夏休みに留学したい大学生におすすめの費用が安い国4選!さらに節約するコツも解説
- 2019/12/26
こんにちは!大学生のとき、長期休暇を使って留学したことのあるモリキです。
「夏休みに留学したいけれど、どの国が安いのかな……」
と悩む大学生は多いのではないでしょうか。
夏休みの留学先としておすすめなのは、人気のフィリピンやフィジー、マルタなど、物価や授業料などの費用が安く抑えられる国です。
大学生が上記の国に留学することで、英語学習のきっかけになる、国際交流ができるなど多くのメリットがあります。また、夏休みの短期休暇を利用するため、進学や就活への影響もほとんどありません。
コツを知ることで、夏休みに安く留学することは十分可能です。
とはいえ、具体的な方法などはなかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、大学生に夏休みの留学をおすすめする理由や方法、安く留学するコツ、おすすめの国を紹介します。
最後に夏休みに留学するときのスケジュール例も紹介していますので、留学したい大学生は参考にしてみてくださいね。
なお、大学生の留学について、留学前後の変化やよくある質問などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
大学生の留学
[目次]
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大学生に夏休みの留学をおすすめする理由5つ
大学生に夏休みの短期留学をおすすめする理由は、メリットが多いからです。
その主なメリットとして、
- ・進学や就活への影響が少ない
- ・異文化交流や国際交流につながる
- ・英語力を伸ばすきっかけになる
- ・観光やアクティビティも楽しむことができる
- ・長期留学のイメージができる
の5つを解説します。
理由(1)進学や就活への影響が少ない
夏休みの留学は1〜2ヶ月の短い期間のため、休学や退学する必要がありません。「単位が取れないかも」「就活に遅れるかも」などの心配なく留学でき、大学生活や就活などへの影響を最小限におさえることができます。
理由(2)異文化交流や国際交流につながる
夏休みの短期留学でも、外国人の友達を増やすことは可能です。
多国籍な学校では、さまざまな国の留学生と出会います。生活をともにすることで、異文化理解ができ、グローバル思考が身につきます。
理由(3)英語力を伸ばすきっかけになる
短期留学でネイティブ並みの英語力を身につけることは、正直に言うと難しいです。
ただし留学生活で、英語学習の方法を指導してもらうことは可能です。帰国したあとも勉強を続けることで、英語力が伸びる人も。短期留学が英語学習のきっかけとなります。
理由(4)観光やアクティビティも楽しむことができる
留学中でも、週末は自由時間です。土日に観光やアクティビティをするなど、旅行気分を味わうことが可能です。
勉強だけでなく観光も楽しむことで、留学生活中のリフレッシュにもなります。
理由(5)長期留学のイメージができる
短期でも海外生活を体験することで、長期留学のイメージが湧くことが少なくありません。
長期留学は1年以上の滞在になることが多いですが、日本をしばらく離れる生活はなかなかイメージしにくいですよね。1〜2ヶ月でも海外留学を体験しておくと、長期留学にチャレンジしやすくなります。
大学生が夏休みに留学するならコレ!おすすめの方法一覧
続いては、夏休みにおすすめの留学方法として、
- ・語学留学
- ・インターンシップ
- ・ボランティア
の3つを解説します。
(1)語学留学
語学留学とは、英語や中国語、スペイン語など特定の言語を学ぶスタイルです。
おすすめポイントは語学学習と海外生活、どちらも体験できること。多くの大学生がこの方法を選んでいます。
語学留学では学校に通いながら、ホームステイや学生寮で生活します。また土日はホストファミリーや友達と遊ぶなど、自由な時間も。
また、語学留学は最短で1週間〜と短い期間でも留学が可能で、自分のスケジュールに合わせて期間を選ぶことができるのも大きなメリットです。
費用は1ヶ月で、平均10万〜60万円です。国によって金額は大きく異なりますので、事前に調べてみてください。
(2)インターンシップ
インターンシップとは、海外の企業で就労体験をすることです。期間は1ヶ月以上で、社員と同じ仕事を任されることもあります。
就労先は例えば、
- ・旅行会社
- ・マーケティング会社
- ・不動産会社
- ・幼稚園
- ・日本語学校
- ・語学学校
など多岐に渡ります。
おすすめポイントは、海外で働く経験ができること。さらに有給インターンシップでは、お給料が発生することもあります。
海外での就労経験を積んでおきたい方にはおすすめの留学方法です。
費用は1ヶ月で、平均10万〜30万円です。
(3)ボランティア
ボランティアとは、海外で社会活動に参加することです。基本的に無償のため、お給料は発生しません。
おすすめポイントは、英語力やスキルがなくても気軽に参加できること。賃金の代わりに、滞在先や食事を用意してもらえることもあります。
また、ボランティアの経験を就職活動の際にアピールすることもできます。
費用は1ヶ月で、平均10万〜40万円です。
大学生が夏休みに安く留学するためのポイント3つ
続いては、大学生がさらに安く留学に行くコツとして、
- ・航空券を早めに購入する
- ・早めに申し込む
- ・物価の安い国を選ぶ
の3つを解説します。
ポイント(1)航空券を早めに購入する
1つ目のコツは「航空券を早く用意すること」です。
航空券は早めに探すほど、安く購入できることが多いです。直前だと席数が少なく、値段も高めに設定されているためです。
おすすめの購入時期は、留学の2〜3ヶ月前。旅行会社が団体に向けて販売されていたチケットを、個人客向けに格安で販売しはじめる時期なのです。
購入時期をしっかりと定めることで、数万円の節約になることもあります。
航空券の買い方徹底解説!留学には片道よりも往復チケットが安心
ポイント(2)学校に早めに申し込む
2つ目のコツは「語学学校の申し込みは早めにすること」です。
一部の語学学校では「早期割引」や「割引キャンペーン」などを開催していることがあります。キャンペーン中に申し込むだけで、授業料が数万円安くなることも多いです。
語学留学をする場合は、早めに語学学校を決めて申し込んでおきましょう。
ポイント(3)物価や授業料が安い国を選ぶ
3つ目のコツは「留学先を物価や授業料の安い国にすること」です。
「留学は高い」というイメージを抱いている人も多いかと思いますが、費用の高さは国やエリアによって異なります。
安くするには、物価の安い国を選びましょう。例えばフィリピンやマルタ、フィジーなどは、物価や授業料が安いために留学費用も低価格です。
フィリピンの物価って実際安いの?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
ここまでは留学費用を安くするコツについて解説しました。
とはいえ、留学費用が安い国がどこなのかは、なかなか分かりにくいものです。
そこで次は、格安留学を実現できるおすすめの国を紹介します。
大学生におすすめ!夏休みでも留学費用が安い国4つ
ここからは留学費用の安い国として、
- ・フィリピン
- ・フィジー
- ・マルタ
- ・ハワイ(アメリカ)
の4つを解説します。
(1)フィリピン
フィリピンは東南アジアにある国で、日本人から人気の留学先です。特にセブ島やマニラに学校が集まっており、大学生から社会人まで幅広い年齢層の方が英語を学んでいます。
フィリピン留学のポイント
フィリピン留学の最大の特徴はマンツーマンで指導してくれること。講師が1対1で教えてくれるため、気になる点やわからないことを質問しやすいのがメリットです。
また、その他フィリピン留学のおすすめポイントは、以下の通りです。
- ・物価や授業料が安いため、費用を抑えることができる
- ・日本人が多くて日本語が通じることもある
- ・食事や洗濯をしてもらえる学校もあり、英語学習に集中できる
- ・学校の数が多く、自分にあったコースや環境が見つかりやすい
フィリピン留学でかかる費用目安
1週間の留学費用は、以下の通りです。
学費と滞在費 | 3万〜5万円 |
---|---|
食費 | 5,000円 |
渡航費(航空券やビザ、保険) | 6万〜8万円 |
合計=9万5,000〜13万5,000円
1ヶ月だと平均19万5,000〜33万5,000円です。
おすすめの語学学校などフィリピン留学の詳細はこちら
(2)フィジー
フィジーはオセアニアにあり、公用語として英語を使用する国です。物価も安くてフレンドリーな人が多いことから、留学先として注目を集めています。
またのんびりとした雰囲気やビーチがあるため、旅行気分も味わいながら留学できます。
フィジー留学のポイント
フィジーの魅力は、フレンドリーで優しい人が多く、一年を通して温かい気候の中で過ごせること。
その他のフィジー留学のおすすめポイントは、以下の通りです。
- ・物価が安い
- ・イギリス英語を学ぶことができる
- ・ゆっくり話してくれるため、初心者でも聞き取りやすい
- ・観光やマリンアクティビティも楽しめる
フィジー留学でかかる費用目安
1週間の留学費用は、以下の通りです。
学費と滞在費 | 3万〜6万円 |
---|---|
食費 | 1万円 |
渡航費(航空券やビザ、保険) | 8万〜12万円 |
合計=12万〜19万円
1ヶ月だと平均22万〜38万円です。
おすすめの語学学校などフィジー留学の詳細はこちら
(3)マルタ
マルタはヨーロッパにあり、小さいながらも観光や留学のために多くの人が訪れている島国です。公用語が英語なうえに物価が安いため、ヨーロッパでの留学でもそれほどハードルを高く感じません。
また美しい街並みや世界遺産も多いため、観光を楽しむことも可能です。
マルタ留学のポイント
ヨーロッパ諸国をはじめ、さまざまな国の生徒が集まり国際色豊かなマルタは、多様な文化を感じることができます。
また、他のヨーロッパ諸国に比べ物価が安い点と、近隣の国へ格安で周遊ができる点もメリットです。
マルタ留学のおすすめポイントは、以下の通りです。
- ・低価格でヨーロッパに留学できる
- ・世界遺産や博物館など観光スポットも充実している
- ・留学が終わったらヨーロッパ周辺を旅行できる
マルタ留学でかかる費用目安
1週間の留学費用は、以下の通りです。
学費と滞在費 | 3万2,000〜7万円 |
---|---|
食費 | 1万〜2万円 |
渡航費(航空券やビザ、保険) | 8万5,000〜16万円 |
合計=12万7,000〜25万円
1ヶ月だと平均35万〜60万円です。
おすすめの語学学校などマルタ留学の詳細はこちら
(4)ハワイ(アメリカ)
ハワイは旅行先のイメージがありますが、近年は留学先としても人気です。
ハワイ留学のポイントは英語学習だけでなく、ヨガなど「おけいこ留学」ができること。短期間で資格が取れる学校も多く、将来の選択肢が広がります。
ハワイ留学のポイント
美味しい日本食レストランが多く、ビーチがあるためマリンアクティビティも楽しめるのが魅力のハワイ留学。
そんなハワイ留学のおすすめポイントは、以下の通りです。
- ・英語と専門スキルを習得できる
- ・ビーチや観光スポットが多く、旅行も楽しめる
- ・LCCの発達によって、低価格で渡航できる
ハワイ留学でかかる費用目安
1週間の留学費用は、以下の通りです。
学費と滞在費 | 5万〜8万円 |
---|---|
食費 | 2万〜4万円 |
渡航費(航空券やビザ、保険) | 4万〜10万円 |
合計=11万〜22万円
1ヶ月だと平均25万〜50万円です。
おすすめの語学学校などハワイ留学の詳細はこちら
留学先に迷ったときは、ご紹介した4つの国から選んでみてくださいね。
夏休みに留学したい大学生必見!渡航までのスケジュール例
最後に、渡航までのスケジュールを簡単に紹介します。
6ヶ月前:留学の目的と行き先を決める
はじめに留学の目的を考えておきましょう。目的があることで、留学中のモチベーション維持にも繋がります。
英語や専門スキルは留学するだけで身に付くわけではありません。毎日の勉強が必要ですが、なんとなく自習を続けて英語力を身につけることは難しいです。
留学を成功させるためには、具体的に「TOEICで700点を取るために英語を勉強する」などの目的が必要です。目的があることで「毎日3時間は自習をする」など、現地での行動も決まりやすいです。
目的は勉強だけでなく、日常生活におけるものでも問題ありません。例えば「外国人の友達を作る」「そのために自分から積極的に話しかける」などです。
特に夏休みは短い時間のため、目的と目標をしっかりと決めておきましょう。
3〜5ヶ月前:留学先の申し込みと航空券の手配を済ませる
国が決まったら、5ヶ月前くらいから以下の準備に取り組みましょう。
- ・語学学校の申し込み
- ・ホームステイ先や寮の手配
- ・ビザの申請
- ・航空券の購入
現地生活に必要なものを、すべて手配するイメージです。
また留学の3ヶ月前までに、英語の勉強もスタートしてください。英語を理解できないまま留学してしまうと、現地での授業や日常会話がわからないまま、なんとなく留学を終えてしまうこともあるためです。
3ヶ月前から中学英語だけでも復習しておくと、留学生活がスムーズに進みます。
1ヶ月前:荷物の準備や保険の加入
荷物は1ヶ月前から荷物の用意をはじめましょう。
直前に用意をはじめると、足りないものに気づいて慌てて買いに行くことになり、バタバタと落ち着かないまま渡航することになってしまいます。
また海外旅行保険にも加入しておきましょう。おすすめは保険会社のプランですが、90日未満の留学ではクレジットカード付帯の保険も利用できます。
クレジットカード付帯の保険は条件もありますが、多くのカードは保険料が無料です。留学費用の節約にもつながりますので、少しでも安くしたい人は検討してみてください。
まとめ
今回は、大学生が夏休みに安く留学するコツやおすすめの国について解説しました。
おさらいすると、大学生に夏休みの留学をおすすめする理由は以下の5つです。
- ・進学や就活への影響が少ない
- ・異文化交流や国際交流につながる
- ・英語力を伸ばすきっかけになる
- ・観光やアクティビティも楽しむことができる
- ・長期留学のイメージができる
また安い費用で留学するコツとして、以下の3つをお伝えしました。
- ・航空券を早めに購入する
- ・学校に早めに申し込む
- ・物価や授業料の安い国を選ぶ
留学先に悩んだときは、今回紹介したフィリピン、フィジー、マルタ、ハワイから選んでみてください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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