中学生の頃、"How are you?" "I’m fine thank you, and you"という文を暗記した方は多いのではないでしょうか。でも実は、私たちが習ってきた英語は、ちょっと硬い表現だったり、もう使われなくなっている言い回しだったりします。
特にネイティブはまずこういった表現を使いません。
だからこそ、ネイティブが現在進行形で使っている生きた英語を知る必要があります。ネイティブは、聞こえる音を短縮して表現する場合や、本来の意味とはちょっと違った意味で使うこともよくあります。こうした英語を「スラング」と呼びます。
今回は、ネイティブが使うスラングをご紹介していきます。会話の中でスラングを取り入れることができれば、よりスムーズなコミュニケーションにつながりますよ。
なお、動画でイメージを膨らませたい方は、下の動画をチェックしてみてください!
[目次]
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ではまず、スラングはどのような時に使うのかを確認していきましょう。
そもそもSlang(スラング)とは、日本語に直訳すると「俗語」です。コミュニケーションの中で使われる砕けた表現のことを指します。
日本語で言うところの「めっちゃ」や「やばい」、一昔前でいえば「KY」など、教科書には載らない若者言葉をイメージすると分かりやすいです。
スラングが使われる場面は、主に会話やチャットなど、軽いコミュニケーションが中心です。文章やビジネスなどでは砕けすぎた表現と捉えられることが多いので、避けたほうが無難です。
例えば、アメリカ人がよく使う「awesome(オーサム)」という言葉があります。直訳すると「畏敬の念を起こさせる」なのですが、それがくだけて「とってもよい、すごい、イケている」というような意味で使われています。
アメリカ人と会話していると、ポジティブな「やばい」という意味で、"awesome"を本当によく耳にします。ただ"awesome"は、同じ英語を使う国、イギリスではほとんど聞かれません。
このように、国によって使われるスラングが異なる場合もありますので、使う相手の国によっては使い分けたほうが良いでしょう。そうでないと相手との距離を縮めようとスラングを使ってみて、相手が理解できずむしろ距離が空いてしまう恐れも。
イギリスとニュージーランド、オーストラリアのスラングを紹介しますので、スラングで失敗したくないと感じる方は、まずはこちらを参考にしてみてください。
【イギリス英語のスラング30選】挨拶からちょっと下品な表現まで一挙ご紹介
知ってると便利!ニュージーランド英語で会話中に使うスラング28選まとめ
【オーストラリアのスラング一覧】ネイティブが使う挨拶や会話表現40選
さっそくスラングをご紹介していく前に、スラングを使う際の注意点を確認しておきましょう。
スラングは砕けた表現が多いので、ビジネスシーンなどフォーマルな場面ではネイティブたちもあまり使いません。私たちが職場で上司と話す際に「まじ」などの表現を使わないのと同じです。
非ネイティブである日本人は、その辺の線引きをすぐに理解するのは難しいかもしれません。友人や家族に使ってもいい英語と、ビジネスシーンでは避けるべき英語があることを理解した上で、スラングを使うようにしてください。
心配な場合は通常の表現を使うことを心がけましょう。
ドラマで見たり、友達が使っていたり、スラングに憧れる人は多いと思います。自分も使いたいという気持ちはよく分かりますが、英語学習中の人はスラングを使う際は注意が必要です。
意味を正しく理解していないのに分かったつもりになっていると、誤解を招いてしまったり、教養がないと思われてしまったり、いいことはありません。
下手をすると相手を怒らせて喧嘩……ということもありえなくはないので、ニュアンスの違いを理解した上で使うようにしましょう。
ここまでスラングの概要や注意点について紹介してきました。ここからはいよいよ一般的に使われるスラングを一つ一つ紹介していきますね。
英語のあいさつでは、つい"Hello"や"Good morning?"、そして"How are you?"を使いがちです。会話の引き出しを増やすためにも、以下に紹介するスラングを覚えておいて損はありません。
ここでは、挨拶の際に使われるスラングをご紹介します。
意味:やあ。
例:"Hey brother. How are you?"(やぁ、元気?)
アメリカでよく使われる、軽い挨拶の言葉です。対象が男性であれば"Hey man"や"Hey bro"、イギリスであれば"Hey mate"と言ったふうに使われます。
対象が複数形の場合、アメリカでは"everyone"のスラングとして"guys"が使われ、"Hey guys!"のように用いられます。
意味:やあ。
例:Hi there. How are you doing?(やあ、調子はどう?)
"Hi there"は、洋画などを見ているとよく使われるフレーズ。親しみのある挨拶です。"there"に特に意味はなく、"Hi"と同じ感覚で使われます。アメリカだと"guys"を使うこともよくあります。
意味:調子はどう?
"How are you?"と同じように使われるスラングです。主にオーストラリア英語でよく使われます。
意味:やぁ。最近どう?何かあった?
例:"Hey dude.What’s up?"(やあ、最近どう?)
挨拶における“What’s up?"は、主に2つの意味があります。例文で紹介しているように、本来の意味は「何かあった?」で、"How are you"のように使われます。
ただ、特にアメリカでは、挨拶の最初の一言として、「よう」といった意味で"What’s up?"と声かけに使うことも多いです。これに対する返し方は"What’s up?"と言い返すだけ。知っていると会話のアイスブレイクとして役立ちますよ。
意味:やぁ。最近どう?何かあった?
"Sup?"は、さきほどご紹介した"What’s up?"を略した言葉。
メールやSNS上でよく見かける表現です。こちらも、"sup?"だけで「よう」といった声かけの言葉として用いられます。"What’s up?"と同様、それに対する返事は"Sup?"と返すのが正解です。
ネイティブの日常生活では、スラングはよく用いられます。教科書通りのコミュニケーションでは、「硬いヤツ」と思われてしまうことも。英語での会話に慣れてきたら、織り交ぜていくと良いでしょう。
ここでは、日常会話において知っていると便利なフレーズをご紹介します。
意味:分かりました。
例:"Do you understand?"(分かった?) "I got it."(分かったよ)
相手が言ったことが理解できたことを伝えるフレーズです。"I understand."でも良いのですが、より口語的な表現となっています。
意味:分かりました。
例:"Can you send me a letter?"(手紙を送ってくれる?) "You got it." (分かったよ)
"I got it."と似ている表現に、"You got it."があります。“I got it."が、相手が言ったことを理解したことを示すために使われるのに対して、"You got it."は自分に対する頼み事をされた際に「分かりました」の意を示すために使われます。
似ているフレーズですが、ネイティブはきちんと使い分けているので、きっちりと覚えて間違えないように使いましょう。
意味(1):完全に、絶対に
例(1):"That diamond is absolutely brilliant."(あのダイヤは例えようがないほど美しい)
形容詞を強調して修飾する"absolutely"。ネイティブはとてもよく使うフレーズです。"very"と似ていますが、"very"よりも強い意味を持つワードを修飾する言葉となっており、"impossible"や"perfect"、"great"などの意味をさらに強めるために使われます。
意味(2):そのとおり
例(2):"Did you like my gift for you?"(僕からのプレゼント、気に入ってくれた?) "Absolutely.(とても気に入ったよ!)"
意味(3): とんでもない(否定文で)
例(3):"Are you kidding me?"(僕をからかってるのか?) "Absolutely not!"(まさか、とんでもない!)
YesやNoの強調表現として、会話中で語気を強めたい時によく用いられます。なにか質問をされた際に用います。
意味(1):本当に、まじで
例(1):"He literally likes big parties."(彼は本当にどんちゃん騒ぎが好きだよね)
”literally”の元々の意味は「文字通り」という意味ですが、会話の中で使われるときには「本当に」というニュアンスになります。日本語だと「まじで」や「ガチで」の使い方に近いです。
意味:本当?マジで?
例:"He is injured in the accident."(彼は事故で怪我をしたの) "Seriously?"(本当?)
「マジで?」と言いたい時には、「真面目に、深刻で」という意味の副詞"Seriously"を用います。これはアメリカで使われている表現で、ドラマを見ていると、何かにつけて"Seriously?"が使われます。
意味:まさか、ありえない!
例:"I’m going to be on TV."(今度テレビにでるんだ) "No way!"(まさか!)
信じがたいことが起こった際や、信じていてもとても驚いている際に用います。相槌として覚えておくと便利ですね。
意味:すごい、イケている
例(1):"I got the new job!"(新しい仕事に就くことになったよ! "Awesome!"(おお、すごい!)
例(2):"This movie was extremely awesome!"(この映画、めちゃくちゃかっこよかったよ!)
会話の中で、アメリカ人が本当によく使うワードが"Awesome"です。映画などにも頻繁に登場するので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
意味としては日本語の「やばい」のように、さまざまな事柄に対して用いられますが、「やばい」がネガティブなことにも使われるのに対して、"awesome"はポジティブなことにのみ使われます。
意味(1):不快、意地悪、エグい
例(1):"There’s nasty wheater."(気持ち悪い天気ね。)
"awesome"がポジティブなことにのみ使われるのに対して、"nasty"はネガティブなことを中心に使われる形容詞です。
意味(2):"She is nasty at the piano."(彼女のピアノはエグい(ほど巧みだ)
もともとはネガティブな事柄でしか使われませんでしたが、スラングの中で「エグい(ほど良い)」と言ったふうに、ポジティブな表現でも使われるようになっています。そういった意味では日本語の「やばい」に近いですね。
意味:気にしないで。
例:"I’m sorry to interrupt you."(邪魔してごめん) "Don’t worry."(気にしないで)
心配してくれている方に対して使います。
意味:なんでもないから気にしないで。
例:"Sorry?"(ごめん、何か言った?) "Never mind."(ううん、なんでもない)
" Never mind."はよく"Don’t mind."と比較されます。" Never mind."は、「気にしないで忘れて」といった意味があり、例えば会話の時に聞き直されたけど、もう一回話すほどのことじゃない時に"Never mind."と返事をします。
一方"Don’t mind."は、「私は気にしないよ」という意味です。日本では相手を励ます言葉として使いますが、英語では意味が違います。"May I open the window?"(窓を開けてもいいですか?)"Sure. I don’t mind"(もちろん。どうぞ)という使い方ができます。
意味:あなた次第だよ。
例:"What do you wanna have for dinner?"(夕食は何が食べたい?) "It’s up to you."(君に任せるよ)
"up to you"は「あなた次第」という意味で、英会話の中でよく出てくるフレーズです。"up to 〇〇"は、決める権限があるのは〇〇さんですよ、という表現になるので、"up to our boss"(上司が決めること)などといった使い方もできます。
意味:逆に、反対に、逆もまた同様
例:"You like me, and vice versa"(あなたもあなたが好き)
" Vice versa "は、「逆もまた同じ」という意味を持つ副詞です。基本的に文の最後に用い、前に言ったことも後に言ったことも両方正しいという場合に用います。
前に"and" "or" "but not"のいずれかがつきますが、それぞれ少しずつ意味が変わるので使う際は、3つの違いを理解した上で使いましょう。
まず"and vice versa"は、「逆の場合も同じ」という意味です。"or vice versa"は、「もしくは逆の場合が正しい」となり、どちらかが正しいという意味になります。
"but not vice versa"は「その逆はない」という意味なので、最初のセンテンスが正しいことを強調する場合に使います。
続いて、感情を表現するスラングをご紹介します。
意味:すごくうれしい!
「月の上まで行っちゃうほど」うれしい、というニュアンスからとても幸せでうれしい様子を表します。映画などでよく見られる表現で、少しクラシックな響きがあります。
意味:すごくうれしい!
こちらもうれしさを表す表現です。洋画やドラマを見ているとよく出てくる表現ではありますが、少し年代が上の人が使う印象があります。
意味:楽しい、最高
例:I had a blast at the concert last night! (昨夜のコンサートは最高だったよ!)
本来の意味は「爆発」「突風」などと言った意味ですが、スラングになると「とても楽しい時間を過ごした」という意味で使われます。
意味:ほろ苦い、複雑な
例:It was a bittersweet moment to leave my parents’ home. (実家から出るのはほろ苦い経験だったよ)
”bitter”は「苦い」、”sweet”は「甘い」、という2つの対立する単語が組み合わさった言葉です。2つの感情が入り混じった、何とも言えないほろ苦い気持ちを表すのに使います。
意味:がっかり、へこんだ
例:I couldn’t get hold of the ticket. I’m so bummed.(チケットを手に入れることができなかったんだ。がっかりだよ)
これは落ち込んで元気がない様子やなんとなく気持ちが下降気味のときに使います。自分が落ち込んでいるときだけでなく、他人の様子を見て「なんだか元気ないね」などと言うときにも使われる表現です。
意味:最悪
人や物に対して、失望や嫌悪といったネガティブな印象を持ったときに使う表現です。同じような表現としては”that sucks”も挙げられます。
次は名詞です。ネイティブか使う名詞は、独特な表現を使う場合があります。正直、英会話がまだまだなうちから積極的に使うのはちょっと恥ずかしいこともあるので注意が必要です。
ただし会話の中でよく登場するので、覚えておくといいでしょう。
意味:ドル、お金
アメリカドルを表現するときは、“dollar"が一般的ですが、ネイティブは“bucks"をよく使います。
意味:映画
こちらも映画といえば"movie" "cinema"がすぐ思い浮かびますね。
"flick"は映画の種類を分ける時に使うスラングで、例えば“chick flick"は、女性が好きな映画を指します。いわゆるラブコメディとか、女性をターゲットにしたうるっときちゃう作品などは"chick flick"です。
ただし、"chick flick"はちょっとからかうような意味もあるので使うときは注意してください。他に"family flick(家族向き)"という使い方もします。
意味:車、乗り物
アメリカの黒人英語から生まれたスラングです。意味はそのまま「車」とか「乗り物」という意味です。
"That’s my ride"といえば“自分の車"という意味です。"ride"には人にまたがるという性的な意味もあるので、くれぐれも使う際はご注意を。
意味:"abdominal muscles"(腹筋、筋肉)
腹筋のことはabsと呼びます。他にもsix-pack absとも言いますね。海外には、日本よりも体を鍛える文化が根付いています。鍛え上げられた筋肉は海外では必要なモテ要素の一つですよ。
意味:5ポンド、10ポンド
イギリスで使われているお金を表す表現です。ほかにもポンドのことを" Quid" とも呼ぶので、イギリス留学に行く予定がある人は是非覚えておきたい名詞です。
普段何気なくSNSなどを見ていると目にするネットスラングが英語にもあります。外国人の友だちとメールやメッセージを交換する機会がある方は、略語や独特な表現が登場するのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ここでは、ネットスラングとしてメールやメッセージ、SNS上でよく使われるスラングについてご紹介していきます。
意味:"Oh my god."(まじかよ)
キーボードで打ち込みがしやすいように、"Oh my god"の頭文字だけをとった"OMG"。信じられない意を表すのに使います。
意味:"laughing and loud"(笑)
"laughing and loud"の頭文字をとった"lol"。日本語で言う「笑」を意味します。
意味:"Just kidding."
文章の後につけて「なんちゃってね」と冗談の意を表します。
意味:"As soon as possible"
例:"Finish the document ASAP!"(その資料、できるだけ早く仕上げて!)
「できるだけ早く」を意味する"ASAP"。こちらは「エー・エス・エー・ピー」と言ったふうに、アルファベットで発音され、会話の中で用いられることもあります。
意味:"What the f**k!?"
「何だって?」という"What the f**k"という言葉の頭文字をとったスラング。SNSなどでは頻繁に登場しています。
意味:"Rest in peace."(安らかに眠れ)
著名な人が亡くなったりすると、ネット上にあふれる「R.I.P.」。"rest in peace"の略で、日本語で言えば「ご冥福をお祈りします」の意味にあたります。
意味:"See you"
メッセージの最後に「さようなら」と打つ時に使います。たった2単語で済むので簡単です。
意味:"Because"
「なぜなら」という"Because"も略して"Cuz"となります。メッセージはできるだけ短く少ない単語で済ませるという傾向があるようです。
意味:"are you"
よく使われるのは「How r u?」です。基本的にYou はuで済まされることが多いので覚えておくといいでしょう。
意味:"24 hours 7 days"(24時間営業。年中無休)
24時間定休日なくやっているという意味です。海外のお店の営業時間欄によく使われています。読むときはスラッシュは抜かして、「トゥエンティーフォーセブン」となります。
意味:"Thanks god it’s Friday"
日本でいう華金です。金曜日になると多くの人がSNSで"TGIF"を使い始めます。
恋愛に関しても、日常会話の中ではいろいろなスラングが出てきます。色恋沙汰を表す表現は認識を誤ると思わぬ誤解やトラブルを引き起こすこともありますので、それぞれよく確認しておきましょう。
意味:恋人、パートナー
”before anyone else”の頭文字をとったもので、「他の誰よりも前に」という意味です。転じて、恋人やパートナーを表します。
意味:ときめき、片思い
例:I had a crush on him in high school.(高校の時、彼に片想いしていたの)
本来は「粉砕」という意味ですが、恋愛に関する文脈のときには「ときめき」や「片思い」を表します。一方的に思いを抱いている状態です。
意味:口説く
相手に好意を持って話しかけたり、遊びに誘い出したりすることを指します。
意味:音信不通になる
例:She ghosted me before but suddenly texted me last night.(前に彼女とは音信不通になったのに、昨晩急にメッセージを送ってきたんだ)
「幽霊」を表す”ghost”にingを付けた言葉です。「幽霊のようになる」「幽霊のようにふるまう」という意味から、連絡が取れなくなるニュアンスを表します。
意味:デートをする
”go out”は「出かける」という意味ですが、そこに”with someone”が加わるとその人とデートするという表現になります。恋愛関係ではなく、単純に誰かと「遊びに出かける」と言いたい場合には”hang out with”を使うのが一般的です。
意味:振る、捨てる
”dump”とは「投げ捨てる」という意味であり、色恋沙汰では「一方的に別れを告げる」ことを表すスラングです。相手の意志は関係なく、関係の終了や拒絶をすることを意味します。
スラングの代表とも言える相手を罵るための汚い言葉です。映画などでは頻繁に登場しますが、かなり強烈なインパクトを持つワードですので、使いどころには注意を払いましょう。
特に非ネイティブの私たちが使うのはリスクが高いので、よほど慣れていない限り、使用を避けてください。
意味:嫌なやつ、クズ野郎
例:"You are such a jerk!"(このクズ野郎!)
映画などを見ていると登場する"jerk"。基本的に、女性から浮気をした男性に対し、罵る言葉として使われます。
意味:クソくらえだ!
"bullshit"とは、直訳すると「牛の糞」という意味。
人を侮辱する言葉で、文脈によって「ふざけるな!」「嘘つき野郎!」などといった意味になります。非常に下品な言い回しなので、使いどころには注意しましょう。
意味:ゲス野郎
例:Our boss is such an asshole.(われわれのボスはクソ野郎だ。)
"Ashhole"は直訳すると「ケツの穴」。主に人に対して侮辱するために使われます。"Bullshit!"に続き、こちらもかなり下品な言葉なので、使う場面には注意しましょう。
意味:死ね!
もはや説明不要な有名なスラング。テレビ放送などではこの言葉が出ると「ピー」と言った音声が流れる、いわば「放送禁止用語」です。こちらは迂闊に使うと誤解を招いたりトラブルを引き起こすこともあるので、絶対に使わないようにしましょう。
意味:何じゃこりゃ?、何だって?
信じられないことが起こった時に使う言葉です。ネットスラングとして頭文字をとった"WTF!?"という言葉もよく使われています。
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した以外にも、スラングは日々誕生しているので、まだまだたくさんあります。ネイティブとスムーズに会話するためには、学校や教科書に載っていない表現を覚えていくことも重要です。
それにはネイティブと会話をすることが一番の近道です。この機会に海外留学を考えたり、日本国内でもネイティブと会話する機会を作ったりして、英語力をさらに磨いてくださいね。
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