最終更新日:2024/08/28
ニューヨークではバスや電車といった日本でも一般的に使われている交通手段が利用されています。しかし、利用方法や料金は日本と異なるところもあり、知らずに渡航してしまうと利用時に慌ててしまう恐れがあります。
今回はニューヨークで利用されている交通手段、料金などを解説します。これからニューヨークを訪れる予定のある方は、滞在中の移動がスムーズにできるようにぜひ参考にしてみてください。
なお、ニューヨークの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ニューヨーク観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1USD=148円で計算しています。
[目次]
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ニューヨークでは地下鉄やバスといった交通手段が利用できます。特に地下鉄は交通網が発達しており、また24時間運行していることもあり、ニューヨーク中心部での移動には欠かせません。
ニューヨークでは長年「Metro Card」という交通系ICカードが使われており、事前に運賃をチャージしておけば乗車券を毎度購入する必要がなくなり、手間少なく移動できます。
ただし、Metro Cardは2025年末までに廃止を予定しており、現在は「オムニー(OMNY)」と呼ばれる非接触型の決済システムが導入されています。
オムニーでは、タッチ決済が可能なクレジットカードやデビットカード、Apple Payなどが使えるデバイスを改札でスキャンするだけで運賃の支払いが済ませられます。
もし支払いに使えるデバイスを持っていない場合には、コンビニなどで販売されているオムニーカード(OMNY Card)というプリペイドカードも支払いに使えるので安心してください。
オムニーカードの販売店舗は下のサイトで調べられるので、購入時に参考にしてみてください。
OMNY「Retail locations」
ニューヨークでの交通手段・ルートを検索する際には、「Citymapper」「Googleマップ」や「MTA TrainTime」といったアプリが利用できます。特にGoogleマップは普段から使っている人も多く、わざわざ新しくアプリをインストールする手間なくルート検索ができます。
Citymapper
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Google マップ - 乗換案内 & グルメ
Google LLC無料posted withアプリーチ
MTA TrainTime
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ニューヨークでは、市内中心部を回る路線バスと、郊外と市内を結ぶ高速バスの2種類のバスが運行しています。
ニューヨークではバスの運行本数が多く、ニューヨーク市内中心部の移動に便利な交通手段です。
ただし交通量が多いニューヨークのバスを利用する際には時間に余裕を持っておくようにしましょう。日本のバスも同様ですが道路が混雑するとどうしても予定の到着時間に間に合わないということがあります。
料金(1回あたり)(※1) | 2.90USD(約429円) |
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料金(定期券)(※2) | 【7日券】34.00USD(約5,032円) 【1ヶ月券】132.00USD(約19,536円) |
走行ルート | MTA「Manhattan Bus Service」 |
時刻表 | MTA「New York City Bus Schedules」 |
急行バスはブルックリン、スタテンアイランド、ブロンクスといったエリアとマンハッタンを結ぶ路線を運行しています。
料金(1回あたり)(※3) | 7.00USD(約1,036円) |
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走行ルート | MTA「Bronx Bus Service」 MTA「Brooklyn Bus Service」 MTA「Queens Bus Service」 MTA「Staten Island Express Bus Service」 |
時刻表 | MBTA「Bus」 |
バスを利用する際には、まずアプリを使い目的地までの移動ルートを確認してください。利用するルートを把握した後は、バス停まで移動します。
ニューヨークでは乗車時に運賃を支払います。バス運賃の支払い方法には、現金、メトロカード、オムニーの3パターンがあるので、メトロカードかオムニーを利用する際には事前に支払い可能なカード・デバイスを用意しておきましょう。
なお、SBS(Select Bus Servide)などの一部バスでは運賃の支払いを乗車前に行う必要があります。支払いはバス停付近にある券売機で行えるので、バス停の案内に従いましょう。
乗車後は地図アプリや車内の電光掲示板を確認して現在地を確認します。目的地が近づいてきたら降車ボタンを押し下車します。
続いては鉄道です。渋滞が目立つニューヨーク市内ですが、鉄道であれば混雑を気にすることなく時間通りに移動することが可能です。
ニューヨーク市内の移動に使う鉄道は主に地下鉄、ニューヨーク近郊とマンハッタン間の移動には通勤列車、他の都市への移動には長距離列車が利用されているので、それぞれ紹介していきます。
ニューヨークではマンハッタンを中心に5路線の地下鉄が運行しています。ダウンタウン周辺では駅間隔が短いので、路線バスと同様、中心部での移動に便利です。
料金(1回あたり)(※4) | 2.90USD(約429円) |
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料金(定期券)(※5) | 【7日券】34.00USD(約5,032円) 【1ヶ月券】132.00USD(約19,536円) |
走行ルート | MTA「Subway Map」 |
時刻表 | MTA「Schedules」 |
通勤列車は、ニューヨーク中心部と郊外を結ぶ路線を運行しています。通勤目的はもちろん、郊外への旅行にも利用しやすい交通手段です。
料金 | 利用区間、時間帯によって異なる。 具体的な金額は「MTA TrainTime」で検索するか、こちらを参照ください。 |
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走行ルート | MTA「MTA Railroads」 |
時刻表 | MTA「Long Island Rail Road schedules」 MTA「Metro-North Railroad schedules」 |
ニューヨークでは、アムトラック(AMTRAK)という長距離列車が走行しています。
シカゴやロサンゼルスといったアメリカの主要都市はもちろん、トロントやモントリオールといったカナダの都市への移動にも利用できるため、飛行機の代わりの手段としても利用できます。
料金 | 利用区間によって異なる。詳細はAMTRAKのHPよりご確認ください。 |
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走行ルート | AMTRAK「Amtrak National Route Map」 |
時刻表 | 利用区間によって異なる |
ニューヨークでの鉄道の利用方法は日本とあまり変わりません。
地下鉄を利用する際には、オムニーでの支払いが可能なカードかデバイス、オムニーカードのいずれかを用意し、改札を通過、乗車する形になります。
一方で長距離列車を利用する際には、事前に乗車券を購入する必要があります。
アムトラックの乗車券の購入方法は、Webサイト、アプリからオンラインで購入する形と、駅の窓口で購入する方法の2通りがあります。
Amtrak
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より具体的なイメージを持ちたい場合には、下の動画でアムトラックの利用方法が紹介されているので、参考にしてみてください。
海に囲まれたニューヨークでは、フェリーも交通手段の一つになります。港はマンハッタン中心部からほど近く、気軽にニューヨーク周辺の島への観光を楽しめます。
料金(1回あたり)(※6) | 【大人(64歳以下)】4.00USD(約592円) 【大人(65歳以上)】1.35USD(約200円) |
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運行ルート | NYC Ferry「Routes & Schedules」 |
時刻表 | NYC Ferry「Routes & Schedules」 |
フェリーを利用する際には、乗船口付近にある券売機、あるいはNYCフェリーのアプリでチケットを購入します。チケット購入後は係員の案内に従い、船の到着を待機します。
NYC Ferry by Hornblower
Hornblower Cruises & Events無料posted withアプリーチ
なお、スタテンアイランドフェリーに限っては運賃が無料となっており、チケットを購入する手間なく乗船できます。
公共交通機関を使った移動では行きづらい目的地への移動には、タクシーやUber、Lyftといった配車アプリを利用しましょう。
ニューヨークでは市内を中心にタクシーが多く走行しているので、公共交通機関を使った移動では目的地まで行きづらい時などに利用してください。
なお、公共交通機関を使った移動と違い、タクシーを利用する際にはチップの支払いが必要になります。渡す金額イメージは下の記事で紹介しているので、いくら渡せばいいかわからない方は参考にしてみてください。
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
アメリカでは、UberやLyftといった配車アプリが普及しています。
時間帯、移動区間によってはタクシーよりも安く移動できることもあるので、少しでも交通費を抑えたい場合には、タクシー料金と比較してどちらを使うかを検討しましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
Lyft
Lyft
Inc.無料posted withアプリーチ
ニューヨークではサイクルシェアリングが普及しており、マンハッタン中心に多くのポートが設置されています。タクシーよりも安い料金で自由に移動できるため、交通費を抑えたい方には特におすすめです。
Citi Bike
Lyft Bikes and Scooters, LLC無料posted withアプリーチ
今回はニューヨークで主に使われている交通手段について紹介しました。
ニューヨークではバスや鉄道などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。中でも地下鉄は、マンハッタン中心に路線が豊富にあり、観光や日常生活での移動に使いやすいです。
これからニューヨークへ行く方は、ぜひ快適な移動でニューヨークでの充実した時間を過ごしてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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※1、2、3、4、5...NYC Transit Fares and Tolls「What to know」(参照日:2024-8-14)
※6...NYC Ferry「Ticketing Information & Fares」(参照日:2024-8-14)
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