事前に知っておけば怖くない！マルタ留学での入国審査を流れや質問項目、回答例をご紹介

マルタの入国審査で聞かれる質問や、必要な書類などについて、不安を抱えていませんか？
マルタの入国審査は他の国の入国審査と大きな差はなく、滞在場所・滞在期間に関する質問に正しく回答し、求められる書類の提示をすれば、問題なく通過できます。

しかし英語に自信がない方や、海外経験が少ない方は、できるだけマルタの入国審査に関する情報を集めておいたほうが安心です。

この記事では、マルタの入国審査に関する情報をご紹介します。必要な書類や主な質問内容と回答例などについても解説しているため、マルタへ渡航予定の方は、ぜひ参考にしてください。

なお、マルタ留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
マルタ留学前の準備の流れ

マルタ留学の入国審査前に準備しておくべきこと

留学するにあたって気になるのが、ビザの種類や準備しておくべき書類ではないでしょうか。

マルタでは90日以内の滞在であればビザは必要ありません。90日以上の滞在を予定している方は、マルタに到着後、ビザの手続きが必要です。

ビザの種類	特徴・対象者
査証入国（ビザなし）	滞在が90日以内
学生ビザ	滞在が91日以上

ビザの申請に必要な書類については、以下の記事で詳しく解説しています。マルタに留学予定の方は、チェックしてみてください。
【2024年版】マルタ留学にビザは必要？ビザの種類から申請方法までを解説

入国審査で確認が求められる書類は手荷物で持っていく

ビザ申請に必要な書類の中には、入国審査時にも提示が求められる物が含まれています。

以下の3つは、マルタ入国時にも必要となる書類です。飛行機に乗る際にリュックやバッグの中に入れ、マルタの空港に到着したら荷物から出しておきましょう。

マルタ政府による水際・渡航措置は2022年7月以降すべて解除

海外の新型コロナウイルス感染症関連の措置について、気になる方も多いかと思います。

マルタ政府は、2022年7月以降、渡航者に向けた新型コロナウイルス感染症に関する規制をすべて解除しています。ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書などの持参は不要です。マスクの着用も義務化されていません。

しかし新型コロナウイルスの感染のリスクは残されています。不安な方はワクチンを接種した上で渡航したり人の多い場所ではマスクをしたりといったふうに、自己判断で感染症対策をしましょう。

マルタの入国審査の流れ

マルタ空港に到着後は入国審査を受けます。その後、荷物の受け取りや税関チェックなどを通過した後、到着口へ移動します。

到着後の一連の流れを、詳しく見ていきましょう。

ステップ1. 入国審査

マルタに到着したら、入国審査場に向かいましょう。「Immigration」「Passport Control」と書かれた表記が目印です。

入国審査場は、ヨーロッパからの入国者とその他の国からの入国者で、入り口が分かれています。日本人は「non EU passport」と書かれた列に並んでください。

入国審査では、渡航目的や滞在期間、滞在場所などを質問されます。後述する「マルタの入国審査で聞かれる内容」を参考にして、回答しましょう。

ステップ2. 荷物の受け取り

入国審査を終えたら、荷物の受け取りエリアへ移動します。

乗ってきた飛行機の便ごとにコンベアが設置されているため、モニターで乗ってきた便とコンベアの番号を確認しましょう。

ステップ3. 税関

荷物の受け取りが完了したら、税関へ移動します。持ち込みの際に申告が必要な物は、マルタ観光局のサイトに記載されています。

該当する物を持ち込む場合は、税関で申告しましょう。申告する物を日本から持参していない場合は、到着口へ向かいます。

ステップ4. 到着口へ移動

到着口を出れば、マルタへの入国は完了です。語学学校に空港への送迎を依頼している場合は、待ち合わせ場所に向かいましょう。

公共の移動手段で市内へ出る予定の方は、バスやタクシーを利用してください。移動手段の利用料金については、以下の記事で詳しく解説しています。

気になる方は、チェックしてみてください。
マルタの空港情報と市内へのアクセス方法

マルタの入国審査で聞かれる内容

続いては、入国審査でよくある質問と回答例をご紹介します。英語に自信がない方や入国審査に不安を抱える方は、内容を確認しておきましょう。

質問（1）What’s the purpose of your visit?（入国の目的はなんですか？）

最初に聞かれることが多いのは、マルタに入国する目的です。留学や観光、出張など自分の目的にあわせて回答を準備しましょう。

回答例：To study.（留学です。）

留学目的で入国する場合は、勉強しに来たことを伝えます。他の目的の場合は、以下の回答を参考にしてください。

質問（2）How long will you stay in Malta?（どれくらいの期間、マルタに滞在しますか？）

マルタに滞在する期間によっては、ビザが必要になります。不法滞在を防ぐために聞かれることが多いため、回答の用意をしておきましょう。

回答例：I’ll stay for one month.（1カ月です。）

滞在期間に関する回答は、予定している滞在期間をそのまま答えてください。1週間なら「one week」、3カ月なら「three months」となります。

帰国日時がはっきりしていない場合は、おおよその滞在期間を答えれば問題ありません。

質問（3）Where will you stay?（どこに滞在しますか？）

旅行者の居場所を把握するために、滞在予定の場所を聞かれます。ホテル名や地名を答えましょう。

回答例：HiltonMalta.（ヒルトンマルタです。）

ホテルに滞在予定の方は、ホテルの名前を覚えておきましょう。友人宅やホームステイを予定している場合は、地名や付近の有名なエリア名を、一緒に伝えるのがおすすめです。

また滞在先が虚偽の申告ではないことを確認するために、宿泊を証明する書類の提出を求められることがあります。ホテルの予約情報のスクリーンショットや印刷などを、事前に済ませておくと安心です。

質問（4）What is your job（occupation）?（何の仕事をしていますか？）

入国後の生活に問題がないことを確かめるために、職業を聞かれる可能性があります。退職して留学する場合でも、前職を答えた方がスムーズです。

回答例：Student.（学生です。）

職業に関する質問は、現在の職業や前職をそのまま答えれば問題ありません。

会社員の人は「Office worker（会社員）」ではなく、「Engineer（エンジニア）」や「Sales position（営業職）」など、具体的な役職を答えたほうが、より伝わりやすいでしょう。

無職やフリーターの場合でも、仕事をしていないことは伝えず、言い回しを変えたほうが無難です。

質問（5）Do you have a return ticket?（帰りのチケットは持っていますか？）

不法滞在を防ぐために、「帰国の航空券を見せて」といわれることもあります。

日本へ帰国するチケットか、マルタ以外の第3国へ提出するチケットがあれば問題ありません。帰国チケットを手元に用意しておきましょう。

回答例：Yes, I’ll go back to Japan.（はい、日本に帰ります。）

復路のチケットを見せれば、とくに問題はありません。マルタは復路のチケットがないと入国できないため、航空券を予約した時点で、画面のスクリーンショットを保存しておきましょう。

入国審査で知っておくと便利な英語表現

マルタの入国審査で審査官の英語がわからなかった際や、どう表現すれば良いか迷ってしまった際に、覚えておくと便利な英語フレーズをご紹介します。

審査官の英語がわからないときは、その旨を伝えても問題ありません。審査官は言葉の通じない外国人の対応に慣れているため、よりわかりやすい言い回しに変えてくれます。

また、どうしても英語が聞き取れなかったり表現がわからなかったりする際は、翻訳アプリに頼るのもひとつの手です。

アプリを起動する際は、ひと言添えてからスマートフォンを取り出すと、心象が良くなります。

入国審査の英会話を練習するならスクールウィズの無料英会話レッスン

マルタの入国審査で行うやり取りは、簡単な英語を覚えておけば通過できます。しかし初めての渡航に不安を抱える方や、英語に自信がない方もいることでしょう。

スクールウィズでは、渡航前に基本的な英語力を身につけたいと考える方に向けて、無料の英会話レッスンを開催しています。

レッスンは、LINEアカウントとZoomアプリがあれば参加可能です。簡単な申し込みフォームに記入をし、ぜひ参加してみてください。
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トランジットには最低3時間を確保する

2024年1月現在、日本からマルタへの直行便はありません。ヨーロッパの主要国を経由し、マルタへと向かう方法が一般的です。

経由地では、飛行機の燃料の補給や便の乗り換えなどが発生します。その他に、入国審査や荷物の受け取りなどが必要になるケースもあります。

慣れない外国のトランジットで慌てないように、飛行機を予約する際は、トランジットの時間に余裕がある便を選択しましょう。

3時間以上トランジットの時間がある飛行機であれば、入国審査や荷物の受け取り、乗り換えなどもスムーズに終えられます。

まとめ

マルタの入国審査は、必要な書類や基本的な質問内容と回答さえ理解していれば、それほど難しくありません。

ご紹介した内容を参考にして、マルタへの留学・観光の準備を進めてみてください。

また、入国審査における英会話に不安がある方は、無料の英会話レッスンへの参加がおすすめです。基本的な日常会話をレッスンで学び、自信を持ってマルタ留学・観光を実現しましょう。

あなたはどのステップにいる？語学留学実現までの流れ

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう！留学準備では大まかに5つのステップがあります。

1. ステップ1：目星をつける
2. ステップ2：相談する
3. ステップ3：申し込む
4. ステップ4：渡航準備
5. ステップ5：出発！

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

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