オーストラリア屈指のビーチリゾート、ゴールドコースト。ビーチが近くマリンスポーツなどが盛んなほか、語学学校の数も多く、国内外からの多くの留学生や観光客が訪れます。
自然豊かで勉強する環境も整っているので、遊びに勉強にメリハリをつけて留学生活を送れるのがゴールドコーストの魅力。しかし、費用はいくらかかるのか、どういった留学方法が選べるのか分からない人も多いですよね。
今回の記事は、そんな人に向けて、ゴールドコースト留学の魅力や費用について詳しく伝えていきます。
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[目次]
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ゴールドコーストの魅力は、なんといっても美しいビーチと過ごしやすい気候。1年を通じて温暖で、冬でも20度近くまで上がることがあります。厚手のパーカー1枚あれば、寒さは何とかしのげるでしょう。
夏は最高気温が30℃程度と高くなりませんが、湿度は高め。また夏場は夕立が起こることがありますが、それ以外は基本的に天候は安定しています。
日本とゴールドコーストの時差は+1時間です。サマータイムはないので、1年中を通して時差は変わりません。日本にいる家族や友達と連絡が取りやすいのはうれしいポイントでしょう。街の主な産業は観光で、飲食店や土産物屋など、ホスピタリティジョブで賑わっています。
観光地として人気のゴールドコーストですが、留学先として考えたときにも魅力はたくさん。ゴールドコースト留学には、下記のような魅力があります。
実は、オーストラリアは世界の中でも教育水準の高い国として知られています。2023年の世界大学ランキング「QS Top University Ranking」では、7つものオーストラリアの大学が100位以内にランクインしています(※1)。
留学生も多く学びの環境が整っているため、集中して英語力を磨きたい人にぴったりと言えるでしょう。また、ゴールドコーストは観光地ではありますが、語学学校の数が豊富です。自分の希望に合った語学学校を選べば、効果的に英語力を高められるのではないでしょうか。
ゴールドコーストには「サーファーズパラダイス」と呼ばれるエリアがあります。ビーチまですぐそこ、名前の通りサーファーのメッカとも言える場所で、マリンスポーツが非常に盛んです。
また、世界遺産に登録されている自然保護区域の中にあるスプリングブルック国立公園では、太古のままの自然を満喫できます。他にもワーナーブラザーズの映画の世界を楽しめるムービーワールドや、さまざまな海の生き物たちに出会えるシーワールドなど、街には見どころがたくさん。時には大自然で息抜きしながら勉強できます。
ゴールドコーストのあるクイーンズランド州には、電車やバス、トラムなどの公共交通機関が走っているため、市内・州内を移動しやすいのも魅力のひとつ。
州内が8つのゾーンに分けられており、ゾーンをいくつ移動したかによって運賃が決まります。同じゾーン内であれば400円程度で移動できるので、日々の足に困ることはないでしょう(※2)。
オーストラリアの主な移動手段は車ですが、留学生の場合は自分の車を持つことはなかなか考えづらいですよね。しかし、ゴールドコーストであれば公共交通機関が整備されているので、比較的生活しやすいですよ。
それでは、ゴールドコーストで具体的にどんな留学ができるのか、その種類を確認していきましょう。
英語力アップを留学の主な目的とする人には、語学留学がおすすめです。英語力初級~中級の生徒が多いので、英語力に不安がある人も自分と同程度のレベルの人の中で切磋琢磨しながら英語が学べます。授業中はもちろん、クラスメイトとの会話にも英語が求められるので、日本での自主学習より効果的にレベルアップできますよ。
語学学校では、一般英語コースやビジネス英語コースといったように複数のコースが提供されていることが一般的です。自分の興味やニーズに合わせてコースを選べるので、より充実した勉強ができるでしょう。また、クラスの時間とは別にバーベキューや市内探索などのアクティビティが実施されている学校もあります。
大学留学の場合、正規留学と交換留学の2つの方法に分かれます。正規留学は入学から卒業まで、現地の学生と同じように大学へ通います。一方、交換留学は自分の通う日本の大学と提携を結ぶ現地の大学に1学期間もしくは1年間通い、単位を取得するのが一般的です。
どちらの場合も現地の学生たちと一緒に授業を受けるので、初めから高い英語力が求められます。正規留学ではEnglish requirement(必要な英語力)が定められており、IELTSもしくはTOEFLなどで一定以上のスコアを出さないと入学が認められません。交換留学の場合も学内の選考があるため、評定平均を上げておくなど早いうちから留学を意識した行動が必要です。
その他、各大学に併設されているカレッジで短期留学という手段もあります。数週間~3カ月程度の語学留学のほか、夏休みを使った3~6週間程度のサマースクールも選択肢のひとつです。学ぶ内容はマーケティングやアート、ポップカルチャーなどいろいろなコースの中から選べます。
高校生の留学も、正規留学と交換留学があります。正規留学の場合、オーストラリアの高校は1月始まりなので、それに合わせて準備を進める必要があります。交換留学の場合はまた事情が変わりますが、いずれにせよ準備に時間がかかるので早めの動き出しが肝心です。
現地の高校ではなく語学学校に通うこともできます。その場合は夏休みなどの長期休暇を使ったサマースクールがおすすめです。語学だけでなく現地の人との文化交流やボランティアといった課外活動もプランに組み込まれていることが多く、さまざまな角度から学びを深められます。
おけいこ留学とは「語学+習い事」のスタイルの留学のことを指します。習い事の内容はさまざまで、サーフィンなどのスポーツが楽しめるコースやバリスタの資格が取れるコースなどがあります。午前中は語学学校で英語を学び、午後に習い事の授業を受けるのが一般的です。
下記の記事ではオーストラリアのおけいこ留学について詳しく解説していますので、気になる人はぜひ読んでみてくださいね。
オーストラリアでおけいこ留学!習い事の種類や費用、おすすめのエリアなど紹介
ゴールドコースト留学についてもっと知りたい人に、実際にゴールドコーストに留学したKeitoさんの体験談をご紹介します。
Keitoさんははじめシドニーに住んでいましたが、その後もう少しゆっくりとした暮らしを求めてゴールドコーストへ移住したそうです。ビーチが近く、朝からヨガやサーフィンを楽しむなどよりオーストラリアらしい生活を得られたのだとか。
ゴールドコーストでの留学体験談は以下の記事で詳しく話していますので、チェックしてみてくださいね。
夫婦でワーホリ2年目の私が、これまでのオーストラリアワーホリ生活を振り返ってみた
次に、ゴールドコースト留学に必要な費用を解説していきます。ここでは、1カ月の語学留学を想定しておおよその金額を算出しています。さらに詳しく知りたい方は、下記ページをご参照ください。
ゴールドコーストに1カ月留学するには、約50万円が必要です。詳しい内訳は下記のとおりです。
学費はおよそ21.8万円かかります。この中には授業料、教材費、施設利用料などが含まれます。語学学校、および選ぶコースによって金額は前後しますので、詳しくは各学校のホームページで確認しましょう。
家賃は1週間あたり2~3万円が平均です。さらに光熱費などを支払うことを考えると、1カ月で11.4万円ほどが必要になってきます。ただし、ゴールドコーストはメルボルンやシドニーなどの大都市と比べるとやや物価は安めなので、滞在する場所によってはもう少し安く済むこともあります。
航空券は買うタイミングと、留学へ行く時期、そして選ぶ航空会社によって大きく変わります。LCCなら10万円ほどで往復チケットが買えることもありますが、その場合は乗り継ぎ便であることがほとんどで、渡航に半日~1日かかることも。直行便の場合は20~25万円が目安です。
ちなみに、航空券は6月、9月ごろが比較的安くなる傾向にあります(※3)。反対に、クリスマス時期は繁忙期で非常に高くなるので、もし留学時期を選べるなら12月や1月は避けることをおすすめします。
ホームステイの場合、朝晩は食事が提供されることが多いため食費はそれほどかかりません。一方、シェアハウスなどで自炊する場合には1週間に3,000~5,000円程度かかります。そのため、1カ月の食費は3.3万円ほどを見込んでおく必要があります。
海外へ行く際には海外旅行保険に入りましょう。加入は義務ではありませんが、万が一現地で病気やケガなどで病院に行くことになった場合、無保険の場合は高額な医療費を自費で支払うことになります。現地で何があるかは分かりませんので、万が一に備え加入をおすすめします。1カ月のプランなら2万円程度で加入できるものがほとんどです。
ご紹介してきたように、ゴールドコースト留学には魅力やメリットがたくさんあります。語学学校も豊富にあり、自分の予算や目標に合った学校も見つけやすいはずです。
一方で、選択肢が多すぎると逆に何を選べばいいのか分からなくなってしまうこともありますよね。自分でネットで調べてみても、本当に信頼できる情報なのか分からず頭を抱えている人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、ぜひ留学エージェントのスクールウィズに相談してみてください。スクールウィズではゴールドコースト留学に関するさまざまな質問や相談を受け付けています。知識や経験が豊富なスタッフが丁寧に話を聞いてくれるので、留学に関する疑問や不安も解消されるはずです。
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【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
【体験談】スクールウィズの留学カウンセリングってどんなことができる?実際の流れをまとめてみた!
最後に、ゴールドコースト留学に関してよく挙がる質問とその回答をご紹介します。
まず比較対象となるのは学費です。自分の予算内に収まっているか第一に確認しましょう。ただし、学費が高い学校は課外のアクティビティが充実しているなど、それなりに理由がある場合がほとんどです。単純に「安いから選ぶ」のではなく、内容までしっかり吟味することをおすすめします。
他には立地や授業時間もひとつの基準になります。例えば昼コースと夜コースを併設している学校なら、自分の生活リズムやアルバイトなどの事情に合わせて柔軟にコースが選べて便利です。
このように、選ぶ際に参考となる基準はいろいろありますが、実際にどんな学校が自分に合っているのかなかなか判断がつかないですよね。そんな人は、スクールウィズのLINE相談をぜひ活用してみてくださいね。
ゴールドコーストはメルボルンやシドニーに比べ、天候が1年を通して比較的安定しています。温暖で穏やかな日が多く、そういった地域でのんびり過ごしたい人にはぴったりの場所と言えます。
また、前述の通りマリンスポーツなどのアクティビティができる環境が整っているのもゴールドコーストの特徴です。休日をアクティブに過ごしたい人にはもってこいの場所でしょう。特にサーフィンはメッカと言われるほど盛んですので、サーファーには特におすすめです。
ゴールドコーストには約1.13万人ほどの日本人が在住しています(※4)。シドニーは3万人ほどですので、それに比べたら街で日本人に遭遇する可能性は低いと言えますね(※5)。
ただし、語学学校に通うとなると、学校内に日本人が多くいることがあります。多い場所では日本人比率が20%になることもあると言われているので、もし日本人の多い学校を避けたい場合には事前にチェックすることをおすすめします。
オーストラリアは日差しが強いことで知られていますが、ゴールドコーストのあるクイーンズランド州はその中でも特に紫外線が強い州です。夏だけでなく冬場も常に注意が必要なほど紫外線が降り注いでおり、日焼け止めや帽子着用は必須です。
また、観光地のため飲食店や小売店の物価が高い傾向にあります。頻繁に外食や買い物をする人には大きなデメリットと言えるでしょう。
今回はゴールドコーストでの留学について、その魅力や費用など詳しく解説してきました。1年を通じて温暖な気候で、サーフィンなどのアクティビティが盛んなゴールドコーストでの留学は、きっと「オーストラリアらしい」留学を叶えてくれるはず。
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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※1...QS Top Universities「QS World University Rankings 2023: Top global universities」(参照日:2024-03-08)
※2...Queensland Government「South East Queensland fares, zones and tickets」(参照日:2024-03-08)
※3...Skyscanner「ゴールドコースト行きの格安航空券・飛行機・LCCの検索」(参照日:2024-03-08)
※4...Statista「Total number of Japanese residents living in the Gold Coast from 2013 to 2018」(参照日:2024-03-08)
※5...Statista「Number of Japanese residents living in Sydney from 2014 to 2023」(参照日:2024-03-08)
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