こんにちは。交換留学生としてドイツに1年間の留学をしていた愛優です。
「大学留学に行きたい」と思ったら、まずはどのようなことから調べ始めますか?留学方法、留学先、費用など、人によってさまざまなことが気になりますよね。
その中でも留学をお考えの方が最も心配なのは「費用面」かと思います。大学留学の費用が高いために留学を諦めた方や、限られた費用で留学するために、節約方法を探している方も少なくないと思います。
とはいえ、具体的にどのような方法で大学留学の費用をおさえられるのかは、なかなかわかりにくいものです。
そこで今回は、大学留学の費用は留学方法や国によってどのように異なるのか、大学留学の費用相場、語学留学との費用の差、国別の大学留学の費用を簡単に紹介します。
さらにお得に留学できる国はあるのか、またどのような方法で安く大学留学できるのかも詳しくお話したいと思います。これから留学を検討する方、費用面で留学するか悩んでいる方は、留学を計画する前にご一読ください。
大学留学は「正規留学」といわれます。
正規留学とは、海外で入試を受けて、正式にその大学の学生として学生生活を送る留学方法です。日本の大学と同じように、卒業時には学位を取得できます。
大学留学の費用は、どこも同じわけではありません。国や大学によって異なります。
費用は主に、
が必要です。
国によっては学費が無料、生活費が安い、日本から近い国は渡航費が安くおさえられるなど、費用が大きく異なる部分もあります。
次は大学留学の費用は、語学留学や交換留学とどれくらいの差があるのか、詳しくお伝えしますね。
語学留学は、半年や1年といった限られた期間だけ語学学校に通い、主に外国語を勉強する留学方法です。
大学留学との大きな違いは、「学費」です。語学留学の期間は大学留学の4年間よりも短いため、費用は語学留学の方が安くなることが多いです。
だたし語学学校や期間によっては、語学留学の方が費用が高くなるケースも。特に、同じ国で1年間の留学をした場合、語学留学の方が割高になりやすいです。
交換留学とは、自分が通っている日本の大学と協定を結んでいる海外の大学に、半年から1年間ほど留学する方法です。交換留学の場合、費用を大幅におさえることが可能です。
というのも交換留学は、現地の大学に学費を納めることがほとんどありません。日本の大学に学費を納めていれば、現地の大学に支払う学費はゼロとなるのです。
特に国公立大学の場合は、費用を大幅におさえることが可能です。
ここまで大学留学の費用について解説しました。
とはいえ、具体的な留学費用は国ごとに異なるため、なかなかわかりにくいですよね。
そこで次は、主要な留学先別に大学留学の費用相場をお伝えします。
次に、留学先の国によってどのように費用が変わってくるのか、詳しい費用を国ごとに紹介します。
海外の大学は、公立と私立で費用が大きく変わります。そこで今回は、公立大学に1年間留学した場合の費用をまとめました。
紹介する国は、
・オーストラリア
・アメリカ
・カナダ
・イギリス
・ニュージーランド
・マルタ
・フィリピン
の7つです。
オーストラリアは日本との時差があまりなく、自然豊かな国です。国土が広いうえに自然に関する世界遺産が多いです。
対して都市部は、きれいな街並みを楽しむことができます。そのため都市部に住んで、長期休みには自然を目的に郊外へ旅行できることも。
自然と都会暮らし、両方を楽しみたい方にはぴったりです。
オーストラリアの大学は、1年間で180万円から250万円ほどかかることが多いです。
学費は文系より理系の方が高い傾向にあり、理系の大学だと300万円かかるところも少なくありません。
学費は日本よりも高めに設定されています。しかしその分設備がしっかりしていたり、有名教授を招いたりしている大学もあります。
授業で用意する教材費は、1,000円から1,500円が一般的です。教材の必要性や冊数は授業によって異なるので、事前に確認しておきましょう
オーストラリアにおける生活費は、年間で平均150万円です。
オーストラリアは物価が高く、外食をするとお金がかかってしまいます。節約したいときは、自炊をするのがおすすめ。
さらにアパートではなくシェアハウスに住むことで、家賃など生活費をおさえることも可能です。
航空券の相場は、8万円から25万円です。日本からの直行便が出ていない都市だと、さらに高くなることも。
節約したい場合、オーストラリアまで就航しているLCCを使うのがおすすめです。ただし座席がせまい、機内食が提供されないなどサービスは最小限になるので、注意してください。
オーストラリアでは学生ビザを取得するときに、「留学生保険」への加入が義務付けられています。この保険は月に50AUD、日本円に換算すると年間4万5,000円ほどかかります。
なおこの保険に、盗難や紛失への保証は含まれていません。不安な場合は、日本の保険会社が提供している保険にも加入しておいてください。
留学先といえば、アメリカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アメリカの大学では、分野によっては世界最高水準の技術を学ぶことができるうえに、世界中から多くの優秀な学生が集まります。そのため異文化を学ぶという面でも、多くの物を得ることができるはずです。
アメリカの大学は1年間あたり、平均200万円から450万円の授業料が必要です。
大学によってもさまざまですが、学費は東部や西部といった大都市で高くなり、中西部や南部など規模の小さい街では安くなる傾向にあります。
費用をおさえたい場合は、中西部や南部への留学を検討してみてください。
教材費は1年で、平均13万円かかります。アメリカの教科書は一つ一つが分厚く、値段が高いのが特徴です。
多くの学生は中古の物を購入したり、大学のレンタルを購入したりして費用をおさえているようです。
アメリカの大学で、学生は寮に入るのが一般的です。寮費と食費を合わせた平均は132万円ほど。
寮では食事が出ることも多いのですが、中には食事が出ない寮も。その場合は自炊によって生活費をおさえることができます。
アメリカまでの渡航費は、西側か東側かなど、渡航先によって変わります。
例えば西側であれば、安いチケットで5万円から10万円。東側の都市であれば、7万円から13万円ほどを見積もっておく必要があります。
アメリカでは、「学生は必ず保険に入らなければならない」という決まりがあります。
もちろん現地の保険に入ることはできます。しかし留学早々、慣れない環境での手続きは大変だと思うので、初年度の1年間だけは日本で留学保険に入っておくことをおすすめします。
保険の費用は会社によって変わりますが、年間15〜20万円の会社が多いようです。
カナダは海外の中でも治安が良く、過ごしやすい気候のため、日本人の旅行先としても人気です。穏やかな場所で、ゆっくりと勉強したいという人におすすめ。
またカナダの大学を卒業すれば、条件によってはカナダの永住権を取得することも可能です。
カナダの大学の学費は年々上がっており、2019年における1年間の学費は平均230万円でした。
またカナダの学費は州によっても大きく異なります。そのため学費が安い州を選ぶことで、学費をおさえることは可能です。
教材費は年間で約6万5,000円ほど必要です。ただし勉強する分野によって、金額に差があります。
例えば最も教材費の高い分野が、以下の2つ。
・ビジネス
・経済
対して、最も安いのが
・IT
・コンピューター
の分野です。費用をおさえたい場合は、受験する学部をよく考えましょう。
カナダの生活費は、1年あたり平均100万円ほどです。他の国に比べると安いと感じるかもしれません。
この金額には固定費である家賃や食費の他に、娯楽費、課外活動費なども含まれています。自炊を多くするなど工夫によっては、さらなる節約も可能です。
カナダへの渡航費は、平均7万円から20万円です。航空券の金額はゴールデンウィークやお盆、年末年始といった繁忙期に高くなってしまいます。
可能であれば、旅行者の少ない時期に航空券を予約しましょう。
日本の海外留学保険であれば、1年間で15万円から30万円ほど必要です。
金額は高く感じますが、外国でのケガや病気における治療費は高くなることも珍しくありません。保険に入ってから渡航することで、結果として出費をおさえることができます。
イギリスは、歴史あるヨーロッパの街並みを楽しむことができる国のひとつです。世界的に有名な大学もたくさんあり、その教育水準は世界でもトップクラスです。
イギリス留学は、まだまだ日本人の正規留学生が多くありません。日本人の少ない環境で力をつけたい方には、おすすめの国です。
イギリスの大学の学費は、年間で120万円から250万円ほどかかります。医療系の学部はさらに高く、年間500万円以上かかることも少なくありません。
イギリスの大学と日本の大学で大きく異なるのが「最低在学年数」です。日本の大学は「4年制」ですが、イギリスでは1年少ない「3年制」が一般的なのです。
学費とは別に、受ける授業や学部によって教材費もかかるので、費用を算出するときは注意してください。
イギリスの首都であるロンドンは、ヨーロッパの中でも物価が高い場所です。そのため生活費は、都市部と郊外で大きく変わってきます。
1年間あたり、平均90万円〜174万円を準備しておきましょう。
イギリスまでの渡航費は、6万円から10万円ほどが一般的です。直行便だと値段が高くなりやすいので、節約したい場合は乗り継ぎ便を探してみてください。
乗り継ぐ分時間はかかってしまいますが、チケット代金は通常より低価格におさえることが可能です。
イギリスでは以前まで、無料診療が受けられました。
しかし現在、留学生はビザ申請時に「健康保険付加料」を支払うことが義務付けられています。
自然豊かなニュージーランドは、他の英語圏のような大都市ではありません。しかしその分、ゆっくりとした時間の流れを楽しむことができます。
現地にはあたたかい人が多く、親切にしてくれることも少なくありません。自分のペースでゆっくりと勉強したい方におすすめです。
ニュージーランドには、大学が8つしかありません。多くの大学は学費を1年あたり150万円から180万円に設定しています。
文系よりも理系の方が学費は高くなる傾向があり、この点は他の国と変わらないようです。
月の生活費が10万円から15万円、年間で120万円から180万円ほどかかります。
他の国と比べると、費用が高くなることがめずらしくありません。シェアハウスに住んだり、自炊をして節約したり、工夫することで生活費をおさえることは可能です。
ニュージーランドまでの航空券は、平均6万円から20万円ほどかかります。
他の国と同じように、直行便よりも経由便の方が値段は安い傾向にあります。また3月や6月といったオフシーズンの航空券を予約することで、費用はおさえることができます。
節約したい場合は、経由便によるオフシーズンの渡航を検討してみてください。
保険料は他の国と大きく変わらず、15万円から30万円ほど必要です。
ニュージーランドでは法律によって、留学生の保険加入が義務となっています。必ず日本で保険に加入してから渡航しましょう。
マルタはイタリアの南、地中海に浮かぶ島国です。行楽地として知られ、特に夏場は休暇を利用しフランス人やイタリア人をはじめ多くのヨーロッパ人が訪れる観光立国です。
東京23区の半分ほどの大きさしかないマルタでは、唯一の総合大学であるマルタ大学があります。学費はEU加盟国からと加盟国外からの留学生によって金額が変わります。
EU加盟国ではない日本からの留学の場合、年間でおよそ150万円(11,000ユーロ)となります。
マルタの生活費は、1年あたり150万円ほどが目安になります。物価の安いマルタでは、ヨーロッパ圏の中では比較的生活費を抑えて留学できます。
マルタまでの航空券は、平均10万円から17万円ほどかかります。
日本・マルタ間では現在直行便は就航しておらず、日本からマルタへ向かう際には中東地域などを経由する必要があります。また観光が盛んなマルタでは、ピークシーズンの夏場に航空券が高くなる傾向があります。
保険料は他の国と大きく変わらず、15万円から30万円ほど必要です。
フィリピンはこれまで紹介した欧米の国々と異なり、物価の安いことが特徴です。
フィリピンでの大学の学費は、1年間で10万円〜20万円ほどとなり、これまでご紹介した他の留学先よりもはるかに安いです。
フィリピンの生活費は、1年あたり100万円ほどが目安になります。フィリピンでは電気代や通信費は日本とあまり変わらない、場合によってフィリピンの方が高くなることもありますが、食費、家賃は意識すればかなり安く抑えることができます。
フィリピンまでの航空券は、平均2万円から10万円ほどかかります。
日本・フィリピン間ではLCCも多く就航しているため、渡航費は安いチケットを選べば1〜2万円ほど、セールなどを利用すれば1万円以下に抑えることができます。
保険料は他の国と大きく変わらず、15万円から30万円ほど必要です。
ここまで、英語圏の正規留学についてお伝えしてきました。どこの国も費用が高く、「やっぱり留学は無理かも……」と感じている方は少なくないかと思います。
実は英語圏以外にも英語を勉強できたり、英語で授業を受けられたりする大学が世界中にあります。
そこで費用の安い、英語圏以外の留学先としておすすめの国を2つ紹介します。
デンマークは高い教育水準を誇っていることで有名です。国としても教育にかなり力を入れており、「世界大学ランキング」にもデンマークの大学がいくつかランクインしています。
また2014年の調査では、1位のアメリカに次いで、デンマークが世界で2番目に高水準の高等教育が受けられる国だと発表されました。
デンマークなど北欧は物価が高く、生活費は日本より高くなりやすいです。それに比べて学費は日本と変わらないか、少し安い大学もあります。
実際に安い大学であれば、1年間の学費は70万円ほどです。学部や大学によっては、年間の学費が200万円ほどかかる場所も少なくありません。
しかしデンマーク政府が用意している奨学金制度を使うと、
・授業料が全額免除
・生活費を月に8万円まで支給
など、恩恵を受けられるケースもあります。条件はありますが、可能であれば利用したいですよね。
これらを利用すれば他の英語圏の大学に行くよりも、費用をおさえることは可能です。
アジアにも、英語で教育を受けられる国が数多く存在しています。その中でもシンガポールは、公用語が英語のため、英語で教育を受けることも可能です。
さらにシンガポールは、アジアでもレベルの高い教育が受けられることで有名です。というのも、2018年に発表された世界大学ランキングにおいて、シンガポールの大学が22位にランクインしました。これはアジアで最も高い順位となっています。
またシンガポールの学校教育は、小学校から卒業時に試験があり、その結果によって進学できる学校が決まるシステムです。そのため幼いころから真面目に勉強している人が多く、結果としてシンガポールの教育の質を上げているのです。
シンガポールの大学の学費は、平均100万円から200万円と、日本と比べても安くはありません。しかし各大学や政府が奨学金を準備しており、制度を利用することで学費を大幅におさえることは可能です。
さらに大学によっては、奨学金以外に学費の免除制度を設けている大学も。条件を満たすことができれば、学費を免除してもらえる可能性があります。
生活面で、シンガポールはアジアの中でも物価が高い国として知られています。しかしローカルな食堂や屋台は安く、一食300円ほどで食事できる場所も多いです。
ここまで学費が安い英語圏以外の国をいくつか紹介しました。
このほかにも、学費をおさえるコツはいくつかあります。次で詳しくお伝えしますね。
ここからは大学の費用を節約するコツとして、
・奨学金・教育ローンを利用する
・学費が免除される交換留学プログラムに参加する
・編入する
・期間を短くする
・英語力を身につけてから渡航する
・留学先でアルバイトする
の6つを見ていきましょう。
1つ目は「奨学金を利用すること」です。
留学費用の中で最も大きな割合を占めるのが「学費」です。この学費さえおさえることができたら、留学費用の合計も大幅に節約できることが少なくありません。
学費の節約で検討したいのが「奨学金」です。日本の大学でも利用できるのと同じく、海外でも留学生向けに奨学金を用意している国が多いです。ただしそれぞれの国で条件が異なるうえに、学校の成績など条件に達していない場合は利用が難しいものも。
留学したい国に奨学金があるのか、どのような条件で利用できるのか、早めに調べておくのがおすすめです。条件を満たせるように、早いうちから準備に取りかかりましょう。
2つ目は交換留学プログラムに参加すること。大学の交換留学制度は運営している大学・参加プログラムによって費用が大きく異なります。多くの交換留学制度では学費が免除されるなどがなされているため、自分の所属している、あるいはこれから所属する予定の大学にはどのような交換留学プログラムがあるか確認しましょう。
下に主要大学の交換留学情報ページをまとめたので、もし該当する大学があれば参考にしてください。
大学名 | 交換留学情報掲載ページ |
---|---|
近畿大学 | 近畿大学「交換・派遣留学制度」 |
慶應義塾大学 | 慶應義塾大学「交換留学について」 |
北海道大学 | 北海道大学「北大の交換留学制度」 |
早稲田大学 | 早稲田大学「留学プログラム」 |
日本大学 | 日本大学「留学・国際交流」 |
立命館大学 | 立命館大学「交換留学」 |
中央大学 | 中央大学「留学希望者」 |
筑波大学 | 筑波大学「海外留学を希望する方へ」 |
同志社大学 | 同志社大学「海外留学プログラム」 |
立教大学 | 立教大学「派遣留学」 |
3つ目のコツが「日本の大学にある単位交換制度を利用して留学すること」です。
日本の大学は国公立であれば、海外の大学よりも学費が安いことが多いですよね。また国や大学によっては、短大や通信制の大学でも交換できる単位として認めてもらえることも。
学費が低価格の大学に入学し、そこから海外留学をすると、総合的にかかる費用を大幅に節約できます。
特に放送大学のような通信制の大学は、日本の4年制大学と比べても費用が安いです。また働きながら単位を取得することも可能なため、学費を補いながら勉強できます。
例えばアメリカ留学では、60単位ほど日本で取得したあとに単位交換をしたとしましょう。すると、編入後2年で留学先の大学を卒業することも可能なのです。
編入の具体的な準備は、下の記事でポイントをいくつかまとめているので、これから準備を始めようと思っている方はぜひ読んでみてください。
4つ目は「留学期間を短くすること」です。単純に、留学期間が短いほど学費は安くなりますよね。
これまで紹介してきた国の多くは物価が日本よりも高く、生活費が高くなりやすいです。そしてビザや海外留学保険など、日本で生活するぶんには必要ない費用も、滞在期間が延びる分プラスでかかってしまいます。
長期になればなるほど、日本への一時帰国の回数が増える可能性も。
短期で海外の大学を卒業することによって、結果として学費や生活費を節約することができます。
5つ目は「英語力を身につけてから渡航すること」です。
国によっては入学基準の語学力に達していない場合、入学前に語学の準備学校に数年ほど入らなければならないことがあります。ここでの学費はもちろん自己負担となるため、英語力がないとそのぶん費用がかかることも少なくありません。
語学に自信がない方や、一定の基準に達していない方も多いかと思います。その場合、物価や語学学校の学費が安いアジアで語学留学をし、英語力を身につけるのがおすすめ。
先に語学力を身につけてから大学留学をすることで、語学学校の費用はそれほど高額にはなりません。また語学力を身につけてから渡航することで、大学や生活に関する手続きもスムーズにすすめることが可能です。
交換留学であれば「チューター」という、現地での生活を助けてくれる人がついてくれるのですが、正規留学だとそうはいきません。大学留学ではさまざまな手続きを自分でしなければならないので、英語力をある程度身につけておく方がと助かることが多いのです。
6つ目は「留学先でアルバイトする」です。
留学先によっては、学生であっても現地でのアルバイトが認められる国があります。アルバイトに熱心になり勉強がおそろかになってしまっては留学の意味がありませんが、現地で働く体験は留学先を勉強しに行く場以外の面で捉えられる良い機会にもなります。
加えて国によってはチップによる収入も見込めるため、思ったより収入を得られることもあります。
主要英語圏での留学生のアルバイトができるかどうかは下記にまとめているのでご確認ください。
・フィリピン:就労不可。
・アメリカ:原則就労不可。しかし校内であれば限定的に可能。
・カナダ:週20時間まで就労可能。対象は大学や大学院で留学している学生のみ。語学留学では不可。
・オーストラリア:2週間で48時間まで就労可能。語学留学も同様。
・ニュージーランド:週20時間まで就労可能。語学留学も同様。
・イギリス:週20時間まで就労可能。対象は大学や大学院で留学している学生のみ。語学留学では不可。
・アイルランド:外国人登録をすると週20時間まで就労可能。
・マルタ:週20時間まで就労可能。対象は滞在90日以上の学生ビザ所持者などの制限あり。
各国ごとのアルバイト事情、英語レベル別におすすめなアルバイトなどは下の記事でまとめているので、資金確保の選択肢を広げたい方は参考にしてみてください。
今回は大学留学を目指す方に向けて、留学費用がどれぐらいかかるのか、また国によって留学費用がどのように変わるのかなどを紹介しました。
数年間も海外の大学に留学するのは大きな挑戦であるうえに、すでに海外の大学にチャレンジできるだけの力がある方も多いかと思います。にもかかわらず、金銭面で諦めてしまうのはもったいないといえます。
今回紹介したように奨学金を利用する、生活費を節約するなど、工夫次第で大学留学の費用をおさえることは可能です。
大学留学の費用で悩んでいる方は、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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