【TOEFL iBT リスニング対策 】80点超えを狙うリスニング勉強法とおすすめ教材まとめ

ヘッドホン

こんにちは、海外の大学へ留学した経験のあるmijouterです。

留学する時の英語力の試験として、世界的に活用されているのがTOEFLです。ところがリスニングが苦手で、TOEFLのスコアがなかなか伸びないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

今回は、TOEFL iBTのリスニング試験で高得点を取るために必要な勉強方法やおすすめの教材、活用したいアプリなどについてご紹介します。

出題問題の傾向やサンプル問題も合わせてご紹介しますので、これからTOEFL iBTを受験予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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TOEFL試験で必要なリスニング力とは?

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TOEFL試験の中でもリスニングセクションは、難易度が高いとされています。ここでは、実際にどれくらいのリスニング力が必要なのかを見ていきましょう。

そもそもTOEFLのリスニングってどんなテスト方式なの?

留学生にはなじみのあるTOEFLですが、そもそもTOEFLとはどんな試験なのでしょうか。

TOEL iBTテストは大学レベルの英語力があるかどうかを判断する試験で、主に留学生の英語力を測る試験として活用されています。

TOEFL iBTテストはインターネット上で行われ、4技能のセクションに分かれています。リスニングセクションの設問は、会話形式2~3題(各5問)、講義形式3~4題(各6問)のトータル28~39問で、所要時間41~57分程度です。

ちなみに、リスニングセクションには解答してもスコアには反映されないダミー問題が出題される年があります。ダミー問題とは、受験者全体のレベルを把握するための問題とされていて、スコアに影響することはありません。

ダミー問題が追加された場合は、さらに問題数が増えます。実際にどの問題がダミー問題かを受験者は把握できないので、基本的にすべての問題を解く必要があり、時間配分に注意が必要です。

スコア別に必要なリスニング力

TOEFL iBT公式サイトには、取得するスコアによってどれくらいのリスニング力があるかを判断する目安となる指標が掲載されています。

初級は0~8、中級9~16、上中級17~21、上級22~30となっています。大学のレベルによって幅はありますが、海外の大学進学に必要なリスニングスコアは20前後であることが多いです。

これらはあくまで参考程度の指標ですが、模擬試験などを受けてまずは自分のリスニング力がどれくらいあるのかを知っておくことをおすすめします。

なぜTOEFL試験で高いリスニング力が求められるのか?

TOEFLは大学などで使用する英語力を測る試験のため、TOEICと比べてより高いリスニング力が求められます。日常生活で使う英語とは異なり、大学の講義や教授との会話などアカデミックな英語を理解する力が必要です。

特に、講義形式の設問では数分間休みなく英語が読まれるので、内容を聞いて理解するためにはよほどの訓練が必要になります。リスニングの満点は30点ですが、初めはなかなかスコアが取れず半分以下という人も少なくないでしょう。

TOEFLで高いスコアを取るためには、TOEFLならではの試験対策が必要になるのです。

どんなリスニング問題が頻出なのか?

試験を受ける前にはその試験の傾向を知り、出題傾向に合った学習をすることが大切です。ここでは、問題の出題傾向やサンプル問題などを見ていきましょう。

出題される問題の傾向

リスニングセクションは、会話形式と講義形式の2つのパートに分かれています。会話形式の問題は主に学生と教授や学生同士、学生と大学スタッフなどの会話を聞いて設問に答えるものです。

会話の内容は多岐にわたり、宿題や試験、学校生活での人間関係、進路相談などの場面がよく登場します。短い会話形式なので比較的話の流れをつかみやすく、何度も繰り返して練習するとスコアを上げやすいのが会話形式のセクションの特徴です。

一方の講義形式の問題では、大学の講義で教授が学生にあるテーマについて話している場面がよく登場します。教授が話すテーマは歴史や文学、生物学、地学などさまざまですが、いずれも基本的な内容なのでその分野の知識が特になくても解ける問題となっています。

TOEFL リスニングセクションのサンプル問題と解答例

それでは、TOEFLのサンプル問題(会話形式)と解答例を見てみましょう。英語の会話内容をすべて文章で紹介すると長くなるため、ここでは内容を日本語に要約して記載します。

(出題音声の要約)

新入生オリエンテーションに参加できなかった学生が、図書館の使い方について図書館員に質問している状況です。

ラテンアメリカ文学専攻の学生に対して、役立ちそうな本が置いてある場所、貸出の期間、コンピュータが使える場所、コピー機の使用方法などについてレクチャーをしています。また、周辺の図書館と連携して本の貸出ができる「インターライブラリーローンサービス」についての説明に学生は興味津々です。

(問題)

1.Why does the student come to the library?

A To learn about the library’s resources
B To ask about interlibrary loans
C To attend the new student orientation
D To start work on a research project

2. Why does the librarian point out the history section to the student?

A She wants to point out the closest area containing copy machines.
B She assumes that he will need to do research there.
C The student is looking for a book he used at his last school.
D Students sometimes mistakenly assume that the section contains literature books.

3. What does the student imply about the interlibrary loan service at his last school?

A He never used it.
B He came to appreciate it.
C It was inconvenient.
D It was expensive.

4. What does the student need to do before he can use any rare books? Choose 2 answers.

A Purchase a card
B Obtain permission
C Put on gloves
D Try interlibrary loan first

5. Part of the conversation is repeated below. Read it and answer the question.

Student I’ll have all the resources, all the books and information I need right here in one place! Librarian Yup, that’s the idea!
Which sentence best expresses what the librarian means when she says this:
Librarian Yup, that’s the idea!

A I wish this were true.
B That is not a very good idea.
C Thanks for your suggestion.
D That is what we intended.

(解答)
1. A
2. B
3. C
4. B, C
5. D

出典:ETS公式サイト

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TOEFL試験で高得点を取るためにおすすめなリスニングの勉強法・コツ

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高いレベルが要求されるTOEFLのリスニングでは、小手先のテクニックではなく、日頃からのしっかりとした勉強が必要になります。ここでは、リスニングで高得点を取るための勉強方法やコツ、トレーニング方法などをご紹介します。

勉強法(1)単語力をつける

知らない単語は聞き取ることができないため、リスニングにおいて単語力の強化は重要になります。

単語を一つでも多く覚えておくと、それだけ試験に有利に臨むことができるでしょう。特に、TOEFLは海外へ留学する人が受ける試験なので、試験内容には学術的な英語表現も多く含まれています。

リスニングセクションにおいても、大学キャンパスや授業中の会話が多く出題されるため、一般的な英単語だけでなくTOEFLならではの単語を覚えておく必要があるのです。そのため、TOEFL対策専用の英単語帳を一つ用意し、しっかりと単語力をつけておくことをおすすめします。

勉強法(2)出題形式に慣れる

初めてのTOEFL受験の人に特におすすめなのが、リスニング用の問題集をひとまず解いてみることです。

「勉強を始める前にいきなり問題集?」と思うかもしれませんが、どんな問題が出題されるのか傾向を知るためには問題集に取り組むことが早道となります。

いざ問題に取り組んでみると、自分の弱いポイントなども知ることができるでしょう。TOEFLでは毎年似たような問題が出題されるので、出題形式に慣れておくことで解答時間を短縮し、自信を持って試験に臨むことができます。

勉強法(3)TOEFL公式問題集を手に入れる

TOEFLの受験対策として欠かせないのが、TOEFLの公式問題集です。自分に合った市販の参考書や問題集などで勉強することも大切ですが、TOEFLの公式問題集はぜひとも手に入れたい一冊となっています。

TOEFLは、一般的な英語よりアカデミック色が強い試験です。そのため、試験の傾向と対策がしっかりと解説された公式問題集を繰り返し勉強することが、スコアアップのためには重要になります。

また、リスニングだけでなく、スピーキングやライティングなど他のセクションの勉強にも使えるため、持っておいて損はありません。市販の問題集と比較すると値段も安くはありませんが、本番前の実践練習には必須のテキストです。

勉強法(4)とにかく英語を聞く

出題形式に慣れることと合わせて行いたいのが、とにかく英語をたくさん聞くことです。

海外で小さい子どもがペラペラと英語を話している光景をイメージしてください。彼らは生まれて間もない頃から、はっきりと意味はわからなくても英語を聞く環境で育つことにより、自然と英語を話し始めます。初めは英語が聞き取れないかもしれませんが、慣れると自然と理解できるようになるでしょう。

TOEFLのリスニング試験はアカデミックな内容が多いのですが、聞き流しの時点ではいろいろな分野の英語を幅広く聞くことをおすすめします。自分の興味のある分野だと自然と耳は聞き取ろうとしますが、試験ではそのような内容ばかりが出題されるわけではありません。

日頃あまり興味のない分野の英語もたくさん聞くことで、より英語脳を鍛えることが可能になります。TOEFLのリスニングでは文系・理系どちらの内容も出題されるので、普段から幅広い分野の英語を耳にして慣らしておけば得点を安定させることができるでしょう。

勉強法(5)聞いた音を書き取る(ディクテーション)

リスニングの学習に効果的な勉強法の一つが、「ディクテーション」です。ディクテーションとは、耳で聞いた音を文字にして書き取る練習のことです。

英語の文章は読めるのに、聞き取りはできないという経験をした人は多いのではないでしょうか。私自身、早くて何を言っているのか分からなかった英語を文章にしてみると、意外と簡単な内容だったという経験が多くあります。

これは、読める英語と聞き取れる英語の間にギャップがあることを意味します。

つまりディクテーションを行うことで、自分が苦手とする聞き取れない英語のパターンを視覚で確認することができるのです。視覚化すると聞き取れなかった英語の音と文字を一致させることができ、より英語を理解しやすくなります。

ディクテーションは意識を集中して行うため、短めの文章を選ぶことが長く続けるコツとなります。初めは音だけを聞いて大体の内容を把握し、1文ごとにポーズを入れて書き取る練習をしましょう。

何度か音を聞いてこれ以上分からないとなったら、英文を見てどこを聞き取れなかったかを確認しましょう。

勉強法(6)英文の追い読みをする(シャドーイング)

「シャドーイング」とは、音声を聞いたら文章を見ずにすぐ英文を復唱することです。

「リスニングの練習なのに英語を復唱するの?」と思うかもしれませんが、ディクテーションと同様にシャドーイングを行うことで自分の弱点を知ることができます。

こちらも、初めは文章を見ないで繰り返し復唱し、もうこれ以上分からないという段階で英文を確認しましょう。英文を確認した後は、再度英文を何度も口に出してスムーズに話せるようになるまで続けます。

シャドーイングでは、復唱した後に英文を確認するので、どの単語や表現が聞き取れていなかったかを視覚化することができるのです。

一般的に、聞き取れない音は口に出せないといわれています。聞き取れなかった音を何度も繰り返し「精聴」することで、一言一句を聞き取る力をアップすることができます。

さらに、シャドーイングのメリットはスピーキング力も一緒に高められる点です。ネイティブの発音を追うように口に出す練習なので、英語の発音を自然と身につけることができます。

勉強法(7)短時間の勉強を毎日続ける

学校や仕事などで毎日忙しく過ごしていると、なかなかTOEFLの勉強時間を作ることは難しいですよね。

まとまった勉強時間が取れない人は、短時間でもいいので毎日10分だけでも勉強をしてみましょう。一回の勉強時間は短くても、毎日行うことで学習時間を確保できます。

また短時間での勉強は集中力が途切れないというメリットがあり、高い学習効果も期待できます。

勉強法(8)英語を日本語に訳さない練習をする

リスニングセクションの音源はネイティブの会話スピードで話されるため、英語から日本語に頭の中で訳していたらスピードについていくことができません。

他にも訳す過程で情報が抜け落ちてしまう、情報量の多さに脳がついていかないなど、日本語へ訳すデメリットは多くあります。

試験中は問題を聞いて解答を選択する時間も必要なので、問題を聞いている間はなるべく英語のまま理解するように日頃から訓練しておきましょう。

試験の現場で役立つ回答のコツ・テクニックは?

執筆中

ここではTOEFL iBTで高得点を獲得するために役立つ、実践的なテクニックやコツを3つご紹介します。

テクニック(1)試験中に取るメモは必要最低限に

TOEFLのリスニング試験ではメモを取ることが許可されていますが、英語の音源を聞き取りながら手を使ってメモするのは結構大変です。メモを取ることばかりを意識してしまうと、英語を聞き逃す可能性もあります。

また、スピード勝負のリスニングでは、書き取ったメモをゆっくりと見直して回答する時間もそれほどありません。

ですので試験中にはできるだけ固有名詞や数字などのキーワードとなるものだけを選んでメモを取るようにしましょう。

さらに、メモは自分さえ理解できればいいものなので、短時間でメモが取れるよう単語の略語や記号などを決めておくこともおすすめです。

テクニック(2)音を記憶しようとせずに会話の流れを想像する

リスニング試験のポイントは、会話の流れを想像しながら聞くことです。

会話の流れをつかめれば、知らない単語が途中で出てきても話の内容をある程度理解することができます。

特に意識して聞き取りたいのが、会話や講義などが行われている場所や状況です。自分がその会話や講義に参加しているつもりになって聞くことができれば、設問の答えも選びやすいでしょう。

テクニック(3)分からない箇所は思い切って諦めることも大切

リスニングの試験中に聞き取れない部分があると焦る気持ちはわかりますが、その箇所に固執していてはどんどん問題は読み進められていきます。

できれば一文でも聞き逃したくはありませんが、聞き取れなかったらその部分はすっぱりとあきらめて、次の音源を確実に聞き取れるように意識をシフトさせましょう。

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TOEFLリスニング試験で押さえておきたい役立つフレーズ15

辞書

TOEFL iBTで80点を狙いたいのであれば、必要とされる語彙数は約8,000~1万語程度です。高校英語や洋書、英字新聞などが理解できる程度とされています。

ここでは、リスニング試験に臨むにあたり押さえておきたい単語や熟語、フレーズなどをご紹介します。

フレーズ(1)call it a day「その日の仕事などを終わりにする」

簡単な単語で構成されているフレーズですが、意味を知らないと使うことができませんね。

このようなフレーズは一つ一つの意味を深堀りせずに、フレーズ全体をそのまま覚えてしまうのがいいでしょう。「Why don't we call it a day?(今日はもう終わりにしましょう」など、大学の講義などでもよく使われる表現です。

フレーズ(2)if I were in your shoes「私があなたの立場だったら」

討論の場などで、自分の意見を述べる際などによく使われる表現の一つです。直訳するとどんな意味か分かりにくい表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

フレーズ(3)more than a little「大いに、とても」

「a little(少し)」よりも「more(多い)」という表現なので、それほど多さを感じさせないフレーズですが、実際の意味は「大いに、とても」となります。

例:「She was more than a little disappointed at the news.(彼女はそのニュースにとても失望した。)」

日本人の苦手な量を表現するフレーズなので、しっかりとチェックしておく必要があります。

フレーズ(4)take the words right out of one's mouth「~の言おうとすることを先に言う」

単語を見るとなんとなく意味を想像しやすいフレーズですね。

大学の授業や会議などで、自分の思っていたことを先に言われてしまったというような場面でもよく使われる表現です。

フレーズ(5)ins and outs of~「~についての詳細」

こちらも「in」や「out」など中学生で習うような単語の組み合わせですが、知らないと意味を読み取ることが難しいでしょう。

日頃からこのようなフレーズを使えるようにしておくと、TOEFLでも高得点を目指すことができます。

フレーズ(6)make out ~「~を理解する/判読する/主張する」

「I can’t make out what he wants.(彼が何を欲しているのかさっぱり理解できない)」などのように使用します。

フレーズ(7)in two seconds flat「至急に」

直訳すると「2秒ちょうどで」となり、とても急いでいる様子を表すフレーズです。

フレーズ(8)subscribe to~「~を購読する」

「He subscribes to a newspaper.(彼は新聞を購読している)」などのように使い、新聞や雑誌などを定期的に購入する状態を表しています。

フレーズ(9) leave the decision up to~「決断を~に委ねる」

話し合いの場で決断を自分以外の誰かに委ねる場面で使用するフレーズです。

例:「I will leave the decision up to you.(決断はあなたに任せます)」

フレーズ(10)feel free to do~「自由に~していい」

日常会話でもよく使われる表現なので覚えておきましょう。

例:「Please feel free to contact me.(どうぞ気兼ねなく連絡してくださいね)」、「Please feel free to use it.(どうぞご自由にお使いください)」

フレーズ(11)on earth「一体全体」

単語そのままに「地球上で」という意味も持ちますが、文章の中では上記の意味で登場することが多いでしょう。

「What on earth is the matter with you?(一体どうしたの)」などのように使用されます。

フレーズ(12)get right on〜「すぐに〜をやる」

英熟語に多い「get」を使ったフレーズです。

例:「I’ll get right on the project.(すぐにプロジェクトに取り掛かります)」

フレーズ(13)take ~ into account「~を考慮に入れる」

「consider」と同義語で使われる英語表現です。

例:「We need to take that into account beforehand.(我々はそれをあらかじめ考慮しておく必要がある)」

フレーズ(14)at the very latest「遅くても」

このような時間に関する表現はTOEFLにも多く登場するため、覚えておくといいでしょう。

例:「You should submit the application by next week at the very latest.(どんなに遅くても来週までには申請書を提出するべきです)」

フレーズ(15)be tied up(with)~「~に縛られる/~で忙しい」

「I’m tied up with my assignment.(宿題で忙しい)」などのように、ある物事に縛られている様子を表現したフレーズです。日常生活でも使える表現なのでぜひ覚えておきましょう。

TOEFLのリスニング高得点対策におすすめな教材3選

本

英語学習を進めていくうえで欠かせない教材ですが、あまりにも多くの教材が出回っていてどれを選んでいいのか分からなくなってしまいます。

ここでは、TOEFLリスニングの学習におすすめの教材を3つご紹介します。

参考書(1)『CD-ROM付 完全攻略! TOEFL iBTテスト リーディング リスニング』

この参考書は、リーディングとリスニングの強化に特化した内容になっています。

英語専門スクールの講師経験がある著者が執筆しているため、実践に即した内容が特徴です。TOEFL受験者が間違いやすい問題などを、詳しく解説してあるのもポイントです。

本書は力試しをした後に攻略法の解説、仕上げ模試という流れとなっています。まず、力試しで自分の弱点を知り、その後解説で弱点を克服することができるので、無理なくスコアアップが狙える良書です。

リスニング対策に必要な学習方法や本番での解答のコツなど、スコアを伸ばすことに重点を置いた解説がたっぷりと詰まっています。本番さながらの模試が2回分収録してあるため、弱点を明らかにするのにもぴったりです。

具体的な活用方法

どの参考書にも共通することですが、本書も繰り返し何度も解説を読んで問題を解くことをおすすめします。同じ内容を繰り返し学習することで、理解度がぐんと高くなるでしょう。

間違えた箇所を何度も解き直して弱点を克服することが、スコアアップの早道となります。巻末には本書に登場した語彙リストが掲載されているので、単語帳として活用しましょう。

参考書(2)『iBT対応 TOEFLテスト完全攻略リスニング (TOEFLテスト完全攻略シリーズ)』

TOEICの講師としても有名な著者による本書は、初めてのTOEFL iBT受験者やリスニングが苦手な人におすすめです。

こちらの本では、リスニングセクションをどのように攻略すればいいかのポイントが詳しく解説してあるので、リスニング対策の第一歩となるでしょう。英語のリスニング力を基礎から強化したい人に、ぴったりの一冊です。

英語表現の型やアカデミック英語ならではの攻略法、メモの取り方、頻出ボキャブラリー、練習問題、模擬テストで構成されているなど充実した内容となっています。

本書でリスニングセクションの解答のコツを学んでおけば、後の学習も比較的楽になるはずです。

具体的な活用方法

スピードの速いリスニング試験では、ゆっくりとメモを取る時間はありませんね。本書で紹介しているメモの取り方を練習することで、限られた時間の中で効果的に情報を記録することができるようになるでしょう。

本書に収録されている練習問題や模擬テストなどを何度も繰り返し解いて、リスニング試験の形式に慣れることができます。

参考書(3)『TOEFLテスト英単語3800』

TOEFLテスト英単語3800

リスニングの試験といえども、やはり単語を知らないと会話や文章を聞き取ることはできません。

TOEFLのスコアをアップしたい人におすすめの単語学習本が、こちらの「TOEFLテスト英単語3800」です。TOEFL受験者にとっては、ベストセラー教材としても知られています。

1日25単語を学べるように構成されているので、無理なく学習できるのもポイントです。

TOEFLに頻出する単語だけが収録されているので、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。

具体的な活用方法

本書にはCD3枚が付属しており、ウェブからダウンロードできるMP3ファイルも使用できます。どちらも収録内容は同じですが、CDは軽快なBGM付き、MP3ファイルはBGMなしとなっています。

単語を音で何度も繰り返し聞いて、覚えるようにしましょう。

単語の学習には、移動中などのスキマ時間も有効活用できます。また、以下でご紹介するアプリ「英語の友」にも対応しているので、本書の音源をアプリで簡単にダウンロードすることも可能です。

TOEFL試験のリスニングで高得点を取るためにおすすめなアプリ3選

iPhone

いまや効果的な英語学習にはアプリの存在は欠かせません。スキマ時間を活用して学べるアプリはTOEFL対策の強い味方です。

ここでは、TOEFLリスニングで高得点を取るためにおすすめのアプリを3つご紹介します。

おすすめアプリ(1)English audio books – TEDで英語を学ぶ

「 English audio books」は、TED.comにあるすべてのプレゼンテーションを聞くことができるアプリです。「TED(Technology Entertainment Design)」とは、あらゆる分野の一流の人たちが英語でプレゼンテーションを行うテレビ番組です。

TOEFLリスニング試験でも歴史や文学、社会学、科学などさまざまな分野の内容が取り扱われます。そのためTEDのプレゼンテーションを日頃から聞いておくことは、TOEFLのリスニング対策としても有効です。

実際、リスニングセクションの講義形式の問題では、TEDのプレゼンテーションとよく似た内容が出題されることも少なくありません。

日本語字幕や英語字幕を選択できるので、聞き取れなかった箇所を後でチェックできるのも魅力です。さらに、アプリ内ではプレゼンテーションをカテゴリーから選択でき、自分が普段親しみのない分野のものを選んで集中的に聞くこともできます。

利用は無料で、対応OSはiOSのみとなっています。英語レベルが高い人向けのアプリです。

English AudioBooks - TEDで英語を学ぶ

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具体的な活用方法

こちらのアプリは、移動中の聞き流しにぴったりです。英語のスピードが速いので、ネイティブの会話スピードに慣れるためにぜひ活用しましょう。

じっくりと内容を把握したいという人は、音声とスクリプトを「英語」に選択することをおすすめします。そうすることで英語スクリプトを見ながら音声を聞くことができ、自分が聞き取れなかった箇所を視覚でチェックすることができます。

おすすめアプリ(2)旺文社リスニングアプリ「英語の友」

数多くの英語教材を発行している旺文社によるリスニングアプリ「英語の友」は、さまざまな便利機能を持つ英語学習用の無料アプリです。

一般的な英語教材には、付属のCDや音源をダウンロードできるものなどがありますが、いちいちプレーヤーで聞いたり音声ファイルを自身のスマホに取り込むなどの手順が面倒だと感じる人も多いでしょう。こちらのアプリの魅力は、英語音声を直接スマホにダウンロードできる点です。

また、旺文社が発行している英語の資格試験対策学習書(60冊以上)の音声もダウンロードして学習に活用できます。

英語学習の初心者から上級者まで、幅広い人におすすめできるアプリです。

英語の友 旺文社リスニングアプリ

英語の友 旺文社リスニングアプリ

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具体的な活用方法

英語の友には、音源の再生速度を変換する機能や、リピート機能、3秒戻り&進み機能などがあります。早くて英語が聞き取れないという場合は、再生速度を好みの倍速に落として聞き取る練習をしましょう。

苦手な英文は、リピート機能を使って何度も繰り返し聞くのもおすすめです。

まとめ

本記事では、TOEFL iBTのリスニングで高得点を取るための勉強法や試験中のテクニックなどをご紹介しました。

リスニングセクションはハイレベルな内容となっているので、日頃からしっかりと英語の音に慣れておく必要があります。ディクテーションやシャドーイングなどの勉強法も取り入れながら、英語を聞き取れる耳を作っておきましょう。

また、過去問題に取り組んで出題形式を把握しておくことも大切です。自分に合った参考書や問題集、スキマ時間の勉強にぴったりなアプリなども活用して毎日短時間でもいいので試験勉強に取り組むことをおすすめします。

これからTOEFL iBTを受験予定の人は、こちらでご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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    外資系企業での営業アシスタントを退職後、ライターとして旅行や語学、食にまつわる記事を執筆しています。学生時代にイギリス・オックスフォードに1年間留学していた経験を活かして、留学や海外生活についての記事も担当しています。現在も英語をブラッシュアップするべく勉強中です。

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