留学の荷物を減らすコツと持ち物リスト。どうしても荷物が減らせない人向けの対処法も教えます
- 2022/06/22
「留学に向けて荷物を準備しなきゃ」
「でもどうしても持ち物が多い。減らすコツはあるのかな……」
とお悩みではありませんか?
留学は日本を離れることもあり、多くの持ち物が必要なのではないかと悩みますよね。海外で普段自分が使っているものが売られているのかも分からず、不安を感じて荷物は増えがちです。
しかし留学の荷物は、多いと移動が大変になったり飛行機の重量制限があったりすることから、少なくする方がおすすめです。
現地で売っているものは現地で買う、衣類は着回すなどすれば、スーツケースを軽くすることもできます。
とはいえ、具体的に何に気を付ければ良いのかは、なかなか分かりづらいですよね。
そこで今回は、荷物を減らすコツ、持ち物リスト、それでも荷物を持って行きたいときの対処法を紹介します。今回の記事を参考にしながら、留学の準備を少しずつ進めていきましょう。
なお、留学前にすべき準備は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
留学準備をスムーズに進めるための11つのステップとは?
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留学の荷物は少ない方が楽!
海外に行くときはついつい多くの持ち物が必要だと考えますが、意外と荷物は必要ありません。また荷物を減らす方がメリットがたくさんあります。
そこで荷物を減らす方が楽な理由として、
・移動が楽になる
・重量制限で持参できる荷物が限られている
の2つを紹介します。
荷物が多いと乗り継ぎなど移動が大変
海外に行くとき、行き先や航空会社によっては乗り継ぎが必要です。スーツケースなど大きな荷物は預けているため問題ありませんが、リュックなど手荷物は自分で持ち運ばなければなりません。
また格安航空券など一部の移動方法では、乗り継ぎ時にカウンターでスーツケースを一度受け取り、再度預ける手間がかかります。
乗り継ぎは空港の端から端まで移動する、空港に到着しても滞在先まで電車を乗り継ぐなど、出発してから落ち着くまで時間がかかります。
知らない場所を地図で調べながら歩く中、荷物を持って移動するのは腕や肩が疲れてなかなか大変です。
荷物が軽いと移動も楽です。留学初日から疲れないためにも、荷物は少なくする方がおすすめです。
荷物は重量制限がある
飛行機は荷物に重量制限を設けています。航空会社にもよりますが、目安は次の通りです(※1〜4)。
【ANA(全日本空輸)】
機内持ち込み:10kg以内
預け入れ荷物:23kg
【JAL(日本航空)】
機内持ち込み:10kg
預け入れ荷物:23kg
基本的には手荷物10kg、預け入れ荷物23kgですが、航空会社がFSCの場合に限られます。また23kgを超えると追加料金を請求されます。
LCCになると手荷物は7kg、預け入れ荷物はそもそも追加料金が必要と、条件が変わります。
たくさんの荷物を持って行こうとしても、飛行機に持ち込めません。基本的には合わせて30〜33kgを超える荷物は持って行けないため、少なくする必要があるのです。
留学の荷物を減らすコツ
留学の持ち物は移動が大変、飛行機の重量制限があることから、できるだけ減らした方が楽です。
とはいえ、どうやって荷物量を調整すれば良いのか、何を減らしても良いのか、なかなか分かりづらいですよね。
そこでここでは、留学の荷物を減らすコツとして、
- ・現地で買える物は現地で買う
- ・タオルなど使い捨てを利用する
- ・洋服は着回す
- ・電子書籍を利用する
- ・軽いスーツケースを使う
の5つを紹介します。
1.海外でも買えるものは現地購入する
海外は日本より不便かもしれない、日本からできるだけ持って行った方が良いと思い、ついつい持ち物を詰めたくなりますよね。
しかし海外だからといって売られているものが限られていることはなく、ほとんどの物が現地でも購入できます。
現地購入できるのは、例えば次のような持ち物です。
・シャンプーや石けんなど消耗品
・タオル
・シンプルなTシャツ
特に長期留学の場合、すべて持って行こうとすると膨大な量になります。現地でも買える日用品などは到着してから揃えましょう。
2.使い捨てを活用する
1週間や1カ月の短期留学の場合、使い捨てを活用すると荷物を減らすことが可能です。特に次のような消耗品は使い捨てを選ぶのがおすすめです。
・化粧水や乳液
・シャンプーやトリートメント
日用品は薬局でトラベル用が販売されているため、留学期間分だけ持って行くことで帰国時には持ち物を減らせます。
またコンタクトレンズも、普段ハードレンズを使っている人は留学中だけ1dayのソフトレンズにすると、保存液を持って行く必要がありません。
物によって持参方法を工夫すれば、荷物は軽くなります。
3.衣服は着回すことを意識する
衣類は荷物の中でもかさばりやすく、スーツケースの容量も圧迫しやすいです。
しかし洋服は現地でも購入できる上に、着回しをすれば少ない枚数で留学生活を過ごせます。
長期留学であっても、1週間分の洋服を持っていれば問題ありません。
目安は次の通りです。
・Tシャツ:2〜3枚
・インナー:3枚
・ボトム:2本
・靴下:3セット
・下着:2〜3セット
冬の留学は、さらにトレーナーやインナーなど防寒具を追加してください。嵩張りを防止するには圧縮袋を使ってみましょう。
4.本は電子書籍にする
留学中、息抜きで読書をしたい人もいるのではないでしょうか。しかし書籍は分厚く、何冊も持って行くとスーツケースやリュックが重くなります。
留学は参考書なども持って行くため、泣く泣く小説などの本を置いていく人もいます。
書籍は基本的に、電子書籍を購入して持って行きましょう。スマホやiPad、またはKindleなど電子書籍用の端末に本を準備すれば、端末だけで何冊も本を持ち運べます。
5.スーツケース自体を軽いものを選ぶ
荷物を直接減らすコツとは違うかもしれませんが、スーツケース自体が重いと移動が大変です。なるべく軽いスーツケースにすると、重くならない上に飛行機の重量制限にも引っかかりません。
軽いスーツケースは次のようなタイプです。
・ソフトケース
・ファスナーハードケース
ハードケースに比べると衝撃に弱くなりますが、軽くて持ち運びが楽になります。
軽くて有名なメーカーは、例えば、
などです。
荷物を減らして軽くするためにも、スーツケース選びからこだわってみましょう。
留学の荷物リスト
ここまで留学の荷物を減らすコツをお伝えしましたが、そもそも何が絶対に必要なのか、なかなかわかりづらいですよね。
荷物を減らすには、基本的な持ち物を知ることも必要です。
そこでここでは、留学の持ち物を
・必需品
・海外でも買える物
・日本から持って行った方が良い物
・個人差がある物
に分けて紹介します。
絶対に必要なもの
留学で必需品となるのが、次の持ち物です。
・パスポートとコピー
・現金
・クレジットカードやデビットカード
・証明写真
・学校への入学書類
・ビザ発給の証明書
・留学保険の加入証明書
・航空券のEチケット
・スマホ
上記の持ち物がなければ、入国・入学できません。国によってはさらに銀行残高の証明書なども必要です。
さらに洋服やコンタクト、下着、常備薬なども必ず持って行きましょう。
現地でも購入できるもの
次の持ち物は海外でも購入できるため、人によってはそれほど多く持って行く必要がありません。
・Tシャツ
・靴下
・シャンプーなど消耗品
・歯ブラシなどの日用品
特に日用品は海外でも買えるため、留学先で用意するのもおすすめです。
日本でしか買えないもの
日本でしか買えない商品は自分で持って行きましょう。
例えば、
・筆記用具
・日本語の参考書
・インスタントの日本食
などです。
特に筆記用具などは日本製品の方が便利で使い勝手が良いため、使い慣れている物を持って行くのがおすすめです。
その他:場合によっては持って行きたいもの
人や国によっては次の持ち物も日本から準備しましょう。
・化粧品
・生理用品
・サングラス
・イヤホン
・コンタクトレンズまたはメガネ
特に化粧品など肌に触れるものは、海外製品が合わない人もいます。肌トラブルを避けるためにも、日本から持って行く方が安心です。
またオーストラリアなど国によっては日差しが強く、サングラスを使うことも多いです。日焼け対策として持って行きましょう。
その他留学の持ち物については、こちらの記事にまとめました。留学準備を控えている方は参考にしてみてください。
【留学準備】留学に必要なもの45選!種類別に準備すべき持ち物をまるっと紹介します
留学の荷造りで知っておきたいこと
ここまで留学の荷物を減らすコツを紹介しましたが、それでも減らないときもありますよね。少なくするのが難しいときは、無理に減らす必要はありません。
そこで知っておきたいこととして、
・必要な荷物は人による
・郵送も利用できる
の2つを紹介します。
必要な荷物は人それぞれ異なる
留学に必要な持ち物は人によってバラバラです。
例えば留学先の季節が夏か冬かによって、防寒具が必要だったりTシャツだけで大丈夫だったり、持って行く服が変わりますよね。
さらに女性は化粧品やスキンケア用品、男性はひげ剃りなど性別によっても荷物が異なります。
行き先や性別・年齢、趣味などによって必要な荷物は変わるため、一概に「〇〇はいらない」と断言できません。自分に必要な持ち物を見きわめてパッキングしましょう。
荷物が多いからといって落ち込むことはなく、自分に必要だから持って行くと決めて準備することをおすすめします。
荷物が多い場合は郵送もおすすめ
必要な荷物は人それぞれとはいえ、飛行機に持ち込める荷物は重さ制限があるとお伝えしました。
スーツケースに入り切らないけれど持って行きたい荷物は、郵送することも可能です。送料と時間はかかりますが、必要な持ち物は持参できます。
特に半年を超える長期留学の場合、出発が夏のときにコートなど防寒具を持ち運ぶのは大変です。郵送で送って現地で受け取る形にしましょう。
郵送の方法や料金について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
留学先に荷物を送りたい!安く送る方法や国別の価格を徹底比較
またその他スーツケースの収納のコツはこちらにまとめました。あわせて参考にしてみてくださいね。
収納上手になろう!旅行や留学前に役立つパッキングのコツ8選
まとめ
今回は留学の荷物を減らすコツを紹介しました。
おさらいすると、持ち物を減らして軽くするには次の方法がおすすめです。
- ・現地で買える物は現地で買う
- ・タオルなど使い捨てを利用する
- ・洋服は着回す
- ・電子書籍を利用する
- ・軽いスーツケースを使う
荷物はたくさん持って行きたいところですが、軽くした方が移動は楽です。長期留学などどうしても多くの持ち物が必要な場合は、郵送も活用してみましょう。
今回の記事を参考にしながら、留学の準備に取りかかってみてくださいね。
なお、荷物の用意以外に留学で準備すべきことなどは、LINEで相談を受け付けているので、留学先の手配をはじめ具体的に準備を進めたい方はお気軽にご相談ください。
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【参考文献一覧】
※1...ANA「機内持ち込み手荷物のサイズとルール(国際線)」(参照日:2022-05-19)
※2...ANA「無料でお預かりする手荷物の重さ・サイズ・個数(国際線)」(参照日:2022-05-19)
※3...JAL「機内持ち込みお手荷物」(参照日:2022-05-19)
※4...JAL「お預けのお手荷物」(参照日:2022-05-19)