「留学するのに何かテストは必要なのかな……」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
テストやスコアが必要ない留学の方法はありますが、実際に留学の種類によっては、応募条件に特定のテストやスコアが求められることがあります。例えば「アメリカの大学留学にはTOEFL」などです。
自分が希望する留学に必要なテストとスコアを知っておくことで、留学までに必要な英語力を高めることができます。明確な目標があると、勉強もはかどりますね。
そこで今回は、留学時に求められることが多い7つのテストをご紹介していきます。各テスト特徴、留学の種類ごとに必要なテストとスコアの目安、おすすめの勉強法をご案内します。
今回の記事を参考に、留学の準備をしっかりと進めていきましょう。
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ここでは留学に必要な代表的なテストとして、
の7つを紹介しますね。
1つ目は「TOEIC(トーイック)」です。
TOEICは、英語を母国語としない人向けの英語力測定テストです。ビジネスシーンで使われている英語表現を中心に、コミュニケーション能力をチェックします。世界90ヶ国で実施され、年間の受験者数は500万人を超えています。
テスト内容は、以下の4種類です。
TOEICの試験は4種類ありますが、日本ではリスニングとリーディングの英語力を測る「TOEICL&R」が主流です。出題傾向のコツをつかむだけで、高得点も狙えます。
TOEICについて詳しくはこちらをご覧ください。
TOEICってどんな問題形式?配点や解答のコツ、おすすめ問題集など解説します
2つ目は「IELTS(アイエルツ)」です。
IELTSは、英語力を公正に、そしてさまざまな側面から測定するために作られたテストです。世界140ヶ国、1万を超える教育機関で認定されています。
テストでチェックされるスキルは、以下の4つです。
IELTSは主に、イギリス圏での高校や大学への出願、または移住に必要なテストです。基本的には長期留学やワーキングホリデー、仕事などで滞在をしたい人が受験しています。
内容は日常会話だけでなく、アカデミック(学術的)なものが中心で、政治や経済、心理学など専門分野の知識も問われます。
IELTSについて詳しくはこちらをご覧ください。
IELTS対策まとめ!初心者が7.0のスコアを達成する勉強方法や参考書を紹介します
3つ目は「TOEFL(トーフル)」です。
TOEFLとは、アメリカのNPO団体が開発した英語を母国語としない人向けのテストです。世界の150ヶ国、1万以上の機関で活用され、受験者は年間約3万5,000人といわれています。
テストでは主に、以下のスキルをチェックします。
TOEFLは、アメリカ留学や海外の大学進学でよく使われています。主にアメリカ留学をする人が受験します。
TOEFLについて詳しくはこちらをご覧ください。
留学で必要なTOEFLスコアが足りない人必見!80点以上に点数アップできる対策法を解説
4つ目は「英検(実用英語技能検定)」です。
英検は、文部科学省が後援する英語のスキルを測定するテストで、日本で生れました。小学生から大人まで幅広い世代が受験し、受験者数は国内トップです。
テストでは主に、以下のスキルをチェックします。
英検は、留学には使えないイメージがあるかもしれません。しかし、最近は「英検留学」など語学留学で活用できる動きも強まっています。
英検について詳しくはこちらをご覧ください。
レベル別に解説!英検対策でおすすめな教材+無料アプリ15選まとめ
5つ目は「GMAT(ジーマット)」です。
GMATとは、MBA留学などビジネススクールで学ぶために必要な英語力やスキルを測るテストです。GMATの特徴は英語以外のスキルも測定することです。
実際の内容は、以下の通りです。
英語力はもちろん、数学や分析など仕事に必要なスキルを問われそうですね。受験はオンラインで可能です。
GMATについて詳しくはこちらをご覧ください。
MBA留学に必要な「GMAT」を徹底解説!スコアアップの対策法からおすすめ参考書まですべて教えます
6つ目は「GRE(ジーアールイー)」です。
GREとはアメリカの大学院留学に必要なテストで、進学時に求められる基礎学力を測ります。
テストで求められるスキルは、
などです。
GREの特徴はテスト終了後にスコアをキャンセルできることです。実は、GREはネイティブ向けに作られたテストのため、留学生には難しく問題数が非常に多いです。
そのため、手応えがないときはその場でキャンセルし、非公式の仮スコアを確認できる仕組みが作られています。
7つ目は「PTE Academic(ピーティーイーアカデミック)」です。
PTE Academicとは、海外の大学や大学院進学に必要なテストです。またオーストラリアやニュージーランドではビザ取得時に、英語力の証明になるテストとしても認められています。
テストでは以下のスキルを測定します。
PTE Academicの特徴は、年間360日でテストを実施し、結果は5営業日以内に確認できることです。テストセンターが世界250ヶ所にあり、柔軟に受験スケジュールを組むことが可能です。
次は、留学の形態ごとに必要なテストとスコアの目安を見ていきましょう。
それぞれ必要なテストとスコアの目安を、
の方法ごとに紹介しますね。
正規留学とは、海外の大学や大学院の入試を受けて、単位を取得して卒業する方法です。現地の学生と同じように学ぶため、ネイティブレベルの語学力が欠かせません。
主に以下のテストが活用できます。
正規留学では、平均して各試験における半分以上のスコアを求められます。
交換留学とは、自分が日本で通っている大学と協定を結んでいる海外の大学に留学することです。
期間が6ヶ月から1年間であること、学内選考にさえ通過すれば留学できることが多いため、正規留学ほど必要な英語レベルは高くありません。
例えば、必要なスコアの目安は以下の通りです。
もし英語力が足りないとしても、面接などでやる気をアピールすることで、留学できることもあります。
語学留学とは、海外の語学学校で英語を勉強する留学スタイルです。
実は語学学校の入学には、基本的に英語力は必要ありません。語学留学の目的は、基礎的な英語力の向上なので、英語初心者でも入学が可能です。
ただし語学留学でも、授業はすべて英語です。日常会話レベルである「TOEIC400点」ほどの英語力は身につけておきましょう。
ここまで留学に必要なテストとスコアをお伝えしました。
しかし目標スコアに達するために、何から手をつけていいか悩む人も多いでしょう。
そこで次は、英語技能別におすすめの勉強法を紹介します。これから留学に向けて勉強を始める初心者から中級者におすすめの勉強法をまとめました。
リスニングの勉強法は「シャドーイングで聞き取れないところを把握すること」です。
シャドーイングとは、聞こえた英文をそのまま口で発することを意味します。
意外かもしれませんが、聞く力をつけるには話す力が重要です。自分が発音できる音や単語は聞き取れる反面、知らないと聞き取ることが難しいからです。
参考書やYoutubeなどの音源を使って、シャドーイングをくり返してみてください。繰り返し行うことでスピーキングとリスニング力がアップします。
わからない発音は、「英語耳」などの参考書で確認するのがおすすめです。
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続いては、リーディングの勉強法として、
を紹介します。
1つ目は精読して理解力を高めることです。
精読とは、英文を品詞分解してこまかく理解することです。英文を「S(主語)」「V(動詞)」「O(目的語)」のように分解することで、意味が理解しやすくなります。
精読によって直訳できると、読解スピードが高まってテストで焦ることが少なくなるでしょう。
2つ目は時間を意識して読解スピードを上げることです。
TOEICなどのテストは、時間内に解き終わることも大切です。時間のかかるリーディングにおいて、読解スピードを上げることが欠かせません。
例えば、30分以内に解き終わるなど回答時間を決めておくことで、効率よく問題を解き進めることができます。
ライティングはまず日本語の文章を英訳することがおすすめです。
まずは日本語の文章をもとに、知っている単語やフレーズで英文を作ってみましょう。日本人は日本語から英語に翻訳するクセがあるため、英訳は簡単に感じる人が多いと思います。
まずは簡単な日本語を英語にして、慣れてから英語でのライティングにチャレンジしてみましょう。
続いては、スピーキングの勉強法として、
を紹介します。
1つ目は日常会話の基本フレーズを覚えることです。
実は英会話では、ネイティブもそれほど難しいフレーズを使用していません。多くの場合、中学英語レベルを理解していればネイティブと会話できるといわれています。
基本的なやりとりのフレーズを覚えることで、簡単な会話はスムーズにできるようになります。
参考書としては「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)」がおすすめです。フレーズを見開きで収録しているため、覚えるまで何度も確認できます。
2つ目はオンライン英会話で短い会話を楽しむことです。
オンライン英会話では、レベルに合わせたレッスンを受講できます。初心者でも、レベルの高さに焦らず、自分のペースで学習が進められます。
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など。
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今回は、留学に必要なテストの特徴とおすすめの勉強法を解説しました。
おさらいすると、留学に活用できるテストは主に以下の7つです。
また上記のテストは、以下の留学方法で活用できます。
最後に紹介した勉強法を参考にしながら、留学に活用できるレベルまでスコアアップを目指しましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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