「カナダへワーキングホリデーで行く際は何を準備すれば良いの?」
「カナダへのワーホリの準備は、いつから始めるべき?」
カナダへのワーホリを決めた方の中には、これらの悩みを抱える方も多いかと思います。
カナダでのワーキングホリデーを無事に始めるためには、さまざまな準備が必要です。やることがたくさんあるため、準備の種類や開始時期をきちんと把握することが大切です。
そこで今回は、ワーホリでカナダへ向かう方に向けて、必要な準備の詳細をご紹介します。何から始めて良いか迷っている人は、記事を参考にしながら余裕を持って準備を進めてくださいね。
なお、カナダのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
※記事内ではカナダドルをCADと表記し、為替レートには2024年5月24日時点の情報を参照し、1CAD=116円で計算しています。
[目次]
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ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
カナダは自然豊かな国です。移民を多く受け入れてきた歴史があり、外国人も生活をしやすいことから、ワーホリでカナダ渡航を検討する方も多いことでしょう。
カナダのワーキングホリデービザは年間6,500人に発行されます(※1)。カナダに滞在ができる期限は1年間で、就学期間は最長6カ月、就労の制限はありません。ビザの申請は先着順で、6,500人に達したところで締め切られます。
また、カナダのワーホリビザを取得するには、以下の条件を満たす必要があります(※2)。
有効なパスポートとは、ビザ取得時から1年以上の有効期限があるパスポートのことを指します。
また、ビザの申請には172CAD(約1万9,952円)が必要です。就労許可の申請費用とバイオメトリクス登録料も必要になるため、カナダのワーホリビザを申請する際は、合計で357CAD(約4万1,412円)の費用を用意しましょう(※3)。
カナダへのワーホリの条件は、より詳しい内容を以下の記事で紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
カナダへワーホリビザで渡航をする際は、準備が必要です。
渡航日の半年〜1年前は、ワーホリでカナダへ向かう目的や目標を明確にした上で、現地での生活の用意を進めましょう。
以下が、ワーホリ渡航日の半年〜1年前までに行うことの内容です。
カナダへのワーキングホリデーを実行するにあたって、目的や目標を明らかにしておきましょう。
目的や目標がぼやけた状態で渡航すると、何も得ることができないまま帰国日になる可能性があります。
ワーホリで実現したいことや経験したい仕事、英語の具体的な目標スコアなどを決めることで、カナダで過ごす日々がより充実したものになるでしょう。
カナダはとても広く、文化や言葉、物価などが地域によって異なります。目的や予算、理想の暮らし方などをはっきりさせた上で、滞在する都市やエリアを決めることで、現地での日々を快適に送れるでしょう。
以下の記事では、留学生に人気のカナダのエリアをご紹介しています。それぞれの都市の特徴も解説しているので、滞在するエリアを決める際はぜひ参考にしてください。
カナダ留学おすすめ人気都市ランキング
滞在する都市を決めた後は、語学学校を探しましょう。早めに語学学校を予約することで割引制度を受けられたり、レッスンを担当する講師を選べたりと、さまざまな特典があります。
自分に合った語学学校を探すことや、滞在先エリアを選ぶことに不安がある方は、スクールウィズの無料留学相談の活用がおすすめです。
相談者の予算や目標、現地の生活において優先したいことなど、相談者の希望に合わせて専門のコンシェルジュがぴったりの都市や学校などをご提案します。
1人でカナダへのワーホリの準備を進めることに少しでも不安を抱く方は、以下のLINE無料相談にぜひ問い合わせてみてください。
また、LINE相談で話す内容や聞かれることを知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。実際にスクールウィズの無料留学相談を活用した方の体験談をご紹介しています。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた! | 留学ブログ
学校や滞在エリアを決めると同時に、パスポートの準備も進めましょう。
パスポートを新規で取得する方やパスポートの有効期限が切れている方は、必要書類を用意してパスポートセンターで手続きします。
有効期限が1年を切っている方は、切り替え申請をしてください。
いずれの手続きも、マイナンバーカードがあればインターネットで申請が可能です(新規作成・有効期限切れの場合は一部地域のみオンライン申請可)。
詳しい手順は下記の記事を参考にしてください。
【2024年版】カナダワーホリ申請の流れと発給までの期間を徹底解説!
photo by: Pickadook / Shutterstock.com
英語を勉強する目的で、ワーキングホリデーを決めた人も多いと思います。
しかしカナダのワーキングホリデービザは1年間しか現地に滞在できません。海外の慣れない生活の中で十分な学習時間を確保するのは難しいため、日本にいる間に学習を始めましょう。
渡航前にできる英語学習の方法は、以下がおすすめです。
海外で生活をする場合、英語の読み書きはもちろん、スピーキングとリスニングのスキルが求められます。テキストを使った勉強だけでなく、英語でのコミュニケーション力を向上する勉強方法も、積極的に取り入れましょう。
話す・聞くスキルを育てるレッスン方法として、オンライン英会話の活用がおすすめです。オンライン英会話は英語教室へ通学する必要がなく、自宅で気軽にレッスンを受講できます。また、ネイティブスピーカーの講師と1対1で対話ができるオンライン英会話もあるため、英語を使ったコミュニケーション能力の底上げができるでしょう。
日本で英語力を向上する勉強方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。英語力を効率的に伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語ができなくてもワーキングホリデーに行ける?英語力アップの勉強法もご紹介!
カナダ渡航前に、別の国に短期留学をして英語力を伸ばす方法もおすすめです。
フィリピンは、日本からの短期留学生を多く受け入れている国です。公用語や第二外国語として英語を使用し、物価や賃料が日本よりも安いことから、費用を抑えて留学をしたい方に高い人気を誇ります。
時間や予算に余裕がある方は、カナダへの渡航前にフィリピンで海外生活の経験を得て、英語力を高めておくことも視野に入れてみましょう。
以下の記事では、2カ国留学のメリットとデメリットをご紹介しています。カナダのワーホリ前にフィリピンへの渡航を考える方は、ぜひチェックしておいてください。
2カ国留学のメリットとデメリットって?スケジュール例や費用相場など徹底解説
ワーホリでカナダに向かう予定日が近づいてきたら、現地の情報収集と語学学校や滞在先の申し込みなどを済ませておきましょう。
また、カナダで生活をする上で必要な準備も、この時期に終わらせておくと安心です。
語学学校への申し込みは、渡航日の半年〜3カ月前までに終わらせておきましょう。ホームステイを予定している人も、同じ時期に申し込むのがおすすめです。早過ぎず遅過ぎない時期にホームステイの申請をすることで、滞在先の家庭も予定を整えやすくなります。
また、賃貸で暮らすことやルームシェアなどを検討している場合は、インターネットの掲示板や情報サイトなどで住まいを探し始めましょう。
カナダには、日本のような賃貸を紹介する不動産会社がほとんどありません。そのため、インターネットの掲示板や新聞などで、賃貸物件やシェアハウスの情報を探すのが一般的です。
以下のサイトは、カナダで物件を探す際に重宝します。日本語に対応しているため、住まい探しをする際は、ぜひ活用してみてください。
仕事探しも、渡航日の3カ月前までには開始しましょう。カナダの求人内容を確認しておくことで、現地のアルバイト・社員に求められるスキルや英語力などが把握できます。
希望する職種がある方は、その仕事の経験や知識を日本にいる間に得ておくことも大切です。日本で短期でアルバイトをしたり勉強をしたりして、仕事を獲得するための準備をしましょう。
現地で使うお金の準備方法についても、考えておきましょう。
カナダでの生活は、クレジットカードやデビットカードなどを支払いのメインとして活用するのがおすすめです。VISAやMasterCardなど、海外ブランドのマークがついたカードであれば、カナダでも問題なく利用できます。
クレジットカード類は、発行手続きをしてから手元に届くまで、最短で2週間~1カ月ほどかかります。渡航日のギリギリに申請しないよう注意しましょう。
また、現金はカナダドル(CAD)への両替が必要です。両替レートを確認し、日本とカナダのどちらで両替をするほうがお得になるのか、チェックしておきましょう。現地のATMで日本の銀行口座に入っている円をCADに変換して引き出すのも、良い方法です。
カナダへの渡航日の3カ月前になったら、ビザや航空券などの準備を進めましょう。また、現地で安心して過ごすための保険加入や、歯科検診などもこの時期に済ませておくと安心です。
カナダのワーホリビザを申請する際は、たくさんの書類が必要になります。また、就労許可の申請や指紋の登録なども必要になります。
ビザ取得まで工数が多く、申請からワーホリビザが発給までの期間も約8週間と長いため、渡航日の3カ月前までには手続きの用意を開始しましょう。
カナダのワーホリビザの申請は、インターネットで手続きが可能です。申請の細かい手順や必要書類については、下記を参考にしてください。
【2024年版】カナダワーホリ申請の流れと発給までの期間を徹底解説!
出発まで半年を切ったら、航空券の準備をしましょう。
カナダへ向かう飛行機は、直行便と乗り継ぎ便があります。移動の手間を少なくしたい方は直行便を、費用を抑えたい方は乗り継ぎ便を選ぶと良いでしょう。
また、カナダへ入国する際、帰国便のチケットの提示が求められます。帰国日がはっきりしていない方は、復路便の日付を後から指定できる「FIXOPENチケット」を購入しておくと良いでしょう。
帰国便のチケットがない場合は、帰国チケット用の資金を持っていることの証明が必要になります。ワーホリの条件のうちの1つである「2,500CAD(約円)以上の資金」に帰国チケット用の費用が記載された残高証明を、用意しておきましょう。
カナダ行きの航空便の選び方やチケットのお得な購入方法は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
カナダ行き航空券を安く買う方法を徹底解説!おすすめの航空会社も紹介
カナダのワーキングホリデーの申請条件の中に、「ワーキングホリデー期間を補償する保険の加入」が含まれています。ワーホリを検討している方はワーホリ保険に加入しましょう。
ワーホリ保険とは、ワーホリ滞在中の生活を補償する保険です。クレジットカードに付帯する短期の海外保険とは違い、海外での長期滞在や賃貸住まいでの暮らしを想定した補償内容が、充実しています。
補償や特約の内容などを確認し、自分に合った保険を選びましょう。
以下の記事では、ワーホリ保険について詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。
ワーキングホリデーの保険はどうする?おすすめは?ファイナンシャルプランナーが解説
ワーホリ保険の多くが、歯科受診は補償対象外となっています。
カナダで歯医者に通うと高額な医療費を負担することになるため、日本にいるうちに歯の治療を終わらせておきましょう。
歯にトラブルがない方でも、渡航前に歯科検診を済ませておいたほうが安心です。気づかない虫歯や口内トラブルなどが、現地で発覚する可能性もあります。
渡航日まで1カ月をきったら、持ち物の準備を済ませておきましょう。
持ち物の中でも必ず持参したほうが良い物は薬類です。日本で使用している薬がカナダでも手に入るとは限らないため、常備薬がある方は忘れずに持参しましょう。
一方で、現地で手に入る物であれば、それほどたくさん持って行く必要はありません。荷物が多くなると、空港で「超過手荷物料金」の支払いが生じる可能性があります。
航空会社が設定する無料預け入れ荷物は、30kgが一般的です。荷物量が30kg以上にならないように、持参品は必要な物だけを選びましょう。ただし、LCCでは預け入れ荷物が有料になる場合があるので注意してください。
海外渡航をする際に必要な荷物の一覧は、以下の記事で詳しく解説しています。カナダのワーホリで荷物の準備を進める際に、参考にしてください。
留学に必要な持ち物チェックリスト!日用品から食品まで海外に持参すべきおすすめアイテムをご紹介
渡航日の2週間前になったら、公的手続きを進めましょう。
ワーホリでカナダに渡航する際、必要な公的手続きは「海外転出届」の提出です。
海外転出届を提出することで、カナダに滞在している間の健康保険料や住民税、国民年金の支払いが義務ではなくなります。
一方で、年金を任意で支払わない場合、将来受け取れる年金が減ってしまいます。メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
海外転出届は、渡航日の2週間前から提出が可能です。
以下の記事では、海外転出届についてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
留学前にするべき健康保険の手続きって?住民票や国民年金の手続きもあわせて解説
カナダへワーキングホリデービザで渡航するにあたって、さまざまな準備が必要です。しかし1人で準備を進めることに負担や不安を抱える方も、多いかと思います。
ワーホリの準備に不安を抱える方は、スクールウィズにお気軽にご相談ください。スクールウィズでは学校選びや学校申し込みのサポート、プレ留学の相談などのお手伝いをしています。
また、有償でビザ取得の代行もいたします。現地での生活に必要な英語力のサポートも行っているため、カナダで過ごす日々に不安がある方は、LINEの無料相談をご活用ください。
以下の記事では、スクールウィズのLINE無料相談を活用した方の体験談を記載しています。まずはこちらからチェックしてみるのも、おすすめです。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
ここからは、カナダのワーホリ準備に関するよくある質問と回答をご紹介します。カナダへのワーホリを予定している方は、ぜひ参考にしてください。
カナダのワーホリの条件の中に、「最低2,500CAD(約29万円)以上の資金を持っていること」が含まれており、入国審査で当該金額の残高証明の提出が必要になります(※4)。
残高証明は英語で記載されていることと、入国予定日から1週間以内に発行されていることが条件です。カナダへのワーキングホリデーを予定している方は、渡航日の1週間以内に銀行へ行き、29万円以上の残高が確認できる口座の、残高証明の発行手続きをしておきましょう。
カナダにワーホリビザで1年間滞在する場合、日本の口座に250万円ほどの資金を用意しておいたほうが良いでしょう。
現地でのアルバイトだけでは、カナダでの生活費や学費などを補うことは困難です。日本円で資金の準備をしておかないと、現地での生活に負担が生じます。
250万円ほど用意しておけば、カナダでの生活に余裕が生まれ、仕事や勉強に集中できます。
カナダへのワーキングホリデーを検討している方は、渡航予定日の1年前から準備を開始するのがおすすめです。
1年前から少しずつ準備を進めることで、プライベートを圧迫せずに余裕を持って、渡航日を迎えられます。
もっと短い期間で準備を進めても問題ありませんが、パスポートやビザは申請に時間がかかるため、スケジュールに注意が必要です。
カナダのワーキングホリデーを実現するにあたって、さまざまな準備が必要です。準備をしっかり整えてから渡航することで、カナダでの日々を安心して過ごせます。
また、カナダのワーホリを計画する方は、現地の経験を活かして獲得したい夢や実現したい目標があるかと思います。夢や目標を叶えるために、ご紹介した内容を参考にして、渡航前からできることを進めておきましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...ワーキング・ホリデー制度|外務省(参照日:2024年5月25日)
※2...International Experience Canada: About the process(参照日:2024年5月25日)
※3...Fee list(参照日:2024年5月25日)
※4...Prepare for arrival – International Experience Canada(参照日:2024年5月25日)
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