留学に行く前に知っておきたいことの1つが現地のご飯事情。留学期間が長くなるほど、日本食は食べられるのか、現地のテイストは自分の好みに合うのか、気になることがいろいろ出てきますよね。留学中の健康な心と身体ために食事は大事なポイントです。
そこで今回の記事では、留学中のご飯について詳しくまとめていきます。留学方法による違いや各国の食卓の様子など細かく解説していくので、これから留学に行く人はぜひ参考にしてみてください。
留学考えるなら今から準備!
留学の準備は渡航する半年前、余裕を持つなら1年前からの準備がおすすめです!
スクールウィズのLINE相談では、チャット相談やオンラインカウンセリングなど相談方法が選べるので自分のペースで検討が進められます!
自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
留学中は、滞在方法によっては食事が提供されることもあります。朝、昼、晩の3食付きの場合もあれば朝晩の2食のみといった場合もあり、昼食のみ自分で準備しなければならないことも。詳しくは下記で見ていきましょう。
ホームステイの場合には基本的には朝晩の食事が提供されます。昼食は出たり出なかったりとまちまちなので、手配してくれる留学エージェントや学校などに事前に確認しましょう。
食事の内容は家庭や国によって異なりますが、朝食はシリアルなど日本と比べると簡素なことが多いです。その分、夜にしっかりボリュームのある食事が提供されます。週末はご近所さんを集めてホームパーティーといった体験をすることも。
食事の際はホストファミリーと一緒に食卓を囲んでいろいろと会話をしながら食事を楽しみます。学校のイベントや友人との約束などで食事が不要な場合には必ずホストファミリーに連絡を入れましょう。
寮の場合は、食事付きの寮とそうでない場合とに分かれます。食事付きの場合には決められた時間内に食堂へ行き、他の寮生と一緒に食事を取ります。食事が付いていない場合には自室や共同スペースにキッチンが完備されており、自炊が可能です。
ちなみに、同じ大学の寮でも場所によって食事の有無が異なることもあります。その場合には寮費も変わってくるので、自分の予算と照らし合わせながら決める必要があるでしょう。
自炊をしない場合には、外食やレストランやスーパーなどで出来合いの品を用意することになります。Uberなどの食事宅配サービスが充実している国なら、それらを使って食事を寮まで届けてもらうこともできますよ。
シェアハウスの場合は食事は3食すべて自分で用意します。自炊、外食、出来合いの品を購入など、自分の生活スタイルに合わせて選びましょう。基本的には自炊が一番安く済むので、出費を抑えたい場合にはなるべく自炊をおすすめします。
ちなみにキッチンは完備していますが、どんな調理道具や器具があるかは家によって異なります。コンロやオーブン、電子レンジ、トースター、電気ケトルなど基本的な調理道具は揃っていても、例えば菜箸がなかったり製氷皿がなかったり、細かなキッチン用品が揃っていないことはよくあることです。
どうしても「これがないと困る!」というものがある場合には日本から持っていく方が無難です。
ここでは各国の外食にかかる費用を詳しく見ていきます。自分で食事を準備しなければならない場合には、ときには外食に頼りたくなるときもあるでしょう。大体の費用を知っておくことで、予算の目安がつきます。
アメリカの外食の定番メニューといえばハンバーガーにフライドポテトといったファストフードです。ドリンクもついたセットメニューならおおよそ11USD(1,738円)で食べられます。ファストフードではなくちょっとしたカジュアルレストランで食事をしようと思ったら1回の食事で20USD(3,160円)が目安です。
アメリカの場合は、街によっていろいろと食事の選択肢が変わります。例えば、ヒスパニック系の移民が多い街なら、スペイン料理やメキシコ料理のお店をたくさん見かけるかもしれません。一方、いろいろな文化の食事が混ざり合った新たな食文化を体験できることもあります。
※アメリカドルをUSDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1USD=158円で計算しています。
カナダの代表的な料理といえば、フライドポテトにグレービーソースとチーズカードをかけて食べる「プーティン」と呼ばれるファストフードです。この料理はカナダのケベック州発祥で、いまではカナダ全土で広く親しまれています。価格は平均して23CAD(2,668円)程度のところが多いです。
ちなみに、中流程度のレストランでコース料理を食べようと思ったらひとりあたり50AUD(5,800円)はかかると思っていた方がいいでしょう。3品ずつ出てくる想定でこの価格です。あくまで平均値ですので、これより高くなることもあります。また、ドリンクを頼めばその分価格も上がります。
※カナダドルをCADと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1CAD=116円で計算しています。
オーストラリアはカフェ文化が盛んで、どの街にも個人経営のカフェが複数あります。朝食をカフェで済ませる人も多く、定番の朝食メニューのベーコン&エッグロール、バナナブレッドなどはどこのカフェにもたいていあります。価格はそれぞれ12AUD(1,272円)、7AUD(742円)程度です。
昼食や夕食にはフィッシュ&チップスやチキンスニッツェルなどのボリューム満点メニューが人気です。こういったカフェの食事メニューは1食あたり25AUD前後(2,650円前後)で食べられます。
ちなみに、アジア系のレストランも多数ありカフェよりも価格は安い傾向にあります。例えばチャイニーズレストランでラージサイズのチャーハンを頼んだら15AUD(1,590円)前後です。
※オーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1AUD=106円で計算しています。
ニュージーランドは地理的にオーストラリアに近く、食文化もオーストラリアに非常に似ています。カフェやレストランに行けばフィッシュ&チップスは必ずといっていいほどメニューにありますし、エッグベネディクトやフレンチトーストといった日本でもよく見る定番のカフェメニューもあります。
価格についても1食あたり25NZD(2,475円)と、オーストラリアの価格帯と同じくらいです。少し気の利いたレストランでもひとりあたり60NZD(5,940円)程度でコース料理が楽しめますよ。ただし、シーフードなどこだわりのメニューを出すお店では80NZD(7,920円)ほどになることもあります。
※ニュージーランドドルをNZDと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1NZD=99円で計算しています。
フィリピンの定番外食メニューといえば、ファストフード店のジョリービーです。赤いマスコットが目印のこのお店はフィリピン全土にお店を展開しています。フィリピンは物価が安く、150PHP(450円)ほどでジョリービーのセットメニューが食べられますよ。
また、フィリピンといえば屋台グルメも有名です。ゆで卵に衣をつけて揚げた「クウェッククウェック」、魚のすり身を丸めて揚げた「フィッシュボール」など、日本人にも食べやすいメニューもたくさんあります。一方でマンゴーにエビのペーストを塗ったメニューなど、味の想像がなかなかつかないものも。価格は商品によって異なりますが、大体5~10PHP(15~30円)と格安です。
※フィリピンペソをPHPと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1PHP=3円で計算しています。
海に囲まれたマルタではシーフードを使ったメニューがいろいろとあります。また、お隣のイタリアと同じくパスタを使ったメニューも多く、日本人にも馴染みのある味に出会えるでしょう。ちなみに、よく食べられている魚はメカジキやマグロ、ランプーキと呼ばれるシイラ科の魚などです。
価格はカジュアルなレストランであれば1食あたり15EUR(2,550円)ほどで食べられます。ファストフードであればセットメニューは9.5EUR(1,615円)程度です。少し洒落たお店でコース料理を食べようと思ったら、ひとりあたり35EUR(5,950円)は用意しておく必要があるでしょう。ちなみに、ドリンク代は別です(※7)。
※ユーロをEURと表記し、為替レートには2024年6月16日時点での情報を参照し、1EUR=170円で計算しています。
先述の通り、留学費用を抑えたいなら自炊がおすすめです。ここでは留学中に大活躍する簡単レシピをご紹介します。どこの国でも手に入りやすい食材で作れますので、ぜひ参考にしてみてください。
パスタは比較的どこでも手に入りやすい食材です。価格も一袋あたり数百円とお手頃なことが多いので、留学中の食卓に強い味方になってくれるでしょう。国によってはスーパーにも数種類のパスタがあることもあるので、お気に入りのパスタを探してみてください。
野菜、肉もしくは魚介を一緒に調理してパスタと和えればバランスのよい食事が簡単に用意できますよ。なお、パスタソースを使えばより簡単に素早く調理可能です。パスタソースもトマトベースのものやクリームベースのものなど、バラエティ豊かなラインナップの中から選べます。
炒め物はおかずにしてもよし、パスタやごはんに載せてもよし、と非常に万能なレシピです。調味料を変えればいろいろな味が楽しめるので、飽きることもないでしょう。例えば中華風にしたいならごま油と塩コショウ、洋風ならオリーブオイルと塩コショウといったようにいろいろなアレンジが楽しめます。
具材も肉や魚、野菜、卵などなんでも入れられるので、安い食材を選んで調理すれば食費も浮きます。ちなみに日本で激安食材といえばもやしがその代表ですが、海外のスーパーではあまり見かけないことも。国によって安い食材は変わるので、ぜひスーパーでいろいろ見比べてみてください。
海外生活で日本の味が恋しくなったときには味噌汁もおすすめです。余った野菜をなんでも入れて手軽に調理できるので、食材を無駄にせずエコにもなります。ごろごろと具沢山の味噌汁は栄養もたっぷりです。
ちなみに、世界的な和食の普及を受けて味噌(Miso)はひとつの調味料として各国に広がりつつあります。現地で生産していることもあり、スーパーなどで簡単に手に入ることも珍しくありません。「日本産じゃないとイヤ!」という強いこだわりがなければ、現地のもので十分美味しい味噌汁が作れますよ。
多くの日本人にとって白米は食卓に欠かせないものでしょう。実は炊飯器がなくても、鍋を使って簡単に炊けるのでぜひトライしてみてください。日本産のお米はアジア系のスーパーなどに行かないとなかなか手に入らないですが、現地のブランドのお米であれば地元のスーパーでも手に入りやすいです。
ちなみに、「medium grain white rice」という種類のお米は日本のお米に味や形が近いので、ぜひ探してみてください。また、リゾットやライスプディング用のお米は水加減を調整することで日本のお米に近い食感になります。
最後に、日本から持って行くことを特におすすめする食材や調味料をご紹介します。日本食は世界的にも認知度が高く、海外でも手に入る食材は多いですが中には入手が難しいものもあります。下記を参考に、持っていくものを検討してみてくださいね。
お茶漬けの素はなかなか入手困難な調味料のひとつです。日本の味が恋しくなったとき、ごはんとお湯さえあれば簡単に食事が準備できるので非常に便利ですよ。体調が悪いときや疲れているときなど、料理をするのが面倒なときにも役立ちます。
また、ごはんにかけるだけでなくパスタやチャーハンといったアレンジレシピにも使えるので料理の幅が広がります。個包装でスーツケースに詰め込んでもかさばらないのもうれしいポイントです。
醤油は比較的どこでも見つかりますが、めんつゆとなるとなかなか見つけるのは難しいでしょう。500ml程度のコンパクトなサイズであればそれほど荷物にならないので、ひとつ持っていくことをおすすめします。
アジア系のスーパーには、うどんやそばの乾麺は置いてあることが多いので、それらと合わせて調理すれば簡単に日本の味が再現できますよ。また、めんつゆには和食の基本であるだしや醤油、砂糖などが入っているため、ひとつあるだけで煮物など本格的も和食が楽しめます。
顆粒だしやパックだしもおすすめです。和食にはさまざまな場面でだしが利用されているため、だしがないと少し物足りない感じがしてしまうこともあるでしょう。味噌汁や煮物などには不可欠ともいえますので、現地での食のクオリティを上げたい人は持っていくべきですよ。
ただし、国によっては肉系・魚系の食品の持ち込みが禁止されていることがあります。パッキングをする前に一度持ち込み禁止食品リストを必ず確認しましょう。
下記の記事では留学に持っていくのにおすすめな食材や調味料についてさらに詳しく解説していますので、興味ある人はぜひこちらも参考にしてみてください。
留学に持って行くべき日本食は?現地調達の方法や海外で作れる日本食も紹介!
今回の記事では、留学中の食事についていろいろと見てきました。食事が合わないとストレスが溜まってしまうこともありますから、気になる人は留学予定の国の食事事情を事前に調べておいた方がいいでしょう。
もし、食事について不安が拭えない場合にはアメリカやカナダ、オーストラリアといった移民の多い国への留学がおすすめです。移民が多く暮らす国では食の選択肢が多く、慣れ親しんだ味に出会えることが多いからです。
とはいえ、せっかく海外で生活するのですから、その土地にしかない地元グルメにもぜひトライしてみてくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
フィリピン留学2ヶ月目、英語学習へのモチベーションさがった時にしていたこと
留学前に知っておきたい!ニュージーランド留学を考えている人に向ける、3つのアドバイス
留学生数1位は早稲田大学 日本学生支援機構が2016年度の海外へ出て行った留学生調査を発表
海外移住にはどのくらいの英語力が必要?英語力アップ確実の勉強法もご紹介
交換留学を選ぶメリットとは?英語力アップよりも専門科目を学びたい人におすすめ
カナダ留学でおすすめの携帯キャリアは?人気5社の特徴を徹底比較
オーストラリア留学って実際どう?留学経験者のリアルな体験談7選
これだけでOK!すぐに使えるフィリピン語(タガログ語)26選まとめ
留学先の生活・観光
これだけは絶対食べておきたい!カナダ料理のオススメ12選
留学先の生活・観光
オーストラリアの定番お土産20選!現地でしか手に入らないお土産も紹介
留学先の生活・観光
カナダで絶対買っておくべきお土産37選!カナダでしか買えないアイテムも紹介
留学先の生活・観光
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
留学先の生活・観光
【英検3級面接試験対策まとめ】問題のポイントや勉強法、当日の流れをチェック!
英語の勉強方法
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
留学先の生活・観光
TOEICってどんな問題形式?配点や解答のコツ、おすすめ問題集など解説します
英語の勉強方法
オーストラリアでおすすめのお菓子14選!お土産にぴったりなばらまきを現地在住者が紹介
留学先の生活・観光
【英語学習にぴったりな映画23選】初心者におすすめの作品や人気視聴アプリまとめ
英語の勉強方法
これだけは絶対食べておきたい!オススメフィリピン料理10選
留学先の生活・観光
ニュージーランドのワーキングホリデーでかかる費用とその内訳を詳しく紹介
留学費用や予算
イギリスワーキングホリデーの費用はいくら必要?現地生活費と予算の目安を紹介
留学費用や予算
アイルランド長期留学の特徴や費用は?留学体験談から見るリアルな留学を紹介
留学方法・時期・期間
イギリス長期留学を成功させるには?費用やメリットデメリットなど徹底解説
留学方法・時期・期間
短期留学におすすめの国ランキング!最適な語学留学先を見つける方法とは?
留学先選び
マルタ長期留学の魅力とおすすめポイントを解説!費用や効果も紹介
留学先選び
どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
留学ニュース・企画
ニュージーランド長期留学を選ぶべき理由とは?費用やおすすめ都市も徹底解説!
留学先選び
【TOEIC対策】初心者必見!効果的な勉強法とおすすめ教材
英語の勉強方法
英語で会話をしてみたい!基本フレーズと効果的な練習方法まとめ
英語の勉強方法
どんな理由で留学へ行くかなどをまとめています
どんな留学スタイルがベストかをまとめます
気になる留学費用を紹介します
あなたにピッタリな留学先選びのポイントを配信中
これで安心!留学前に準備しておくべきことまとめ
現地での観光をもっと楽しくするお得な情報まとめ
留学経験者のその後に迫ります
企画・取材系記事のまとめ
海外や英語学習のニュース記事を配信中
英語の勉強に役立つ情報を配信しています
留学の基本知識から流れをご紹介
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/