英語力0からニュージーランドへワーホリ!自分の弱さに向き合った初めての海外生活
- 2019/11/18
みなさんこんにちは、舞子です。ワーキングホリデーと観光ビザでニュージーランドに1年9ヶ月滞在し、先日日本へ無事帰国しました。
気がつけば本当にあっという間だった、ウェリントンでのワーホリとプチ移住生活。
この期間にニュージーランドで私が感じたことや、思い出、悩んだことなどを振り返り、ワーキングホリデー・留学を考えている皆さんにシェアしていきたいと思います。是非参考にしてみてくださいね。
なお、ニュージーランドのワーキングホリデーについての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデーはニュージーランドで!費用やおすすめの仕事をまるっと解説
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ワーホリのきっかけは単純な理由だった
こんな画像を見ては外国って、かっこいいなと思っていました。
実は私はニュージーランドでワーホリしよう!と思い立って、ワーホリに来たわけではありませんでした。どちらかというと、ニュージーランドへ行く夫に付いてきただけ(笑)という感じですね。それに少し前までの私は、「ワーキングホリデー」という制度さえ知りませんでした。
私は10年ほど会社と家の往復しかしておらず、なんだかパッとしない人生を送っていました。特に人生の目標も設定しておらず、結婚もせず、ずっと実家暮らし。
本当に海外とは無縁の平凡な生活の繰り返しでしたが、頭の片隅では海外在住や外国人と友達になること、外国語が流暢に話せることを幼い頃からずっと憧れていたんです。
私の思考はかなりシンプルで、
「英語使える = カッコイイ」
「海外で生活 = 意識の高い」
「英語さえ話せれば、人生は変わり、尊敬される人間になれるだろう!」
そんな発想と「いつかイケメンのアメリカ人と付き合ってみたいなあ〜!」というみなさんが聞いたら、びっくりするような理由で英語教室行くことを決めました。
この頃の私の英語力は本当にゼロに等しかったのですが、ひとまず「東京オリンピックまでに英語話せるようになる!」という目標設定をしました。
家から一番近い英語教室でBe動詞から勉強を始め、ご縁があり英語講師をしていたアメリカ人の夫と結婚しました。
「世界」を舞台にして夢を語る、それってすごくない?
ロード・オブ・ザ・リングのムービーセット
夫はニュージーランドで作られた「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの大ファン。小学生の頃からニュージーランドで有名な映画の専門学校に通い、いつか映画を作ることが夢でした。この考え方に私はカミナリが落ちたようなカルチャーショックを受けたのです。
自分が生まれた国、育った国だけではなく「世界」で、自分の夢を叶えるなんて考えたことなかった!
私が目標にしていた「オリンピックまでに英語話せるようになる」というのは、結局日本を基準に考えており、世界規模ではありません。
私はなんて小さなスケールの人間なんだ……!と、恥ずかしいと同時に自分にがっかりしましたね。
その瞬間から、SNSをボケっと眺めている寝る前の時間を英語学習と、情報収集に費やし、ワーホリへ行く準備と勉強を始めました。
ワーホリ出発!初めの海外暮らしへ
ニュージーランドへの出発の日、私の気分は上京するミュージシャンのよう。この緊張とワクワクは人生で味わったことのないような高揚感でした。
実は新婚旅行でニュージーランド旅行はしていて、その滞在中に大好きになった街が向かい先のウェリントンでした。なので、大丈夫、きっと上手くいく。そう確信していました。
しかし飛行機搭乗までの時間で肉まんを食べていたときに、突然涙が止まらなくなったのです。
「なんか急に怖くなってきた……」30年間過ごした日本を旅立つのが怖くて、心細くて、寂しくて、やっぱり行くの辞めようかな……とまで考えてしまいました。
とっても心細かったのですが、よく考えてみると日本からニュージーランドは90,00km。遠く思えて、12時間もあれば帰ってこられる距離なんですね。「嫌だったらいつだって帰国すればいいし、1回帰っても、12ヶ月以内だったら戻れるよ」と夫に励まされ覚悟を決めました。
不安と緊張で泣いて過ごした3ヶ月
行きつけの「Raglan Roast Coffee」は、ウェリントンで超オススメのコーヒーショップです!
海外生活というのは、一見すると優雅に見えますが、本当にハードな毎日の連続。
英語学習や宿題、翌日の授業のプレゼンテーションの準備、ボランティアの参加。伝わらない英語に四苦八苦したり、節約生活や日々のアルバイトに追われたりして、思い描いていた優雅な海外生活とは全然違いました。
日本ではなんでもスムーズにできて当たり前だったことが、うまくいかず、たくさん叱られ恥をかいてばかり。1〜3ヶ月はずっと心細くて不安で、緊張でまれに撃沈したりと毎日毎日、泣いて過ごしました。
小さな成功体験の積み重ねと自信
一人で買い物に行くのすら怖かった……。
ワーホリ生活の最初は泣いてばかりでしたが、学校生活やアルバイトを通じて現地での生活にも慣れ始めた頃。少しずつ日常生活の中で「小さな成功体験」をどんどん積み重ねていきました。
今日は一人で買い物ができた、コピーを頼めた、オススメのメニューを聞いた、常連さんと話ができた、カフェでコーヒーを注文できた、図書館で本があるか尋ねられた……。
人からすると、どれもかなり容易なことかもしれませんが、私にとって一つ一つが大切な経験だっだんです。
子供がいろいろなことにチャレンジするように、本当に一歩ずつ、海外での初めての体験をクリアしていく日々。この経験によって「なんだ、海外でもちゃんとできるじゃないか」という自信にもつながっていきました。
英語は勉強よりも、コミュニケーションを意識しよう
とにかく外に出てコミュニケーションを!
ワーホリ期間が終了し観光ビザに切り替えたしばらくは、ビザの関係で働くこともできず、自宅で文法の勉強をしたり、テレビをみる毎日を過ごしていました。
「英語で会話ができるようになること」がワーホリの目的だったはずなのに、「あれ私、現地にいるのに最近全然英語話してない!」と気がつきました。
私がやりたいのは勉強じゃなくて、アメリカに住む家族や友人、外国人とコミュニケーションすることだったはずなのに、気がつけば「勉強」してしまっていたんですね。
急いでMeetupのアクティビティや、ボランティアを現地で探して参加しました。
人によって考え方はあるかと思いますが、英語力の向上にはアウトプットはかなり重要だと思います。
空き時間を利用して、一人で単語やフレーズなどを覚えたり、英文を読んだりするのも大切ですが、基本的には誰かと「コミュニケーション」することを意識すると、英語力はアップしやすいと思います。
人と比べない生き方「自分の価値観も大切にしょう」
ワーホリは自分を見つめ直す期間でもあると思います。
現地で生活していると、ついつい英語力などを人と比べてしまうと思います。しかし「他の日本人や、特定の誰かよりも英語がうまいから大丈夫!」という考え・安心感には、あまり意味がないと私自身は感じています。
個人によってワーホリ開始時の英語力や習得のスピードには違いがありますし、競争して英語が上手くなる場合もありますが、自分のペースや目標を大切にする方が良いでしょう。
例えば「絶対に日本人と友達にならない」や「日本食レストランでは働いたら負け」など誰かが決めたかわからないルールを守るよりも、自分で決めたルール・目標やワーホリへの取り組み方などの価値観を、大切にして生活することをオススメします。
自分自身の成長記録を書いてみよう!
私は実際に渡航する前からほぼ毎日、自身の運営する「ブログ」の更新と、手帳に英語で日記を書いています。些細なことから、現地の情報、旅行のログまで様々なことを書き続け、約1,000日。
文章を毎日書いているうちに、自身の成長、考え方のクセや価値観、英語力がどれだけアップしているかを客観的に確認することができました。英語で書くと英作文の練習になるのでオススメです。
方法はブログでも手書きの日記でもよいのですが、メモや紙切れだと捨ててしまいがちなので、しっかり記録が残るものが良いでしょう。
後から読み返すと英語が間違っていたり、恥ずかしくなるかもしれません。ですがその分成長していることが確認できて、自信にもつながりますのでぜひ初めて見てくださいね!
次の人生の舞台はアメリカ!次に何が始まるか考えるとワクワクする
クイーンズタウンで見た夕焼けを絶対忘れません!
本当に人生をぎゅーっと凝縮したように、充実した毎日を過ごしたニュージーランドでのワーホリと&プチ移住生活は終了しました。異国の地でたくさんの人々に出会い、新しい文化、価値観の違いに触れ、たくさん悩んで、迷って、泣いて、笑って、考えた、とても有意義な約2年でした。
ワーホリ中、何度も「ワーホリや留学に意味はあると思いますか?」と質問されてきました。私にとって語学学校に通ったことや、ワーホリ生活はかなり実りあるものだったと確信しています。「ワーホリが意味がある・ないを考えるよりも、意味があるものだと思ったり、意味があるものにしよう」といつも考えていたから、充実したと思います。
時には自分の弱い部分や、嫌な部分と向き合わなければならない、つらい時期が長く続きました。しかしその時に逃げずにしっかり悩んで、トコトン向き合ってきたからこそ「いつものやり方、考え方」というしがらみから、自分を開放することができたと思います。
そして夫とたくさん相談した結果、ニュージーランドでの生活に一旦は区切りをつけ、夫の故郷であるアメリカを次の最終目的地に設定しました。
私自身は現地で出会ったたくさんの人々の生き方にインスパイアされ、漢方や薬膳・ヨガ・私のカウンセリング能力を活かして、何か新しいことができないかなと模索中です。
ワーホリする前の私なら、日本人の価値観に阻まれて、きっとこんなこと考えなかっただろうと思います。どんな時にも新しいことをする時には、必ず困難が待ち受けています。けれど今の私なら、乗り越えられる自信があるので大丈夫。
「Nothing Changes If Nothing Changes (変わらなければ、何も変わらない)。」の言葉を胸に、私は新しいことにチャレンジし続けます。留学やワーホリ を考えている方、悩んでいる方は、まずは一歩を踏み出してみましょう。
きっとまだ出会えない、素晴らしい景色、経験、価値観があなたを待っていますよ!
今まで記事を読んでくださって、ありがとうございました!
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