、専門的な語学力や外国人とのコミュニケーションスキルを必要とする場合は、休学してでも長期留学を選ぶほうが役に立つ場合があります。
ここでは、大学3年で留学する人が就職活動や充実した留学生活のために準備しておくべき2点を紹介します。
企業が採用情報の開示とエントリー受付を開始する時期は、大学3年の3月(4年生に進級する直前)です。しかしその前段階となる自己分析や応募企業選び、企業研究やインターンシップのエントリー・参加、OB・OG訪問などについては、時期を選ばず参加することができます。
採用応募へのエントリーが開始したら、すぐに提出できるように、エントリーシートの準備などを早めに進めておくことが大切です。
また留学先によっては現地で就職活動を行い、帰国前に内定を取ることも可能です。詳細は下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
留学中に内定が取れちゃう? 留学中の就活事情、対策について
留学で身に付けた英語力をしっかりと企業に提示するためにも、TOEICやTOEFL、IELTSなどの英語能力試験を受験しましょう。
なぜならいくら留学中に英語を伸ばしたとしても、その力を客観的に証明する指標がなければ企業にはなかなか伝わらないからです。
特に英語力を活かした職業につきたい人や、外資系企業に就職したいと考えている人はこのような英語の試験を受けることをおすすめします。
本記事では大学3年生が留学できるタイミング、この時期に留学するメリットやデメリット、就職活動と留学を両立させる方法や注意点などについて、ご紹介しました。
大学3年生で留学する際には、留学先の検討や奨学金など資金の準備に加えて、企業研究やエントリーといった就職活動も早めにスタートすることが大切です。
とはいえ、人生の岐路ともいえる時期に、自分の能力や経験をより豊富にすることができる留学をすることは非常に効果的だといえます。
大学3年で留学したいと考えている方は、今回ご紹介したポイントを踏まえて、具体的な留学の計画を立ててみてください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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