「IELTSを受験したいけれど、どんなテストなんだろう…」
と感じている方は、多いのではないでしょうか?
IELTSとは、英語のレベルを測る検定の1つです。主に留学や移住で必要であり、スコアを満たしていないと留学や移住ができません。
とはいえ、日本ではなじみのないテストのため、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、
・IELTSの基本情報
・IELTSを受けるメリット
・IELTSのセクションごとの問題
・高得点に必要な英語力や勉強方法、参考書
・解答のコツ
などを紹介します。「なんだか難しそう」と感じるかもしれませんが、テストの概要をつかむだけなら簡単です。まずはIELTSについて、大まかに理解しましょう!
[目次]
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IELTS(アイエルツ)とは、英語のレベルを測る英語検定の1つです。
主に、以下の場面で必要です。
・留学や進学
・研修
・移住
次で詳しく解説しますね。
IELTSは、以下の2種類があります。
高校や大学など教育機関の出願に必要なテストです。
例えば、
・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・アメリカ
のほとんどの教育機関が、入学試験に活用しています。
生活や仕事、移住に必要なテストです。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでの移民申請の条件でもあります。
IELTSのテストは、世界140カ国・1,200以上の会場で開催されています。
日本国内の会場は、以下の通りです。
【東京センターの管轄】
・札幌
・仙台
・埼玉
・東京
・横浜
・松本
・金沢
【大阪センターの管轄】
・名古屋
・京都
・大阪
・神戸
・岡山
・広島
・福岡
・熊本
また東京では年末年始を除いて毎週、テストを実施。そのほかのエリアは、1〜2カ月に1回、6カ月に1回など不定期の開催です。
受験対象は16歳以上、費用は1回につき2万5,380円(税込)を支払います。
受験の申し込みには、
・テスト当日に有効なパスポート
・IELTS IDの登録
が必要です。初めてIELTSを受験するときは、以下のURLからIDを取得してください。
日本英語検定協会
IELTSの出題ジャンルは、以下4つです。
・リスニング(40問)
・リーディング(40問)
・ライティング(2問)
・スピーキング(3問)
4つのテストの合計所要時間は、約2時間45分です。
IELTSのスコアは点数ではなく、パートごとに0から9までのバンドスコアで評価されます。また、すべてのパートの総合評価「オーバーオール・バンド・スコア」も通知。
スコアの目安として、大学はオーバーオール・バンド・スコアが6.0〜6.5を入学基準としています。また合格の最低ラインは、学校によって異なります。
結果はすべて、筆記テストの13日以内にマイページで確認可能です。
英語のテストと聞くと、TOEICやTOEFLを思い浮かべる人も多いですよね。
これらの違いを、以下にまとめました。
【TOEIC】
ビジネス英語が中心。主に国内で活用でき、海外の教育機関では通用しません。
【TOEFL】
TOEFLは特に、アメリカの大学進学に必要なテストです。
一方でIELTSは、以下の特徴があります。
・政治や経済、生物、心理学など幅広い専門的な分野が登場する
・学術的な知識や解答のスキルが必要
そのため海外の大学進学や移住を目指す人は、IELTSがおすすめです。
ここまでの解説で、IELTSのイメージはつかめましたか?続いては、IELTSを受験するメリットをお伝えします。
IELTSを受験するメリットは、
・学生:留学や進学に有利
・社会人:総合的な英語力を証明できる
の2つです。1つずつ解説します。
学生のメリットは、「海外の大学や大学院への進学に有利に働くこと」です。
IELTSは、9,000以上の団体が進学や採用の際にチェックしています。海外への進学や留学を考えている人にとって、IELTSは欠かせません。
社会人のメリットは、「総合的な英語力を証明できること」です。
「スピーキング」と「ライティング」が両方あるのは、IELTSのみです。すべての英語力を証明できる上に、進学と移住どちらにも活用が可能。
英語能力を証明できれば、海外就職につながります。
ここまでIELTSを受験する目的が、なんとなく理解できたかと思います。次からは、IELTSの具体的な問題例を紹介します。
IELTSの問題形式を、
・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング
の4つにわけてお伝えします。
40問が4つのセクションに分けられています。時間は40分。最後の10分間は、解答を書き込む時間です。
2〜3人の会話形式。電話のやり取りが中心で、会話から電話番号や時間、名前や住所などを答える。
1人のスピーカーが読む、日常生活に関わる説明。
2〜4人が学校や研修で話す内容を聞いて答える。
1人の話し手がニュースや研修、学校の講義などで話している音声。
40問が3つのパートに分かれており、60分で解きます。
またテストの種類によって、出題内容が異なります。
書籍や雑誌、新聞などから一般教養について出題。900ワード前後の文章で構成されている。
書籍や雑誌、新聞、広告やチラシ、パンフレットなどから出題。短めの文章と中〜長文が用意されている。
ライティングは2つの課題に対して英文を、60分以内に作成します。記述式のみで、選択肢の問題はありません。
またライティングも、アカデミックとジェネラルで問題が異なります。
1:棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどを見ながら特徴を説明する。
2:テーマについて、自分の意見や主張を論理的に書くエッセイ形式。
1:お礼や依頼、苦情など手紙の作成。会社や学校宛てが多く、フォーマルな文体が求められる。
2:テーマに対する自分の考えと理由を記述するエッセイ形式。
どちらも1は150字以上、2は250字以上と文字数の指定があります。
ここまでの3つは同日に実施しますが、スピーキングのみ別日です。
面接官とのインタビュー形式であり、以下3つのパートから構成されています。
パート1:名前や出身地、趣味など自己紹介を質問形式で答える。
パート2:指定のテーマについてスピーチする。1分ほど考えて、2分以内に話す。
パート3:パート2のテーマをもとに、面接官と議論をしながら自分の意見を述べる。4〜5分。
面接官は、会話をすべて録音します。というのも面接官は1人のため、テストを公平に判断できるとは限りません。客観的に判断するために、別の面接官もテスト内容を聞くのです。
テストは平均15分以内に終了します。
ここからはIELTSのスコアごとに、必要な英語力を詳しく解説していきます。
スコアごとの英語力は、以下の通りです。
【0〜3.0】
基本的な単語や、簡単な定型文を使うことは可能。ただし複雑な会話や文章理解、確実なコミュニケーションは難しい。
【4.0】
慣れたシーンのみ英語で会話できる。しかし理解力や表現力はまだまだ足りず、複雑な単語や言い回しは使用できない。
【5.0】
ほとんどの状況で意味を理解できるが、まだまだ間違った表現をすることがある。
【6.0】
少しの言い間違いもあるが、正しく英語を使用でき、意味も理解できる。また専門分野や慣れた状況では、複雑な単語も使用可能。
【7.0】
基本的な英語の活用ができ、複雑な単語や言い回しの使用と理解ができる。状況によってはまだまだ能力が足りないこともあるが、論理的なコミュニケーションも可能。
【8.0】
慣れない状況では間違えることもあるが、十分に英語の活用や理解ができる。また少々難しい議論にも対応できる。
【9.0】
十分に英語を活用できるだけでなく、流暢で正確な使用と理解ができる。
また各パートの総合点の平均は、5.5前後です。まずはこのスコアを目指しましょう。
続いては、IELTS6.0〜8.0に必要な英語力を説明します。
IELTS6.0とは、他のテストでは以下のレベルに当てはまります。
・TOEIC800〜950点
・英検1級
・TOEFL35〜59
基本的な英会話能力と、少しのビジネス英語や専門用語を使いこなすことは欠かせません。英語の基礎力、文法やボキャブラリーをしっかりと復習しましょう。
IELTS7.0とは、
・TOEIC990点(満点)
・TOEFL94〜109
のレベルです。
またケンブリッジ大学、オックスフォード大学など、有名大学の合格ラインです。
しかしTOEICで満点を取っていても、IELTSでは7.0を取れないことも。日常会話がスムーズにできるだけでなく、学術的な語彙力などを身につけましょう。
IELTS8.0とは、TOEFL110以上のレベルです。正しい文法や受け答えはもちろん、議論ができる能力が必要です。
例えば、
・主張を論理的に述べる
・相手を納得させる解答ができる
などです。
基本的な英会話をマスターし、ディスカッションなどで訓練しましょう。必要な英語力はわかったものの、初心者にはスコアアップの道のりは長く感じますよね。
次は英語初心者が、7.0のスコアを目指すためのステップを解説します。
IELTS7.0を目指すためには、少しずつステップアップしていくことが欠かせません。
1つずつ解説しますね。
自分の実力を知らなければ、目標や計画を立てることはできません。公式問題集を解くことで、だいたいのレベルが把握できます。
具体的な目標と締め切りを作ることで、効率的に学習できます。
0.5のスコアをあげるために、必要な勉強時間は200〜300時間。5.5から7.0を目指すなら、最低でも600時間は必要です。
まずは6〜12カ月の、長い計画を立てましょう。すると、以下の勉強時間が必要です。
・月に50時間
・週に10〜15時間
・平日は1日1時間
・週末は3〜4時間
この時間配分をもとに、毎日の勉強計画を立てましょう。
まず単語帳で、IELTSによく出る単語をおさえましょう。
IELTSは学術的な文章や単語が多いため、TOEICなどのビジネス英語、大学受験の英語とは異なります。単語はテストの直前まで、インプットが可能です。最後まで毎日継続しましょう。
おすすめの単語帳は、「おすすめの参考書」のトピックで紹介していますので、チェックしてみてください。
文法を理解していなければ、リーディングの理解やライティングの文章作成ができません。そのため、中学・高校の英文法をしっかりと復習しましょう。
例えば、
Amazon.com「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版」
Amazon.com「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版 (高校ひとつひとつわかりやすく)」
などがおすすめです。
これらの教材は、1カ月もあれば終了できます。
単語や文法を復習したら、パートごとに対策を始めます。
初心者はまず、日本語教材で慣れる必要があります。また英語教材は難易度が高いため、初心者は日本語教材の方が理解しやすいです。
1冊を購入し、何度も問題を解きましょう。
スピーキングとライティングは日本人の苦手なジャンル。オンライン英会話などで第3者にチェックしてもらうことで、自分のミスに客観的に気づくことが可能です。
オンライン英会話は毎日でも受講できるため、短時間でも継続しましょう。
教材を使って勉強はしているものの、まだまだ足りないこともあります。そのときはすきま時間を使って、少しずつ復習しましょう。
電車の中でアプリを使って文法を復習したり、待ち時間に英語の長文を黙読したりすることで、少しずつレベルアップが可能です。
IELTSは、英語教材の方が充実しています。慣れてきたら、英語教材を使って問題を解いてみましょう。
中身もすべて英語ですが、読解力アップの訓練にもなります。Amazonなどで、おすすめの参考書を購入しましょう。
IELTSの問題に慣れてきたら、時間を測りながら問題を解きましょう。
当日は時間内に答えなければ、スコアが取得できません。ストップウォッチなどで時間を測りながら、なるべく早く解答する練習をしましょう。
最後は当日まで、IELTSの問題をひたすら解きましょう。
IELTS対策のカギは、
・問題形式に慣れる
・時間内にすべて解答する
などです。
また前日は遅くまで勉強せずに、リラックスして早めの就寝を心がけてください。ここまで、スコアアップの道のりをお伝えしました。
続いては、7.0のスコアを目指すための勉強方法を詳しく解説します。
IELTS7.0はTOEIC990点レベルであり、簡単に達成できるスコアではありません。
しかし効率よく勉強することで、目指すことは可能です。
・単語
・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング
のパート別に勉強方法を紹介します。
単語対策は、「IELTS専用の単語帳を使うこと」です。
例えば有名なDUO3.0やキクタンシリーズなどは、単語帳としてはクオリティが高いです。しかし大学受験用の単語帳のため、IELTSの学術的な単語がカバーできません。
専用の単語帳を手に入れたら、とにかく暗記しましょう。一周しても何回も繰り返すことが、レベルアップの近道です。
リスニング対策は、「学術的な内容に慣れること」が必要です。
興味のあるドラマや映画はリスニングがしやすいものの、学術的な内容の訓練にはなりません。TEDなどの動画を見て、専門分野の英語に慣れましょう。
リーディングは、2つのスキルが必要です。
IELTSの英文は長いため、速読で早く読む力を身につけることが欠かせません。それだけでも、考える時間を多く確保できます。
毎回ストップウォッチで時間を測って、問題を解きましょう。また問題を解くだけではなく、黙読を繰り返して意味を早く理解する訓練もしましょう。
ライティングは、2つの勉強方法があります。
単語を知らないと、文章をつなぐことができません。単語はすべての基本になるため、直前まで学習しましょう。
エッセイでは、客観的に状況を説明する構成が必要です。
パート1はグラフや図を説明する課題のため、「I」など主語を使った意見は必要ありません。
またパート2では、構成をしっかりと考えて主張を伝えることが必要です。
以下の構成で、結論から述べる文章を心がけましょう。
1. 導入
2. 主張(結論)
3. 説明
4. 結論
この流れに沿って作るだけでも、分かりやすくなるはずです。
スピーキングは、「論理的に話すこと」がスコアアップのコツです。
先ほど説明した、以下の流れをもとに話しましょう。
1. 導入
2. 主張(結論)
3. 説明
4. 結論
そしてオンライン英会話でもジャンルやテーマを決めて議論し、最後の5分ほどでフィードバックをもらいましょう。文法や単語の言い間違いのチェック、論理的な主張の仕方などを教えてもらうことで、レベルアップできます。
ここまで勉強方法のコツをお伝えしました。
そしてテスト中も、コツやテクニックを知っていることでスコアアップが可能です。
次でコツをお伝えしますね。
対策は当日も続きます。
パート別に当日に役立つ解答のコツやテクニックを、パート別に紹介します。
リスニングでは、以下2つのコツがあります。
IELTSの設問は、問題用紙に書かれています。そのため先に質問を理解しておくことで、ポイントをしぼった聞き取りが可能です。
内容をすべて聞こうとすると、集中力も切れやすくなります。必要な部分のみに集中しましょう。
リーディングでは、2つのコツがあります。
スキミングとは、文章全体の概要やテーマ、筋道を理解すること。タイトルやサブタイトルから内容を大まかに理解しておくことで、設問の答えも見つかりやすいです。
スキャニングとは、文章中の特定の情報を見つけ出して理解すること。設問を先に読んでおくと、関係ある単語も目につきやすいです。
ライティングは、3つのコツがあります。
パート1は、時間をかけずに作成できます。パート2に多くの時間を当てる方が、焦らずにエッセイを作成できるはずです。
エッセイでは、スペルミスや読みにくさで減点になることもあります。「rとv」、「iとl」など、まぎらわしいアルファベットに注意しましょう。
単語数オーバーで減点になることもあります。早めに解き終わって、文字数をチェックしましょう。
スピーキングには、「結論から話す」ことが必要です。
先ほどのライティングと同じで、論理的に話さなければ伝わりません。このときに5W1Hを意識することで、伝わりやすくなります。
・When(いつ)
・Where(どこ)
・What(何を)
・Who(誰と)
・Why(なぜ)
・How(どうやって)
この6つを意識しながら練習することで、しっかりと伝わるはずです。
実力を発揮するためには、いつも通りの体調でリラックスして受験することが欠かせません。
・温度調節のできるパーカーやカーディガンなど
・締め付けのないリラックスできる服装
・水(無色透明のもののみ)
を用意して、万全の体制でテストに望みましょう。ここまで勉強のコツなどをお伝えしてきました。
続いては、おすすめの参考書を紹介します。
続いては、おすすめの参考書を
・単語
・練習問題
・リーディング
・リスニング
・ライティング
の分野別に紹介します。
多くのIELTS受験者が使用している単語帳です。
・基本語1,000(5.0のスコアを目指す人向け)
・重要語2,500(7.5以上のハイスコアを目指す人向け)
など、読者のレベルに合わせて単語が紹介されています。
Amazon.com「【音声ダウンロード付】実践IELTS英単語3500」
IELTSの模試を受けるなら、こちらがおすすめです。
・IELTSの概要
・各パートの練習問題
・模擬テスト
が入っているため、総合的なIELTS対策に活用できます。
もしくは、まずこの参考書を解いて、自分の弱点をつかみましょう。そのあとにパート別の勉強をすることで、効率よく学習できます。
Amazon.com「新セルフスタディ IELTS 完全攻略」
リーディングは、とにかく公式問題集をやり込んで慣れることが、スコアアップの近道です。
こちらの公式問題集は、2018年6月に発売の最新版。この本を終わらせて、そこから古いものを順番に使っていくことでリーディング対策が可能です。
Amazon.com「Cambridge IELTS 13 Academic Student's Book with Answers: Authentic Examination Papers (IELTS Practice Tests)」
こちらは、海外でよく使われている参考書です。
英語の参考書を使うことで、試験に慣れることも可能に。初心者にはハードに感じるかもしれませんが、少しずつ英語で読む・理解することに慣れましょう。
Amazon.com「Listening for Ielts(Collins English for Exams)」
日本ではエッセイの課題や授業がなかなかないため、はじめは何を書けば良いのか迷いますよね。
この参考書は、
・構成の作り方
・根拠をの述べ方
・アカデミックなエッセイの作り方
などたくさんの情報が掲載されています。
参考書をやり込んで、エッセイを書くことに慣れましょう。
Amazon.com「IELTS Graduation. Student's Book. (Lernmaterialien) 」
そしてスピーキング対策は、参考書よりもオンライン英会話やアプリがおすすめです。
次のトピックで紹介しますね。
ここからはスピーキング対策におすすめの
・オンライン英会話
・アプリ
を紹介します。
スピーキングは、オンライン英会話で話すことに慣れましょう。
特に以下の3つは人気のサービスです。
(※料金はすべて税込です。)
・DMM英会話:月額5,980円〜。世界各国の講師がそろう。
・レアジョブ:月額6,264〜。フィリピン講師から学べる。
・EF English:月額8,532円〜。グループレッスンもあり。
またオンライン英会話が高いと感じるならば、以下もおすすめです。
・フラミンゴ:1回1,000円〜。アプリ内で講師を見つけて、カフェなどで対面レッスンを受講できる。
フラミンゴは一般の方が講師ですが、対面で受講できます。
英語は、電車やバスの乗車中、待ち時間などスキマ時間をうまく活用することで上達します。
以下の2つで、単語と文法を復習しましょう。
・IELTS Word Power:IELTSに頻出する英単語を学べる。
iOS版はこちら
Android版はこちら
・IELTS Skills – Free:リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングが学べる。
iOS版はこちら
Android版はこちら
どちらも無料で利用できます。
ここまでIELTS対策になる参考書やサービス、アプリを紹介しました。しかし英語学習は、どうしても「独学では難しいかも…」と壁にぶつかることがあります。
ここまでIELTSの勉強法についてご紹介してきました。
語学学校のIELTSコースであれば、IELTSの勉強だけに集中が可能に。効率よくスコアアップが可能です。
おすすめの学校をいくつか紹介しますね。
PINES メインキャンパスはIELTS,TOEIC公式試験センターも認める老舗英語学校です。留学に英会話上達の結果を求める本気の学生が集まるスパルタ校なので、しっかりとスコアを伸ばしたい留学生におすすめとなっています。
HELP ロンロン校ではHELP単独の勤続年数が5年以上のベテラン講師が、9割を占めています。そのため質の高い指導を受けることができ、IELTS学習に集中することができます。
今回はIELTSのテストの概要と対策をお伝えしました。
IELTSとは、英語のレベルを測る英語検定の1つです。テストは2種類あり、目的によって受験するものが異なります。
・アカデミック・モジュール(高校や大学など教育機関の出願に必要)
・ジェネラル・トレーニング・モジュール(生活や仕事、移住に必要)
またIELTSの問題は、
・リスニング
・リーディング
・ライティング
・スピーキング
の4つのパートから構成されており、0〜9.0の数字のスコアで評価されます。
IELTSは、7.0がTOEIC990点の満点レベルに当てはまるため、専門用語や学術的な単語、論理的な話し方が欠かせません。
IELTSの対策として、以下のことをお伝えしました。
・初心者が7.0を取るまでの10のステップ
・勉強方法
・当日のコツやテクニック
・おすすめの参考書とサービス
もしもなかなかスコアアップしないときは、留学もおすすめです。語学学校であれば、IELTS専門のコースで集中しながら対策が可能です。
まずは一度、公式問題集でテスト内容をチェックしてみてくださいね。
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