最終更新日:2024/08/27
バギオはマニラからバスで約6時間ほど北上したところに位置します。街が標高約1500mにあるため、他のフィリピンの都市と異なり、気候は1年を通して非常に涼しく時期によっては肌寒いほどです。1年中暑いマニラやセブとは違って、羽織るものや長袖の服が必要な場所です。
山間の高地にあることから、年間を通じて平均最高気温が26℃を超えることはなく、ルソン島内の絶好の避暑地となっています。日本でいうところの軽井沢のような場所です。1年中涼しい気候が続いていることから、毎年3月から5月の期間のみ大統領府などの政府機関がバギオに移転します。
このことからバギオは「サマーキャピタル」とも呼ばれています。ベンゲット州内にあるものの、どこの州にも属さない独立した都市でもあります。
なお、バギオ留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
バギオの語学学校ランキング
<目次>
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バギオはアメリカの植民地時代に避暑地として作られた比較的新しい街です。新しい街とはいえ、北部ルソン地域の政治、経済、文化の中心地なので、大型のショッピングモールやコンビニもあり、特に生活で不自由な思いをすることはありません。
避暑地以外にはフィリピン国内の有名な観光地の一つとして賑わっています。主要な観光場所としては、バギオ大聖堂、SMシティショッピングモール、バーナム公園の3つが挙げられます。下記から一つずつ紹介していきます。
セッションロード沿いの丘の上にあるバギオ大聖堂は、この街のシンボルです。美しいステンドグラスと堂々たる外観は、バギオの人々の祈りの場所になっています。
教会内部の祭壇の後ろにあるステンドグラスは、見事に調和のとれたデザインです。バギオ大聖堂は丘の上に建っていることから、バギオの人々をあたたかく見守っている象徴的な教会です。
バーナム公園は、バギオ市内の中央部にある大きな公園です。バーナム湖という長方形の人口湖の周りに花壇や樹木が配置されていて、そこに沿った散策の道もつくられています。
公園の中にあるバーナム湖では、ボートに乗ることができます。とても緑が多い公園で、公園内を散策したり、スポーツを楽しんでいる人がいたり、ダンスをしていたりと、とても開放的なフィリピンらしい雰囲気の公園です。
この公園の名前は、今から約100年前にフィリピンがアメリカの植民地になった頃に、アメリカの著名な設計者ダニエル=バーナムにちなんで、この名前になりました。
バギオに滞在している人が重宝しているショッピングモールが、SMバギオです。大きさ的には広くもなく狭すぎることもなく、ちょうどいい大きさです。場所は大通りのセッションロードを上りきった丘の上にあります。
1階にはスーパーマーケット、フードコート、美容院などがあり、2階は洋服屋さんや靴屋さんなどがあります。3階はスパやレストラン、カフェなどがあり、4階には電化製品・携帯電話ショップ、映画館などが入っています。他には、お土産さんやマッサージショップ、ネイルショップ、まつげのエクステンションショップなど、大きなものも細々したものも大体のものはSMバギオで揃えることができます。
バギオの人口の割にショッピングモールがここ以外に増えない理由は、バギオ住民の中には森林保護の精神があり、ショッピングモールを作るために敷地の木々の伐採を嫌うという理由があるそうです。
バギオからバスで約8時間ほどの位置にあるバナウェには、世界文化遺産に登録されたコルディレラの棚田群・ライステラスが広がっています。この棚田群は、約2000年前にイフガオ族が神への捧げ物としてつくられたといわれており、その壮大さゆえに別名「天国への階段」と呼ばれています。
田植え時期が1〜2月で、収穫の時期が6〜9月です。棚田を見に行くベストシーズンは、ちょうど苗が育ってきた3〜4月と言われています。
複雑に入り組んだ棚田の隅々まで湧き水を行き渡らせる技術は、世界的にとても評価されています。ここでは、イフガオ族の文化と生活を垣間見ることもできます。
マニラやバギオからバナウェに向かう途中にも、とても美しい棚田の景色が広がっています。険しい山道にはなりますが、その道中の景色の美しさは日本では見れないものばかりです。
街の周辺のたくさんの場所にビューポイントがあります。バスで到着した後にジプニーやトライシクルで別の場所に広がる棚田を探しに行ってみても楽しいかもしれません。
バギオには毎年2月にある有名なお祭りが開催されます。フィリピンでも最大級のお祭りPANAGBENGA(パナンベガ)と呼ばれるフラワー・フェスティバルです。
Grand Float Paradeと呼ばれる花車パレードが、このお祭りで最大の人気イベントになっています。フロート(花車)は3つの部門でコンテストがあって、大型、小型、オープンのそれぞれで審査がされています。
このフラワー・フェスティバルは、2月1日にオープニングの式典から3月の第1週ぐらいまで続くため、この期間中はバギオにやってくる観光客の数が100〜200万人にもなると言われています。もしフラワー・フェスティバルを観に行く際には混雑があることを頭に入れて向かいましょう。
バギオからバスで約5時間の位置するビガンは、スペイン植民地時代に港町として繁栄した場所です。今もスペインと中国、ラテンアメリカの建築様式の建物が街の一部に残っており、まるで中世のヨーロッパにタイムスリップしているかのような美しい街並みを見ることができます。
1999年に世界文化遺産に登録されました街の中心部には美しい外観のセント・ポール大聖堂や夜の水上ショーが見れるサルセド広場があり、その他にも聖ポール博物館などの見所が点在しています。
バギオから約1時間半バスに移動すると、海が広がるサン・フェルナンド(サンフアン)に着きます。標高1500mの山から1時間半でビーチに行けるのは、バギオならではの醍醐味ですね。
ここはリゾート地でもあり、サーフィンが楽しめる場所として名が知られています。レンタルでボードを貸してくれる上に、初心者向けの1日レッスンもあるので、はじめてサーフィンをやってみるのにもおすすめの場所です。サーフィンはちょっと怖いという人はカヤックも楽しめます。
今回は、バギオのエリア情報とその周辺のおすすめのエリアを紹介しました。山間に位置するバギオには、大きなカジノやクラブなどの遊べる場所はあまりありません。バギオの語学学校の多くは、留学生を遊べる環境から隔離して勉強に集中させることを考えて、バギオに学校を作っています。
その理由からバギオにはスパルタ式の学校が多くあります。英語留学先として他のフィリピンの街とは地形も雰囲気も違った街ですが、なかなか人気が高い街の一つです。
バギオ自体はマニラやセブと比べるとそこまで大きな街ではありませんが、周辺に行けば世界遺産登録されたバナウェの棚田やスペイン建築の残る世界遺産ビガンなど、ここでしかみられない場所もあるので、少し足を伸ばして訪れてみる価値は大いにあると言えるでしょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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