これからニュージーランドにワーキングホリデーや留学をお考え中のみなさん、どこの都市にしようか悩んでいませんか?せっかくの都市選び、失敗したくはないですよね。
そんなみなさんのために、ニュージーランドの滞在先として人気のオークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンの4都市の違いを比較していきます。
実際に私が滞在してみて感じた、各都市のメリット・デメリットを基本情報とともにご紹介していきます。
ニュージーランド留学・ワーホリ先の都市選びにぜひ参考にしてみてくださいね。
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ニュージーランドは日本から約9,000km離れた、南半球に位置する小さな島国。人口は479.4万人。
世界的にも歴史が浅く、実際に人々がヨーロッパから移り住んだのは18世紀末頃。西洋文化が中心ですが、原住民だったマオリの文化がうまく共存しています。また多くの移民がいるため、多文化に理解がある国と言えます。公用語は英語、マオリ語、手話。
大自然を満喫でき、フレンドリーで住みやすく、治安が良いことから観光はもちろん、留学先・ワーホリ先として人気があります。
そんなニュージーランドは、都市によって文化や特徴が大きく異なります。各都市のオススメポイント、メリット・デメリットを見ていきましょう。
オークランドは「海外生活が初心者・外国での生活にまず慣れたい人」におすすめな都市です。
オークランドはニュージーランドの人口の3分の1が住んでいる最大の都市。別名「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」と言われています。
活気のあるダウンタウン、セレクトショップ、レストランなどシティライフを満喫できます。街の中心部から車やフェリーで移動すると、多くの観光スポットにアクセスすることができる便利な街といえます。南半球最大のスカイタワーは街のシンボルにもなっています。
オークランドセントラル
オークランドには、多くの留学生やワーホリの方が滞在しています。そのため日本人コミュニティもニュージーランド最大。
クラファイド上にもアパートやルームシェアの空き部屋情報などの掲載数も多く、滞在先の確保が比較的簡単です。さらに日本食・日本製品も手に入りやすいため、安心して新生活をスタートできると思います。
中心部に位置するオークランド工科大学
オークランドには語学学校が多く、たくさんの学校の中から自分のレベルや希望に応じて選ぶことができます。
またローカルのお店はもちろん、日本食レストラン、日系企業の求人件数もニュージーランドで最も多いです。アルバイト先に困ることはないでしょう。
オークランド滞在なら乗り換えが不要
日本からオークランドへのアクセスは、成田空港・関西空港から直行便で約11時間。乗り換えの必要がなく、空港から市内までもシャトルバスやタクシーを利用して30〜50分ほど。
さらに市内は電車やバスなどの交通手段も発達しているので、快適で便利な生活ができます。
初心者でも安心して生活できることから、人気のオークランドの語学学校にはアジア人が多く在籍しています。時期にもよりますが、20%前後は日本人だと思っておいてもいいかもしれません。
油断すると日本語のみで生活できてしまうので要注意。日本人と仲良くなった場合には、お互いに英語で話したりローカルで働くなど意識しましょう。
工事で遠回りしないといけないこともあります……。
ニュージーランドでも近代的都市のオークランドは、交通渋滞が社会問題にもなっており、都市部にマイカーで通う人には注意が必要です。
また現在オークランドでは地下鉄建設をはじめ、ビルの耐震工事など街中で工事現場をたくさん見かけます。工事で歩道が狭い場所などを歩くときには、十分に注意しましょう。
美術館・博物館などが立ち並ぶウォーターフロント
ウェリントンは「落ち着いた便利なシティライフと芸術・文化交流に興味がある人」におすすめな都市です。
私の住むウェリントンはニュージーランドのほぼ中心に位置する首都。いつも強い風が吹いていることから、「ウィンディ・ウェリントン」とも呼ばれています。
「世界一クールな首都」や「世界一住みやすい街」などに選出された魅力ある街です。オークランドに比べてアジア人は少なめで、治安も良く文化交流も盛んなので、英語力を伸ばしたい人にもオススメ。
映画やアートなどに興味がある人は、芸術と文化が融合しあう落ち着いた雰囲気の中で、のんびりとした生活を送ることができるでしょう。
中心街に位置するショッピングアーケード
ウェリントンの市街地の端から端までは、約2kmとかなりコンパクト。中心街も徒歩で10分程度で充分移動が可能です。
シティ中心部への買い物やレストランへのアクセスもよく、15分ほど歩けば植物園やビーチに行けます。市内の美術館・博物館・国会議事堂ツアーなどの入場料は無料でやることが尽きず、シティライフも満喫できるので、放課後ライフも充実すること間違いなしでしょう。
LGBTプライドパレードなどイベント盛りだくさんで楽しい!
ウェリントン市は多様性を大切にする街で、LGBTを始め様々な人種・移民や宗教の考えに寛容。週末になると文化を理解するためのイベントもたくさん開催されています。
移民やワーホリ・留学生にも優しく、英語が苦手な人に対してもみんな笑顔でフレンドリーに対応してくれ、安心して生活できる環境と言えます。
ウェリントンで誕生した有名コーヒーショップ「ハバナコーヒー」
ウェリントンの街には数え切れないほどのカフェがあり、別名「コーヒーの首都」とも呼ばれています。
ウェリントンのワーホリでも特に人気があるのが、「バリスタ」やコーヒーショップの店員のお仕事。ウェリントンでバリスタとして働くことは、世界中どこでも通用するバリスタにもつながるので、チャンスを逃さないようにしてくださいね。
「unpredictable weather」とみんなが口にします
ウェリントンの日照時間2,000時間と長く、1年を通して過ごしやすい気候。特に夏は天候も安定し、思い切りアウトドアを楽しむことができます。
しかし偏西風の影響を受けて強い風が吹き抜け、急に天気が変わるので注意が必要です。冬の雨の日にはかなり冷え込み、強風・突風のため傘を使うのは困難なのでレインコートの持参をオススメします。
ウェリントンの隣町ニュータウンは家賃がやや安くてオススメ
ウェリントンには生徒数20,000人を超える名門ヴィクトリア大学があり、また政府関係者や映画関係者が生活しています。
しかし住宅の数は足りておらず、特に都心部で滞在先を探すためにはかなりの労力を要します。
フラットや一軒家をシェアするのが主流ですが、個人で物件を借りる場合は、週150〜400ドル(12,000〜32,000円)と高額になるため、予算は多めに用意しておきましょう。
クライストチャーチは「自然も満喫しながら、静かな生活を送りたい人」におすすめな都市です。
ニュージーランドの南島で最も人口の多い都市、クライストチャーチ。美しい街並みは「ガーデンシティ」とも呼ばれています。
ニュージーランドで一番イギリスの文化を色濃く残す街でもあり、市内を走る可愛いトラムも観光客や地元民の移動手段として人気です。
2011年の地震では大きな被害を受けましたが、少しずつ復興しており活気を取り戻しつつあります。
クライストチャーチは南島最大の人口も持つ都市でありながら、他の都市に比べて家賃相場は安く、物件数も多いためフラット探しが簡単です。生活の固定費を抑えることができます。
また物価も日本と同じくらいか安いので、余ったお金を外食や旅行、アクティビティに使うことができるでしょう。ただ日本食レストランなどの求人は少なめなので、働き口を探す場合は注意してください。
市内中心部に位置するハグレー公園や植物園は世界第3位の大きさを誇り、四季折々の自然や植物を楽しむことができます。
イギリスのゴシックな建物が多く残る街並みもオシャレで、ノスタルジックな気分になること間違いなし。
大都市とは違い交通渋滞がなく、人ごみに巻き込まれることもないので、静かな環境の中で穏やかな気持ちで暮らすことができます。
クライストチャーチ市内は徒歩圏内にショッピングモールや、レストラン、スーパーなどがあり、安心して生活を送ることができます。
市内を走る無料シャトルやバス、トラムなど交通網も発達しているので移動が簡単。
少し街から離れるとニュージーランドらしい風景を見ることができ、星空で有名なタウポ湖などの観光名所にも3時間ほどでアクセスできるのが嬉しいですね。
2011年、2016年に発生した地震では、カンタベリー地方に大きな被害をもたらし、未だに復興工事の様子を確認することができます。
政府は古い建物などの補強や耐震基準を厳しくするなど、対策を取っています。しかしクライストチャーチは地盤が柔らかく、建物などの被害を拡大させている可能性があるため、地震には十分な注意と対策が必要です。
観光地として美しいクライストチャーチの街並みですが、大きな繁華街がなく遊べるスポットが少ないといえます。
市内にショッピングモールやテーマパーク、動物園があるものの、他の都市に比べると田舎で、夜6時になるとほとんどのお店が閉店してしまいます。夜に友達と遊んだり、バーに行ったりしたい人には不向きでしょう。
ゴンドラ駅の頂上からクイーンズタウンを一望!
クイーンズタウンは「美しい自然の中でアクティビティも勉強も充実させたい方」におすすめな都市です。
かつてゴールドラッシュで栄えたクイーンズタウンは「ビクトリア女王が住むにふさわしい街」を由来に名付けられた、2,000メートル級のサザンアルプスとワカプティ湖に面する小さな街。
世界有数の避暑地として人気で、季節を問わず世界から多くの観光客が訪れるため、世界で最もフレンドリーな街とも言われています。
レストランやカフェ、宿泊施設、お土産物屋さんも多く、アクティビティの拠点にもなっています。
車で数時間の場所には国立公園も!
クイーンズタウンは到着した瞬間から、澄み切った新鮮な空気、素晴らしい自然環境を感じられるでしょう。観光地なだけに街はかなり清潔に保たれ、景色も良くゆったりとした時間を過ごせます。
クイーンズタウン市内から世界遺産ミルフォードサウンド国立公園にアクセスは、片道バスで5時間程度。夜には満点の星空を見上げ、運が良ければオーロラを見ることもできます。
市内から1時間ほどでスキー場へ!
クイーンズタウンはアウトドアやスポーツ好きの方は必見の街で、「冒険の首都」と言われているほど。
スキーやスノーボードを始め、ジェットボート、パラグライダー、ハイキング、ホーストレッキングなど様々なアクティビティを楽しめます。
バス乗車賃はICカードを持っていれば一律2ドルで、郊外アクティビティへのアクセスにも大変便利ですね。
半日程度で一周できるクイーンズタウン
クイーンズタウンの街の大きさはウェリントンの中心街よりも小さく、すぐに一周できてしまいます。
ショッピングモールや寄り道スポットもごくわずかで、誘惑が少ないことが特徴。英語の勉強に専念できます。また観光地ということもあり、求人もホテルやカフェ、ホスピタリティなど英語主体の仕事の機会が十分あるでしょう。
湖畔にはたくさんのホテルが立ち並びます
クイーンズタウンには1年中世界各地から多くの人が休暇に訪れるため、観光地価格が設定されており、生活費がかなり高額になる可能性があります。
さらに物件数が少なく、バックパッカーも予約でいっぱいなことも。渡航後の宿泊先は早めに確保しておく必要があります。
クイーンズタウンの緯度は、北海道の最北端である稚内とほぼ同じで、夏でもひんやり。日没後もかなり冷え込み、冬には雪はもちろん氷点下になるので服装に準備が必要です。
風邪をこじらせた時など、専門医のいる病院まで距離があるので体調管理には十分気をつけなければなりません。
最後に、留学先やワーホリ先をどう決めていくべきか、ポイントを紹介させていただきます。
ニュージーランドの教育水準は世界的にも高く、世界中の留学生からも人気。
そのため各学校の授業もオリジナリティのあるものや、放課後のアクティビティに力を入れているなど、学校ごとに特徴が大きく異なります。
学校の強みや受講したいカリキュラムについて、まずは情報収集をして比較してみましょう。
滞在先でやりたいことや、興味・好きなことがあれば、その都市で生活をスタートさせましょう。
同じ趣味を通してローカルの人と繋がることがよくあり、友達もでき生活も楽しくなります。また自分の生活スタイルに合わせると生活もしやすいと思いますよ。
あまり予算を捻出できない場合は、アルバイト先を確保しやすい都市部、または物価が安い地域で生活すると良いでしょう。
住み込みで働けるファームジョブやリゾート地で仕事をすると、家賃や生活費を節約でき、特定のファームジョブで働いた場合はワーホリ滞在を3ヶ月延長することも可能になるのでオススメです。
英語が初心者レベルの場合には、多くのエージェントや日本人コミュニティがある都心部に住むのがオススメ。日本語が通じる場合もあり、生活をスタートしやすい環境が揃っています。
逆に英語上級者はローカルな人と繋がりやすい地方都市に住むと、より英語を話すチャンスに恵まれます。
いかがでしたでしょうか。ニュージーランドでの、留学やワーキングホリデーの滞在先・留学先は見つかりましたか?
ニュージーランドは街によって全く表情が異なります。メリット・デメリットを参考にして、滞在先を検討してみてくださいね。
【各都市別特徴まとめ】
・オークランド
→ 海外生活が初心者・外国での生活にまず慣れたい人
・ウェリントン
→ 落ち着いた便利なシティライフと芸術・文化交流に興味がある人
・クライストチャーチ
→ 自然も満喫しながら、静かな生活を送りたい人
・クイーンズタウン
→ 美しい自然の中でアクティビティも勉強も充実させたい方
ワーキングホリデーの場合は複数の都市と移動して、生活してみるのもいいかもしれませんね。余裕がある方は一度旅行してみて、滞在先を決めるのをオススメします。
以上、ニュージーランドから舞子がお伝えいたしました。
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