最終更新日:2024/08/28
ニューヨークに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。
実際ニューヨークは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。
そこで今回は、ニューヨークの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。ニューヨークへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。
なお、ニューヨークの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
ニューヨーク観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではアメリカドルをUSDと表記、為替レートには2024年8月6日時点での情報を参照し、1USD=146円で計算しています。
[目次]
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まずはそもそもニューヨークが気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。
メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、ニューヨークの気候は温暖湿潤気候(気候区分:Cfa)に属しています(※1)。
温暖湿潤気候は夏と冬の寒暖差が激しく、年間を通して一定の降水量があることが特徴です。
なお、温暖湿潤気候には日本の大部分が、またアメリカ国内ではワシントンD.C.、アトランタ、世界の他の都市では、オーストラリア・シドニーやアルゼンチン・ブエノスアイレスなどが属しています。
上ではニューヨークの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、ニューヨークの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。
なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date ASが運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています(※2〜6)。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニューヨーク | 0.3℃ | 1.5℃ | 5.4℃ | 11.1℃ | 16.6℃ | 21.7℃ | 24.8℃ | 24.2℃ | 20.3℃ | 14.3℃ | 8.8℃ | 2.8℃ |
東京 | 6.1℃ | 6.5℃ | 9.4℃ | 14.6℃ | 18.9℃ | 22.1℃ | 25.8℃ | 27.4℃ | 23.8℃ | 18.5℃ | 13.3℃ | 8.7℃ |
ニューヨークの平均気温は夏に東京と同じほどの気温まで上がりますが、冬には東京よりも一回り寒くなります。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニューヨークの最高気温 | 3.7℃ | 5.3℃ | 9.6℃ | 15.6℃ | 21.1℃ | 26.2℃ | 29℃ | 28.3℃ | 24.4℃ | 18.4℃ | 12.4℃ | 6.2℃ |
ニューヨークの最低気温 | -3.2℃ | -2.3℃ | 1.4℃ | 6.6℃ | 12℃ | 17.3℃ | 20.6℃ | 20.1℃ | 16.2℃ | 10.2℃ | 5.2℃ | -0.5℃ |
東京の最高気温 | 9.9℃ | 10.4℃ | 13.3℃ | 18.8℃ | 22.8℃ | 25.5℃ | 29.4℃ | 31.1℃ | 27.2℃ | 21.8℃ | 16.9℃ | 12.4℃ |
東京の最低気温 | 2.5℃ | 2.9℃ | 5.6℃ | 10.7℃ | 15.4℃ | 19.1℃ | 23℃ | 24.5℃ | 21.1℃ | 15.4℃ | 9.9℃ | 5.1℃ |
ニューヨークの最高・最低気温も平均気温同様、やや東京と比べ低く、特に冬では最低気温が0℃を下回る日もあります。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニューヨーク | 161h | 162h | 213h | 225h | 258h | 259h | 271h | 270h | 218h | 213h | 153h | 141h |
東京 | 191h | 170h | 177h | 176h | 180h | 123h | 152h | 177h | 128h | 129h | 147h | 177h |
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日の出時間 | 7:18 | 6:50 | 7:06 | 6:16 | 5:38 | 5:24 | 5:38 | 6:06 | 6:36 | 7:06 | 6:42 | 7:12 |
日の入り時間 | 16:52 | 17:30 | 19:03 | 19:36 | 20:06 | 20:29 | 20:25 | 19:54 | 19:05 | 18:16 | 16:38 | 16:29 |
日本の青森市とほぼ同じ緯度に位置するニューヨークでは、夏場にかけて東京よりも日照時間が増えます。
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ニューヨーク | 84mm | 77mm | 102mm | 97mm | 99mm | 91mm | 114mm | 105mm | 98mm | 87mm | 95mm | 90mm |
東京 | 50mm | 70mm | 100mm | 120mm | 140mm | 170mm | 130mm | 140mm | 210mm | 190mm | 90mm | 50mm |
ニューヨークの降水量は秋を除き東京とあまり変わりません。雨が多くなるのは7月〜8月にかけた夏場で、その時期の夕方にはサンダーストームと呼ばれる雷雨が降ることもあるので注意が必要です。
ニューヨークの冬はとても厳しく、春の始めになっても寒さは続いていきます。5月はまだ昼夜の寒暖差が激しくなってくるので、薄着すぎないように気をつけてください。
3月上旬の気温は最高気温が10℃に届かない日も多いので、マフラーやコートは必須です。4月頃になってくると、だんだんと寒さは和らいでいきます。
ただし、日によってはまだ寒い日もあるので、長袖のセーターや長袖のシャツで出かけるようにしてください。5月になってくるとだんだん暖かさが増して、春らしさを感じるようになります。
厚手のセーターは必要ありませんが、薄めのコートやジャケットがあると、急な寒さ対策ができます。
また、この頃になってくると日差しが強くなります。紫外線対策に日焼け止めと、サングラスや帽子などの用意もあると安心です。
初夏は日本のように雨が降る日が多くなり、その後夏の本番がやってきます。
夏本番になると気温は一気に上がり、最高気温は30℃近くなります。ビルが多いマンハッタンは、東京のようにぬるく湿った風が吹きます。
気温が高いので外を歩く時は半袖短パンでちょうど良い気温になりますが、デパート、レストラン、交通機関などの冷房が強過ぎるほど効いてきます。
屋外と屋内の気温差が激しいため、冷房対策に羽織れるカーディガンや薄手のジャケットを用意しておきましょう。日差しはさらに強くなっていくので、紫外線対策は忘れずに。
9月上旬になると秋と同時に、ハリケーンシーズンに突入します。暑さはだいぶ落ち着き、寒く感じるほどの日もあります。
時々夏がぶり返してくるインディアンサマーという時期があり、日によって30℃前後まで気温が上がります。
10月になってくると、だんだん肌寒い日が続き、紅葉の時期になります。降水量は少なく、日中は過ごしやすい気温になりますが、朝晩は冷え込みが厳しくなっていきます。
半袖で過ごせる気温ですが、日によっての温度差が激しいので薄手のジャケットやカーディガンがあると良いでしょう。
11月には気温がグッと下がり、東京の冬の気温とあまり変わらなくなります。雪が降ることはあまりありませんが、防寒対策は必要です。
マンハッタンはビル風が吹くため、体感温度は更に低く感じるかもしれません。厚手のコートの他に、マフラーや手袋のような防寒着を持っていきましょう。
photo by:lazyllama / Shutterstock.com
ニューヨークが冬本番になってくると雪が降る日も増えてきます。
雪が溶けて道路が濡れてしまうことがあり、歩きにくいだけではなく、風が強く吹いた時に服が濡れてしまう時もあります。そのため、歩きやすい防水ブーツの他に、風と水に強いダウンジャケットがあると安心です。
防寒対策も、セーターやコート以外にも、ヒート系インナーや耳あてを持って行くようにしましょう。また、ホッカイロがあるとさらに心強いです。
ただ、アメリカはセントラルヒーティングが多いので、建物内は暑いと感じることがあるかもしれません。重ね着する時には、体温調整がしやすい服装にしておくと良いでしょう。
ニューヨークは夏の暑さが厳しく、冬はとても寒いです。ベストシーズンは10〜11月のハリケーンシーズンを避けた秋でしょう。この時期は雨が降る日は少なく、秋晴れが続くので観光がしやすくなります。
また、紅葉の時期でニューヨークの街がより美しくなります。日中は過ごしやすい気温ですが、朝晩の冷え込みは厳しくなるので体温調整にはご注意してください。
アメリカでは8月から10月にかけてハリケーンが多く発生します。2022年では6〜10つのハリケーンが発生しており、多くが9月にニューヨークへ上陸しているため、この時期での渡航を検討している方はご注意ください(※7)。
なお、ハリケーンは11月にも発生しないわけではありません。アメリカ海洋大気庁によれば、2022年は11月30日にハリケーンシーズンが終了したと報告されており、11月に渡航する方も注意は必要です。
短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。
幸いニューヨークには、日本人にも馴染みのある「ユニクロ」や「H&M」、「GAP」をはじめとするファストファッションの店舗があります。
価格や日本とはやや異なるため、下にアメリカで販売されているユニクロの各衣類の価格イメージをお伝えします(※8)。
・ダウンジャケット:80.00〜90.00USD(約11,680〜13,140円)
・コート:130.00〜200.00USD(約18,980〜29,200円)
・セーター:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
・Tシャツ:20.00〜30.00USD(約2,920〜4,380円)
・ジーンズ:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
・スウェットパンツ:40.00〜50.00USD(約5,840〜7,300円)
ニューヨークにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。(他にも店舗あり)
留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。
・Tシャツ:5〜7枚
・パンツやスカート:2〜3着
・ウィンドブレーカー:1着
・薄手のパーカーやカーディガン:1〜2枚
・ジャケット:1枚
・スニーカーやサンダル:1〜2足
・下着:7組
・靴下:7組
今回はニューヨークの気候について紹介しました。
ニューヨークの気候の特徴は、夏と冬の寒暖差が激しく、特に冬場は東京より冷え込むため注意が必要です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にニューヨークに持っていく服装の準備を進めて下さいね。
なお、もし留学先としてニューヨークを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
また衣服をはじめ、アメリカ留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
アメリカ留学持ち物リスト
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Murray Peel's Home page「Updated Köppen-Geiger climate map of the world」(参照日:2024-08-06)
※2...Weatherbase「BROOKLYN, NEW YORK」(参照日:2024-08-06)
※3...Weatherbase「TOKYO, JAPAN」(参照日:2024-08-06)
※4...Weather and Climate「Average monthly hours of sunshine in New York (New York State)」(参照日:2024-08-06)
※5...Weather and Climate「Average monthly hours of sunshine in Tokyo (Tokyo Prefecture)」(参照日:2024-08-06)
※6...timeanddate.com「Sunrise and sunset times in New York」(参照日:2024-08-06)
※7...NOAA「NOAA predicts above-normal 2022 Atlantic Hurricane Season」(参照日:2024-08-06)
※8...UNIQLO US「Women's, Men's & Kids' Clothing & Accessories」(参照日:2024-08-06)
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