
「留学に行けば英語を話せるようになる」と思っている人も多いはず。しかし実際の留学体験談を聞くと、「留学してみたものの、期待したほど話せるようにならなかった」という声もよく聞きますよね。
今回は、「留学したのに話せないまま」となってしまう理由と、それを回避するために留学前に4つ、留学中に3つ、そして帰国後にできる3つの対策、計10の対策を紹介します。
[目次]

多くの人は、「ネイティブレベルで英語を使える」ことを「英語が話せる」という状態だと捉えているのではないでしょうか。
「留学に行けば、すぐネイティブのように英語を話せるようになる」と考えている人も少なくありません。しかし実際には、2週間などの短期留学の場合、事前の英語力が相当高くなければネイティブレベルを達成するのは難しいのが実情です。
とはいえ、「留学しても全く成長しない」というわけではありません。「話せない」といっても、留学前よりも現地の人が言っている内容が理解できるようになったり、簡単な受け答えができるようになったりしたならば、間違いなく成長した証です。
ネイティブのようになれたか否かではなく、まずは「留学前に比べてどれくらい話せるようになったか」に注目しましょう。

留学したのに英語力が思うように伸びないのはなぜなのでしょうか。まずは、「留学したのに話せないまま」と感じてしまう人に多い理由を5つ紹介します。
そもそもの英語力が乏しい場合、留学中に劇的な成長を遂げるのは困難です。「英語が話せないまま帰国」となってしまった背景には、留学時点での単語力・リスニング力・文法知識が目標に対して低かった可能性があります。
現地では、新しい単語や表現を学びながら、授業を理解し、会話にも参加しなければなりません。基礎知識が不足していると、目の前の英語を理解するだけで精一杯になり、アウトプットをする余裕がなくなりやすくなります。
現地で少しでもスキルアップするためには、最低限の英語知識は事前に身につけておくことが大切なのです。

英語を話せるようになるためには、間違いながらでも実際に使う経験が欠かせません。
しかし、日本人によくあるのが、「完璧な英語を話さなければいけない」「完璧でないと相手に伝わらない」と思い込んでしまうこと。間違いを恐れ、話す練習をしない人が多いのです。
これでは、アウトプットを十分にできず、せっかく留学してもスピーキングに慣れないまま、英語を話せるようにならないという結果になってしまいます。留学では、間違いを恐れず、授業や日常会話で少しずつ発話の回数を増やしましょう。
留学したら異文化交流をしたい、と思って渡航する人がほとんどでしょう。しかし実際には、日本人とばかり過ごしてしまう人が少なくありません。
海外生活は何かと不安になるもの。その不安感から、親しみのある日本人に頼りたくなるのは自然なことです。しかし、日本人とばかり一緒にいては、英語を使う機会を失ってしまいます。
「全く関わらないようにする」必要はありません。日本人同士で協力し合える、安心できる人間関係を持ちつつ、英語を使う時間を意識して確保するようにしましょう。

英語の環境の中で過ごしているとはいっても、その日の授業で学んだ内容を復習しなければ、身につくはずだった知識も定着しにくくなります。授業で理解できたつもりでも、時間が経つと単語や表現を忘れてしまうことは珍しくありません。
学校で学んだ内容は、しっかりと復習することも重要なポイントです。授業後にノートを見直したり、新しく学んだ表現を自分で使ってみたりする習慣をつくりましょう。知識を「知っている」状態から「使える」状態へと変えていけます。
英語が伸びない原因は、本人の努力や姿勢だけにあるとは限りません。
このように、環境面の影響も考えられます。
これらは、渡航前に口コミや国籍比率などの情報を確認することで、ある程度判断できます。「努力不足」と自分を責めるのではなく、情報収集や環境選びも留学成功の重要な準備だと考えましょう。

では、これらの失敗理由に気をつけて留学生活を送った場合、どのくらいの成果が見込めるのでしょうか。ここでは、語学学校に通いながら、寮生活またはホームステイを通じて日常的に英語に触れるケースを想定し、1ヶ月・3ヶ月・1年間で目指せる英語レベルの目安を紹介します。
1ヶ月の語学留学では、劇的に英語力が変わるというよりも、英語を聞いたり話したりすることへの「慣れ」を実感しやすい期間です。
また、毎日英語に触れることでリスニングへの抵抗感が薄れ、簡単な質問や定型フレーズを使った会話もスムーズになっていきます。ネイティブレベルになるのは難しいですが、スピーキングに対する不安感が減り、「伝わった」という成功体験から自信をつけられるでしょう。
3ヶ月間、英語の環境で生活すると、基本的な会話で英語を使うことへのためらいが徐々になくなってきます。日常的によく使う単語や表現が身につき、以前よりもスムーズに自分の考えを伝えられるようになるでしょう。
また、人によっては、頭の中ですべてを日本語から英語に訳すのではなく、簡単な内容であれば英語のまま考えて話せる場面も増えてきます。会話の基礎力を伸ばす期間として期待できるでしょう。
1年間の留学期間があれば、リスニング、リーディング、スピーキングと総合的な英語力の向上が期待できます。
留学開始時点での英語力が高くなかったとしても、十分な学習とアウトプットを続けた場合、日常会話で自分の意見や考えを伝える力が身につき、より複雑な話題にも対応しやすくなるでしょう。英語力によっては、メールのやり取りや簡単な会議など、基礎的なビジネス英語を使えるレベルを目指すことも可能です。

次は、英語力を着実に伸ばすために、留学前と留学中にできることを紹介します。
「話せないまま帰国」とならないために、留学前にできることは主に4つです。一つひとつ見ていきましょう。
まず大切なのは目標設定です。そのためにも、現在の英語力を客観的に把握することから始めましょう。
知っている単語の量や文法の理解度、英語を聞き取る力、簡単な内容を英語で話せるかなどを確認し、自分の現在地をチェックします。現状を把握したら、「留学前までに日常会話でよく使う単語を覚える」「簡単な自己紹介や質問を英語で言えるようにする」など、具体的な目標を設定しましょう。
目標が明確になると、いつまでに何を勉強すれば良いのか、必要な知識のインプットや復習の優先順位も決めやすくなります。

留学前には、まず英語の基礎となる中学レベルの単語と文法を復習しておきましょう。簡単な日常会話では、およそ2,500〜3,000語程度の単語が使われるといわれています。
現行の学習指導要領では、中学校で学ぶ英単語は1,800語程度とされているため、まずは中学英語をしっかり身につけたうえで、必要な単語を追加していきましょう。
また、単語だけを覚えても、それらをどのように並べて文にするのかがわからなければ、自分の意思を伝えることはできません。単語学習と並行して、中学英文法もおさらいしましょう。
基礎を固めておけば、現地では新しい表現を覚えたり、実際に英語を使ったりすることに集中しやすくなります。

単語を覚えるときは、意味やスペルの暗記だけではなく、発音にも着目しましょう。会話では、知っている単語でも音がわからなければ理解できません。また、自分で発音できなければ、とっさに使うのも難しくなります。しっかり発音を意識しながら、声に出して覚えましょう。
また、学んだ単語が使われている短いフレーズを聞き、音声に続いて発音するシャドーイングもおすすめです。知識として覚えるだけでなく、実際に口から出せる状態を目指しましょう。
単語や文法のインプットと同じくらい、実際の会話を想定したアウトプットの練習も重要です。
単語力、文法力、発音をマスターしても、実際の会話になると「なんて返せばいいんだろう」と緊張してしまい、言葉が出てこないという人も少なくありません。留学に行く前に、英会話自体に少しでも慣れておきましょう。
おすすめは、オンライン英会話やAIを活用した英会話アプリを使うこと。自分の意思を英語で伝える練習をしましょう。その際は、完璧な文章を作ることよりも、伝えることを意識するのがポイントです。
留学前からアウトプットに慣れておけば、現地でも英語を話すことへの心理的なハードルを下げやすくなります。

「話せないまま帰国」とならないためには、留学中も目的意識を持ちながら過ごすことが大切です。そこで次は、現地で意識したい3つのことを紹介します。
英語に自信がないと、「間違ったら恥ずかしい」「もっと勉強してから話そう」と考えてしまうかもしれません。しかし、話す力は実際に英語を使う経験を重ねることで身についていきます。文法が完璧でなくても、今持っている単語や表現を使い、自分なりに伝えてみましょう。
思ったように伝わらなかった場合でも、相手が聞き直したり、別の言葉で確認してくれたりすることがあります。そのやり取り自体が、新しい表現や自然な言い回しを学ぶ機会にもなるでしょう。
間違いを避けるのではなく、「まず話してみて、伝わらなければ修正する」というトライ&エラーの姿勢を持つことが重要です。積極的に発話する回数を増やすほど、英語を組み立てて話す力も少しずつ身についていきます。
語学学校で学んだ内容は、その日のうちに復習し、できるだけ滞在中に定着させる意識を持ちましょう。新しく学んだ単語を寝る前に見直し、翌朝にもう一度、さらに数日後にも復習するなど、時間を空けながら繰り返すことで記憶に残りやすくなります。
留学中は学んだ英語をすぐに使える環境にあることが大きなメリットです。授業で習った単語やフレーズを、翌日の授業やホームステイ先、寮での会話などで意識的に使ってみましょう。
「覚える→使う→振り返る」という流れを繰り返すと、知識が実践的な英語力として身につきやすくなります。
留学中はできるだけ、現地の人や他国からの留学生と交流しましょう。とはいっても、日本人留学生との関係をすべて断ち切る必要はありません。日本人の友達は、留学中に困ったときに頼れる存在になります。
一方で、常に日本人と一緒に行動し、日本語だけで生活する時間が増えると、せっかく海外にいても英語を話す機会が少なくなってしまう場合も。日本人とばかり一緒にいるのではなく、現地の人や他国から来た留学生とも積極的に交流してみましょう。
また、授業中だけでなく、食事や買い物、イベントへの参加など、日常生活の中にも英語を使う機会はあります。英語を話すことを特別な「勉強時間」にするのではなく、コミュニケーションの手段として使う時間を増やすことで、より実践的な会話力を伸ばしやすくなるでしょう。

では、英語を話せないまま帰国することになったら、どのようにすれば良いのでしょうか。思うように英語力が身に付かなかった場合の対処法を3つ紹介します。
英語を話すときに必要となる基礎の一つが、語彙力です。伝えたいことがあっても、それに合う単語を知らなければ、英語で表現するのが難しくなります。赤ちゃんが少しずつ言葉を覚え、単語を使いながら意思疎通できるようになるのと同じように、英語もまず使える単語を増やすことが重要です。
留学中に思うように英語力を伸ばせなかった場合は、その悔しさを今後の学習の原動力にして、語彙力を強化しましょう。その際、アプリや動画、洋書など、自分が継続しやすい方法を選ぶことがポイントです。
毎日少しずつでも単語に触れ、知っているだけでなく実際に使える語彙を増やしていきましょう。

話せないまま帰国したとしても、英語を聞く機会が増えたことで、留学前よりも英語の音に慣れている可能性があります。
通勤・通学中や家事をしている時間、就寝前などのスキマ時間を活用し、英語を聞く習慣をつくるのがおすすめ。「毎日長時間勉強しよう」というよりも、歯磨きをするように、生活の一部としてリスニングを続けるのが有効です。
最初は内容をすべて理解できなくても問題ありません。せっかく現地で英語に触れてきたのですから、興味のある動画や音声などを活用しながら、英語を聞く時間を継続的に確保しましょう。
英語を話せるようになるためには、覚えた単語や文法を実際に使うアウトプットの機会が欠かせません。とはいえ、日本で英語を使う環境に身を置くのは難しいですよね。
そこでおすすめなのが、オンライン英会話やAIです。実際に相手と会話しながら口を動かす練習をしましょう。自分の考えをその場で英語にする練習を繰り返すことで、「知っている英語」を「使える英語」へと変えやすくなります。
留学したからといって、必ずしも英語が自然に話せるようになるとは限りません。事前準備や現地での過ごし方、学校や滞在環境などによって、得られる成果は変わります。
大切なのは、留学前に基礎を固め、現地では積極的に英語を使い、帰国後も学習を続けることです。たとえ留学中に思うような成果が出なかったとしても、その経験を振り返り、不足している部分を補うことで、英語力はその後も伸ばしていけるでしょう。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
留学前の英語スクール「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
」英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう