ニュージーランドでワーホリをしてみたいけど、「どうやって仕事を探せばいいんだろう……」と思っている方も多いかと思います。
ニュージーランドは自然豊かな環境が魅力な国で、賃金ベースが高めなことからワーホリにおいても人気を集めています。ニュージーランドで仕事を探す際のポイントやコツを押さえておけば、スムーズにワーホリを楽しむことが可能です。
とはいえ、具体的にどのようなポイントに気をつければよいのかはわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
の順にお伝えします。
海外での仕事はハードルが高そうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。まずはこの記事で、ニュージーランドにおける仕事探しのポイントについて知りましょう!
※本記事内では、すべて1NZD(ニュージーランドドル)=80円で計算しています。
[目次]
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ニュージーランドのワーホリで仕事を探す場合、そのステップは大きく6つに分けることができます。
ここでは、
の順にお伝えしますね。
労働条件については、
・ワーホリビザの取得
・最低時給
・日本と異なるルール
の項目を押さえましょう。1つずつ説明しますね。
ニュージーランドのワーキングホリデービザを取得すると、最大1年間の滞在が可能です。
働く時間に対しての制限も無いため、かなり自由に働くことができます。また就学については2009年より複数のコースの受講が可能になり、合計6カ月まで認められるようになりました。仕事や学びにたっぷりと時間を使えるのは魅力ですね。
ワーキングホリデービザの要件は以下の通りです。
【ワーキングホリデービザの要件】
・対象年齢:18歳~30歳
・定員数:制限なし
・滞在期間:最長1年(3カ月以上の季節労働をした者に限り、3カ月の滞在延長が可能)
・就学期間:6カ月まで
・就労期間:ビザ有効期間内なら制限無し
・申請方法: ニュージーランド移民局のサイトよりオンラインにて申請
ニュージーランドのビザ申請料は日本からオンラインで申請した場合に限り、無料になるのもうれしい点です。ワーキングホリデービザの審査結果は、申請から7~10日ほどでメールにて送られてきます。
ニュージーランドではここ数年、毎年のように最低時給が上昇しています。
2005年には9.5NZD(約760円)だったものが、2019年3月時点では16.50NZD(約1,320円)まで上昇。さらに2019年4月からは17.70NZD(約1,400円)にアップします。
さらにそれだけではなく、2021年には最低時給を20.00NZD(約1,600円)に上げることを予定しており、労働者にとってはとてもメリットが大きいですね。
日本では1カ月に1回の給料の支払いが普通ですが、ニュージーランドでは1週間に1回の支払いが基本です。それに伴ってか、家賃の支払いも週払いなので注意しましょう。
アルバイトをする際に、最初はトライアル期間が設けられることになりますが、その際の賃金は最低賃金以上の時給をもらう権利があります。「トライアル期間だから最低賃金より安いよ」と言われたら、それは違法行為です。
またニュージーランドでは「ホリデーペイ」と呼ばれる、日本で言うところの有給制度があります。1年以上働くことで4週間の有給が付与されるこの制度。
1年以上働かないワーホリに関しては関係なさそうに見えますが、実は1年間働かなくても「pay as you go」という形で、有給の代わりに8%増しで給料がもらえます。
6カ月間以上同じ職場で働いた場合は、
・sick leave:病気休暇
・bereavement leave:慶弔休暇
も整備されていますよ。
ニュージーランドで働く場合、口座開設とIRDナンバーの取得が必要です。
IRDナンバーとは、ニュージーランドの納税者番号のこと。取得には銀行口座が必要になるので、まずは口座を開設することが先決です。
【口座の開設に必要なもの】
・身分証明書2つ(パスポート、ビザのコピーなど)
・住所を証明できるもの(電話や電気代の請求書、各種保険会社の証明書など)
・日本のマイナンバー
2017年7月から、ニュージーランドでは銀行口座開設時にマイナンバーの提出が義務付けられました。
ニュージーランドでのワーホリにおすすめな銀行は、以下の5つです。
続いて、IRDナンバーの取得方法をお伝えします。
【IRDナンバーを取得するために必要なもの】
・申請書
・パスポート
・ワーホリビザ
・銀行のアカウント番号
・銀行口座証明書
・日本のマイナンバー
IRDナンバーの申請は、オンラインで行うことが可能です。国が用意しているホームページから指示にしたがって登録を進めてください。
IRDナンバーのオンライン申請サイト
ニュージーランドでは、面接するにあたり「CV(Curriculum Vitae)」と「カバーレター」が必要です。どちらも日本ではあまり耳慣れないかもしれませんが、それぞれの文書は以下のような意味合いを持っています。
・CV:学歴や職務経歴、スキルなどについての客観的な情報
・カバーレター:自己アピールなど、相手の感情に訴えかける情報
CVは比較的日本の「履歴書」に近いと言えるでしょう。一方、カバーレターはその名の通り「CVの添え状」という位置づけです。採用者がまず最初に目にする文書なので、相手の関心をひく内容が求められます。
ニュージーランドで仕事を探す場合、主な方法として
の4つがあります。
インターネットの求人サイトを利用すれば、手軽に求人を探すことができます。場所を問わずいつでも利用できるため、日本にいながらにして仕事を探すことが可能です。インターネットは使い勝手が良いため、年々掲載企業が増えています。
後ほど、ニュージーランドでおすすめの求人サイトをまとめてご紹介しますね。
「クラシファイド(classified)」と呼ばれる情報ページで仕事を探すことができます。このコーナーには求人の概要と連絡先(電話番号など)が書かれているので、気になる仕事があれば電話連絡のうえ、面接の予約などをしましょう。
主な地元紙は、
・The New Zealand Herald
・The Press
です。
採用につながりやすいのが、口コミや紹介です。でも、そもそも紹介してくれる人がいなければ活用できませんよね。ニュージーランドで働くことが決まったら、ニュージーランドの求人を探していることを周りの人に話しておきましょう。
渡航してからであれば、新しく知り合った学校の友人や、滞在先の人など身近な人に仕事を探していることを伝えておくと、仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。
店頭で直接交渉するのもおすすめの方法です。
日本だとあまり考えられませんが、ニュージーランドではいたってよく見られる光景。アルバイトとして働くのであれば、店頭での交渉から採用につながるケースもごく普通のことです。
その際レジュメとカバーレターを持って行くことを忘れないでくださいね。
レジュメ、カバーレターが雇い主の目に止まれば、次はいよいよ面接です。聞かれる内容については、日本での面接とあまり変わりません。
・志望動機
・職歴
・スキル
などを、簡潔に説明できるようにまとめておきましょう。初めて英語で面接を受ける人は、事前にリハーサルをしておくのがおすすめです。
面接がうまく進めば、次はトライアルに進みます。トライアル中の勤務時間は、職場によって異なるのであらかじめチェックしておきましょう。トライアル期間は最大3カ月。勤務態度に問題が無ければ、1~2週間で採用が決まるケースもあります。
次に、ニュージーランドでワーホリをする日本人に人気の仕事をご紹介します。
ニュージーランドはさまざまな果物を栽培し、輸出しているため、農場スタッフの求人が多くかけられています。
フルーツピッキングは語学力に関係なく働きやすいため、ワーキングホリデーの就職先として人気です。季節ごとに就労条件は変わりますが、季節就労のため比較的給与が高く、またチームで集まって働くため友人ができやすいのも魅力といえます。
自然の中で働きたいという方におすすめの仕事です。
【必要な英語力は?】
TOEIC200~450点
ニュージーランドは大自然に囲まれており、1年を通してさまざまなアクティビティを楽しむことができます。そのためツアーガイドも常に求人があり、日本人向けのものであれば、英語が話せなくとも十分働くことが可能です。
短時間の勤務でも比較的時給が高く、効率よく働きたい人にもおすすめできます。
【必要な英語力は?】
TOEIC200~450点
世界各国に日本食レストランは増えていますが、ニュージーランドにも日本人経営の日本食レストランがたくさんあります。
日本語で面接OKな場合もあり、英語に自信の無い人や渡航したての人に人気の仕事です。
【必要な英語力は?】
TOEIC450~600点
ホテルなどの清掃スタッフは常に求人があり、英語に自信がない人でも比較的働きやすい仕事です。
またユースホステルやゲストハウスなどであれば、住み込みで働くことができるところもあり、滞在費を抑えたい人にもおすすめですよ。
【必要な英語力は?】
TOEIC450~600点
カフェやレストランは数が多く、常に求人が出されているためおすすめです。
日系のレストランよりも高い英語力が求められるので、やや採用の難易度は高め。注文や接客以外にも、バックヤードでの仕事が任されることもあるので、英語に自信がなくてもトライしてみる価値は十分あります。
ただニュージーランドは日本と同じくチップの習慣が無いため、やや収入面での魅力に欠けますね。
【必要な英語力は?】
TOEIC650~750点
続いて、ニュージーランドで仕事を探す際におすすめの求人サイトや派遣会社をご紹介します。
もっともカンタンで代表的な仕事の探し方が、インターネットを使って探す方法です。ネット環境さえあれば「いつでも」「どこでも」求人情報が確認できるので、年々利用者が増えています。
おすすめの求人サイトは、
・NZ在住の日本人向け最大のWebサイト「NZ daishiki」
・オークションや不動産の売買も扱う総合サイト「Trade Me」
・ローカルの求人に強いサイト「backpacker board」
の3つです。
ニュージーランドで仕事を探すなら、人材派遣会社に登録するのもおすすめです。より自分のスキルを活かせる仕事が見つかる可能性があります。
サイトに掲載される求人は、すべて海外からの応募が可能なものとなっています。外国人と在外ニュージーランド人をターゲットとし、海外経験を求める求人が多いです。
日本での人材派遣でも有名なIndeed。世界50か国以上、28言語でサービスを展開し、全世界GDPの約94%をカバーしています。もちろんニュージーランドの仕事探しにも対応していますよ。
最後に、ニュージーランドで仕事を見つけるために知っておきたいポイントをご紹介します。
何はともあれ、まずは情報収集が重要です。その際には、自分がワーキングホリデーをどのように過ごしたいかをはっきりとさせ、その実現に必要な情報から優先的に集めることが大切です。
情報収集で一番確実なのは経験者や現地の人に直接聞くことですが、それが難しいようであれば同じようにワーホリに行っている人のブログなどをいくつか参考にするのも良いでしょう。
自分1人では難しいと感じるようであれば、専門のエージェントに相談することでスムーズにワーホリの準備を進めることが可能です。
ワーキングホリデーに行く人の多くは、最初の3カ月で語学学校に通い、英語の勉強をしています。もちろん、語学学校にしっかりと通えば英語を上達させることが可能ですが、実際のところゼロから勉強を始めても3カ月では足りません。
日本にいる間に基礎的な学習を固めておくことで、語学学校での学習の習得スピードをグッと高めることができます。
海外で仕事を得ようとする場合、多くは「即戦力」を求められます。CV作成や面接の際には、しっかりとアピールできるスキルを明示しましょう。
特に応募する職種と関連のある仕事の経験は絶対に記載してください。
ここまで、ニュージーランドのワーホリにおける仕事探しについてお伝えしました。
ニュージーランドのワーホリで仕事を探す場合、そのステップは以下の6つです。
またニュージーランドで仕事を得るためのポイントとして、以下の3つをお伝えしました。
これらのポイントを押さえれば、希望する仕事をスムーズに見つけることが可能です。お金をしっかりと稼ぎつつ、ニュージーランドでの生活を楽しみましょう!
ニュージーランドのワーキングホリデーにかかる費用やおすすめの国などの詳細情報はこちらで紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ニュージーランドのワーキングホリデーについて見る
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