最終更新日:2024/08/30
オーストラリアのケアンズは、グレートバリアリーフのある自然に溢れた都市です。そのため観光客が多いですが、街自体はコンパクトで徒歩で散策できるほどです。気候は熱帯性気候で年中温暖、雨季と乾季がはっきりとしています。
しかし、医療や現地での物価情報は、日本にいるとなかなか情報を知ることが難しいですよね。今回は、ケアンズの基本情報だけでなく、物価や食事、医療といった現地での生活情報をご紹介します。
なお、ケアンズ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ケアンズ留学
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ケアンズの基本的な、生活に必要な情報をお伝えします。
ケアンズはオーストラリア北部のクイーンズランド州に位置する地域です。日本から直行便で約7時間半かかり、日本から一番早く到着できる場所と言われています。
面積は1687平方キロメートルで、人口は約16万人います。グレートバリアリーフがあることもあって、観光客が多数訪れます。シティ(City)を中心に、パームコープ、グリーン島、キュランダといったエリアがあります。
ケアンズは熱帯性気候と呼ばれる地域にあたります。熱帯性気候は、はっきりとした四季がなく、雨期と乾期で季節が分けられます。気温は年間を通して温暖で、過ごしやすいです。年間の平均最高気温は29℃、平均最低気温は20.7℃となっています。
年間の降水量は平均167mmで、日本のような梅雨の時期はありません。ただし、夏の12 月から2月にかけては他の季節に比べて雨の日がやや多くなります。特に、2月は月平均451mmと、オーストラリアの中でも特に雨よく降るでしょう。雨期はいきなりスコールが降ることもあります。
ケアンズと日本には、時差があります。時差は、基本的には日本時刻に+1時間です。ケアンズの方が1時間、日本よりも早く進んでいます。ケアンズが属するクイーンズランド州はサマータイムがありません。
ケアンズは電圧もプラグタイプも、日本とは異なります。電圧は220〜240Vで、プラグはOタイプになります。
日本の電圧は110Vのため、日本でしか対応できない電化製品を使用すると故障の原因になります。ドライヤーなどの電化製品を持って行く場合は、海外対応のものか、変圧器を持参するようにしましょう。プラグも、Oタイプの変換プラグを日本で購入して持参するようにしましょう。
ケアンズのWi-Fi環境は他のオーストラリアの地域に比べると充実しているとは言えず、フリーWi-Fiがある場所も少ないです。
そのため、ケアンズでインターネットを使用する場合は現地でSIMカードの購入、もしくは日本からポケットWi-Fiを持って行くと安心です。SIMカードを購入してスマホに入れれば、日本で使っているように、スマホを利用することができます。
ケアンズの物価やお金の種類についてご紹介します。
ケアンズの物価ですが、日本よりすこし高いくらいと言われています。水は基本的に約180〜315円(2〜3.5豪ドル)、サンドウィッチなどは450円(5豪ドル)ほどです。何を購入するにしても「日本より数百円高い」くらいの価格設定のようです。
また、レストランなどの飲食店は、他の地域よりも高い値段設定になっているようです。というのも、グレートバリアリーフがあるために観光客が絶えず、常に人がたくさん来ます。そのため、レストランは観光客向けに値段が高く設定されているようです。
ケアンズだけでなくオーストラリアには、基本的にはチップの習慣はありません。日本と同じで、レストランでも食事料金のみの支払いで問題ありません。
しかし、ホテルや高級レストランでは、場合によってはチップが必要となります。特にケアンズは観光客が多い地区ということもあり、チップをもらうことが当たり前になっているホテルや飲食店もあります。
もしも支払う場合、全体の支払い金額の10〜15%がチップの目安となるでしょう。また、ホテルに長期滞在したときや、清掃スタッフに対して必要な場合があります。その際は、約200〜500円(2〜5豪ドル)で問題ありません。
基本的には、「良いサービスを受けた」と感じたときに支払いましょう。レストランのウェイターが親切だった、ホテルのスタッフに荷物を運んでもらったなど、払いたいと感じたときにチップを渡すようにしましょう。
ケアンズの主な交通機関は、バスがあります。料金はゾーン制となっており、乗り降りしたゾーンごとで料金が変わります。ケアンズセントラル前(Cairns City Bus Station)がメインのターミナルとなっています。
ケアンズのバスは、デイリーチケット(Daily Ticket)と呼ばれている1日乗車券が運転手から購入でき、すぐに利用できます。またケアンズはこじんまりとした街のため、徒歩で散策することもできます。
ケアンズでの食事についてご紹介します。
ケアンズでも基本的には、パンや肉類、サラダなどの野菜といった食事を中心に食べられます。特に、サンドウィッチは多くのオーストラリア人が好んで食べており、ケアンズでも同じです。日本よりは、簡単でサッと食べられている食事が好まれるでしょう。
それだけでなく、自然の多い地区ということで、海上ディナーを楽しむこともできます。ケアンズ沖合のクルーズを堪能しながら、夕食を食べることができます。使用されるヨットはほとんど波が立たないようになっているため、落ち着いて食事をすることができます。
また、ケアンズはフルーツの栽培が盛んです。特に、郊外の広い土地でバナナやマンゴーパイナップルが育てられており、フルーツを食べることもできます。新鮮な食材はラスティーズマーケット(Rasty’s Market)で購入することができます。
ケアンズで怪我や病気にかかった場合は、日本と同じように病院で治療を受けることが可能です。日本のように総合病院と専門医に分かれており、まずは自分の症状に当てはまる専門医を受診します。
また、ケアンズには日本語で対応できる病院があり、24時間利用可能です。緊急の怪我や病気の際も、日本語で症状を伝えることができます。また、海外旅行保険も利用可能です。
ただし、ケアンズでも歯は保険の対象外となっています。渡航前に歯の検診は受けて、異常がないか確認しておきましょう。
グレートバリアリーフのある都市として人気の、ケアンズに関する現地生活情報をご紹介しました。ケアンズは自然もあるこじんまりとした地区です。また、熱帯性気候のため、年間を通して温暖で、雨期と乾期がはっきりとしています。
食事や物価、医療も基本的には他の都市と同じです。ただし、観光客が多い地区ということもあり、飲食店はやや高い値段に設定されているようです。スーパーマーケットなどで買い物をすれば、費用は安くで抑えられるでしょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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