「海外でクレジットカードを盗られてしまった!」
こんな状況になったとき、みなさんならどうしますか?
国内ならまだしも、日本語の通じない海外。どこに電話すればよいのか、繋がっても英語だったらどうしよう、そんな不安でパニックになってしまう方も多いかと思います。
実際私もギリシャでスリに合い、現金1万円とクレジットカードを無くしました。まさか自分がスリに遭うなんて考えてもなかったので何も対策をとっておらず、異国の地で半泣きになった苦い思い出があります(笑)。
しかし、カード会社もそんなリスクを見越して様々なサポート体制を取っています。きちんと対処法を知っていれば、被害は限りなく最小限にとどめることができるんです!
この記事を読んで、万が一の時でも落ち着いて対処できるようにしておきましょう。
[目次]
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クレジットカードが手元にない!と気づいたら、まずは落ち着いて以下の3つのステップを踏みましょう。
STEP(1)クレジットカードを利用停止にする
STEP(2)警察に盗難・紛失届を出す
STEP(3)盗難・紛失保険と再発行の手配をする
これら3つのステップを確実により早く踏めば、カードを盗られたとしても不正利用の被害にあう確率は低くなるでしょう。
日本なら簡単にできそうな手順ですが、海外となると少し難易度は上がります。1ステップずつ解説してゆきますね!
まず始めにやるべきことはクレジットカードの使用停止です。クレジットカード会社では盗難・紛失に関しては365日24時間対応しているところがほとんどです。”クレジットカード会社+紛失”と検索すればすぐにご案内ページが出てきます。
世界の主要都市からは、サイト記載のオートコレクトコールでクレジット会社に電話することができます。そこで紛失の旨を伝えれば、5~10分ほどでカードを停止してくれます。
通話の着信者側が通話料を負担するサービスのこと。国際電話などの高額な通話料が要される際に使用されます。
主要都市以外で盗難された場合はクレジットカード直通のオートコレクトコールが掲載されてないことが多いです。
そんな時は国際電話を繋いでくれるオペレーターを経由して、オートコレクトコールで指定の番号につないでもらう必要があります。
現地にも国際電話のオペレーターはいますが、現地の言葉での対応です。そこで役立つのがKDDIのジャパンダイレクトサービスです。
手順(1) KDDIジャパンダイレクトサービス公式サイト
から自分の滞在国のジャパンダイレクト番号を確認・発信。
手順(2)オペレーターにつながるので、そこでつなぎたい相手(クレジットカード会社)の電話番号を伝える。
手順(3)カード会社に紛失の旨を報告。
少しややこしいですが、日本語対応なので大丈夫です。
自分の国がカード会社ご案内ページにない場合は、KDDIのジャパンダイレクトサービスを利用しましょう!
ジャパンダイレクトサービスは最初の3分が2,160円、その後3分経つにつれ460円の手数料がかかりますのでご注意ください。
上記2つの方法がどちらも繋がらない!という時はLINEなどのSNSツールを使って家族に利用停止を頼みましょう。わたしの場合はパニックになった結果、日本にいる家族に連絡して停止してもらいました...。
しかし留意すべき点は原則クレジットカード停止は本人のみ可能ということです。
家族であれば、本人の氏名、生年月日、住所、電話番号などを伝えて、対応してくれることもありますが、会社や状況によっては不可能なことも多いです。最終手段として考えた方が良いでしょう。
以上が海外でクレジットカードを止める方法でした。
緊急時にパニックにならず、すぐに連絡できるよう
・クレジットカード会社お問い合わせ番号
・カード番号
は最低限控えておくと良いですね!
盗難の場合は届けられる見込みは薄いですが、紛失の場合はその可能性もあります。最寄りの警察に盗難・紛失届を出しましょう。
また後述しますが、クレジットカードの紛失・盗難保障を受けたい場合も警察の届け出が必要です。
最寄りの警察署に直接行く方法がほとんどです。国によっては電話対応するところもあります。
・盗難物リスト
・身分証明書(パスポート)
・滞在場所のホテル名、部屋番号を聞かれる場合もある
基本的には即日、本人受け取りです。
国によっては1~2日かかることもあります。アメリカのニューオリンズでは2週間、マイアミでは7~10日間と、同じ国でも都市によって違う場合もありますので、要確認です。
外務省海外安全ホームページでは現地の安全情報、緊急時の連絡先などが細かく記載されています。海外で困ったことがあれば、このサイトを見てみるといいでしょう。
警察では現地の言葉でのやり取りですので少し難しく感じるかもしれませんが、
「何をいつ、どこで、無くしたのか。」をなるべく簡潔にわかりやすく伝えることが大切です。相手も盗難にあった外国人を問い詰めることはないでしょうから、落ち着いて会話しましょう。
クレジットカードの利用停止、警察への届け出が完了したら次は紛失・盗難保険と再発行の手配をしましょう。
クレジットカードが不正に使われた際に、被害額を全額負担してくれるサービスです。現在、紛失・盗難保険はクレジットカードに自動付帯している場合が多いです。
注意点としては保険適用期間は不正利用から60日以内のみであることです。利用明細を見て気づいた、のような場合は60日をすぎる可能性がありますので注意してください。
クレジットカード会社に利用停止の旨を伝えた際に、不正利用があったかどうかを教えてくれます。もしあった場合、この保険が適用されます。
保険の申請方法は簡単です。電話口で、警察から発行された紛失・盗難届の届け出番号を伝えるのみです。
数分で終わりますので、きちんと申請しましょう。
利用停止・盗難保険の申請が完了するとクレジットカード会社から新しいカード発行のための書類が届きます。不備なく返送すると1週間ほどで新しいカードが届きます。
各クレジットカード会社で緊急カード発行サービスもあります。1万円ほど手数料は必要ですが、どうしても早くクレジットカードが必要、という方は紛失・盗難デスクに相談してみましょう。
ここまでクレジットカードを盗難されてしまったときの対処法についてご紹介しました。
でも、1番良いのは万が一に備えて様々な対策を立てておくことだと思います。
そこで、被害にあってしまったときに役立つ対策2つと、被害を最小限に抑えるための対策2つをご紹介します。
当たり前のことのように思えて、意外と抜けていることが多いです。日本にいるうちにしっかり準備してゆきましょう!
サブカードとはメインのクレジットカードが使えなくなった時のための予備のカードです。盗まれた、限度額に達してしまった、などの緊急時にとても助けられます。
VISAカードの予備を持っていれば世界中で使えるので安心ですね!
自分のカード番号って案外覚えていないものです。カード会社の電話番号も、WIFI環境が整っていない場所ですと、調べるのに一苦労するかもしれません。
緊急連絡先等を控えるときと一緒にメモしておきましょう!
誕生日や記念日を暗証番号にしていませんか?
海外に限らずですが、暗証番号は自分にしか分からないものに設定しておきましょう。安全度が格段に上がります。
新しいカード等だと、忘れていることもあるかもしれません。筆跡によるセキュリティ効果もありますので、しっかりとサインしておきましょう。
おさらいするとクレジットカード無くした時にとるべき行動は
(1)クレジットカードを利用停止にする
(2)警察に盗難・紛失届を出す
(3)盗難・紛失保険と再発行の手配
の3ステップです。
海外でクレジットカードを盗難されると、絶望的な気分になるかもしれません。
でも、各カード会社はなるべく被害が出ないようなサービスやセキュリティを展開しています。迅速に対応すれば大きな被害が出ることはあまりないので、落ち着いて最適な対処をとりましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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