
こんにちは、オーストラリアのメルボルンに留学していたMJです。
英語力を上げたい、日本ではできない経験がしたい、などと留学を決意するきっかけは人それぞれあるでしょう。どんな理由であれ、ほとんどの人が留学にかかる費用について悩むのではないでしょうか。
滞在する国や語学学校によって費用は大きく変わるので、何を優先すべきかと迷ってしまう人がいるのもうなずけます。
そこで今回は、語学留学にかかる費用について詳しく解説していきたいと思います。国ごとにかかる費用も細かくお伝えしていきますので、これから語学留学をしたいという人はぜひチェックしてみてください。
記事内ではアメリカドルをUSDと表記し1USD=144円で計算、フィリピンペソをPHPと表記し1PHP=2.7円で計算、カナダドルをCADと表記し1CAD=105円で計算、オーストラリアドルをAUDと表記し1AUD=94円で計算、イギリス・ポンドをGBPと表記し1GBP=195円で計算、ニュージーランドドルをNZDと表記し1NZD=90円で計算、ユーロをEURと表記し1EUR=163円で計算しています。為替レートには2025年5月1日時点での情報を参照しています。
[目次]
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語学留学をするときには、「誰でも必要な費用」と「人によって必要になる費用」があります。それぞれ国によっても料金が変わってくるので、細かく見ていきましょう。
滞在にかかる費用は、その国の経済状況によっても大きく左右されます。物価が安い国であれば当然生活費や住居費などが抑えられるので、トータルの金額も抑えられます。そのため、欧米よりもアジア圏の方が安く済むのが一般的です。
英語の語学留学ができるアジア圏の国ではフィリピンが人気の国として挙げられます。留学費用は時期や都市によって変わりますが、1カ月の留学で43万円前後が相場です。
欧米の場合、人気が高いのはアメリカやオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、カナダといった国です。アメリカ以外の国はワーキングホリデービザも取得できるため、留学先として考えやすいのでしょう。1カ月の留学には62〜102万円ほどかかります。
語学学校では日常英会話やビジネス英語、検定試験のための英語などを学ぶことができます。
日常英会話の勉強ができる「一般英語コース」では、文法や発音を中心とした英語の基礎から学ぶことが可能です。仕事で使える英語を学ぶ「ビジネス英語コース」では、実際の仕事現場で使うメールや会議で使用する英語などを勉強できます。
またTOEIC、IELTS、ケンブリッジ英語検定といった英語能力検定のためのコースが用意されていることも多く、専門的な試験対策も可能です。

ここでは必要な費用を項目ごとにお伝えします。主にかかるのは渡航費、学費、滞在費です。
渡航費とは、留学先に移動するために必要な費用のことです。どこの国に行くのかによって金額は変わりますが、国外に出るにあたっては絶対にかかる費用です。
ここでは渡航費の内訳を説明します。
飛行機を予約する際にかかる費用です。安く済ませたいなら、LCCを乗り継いでいくという手段もあります。
大使館にビザを申請する際にかかる費用です。
国によって申請費や更新料がかかる場合や、振込手数料のみかかる場合があります。
海外旅行保険とは、海外で病気や事故にあったときにその医療費をまかなえる保険です。語学学校に留学する場合には、保険加入が必須条件のことも少なくありません。
そうでなくとも、海外では日本と違って医療費はすべて自己負担という国もありますから、入っておいた方が得策です。
学校へ行くのですから、当然学費がかかります。語学学校に払う費用は、主に下記の3つです。
入学にあたって、入学金が必要になります。留学期間によって多少割引になる学校もありますが、固定で掛かる費用のため、長い滞在になればなるほど割安になるといえるでしょう。
授業料はコースに応じて変わることが一般的です。授業のコマ数が多ければ高くなるのに加え、専門的なコース(TOEFLやIELTS対策など)は通常のESLコースよりは高くなる傾向があります。
多くの学校では留学期間が長くなればなるほど、1週間あたりの授業料は安くなることが多いです。
授業で使用する教科書の費用です。選ぶコースによっても必要な教材が異なります。
現地で日常生活を送る上でかかってくる費用です。交通費はもちろん、生活用品を揃える必要があるため、日用品などがここに含まれます。
欧米でのホームステイやフィリピン留学の場合は、食事がついてくることがほとんどですが、欧米留学で寮やシェアハウスを選択した場合は自炊が必要です。
国によって物価が異なるため、自炊する場合は食材の値段を最初に確認して食費の計画を立てるとよいでしょう。
滞在形態は、欧米ではホームステイか寮(レジデンス)が一般的です。フィリピンは校舎と宿舎が一体の寮生活がほとんどです。
滞在先の立地によって費用が異なってきます。
海外では、日本で使っていた通信ネットワークが利用できないため、現地で使えるSIMカードを購入するか、ポケットWi-Fiを利用する必要があります。
長期間の留学では、現地で使えるSIMカードを購入し、利用したほうが通信費も安くておすすめです。しかし、SIMフリーの携帯である必要があるので、自分の携帯がSIMフリー対応できるか事前に確認しましょう。
1週間~2週間の短期滞在の方でしたら、日本からポケットWi-Fiのレンタルをしてもよいかもしれません。
週末は友達と旅行や買い物に出かけたりするのも留学の醍醐味の一つです。しかし、ある程度予算を決めておかないと使いすぎてしまうこともありますので、使いすぎには気をつけましょう。
それでは、国ごとにどれくらいのお金がかかるのかを見ていきましょう。ここでは1カ月の留学にかかる費用をご紹介します。自分の予算と照らし合わせれば、行きたい国がわかってくるはずです。

西太平洋に浮かぶ7,641の島からなる、フィリピン。現地の言語もありますが、公用語として英語が話されている国です。
セブ島などのリゾート地もあり、旅行先としても人気があります。そんな魅力的なフィリピンへの留学にかかる費用をご紹介します。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料・滞在費・食費 | 23.5万円 |
| 学校支払い諸費用 | 4.2万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 3.8万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.6万円 | |
| ビザ関連費 | 3万円 | |
| 生活費 | 通信費 | 0.2万円 |
| 交通費 | 1万円 | |
| 娯楽費 | 4万円 | |
| 雑費 | 1万円 | |
| 総額 | 42.3万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のフィリピン留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

マルタはイタリアのすぐ下、地中海に浮かぶ国です。バカンスの旅行先として人気が高いので、名前を聞いたことのある人は多いでしょう。治安がよく気候が穏やかなため、留学先としても徐々に人気が高くなってきています。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 15.5万円 |
| 学校支払い諸費用 | 4万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 13万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.8万円 | |
| ビザ関連費 | 0万円 | |
| 滞在費 | 22.8万円 | |
| 生活費 | 食費 | 4.9万円 |
| 通信費 | 0.3万円 | |
| 交通費 | 1.6万円 | |
| 娯楽費 | 5万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 70.9万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のマルタ語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

北欧に属し、豊かな自然に囲まれるアイルランド。北欧は総じて物価が高いといわれますが、アイルランド留学にはどれほどのお金が必要なのでしょうか。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 22.8万円 |
| 学校支払い諸費用 | 5万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 15.5万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.8万円 | |
| ビザ関連費 | 0万円 | |
| 滞在費 | 18.6万円 | |
| 生活費 | 食費 | 5.4万円 |
| 通信費 | 0.4万円 | |
| 交通費 | 1.3万円 | |
| 娯楽費 | 6万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 78.8万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のアイルランド語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツまとめ

自由の国、アメリカ。国土が広く、アメリカの中でもさまざまな地域が留学先候補として挙げられます。留学先として常に人気の高い国です。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 25.1万円 |
| 学校支払い諸費用 | 9.8万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 16万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.7万円 | |
| ビザ関連費 | 7.7万円 | |
| 滞在費 | 25.2万円 | |
| 生活費 | 食費 | 5.6万円 |
| 通信費 | 0.4万円 | |
| 交通費 | 1.3万円 | |
| 娯楽費 | 7万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 101.8万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【最新版】1カ月のアメリカ語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツまとめ

カナダは留学先としてアメリカに負けず劣らずの人気を誇ります。トロントやバンクーバー、モントリオールなど発展した都市がある一方、街を一歩出れば豊かな自然が広がっており、さまざまな顔を持つ国です。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 17.4万円 |
| 学校支払い諸費用 | 7.7万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 14.5万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.7万円 | |
| ビザ関連費 | 0.1万円 | |
| 滞在費 | 13.7万円 | |
| 生活費 | 食費 | 4.7万円 |
| 通信費 | 0.4万円 | |
| 交通費 | 1.1万円 | |
| 娯楽費 | 6万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 69.3万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のカナダ語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

イギリスはヨーロッパにある英語圏の国の中で、断トツと言っても過言でないほど留学先として人気がある国です。歴史ある街並みやおしゃれな雰囲気にひかれて、イギリス留学を検討している人も少なくないでしょう。そんなイギリスで1カ月留学すると、どれくらいのお金が必要なのでしょうか。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 26.2万円 |
| 学校支払い諸費用 | 8万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 14.5万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.8万円 | |
| ビザ関連費 | 0.3万円 | |
| 滞在費 | 21.1万円 | |
| 生活費 | 食費 | 4.1万円 |
| 通信費 | 0.2万円 | |
| 交通費 | 1.6万円 | |
| 娯楽費 | 6万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 85.8万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のイギリス語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツまとめ

移民の国といわれるオーストラリアは、さまざまな人種や文化の人がいる国です。多種多様な価値観に触れたい、という人にはもってこいの国と言えるでしょう。一般的に物価が高いといわれるオーストラリアですが、留学で行く場合にはどうなのでしょうか。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 14.7万円 |
| 学校支払い諸費用 | 8.8万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 9.5万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.7万円 | |
| ビザ関連費 | 0.2万円 | |
| 滞在費 | 13.8万円 | |
| 生活費 | 食費 | 4.2万円 |
| 通信費 | 0.3万円 | |
| 交通費 | 0.9万円 | |
| 娯楽費 | 6万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 62.1万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のオーストラリア語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

オーストラリアのお隣、ニュージーランド。小さな島国でありながら雄大な自然に囲まれ、のんびりと海外生活を楽しみたい人におすすめの国です。そんなニュージーランドで1カ月の留学をするには、下記の費用がかかります。
| カテゴリ | 費用項目 | モデル費用 |
|---|---|---|
| 学費 | 授業料 | 15.8万円 |
| 学校支払い諸費用 | 7.1万円 | |
| 渡航費 | 航空券購入費 | 13万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 1.7万円 | |
| ビザ関連費 | 1万円 | |
| 滞在費 | 13.5万円 | |
| 生活費 | 食費 | 4.2万円 |
| 通信費 | 0.4万円 | |
| 交通費 | 1万円 | |
| 娯楽費 | 6万円 | |
| 雑費 | 2万円 | |
| 総額 | 65.7万円 | |
詳しくは以下の記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【2025年版】1カ月のオーストラリア語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

このように、語学留学にかかる費用は決して安いものではありません。安いといわれるアジア圏であっても、1カ月滞在するのに40万円以上はかかります。費用を抑えて賢く留学するには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
金額だけを基準とするのではなく、学べる内容や毎日の生活環境、休日の過ごし方など留学全体を通して自分に合ったプランを選ぶことが大切です。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安いプランにはそれに見合った価値しかない場合もあります。
費用をケチったがためにやりたいことができなかったり、現地に行って「思っていたのと違った」となってしまったりしては元も子もありません。充実した滞在にするためにも、妥協してもいい部分とそうでない部分を自分の中で明確にしておくことをおすすめします。
同じ国に行く場合でも、どのエージェントを選ぶのかによって費用が変わります。エージェントにより、サポート手数料が異なります。また、エージェントが独自でキャンペーンも行っている場合もあります。
ただし、安いだけで選んでしまうとサポート面が充実していないこともありますので、気になるエージェントがあれば直接問い合わせをしてみて対応の質を確かめてみましょう。
スクールウィズは、お客様からのご相談や留学の手続きは無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください!
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留学費用の中で削りやすい項目は、食費や通信費といった普段の生活にかかるお金です。毎日必要なものだからこそ、少しずつでも削っていけばトータルの費用を抑えられます。
通信費については、街中のWi-Fiを活用することで抑えられます。家や寮にいるときには備え付けのWi-Fiを使い、外では公共のWi-Fiを使うようにすればほとんどお金をかけずに済むはずです。そして食費は、なるべく自炊することで無駄な出費を抑えられます。

以上見てきたように、どこの国に行きたいか、何を勉強したいのか、どんな滞在にしたいのか、など条件によって費用は大きく変わります。譲れない部分と妥協できる部分とを明確にしておき、自分に合った留学先を選ぶようにしましょう。
留学を考えてるけど、何から始めていいのかわからないという人は、今回お伝えした情報を基にまずは自分の予算を考えてみてはいかがでしょうか。そうしてイメージを膨らましていくことで、具体的な道筋も見えてくるはずです。
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学校選びはもちろん、国や都市選びなど少しでも留学で気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください!
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留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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