
「留学にはどれくらいの化粧品を持っていけばいいんだろう」「化粧水って結局、機内に持ち込めるの?預け荷物に入れるべき?」と悩んでいませんか。
日本から持っていくべき化粧品と現地調達できるものを分け、機内持ち込み・預け荷物のルールさえ押さえれば、荷物を最小限にしながら留学中のスキンケアも安心して準備できます。
この記事では、留学に必要な化粧品と量、現地で購入できる化粧品、国際線での化粧水の持ち込みルール、ヨーロッパ・オーストラリアなど渡航先別のスキンケア事情を紹介します。
・肌に直接触れるスキンケア・ファンデーションは日本から持参、アイメイク用品やシャンプーは現地調達がおすすめ
・国際線の機内持ち込みは「100ml以下の容器×1Lのジップ袋」がルール、大容量のものは預け荷物へ
・オーストラリアは日焼け止め、ヨーロッパは乾燥対策の現地スキンケアがそれぞれ充実している
なお、留学の持ち物は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
留学に必要なもの完全版!種類別に準備すべき持ち物を留学経験者が徹底解説
[目次]
\動画でも留学の持ち物を解説中!/

まずは、日本から持っていくべき化粧品と現地で購入できる化粧品を、期間別の持参量とあわせて一覧表でまとめました。
| 区分 | 項目 | 1カ月 | 3カ月 | 半年以上 |
|---|---|---|---|---|
| 日本から持参 | 化粧水・乳液などスキンケア | 1本(トラベルサイズ可) | 1〜2本 | 大容量(500〜600ml)を2〜3本 |
| ファンデーション・下地 | 1本 | 1〜2本 | 2〜4本 | |
| 化粧落とし | 1本(トラベルサイズ可) | 1〜2本 | 大容量(500〜600ml)を2〜3本 | |
| 現地購入でOK | アイシャドウ・アイライナー・リップ | 現地調達でOK | 現地調達でOK | 現地調達でOK |
| 歯ブラシ・歯磨き粉 | 最初の一本のみ持参 | 2〜3カ月分持参→以降は現地調達 | 2〜3カ月分持参→以降は現地調達 | |
| シャンプー・コンディショナー | 現地調達でOK | 現地調達でOK | 現地調達でOK | |
| 日焼け止め(特にオーストラリア) | 少量を持参+現地調達 | 現地調達がおすすめ | 現地調達がおすすめ |
※持参量はあくまで目安です。肌質や滞在国、持ち込み可能な容量によって調整してください。
留学に必要な化粧品は、
です。1つずつ解説しますね。

スキンケアは海外でももちろん購入できますが、体質に合わなく肌荒れになったときが大変ですよね。
そのため肌に直接触れるものは、普段日本で使っているものを持っていくのが安心です。
特に肌が弱く、荒れやすい人ほど日本から持参するべきです。「持っていけばよかった」と後悔する人も少なくありません。
1年の留学ならば、大容量(500〜600ml)のものを2〜3本持参しましょう。
荷物をなるべく減らしたい場合は、オールインワンタイプがおすすめです。化粧水、乳液、美容液が1本にまとまっているため、スキンケア用品の本数を減らすことが可能です。

ファンデーションや化粧下地も海外でも購入できるものの、肌にあわない可能性があります。そのため日本から持っていく方が安心です。
ファンデーションは3〜6カ月の交換が目安。そのため1年間の留学で、2〜4本のファンデーションがあると安心です。
また「shu uemura」や「資生堂」など日本ブランドであれば、海外展開もしており、現地で購入できる可能性が高いです。値段は日本よりもすこし高いですが、荷物を減らしたい人は日本ブランドを使いましょう。

化粧落としも直接顔の素肌につけるもののため、肌荒れを避けるため普段使い慣れたものの持参がおすすめです。
海外製のものは日本人の敏感肌に合わない可能性が高く、結局現地で輸入品の日本ブランドのものを買うことも。
輸入品は日本現地の価格の2倍以上になることもあるので、可能な限り日本からの持参がおすすめです。
続いては留学先でも購入できる化粧品として、
を紹介します。

アイシャドウやアイライナー、リップはどこでも売っている上に、肌にふれる面積が少ないです。そのため、肌荒れになる確率があまり高くありません。
現地のものをいくつか試して、自分に合うものが見つかることも多いです。
また海外ではそもそも、日本のようにしっかりと化粧をする人があまり多くありません。ファンデーションやアイブロウ、リップなど簡単な化粧で十分。そのためアイメイク用品は、使わなくなる可能性が高いです。
海外化粧品のクオリティは、基本的には発色が良く、持ちも良いものがほとんどです。
ブランドのショップや薬局、化粧品セレクトショップ「Sephora(セフォラ)」などで購入できます。

頭皮や髪質が強ければ、現地のもので十分です。
また海外と日本ではシャワーの水質が異なるため、日本のシャンプーではあまり泡立たない、髪がゴワゴワする可能性も。そのため現地で購入する方が、髪がまとまりやすいです。
パンテーンなどはほとんどの国のスーパーや薬局で購入可能。値段は400〜500円ほどです。

留学期間にもよりますが、消耗品の歯ブラシと歯磨き粉は、現地の製品に慣れてしまうのが楽でしょう。
薬局やスーパーで簡単に購入することができます。
ただし海外の歯ブラシは日本基準のものよりも少しサイズが大きいため、磨きにくく感じることもあります。小さいサイズが好みならば、日本から持っていきましょう。
その他常備薬については、留学に薬は1年分持って行ける?国別ルールとおすすめの常備薬リストをご覧ください。

渡航先によって、紫外線の強さは大きく異なります。
中でも特に紫外線の強い国に渡航する場合は、現地の日差しの強さに合わせて作られた強い日焼け止めがおすすめです。
ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)「UV index worldwide」が公表するピーク時のUVインデックス(紫外線指数)を比較すると、以下の通りです。
| 渡航先 | UVインデックスのピーク目安 | WHO基準のレベル |
|---|---|---|
| フィリピン(マニラ) | 約9〜12 | 非常に強い〜極端 |
| オーストラリア(シドニー) | 10(12月) | 非常に強い |
| アメリカ(ニューヨーク) | 9(7月) | 非常に強い |
| カナダ(バンクーバー) | 7(6〜7月) | 強い |
| (参考)日本(東京) | 10(7月) | 非常に強い |
※フィリピン・イギリスの数値は複数の観測データをもとにした目安、オーストラリア・アメリカ・カナダ・日本はBfS公表値です。
オーストラリアの紫外線はかなり強く、日本の日焼け止めでは日差しを受け止めきれないことがあります。
そのため日焼け止めは、オーストラリアの薬局やスーパーで購入した方がダメージは受けにくいです。肌が弱い人は、オーガニック製品や赤ちゃん用が低刺激で安心。留学中に、オーガニック化粧品を試すのもおすすめです。
また「オーストラリアではメイクをしない人が多い」といわれますが、その背景にオーストラリアの日焼け・皮膚がん予防を目的に紫外線対策を徹底する文化があります。
在日オーストラリア大使館「サンスマートプログラム」でも、屋外に出る15〜20分前に日焼け止めを塗り、2時間ごとに塗り直すことが推奨されています。
そのため厚塗りのベースメイクよりも、日焼け止めや保湿を重視したナチュラルメイクが好まれる傾向にあります。

テロ対策のため、飛行機では液体物の持ち込みに制限があります。そして化粧品は、種類によっては液体とみなされるものも少なくありません。
ここでは、留学の渡航便(国際線)の機内持ち込みルール、預け荷物に入れるべき化粧品、液体に当てはまらない化粧品を紹介します。
国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」によると、国際線の機内に持ち込める液体物には容器・袋のサイズに関するルールがあります。
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 容器サイズ | 1つあたり100ml以下 |
| まとめる袋 | 容量1リットル以下・縦横合計40cm以内の透明でジッパー付きの袋 |
| 袋の数 | 1人1袋まで |
ポイントは「容器のサイズ」で判断される点です。200mlの容器に化粧水が半分しか入っていなくても、容器自体が100mlを超えていれば持ち込みはできません。
詰め替え用の小さいボトルに移し替えるか、トラベルサイズの製品を購入しましょう。
規定を超える容量の化粧水やファンデーションは、没収を避けるため預け荷物に入れる必要があります。
スーツケースなどの預け荷物に入れる場合は、液体物の容量制限はありません。大容量の化粧水やシャンプーは、預け荷物に入れておくのが基本です。
没収が心配な人は、化粧品をすべて預け荷物に入れておきましょう。
特に、
などは要注意。液体に分類されるため、預け荷物に入れる方が安心です。
化粧品は預け荷物に入れることをおすすめしますが、すべてが液体に分類されるわけではありません。
例えば、
などは機内に持ち込むことが可能です。うまく収納場所を分けて、楽に持ち運びましょう。

ここまで化粧品全般のポイントを紹介しましたが、渡航先によってもスキンケア事情は異なります。
ヨーロッパ留学のスキンケアは、「硬水」による肌荒れと、日本より強い乾燥・気候への対策が重要です。
日本の洗顔やスキンケアが合わなくなることがあるため、現地でのケア方法や日本から持参するアイテムを工夫する必要があります。
ヨーロッパの多くの地域はカルシウムやマグネシウムが多い「硬水」のため、石鹸が泡立ちにくく、肌のうるおいを奪いやすいという特徴があります。
敏感肌や乾燥肌の人は、朝は水洗顔のみにする、または拭き取り用のクレンジングやローションを活用する人が多いです。
肌荒れがどうしても気になる場合は、現地で簡易的な軟水フィルター付きシャワーヘッドを導入するのも効果的です。
日本よりも湿度が低く、空気が乾燥しているため、軽めの乳液だけでは追いつかないことがあります。
気象庁「世界の主な地点の平年値」によると、ロンドン・パリの年間降水量は東京の半分以下です。降水量が少ない分、空気中の水分量も少なく、肌や髪の乾燥を感じやすくなります。
| 都市 | 年間降水量の平年値 |
|---|---|
| 東京 | 約1,598mm |
| ロンドン(イギリス) | 約633mm |
| パリ(フランス) | 約634mm |
そのため実際に留学をして乾燥を感じる場合は、油分やセラミドがしっかり入ったクリームなどへ切り替えましょう。
フランスやドイツなどのドラッグストアでは、敏感肌向けの高品質な薬用コスメ(ラロッシュポゼやアベンヌなど)や、オーガニックコスメが日本より手頃な価格で手に入ります。
日本から持っていく化粧水を使い切った後は、現地調達がおすすめです。
渡航先の国ごとの持ち物や気候について、詳しくは各国のページも参考にしてみてください。
イギリス留学持ち物リスト
アイルランド留学持ち物リスト

化粧品のトラベルセットは、実は日本からのプチ土産として持って行くのにもおすすめです。
ホストファミリーやルームメイトへのお土産として、2〜3個用意しておきましょう。
なかでも資生堂(SHISEIDO)、SK-II、肌ラボ(HadaLabo)、DHCの4ブランドは、アンチエイジングや美白ケアへの評価が高く、欧米・アジア圏を問わず海外で人気があります。
特にSK-IIは独自成分「ピテラ」を配合したフェイシャルトリートメントエッセンスがアジア圏で定番化しており、
訪日ラボ「資生堂、SK-Ⅱ、ファンケル…日本コスメ『J-Beauty』グローバル市場での魅力」によると、肌ラボは高保湿の化粧水がインバウンド需要でも人気です。
最後に、留学の化粧品に関してよく寄せられる質問にお答えします。
持ち込めますが、100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下の透明なジップ袋にまとめる必要があります。
容器自体が100mlを超えている場合は、中身が少なくても持ち込めないため注意してください。
必ずしも変える必要はありませんが、硬水や乾燥への対策として、保湿力の高いクリームや現地の薬用コスメを取り入れる人が多いです。
日本から持っていった化粧水を使い切ったタイミングで、現地の薬局で自分の肌に合うものを探してみるのもおすすめです。
います。特にオーストラリアなど、厚塗りメイクよりも日焼け止め中心のナチュラルメイクが好まれる国もあります。
現地の文化に合わせて、留学中はメイクを簡略化する人も少なくありません。
国や配送業者によっては可能ですが、内容物によっては関税や輸入規制の対象になることがあります。
荷物を減らしたい場合は、現地の薬局で購入する方が手間がかからないケースが多いです。
今回は留学に必要な化粧品や量について、解説しました。
| 区分 | アイテム |
|---|---|
| 日本から持っていくべきもの | 化粧水・乳液・美容液・洗顔料 下地クリーム・ファンデーション 化粧落とし |
| 留学先で調達できるもの | アイシャドウ・アイライナー シャンプー・コンディショナー 歯ブラシ・爪切りなど身だしなみ道具 日焼け止め |
| 持っていく際の注意点 | 機内持ち込みは100ml以下の容器+ジップ袋にまとめる 規定を超える容量のものは預け荷物に入れる 心配な化粧品は預け荷物、スティック状のリップは機内持ち込み可 |
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※1 ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)「UV index worldwide」(参照日:2026-08-11)
※2 在日オーストラリア大使館「サンスマートプログラム」(参照日:2026-08-09)
※3 訪日ラボ「資生堂、SK-Ⅱ、ファンケル…日本コスメ『J-Beauty』グローバル市場での魅力」(参照日:2026-08-11)
※4 気象庁「世界の主な地点の平年値」(参照日:2026-08-11)
※5 国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」(参照日:2026-08-09)



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