クラーク留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！

「クラークに留学したい」
「でもどんなところなんだろう……」

と悩んでいませんか？

クラークはマニラから2時間ほどの場所にある都市で、旧米軍基地でもあります。そのため現在も欧米人が多数暮らしており、欧米人の講師が在籍している語学学校が他の都市より多いことが特徴です。

また旧米軍基地の場所は経済特別区としてホテルやオフィスが集まる場所になっており、警備が厳重かつ治安が良いです。

ネイティブから英語を学びながら、安心して勉強に集中できる環境が整っています。

とはいえ、本当に自分の留学先がクラークで良いのか、まだまだ不安もありますよね。

そこで今回は、クラークの特徴や留学するメリットとデメリット、クラーク留学をおすすめする人の特徴を紹介します。

今回の記事を参考に、フィリピンのどこに留学するか、じっくりと考えていきましょう。

なお、記事の情報は2022年10月時点のものです。

クラークはネイティブが多数暮らす都市

クラークはフィリピンのルソン島のパンパンガ州アンヘレスシティ郊外にあり、首都のマニラから約85km、車で約2時間の場所にある都市です。

クラークはもともと旧アメリカ軍空軍基地がありました。その跡地は現在は経済特別区として観光客向けのホテルや飲食店が集まる場所となっています。

実際に車で1時間ほどの場所にビーチなどもあることから観光客も多く、現在も発展し続けています。

旧米軍基地があったことから、フィリピンの他の都市に比べると欧米人が多く住んでいます。語学学校にもフィリピン人講師だけでなく欧米人講師も在籍しており、ネイティブから指導を受けることが可能です。

気候は年間25〜29℃と暑く、フィリピンにある他の都市とあまり変わりません。

ただし降水量がやや多く、例えば8月の降水量をセブ島と比べると、セブ島は110mm、クラークは418mmと4倍近い差があります。クラークの方が雨は多く感じるでしょう。

日本からの移動は経由便で移動でき、韓国やシンガポールなどアジアの国で乗り換えをします。もしくはマニラまで直行便で移動し、そこからバスでクラークに向かうことも可能です。

クラーク留学のメリット

続いては、クラーク留学のメリットとして、

の3つを紹介します。

メリット1．米軍基地があった過去から欧米講師が多い

冒頭でクラークは旧米軍基地があった過去から欧米人講師が多数住んでいると紹介しました。

そのような地域の特徴から、語学学校でも欧米人講師が多数在籍しています。

特にフィリピンの語学学校は基本的にフィリピン人講師が中心で、欧米のネイティブ講師から学びたい場合は欧米との2ヶ国留学を検討するのが一般的です。

フィリピン人講師の指導は初心者向けのため、すでにある程度英語が話せる、できるだけネイティブの英語に慣れておきたい人にはおすすめの環境です。

欧米人講師の国籍もアメリカに限らず、イギリスやオーストラリアなど多国籍。日常会話レベルなら話せる、さらにレベルアップしたい人は欧米人講師からの指導でさらに英語力アップを目指せます。

メリット2．経済特別区があり、中は特に治安が良い

クラークの旧米軍基地があった場所は、経済特別区というエリアに変わっています。これは政府の管轄エリアで、ホテルやカジノなど観光客向けの施設、企業のオフィスなどが集まる場所です。

入り口に警備員がいて厳重に管理されていることから、経済特別区の中はとても治安が良いです。ストリートチルドレンの入場が禁止されていることもあり、スリなどの犯罪に巻き込まれる可能性も低くなります。

経済特別区には語学学校もあるため、海外が初めてで不安、安心して勉強に取り組みたい人にはおすすめのポイントです。

メリット3．都会的な雰囲気も自然も両方感じられる

クラーク周辺は火山やビーチといった自然が多いです。首都のマニラから数時間離れただけにも関わらず、都会すぎないゆったりとした雰囲気が味わえるのが魅力です。

対して経済特別区がある中心地はホテルや飲食店、ショッピングモールがある都会的な雰囲気があります。

都市の中でも都会とリゾート地の中間のような地域のため、さまざまな雰囲気を感じられます。

かといってセブ島ほど観光スポットが多い訳ではなく、遊びの誘惑は少ないです。観光も楽しみつつ、勉強にしっかりと集中したい人にはおすすめの環境です。

クラーク留学のデメリット

クラーク留学にはデメリットもあります。代表的なデメリットとして、

の2つを紹介します。

デメリット1．治安が不安定な場所もある

先ほど経済特区は警備が厳重で、治安が良いと紹介しました。しかしフィリピンはもともと途上国であること、経済特区内だけ厳重な警備があるゆえに、エリア外の治安はやや不安定です。

実際にストリートチルドレンは経済特別区に入れない分、エリア外に集まることになります。経済特区内の治安の良さに慣れて油断してしまうと、スリなどに遭いかねません。

経済特別区の外に出る場合は夜に1人で出歩かない、派手な服装は控えるなど注意しましょう。

デメリット2．経済特区内には遊ぶ場所が少ない

経済特区内は治安が良くて必要設備も揃っており、生活しやすいです。

しかし中は基本的に高級ホテルや住宅街となっており、ショッピングモールやカジノなど遊び場所がいくつもある訳ではありません。

治安が良いから経済特別区の中だけで生活しようとしても、遊ぶ場所が少なくて飽きてしまう可能性も考えられます。

観光もしっかり楽しみたい場合は、エリア外のアンヘレスといった場所もありますが、治安はやや不安定です。遊びに行く場合は防犯対策をしっかりし、複数人で行動することをおすすめします。

クラーク留学をおすすめする人の特徴

ここまでクラーク留学のメリット・デメリットを紹介しました。

まとめると、クラーク留学は次のような人におすすめです。

欧米人講師の授業を受けられることが大きな魅力ですが、場所は物価の安いフィリピンのため、欧米圏に留学するより費用は抑えられます。

一方で経済特別区の外は治安が不安定だったり、セブ島やマニラに比べると遊ぶ場所が少なかったり、リゾート地での留学を期待する人にクラークは物足りない可能性もあります。

クラーク以外の留学先も検討したい場合は、次の都市もおすすめです。気になる方は参考にしてみてください。

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まとめ

今回はクラーク留学のメリットやデメリットを紹介しました。

おさらいすると、クラーク留学には次のメリットがあります。

この記事を読んでクラーク留学が自分に合っていると感じた方は、留学の準備を進めていきましょう。

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