どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
- 2024/10/16
日本最大級の留学メディア/留学エージェント「スクールウィズ」(https://schoolwith.me/)は「2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、平均月収の実態調査」を行いました。その結果をご報告します。本調査は、ワーキングホリデーが可能で最低賃金が定められている国ごとの月収をランキング形式で集計。日本の最低賃金から換算される月収と比較しています。
■調査結果サマリー
・最高月収はルクセンブルクの40万7,092円と、日本の約2.4倍
・最低月収はアルゼンチンで2万6,946円と、日本の約6分の1
・所得税などを加味しても、最高月収になるのはルクセンブルク(約36万円)
・アルゼンチンは最低賃金が低いが、物価も最も低い
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【全体】最高月収はルクセンブルクの40万7,092円と、日本の約2.4倍
日本人のワーキングホリデーが可能な国かつ、最低賃金が定められている国ごとのフルタイム月収は以下の通りとなりました。
最高月収はルクセンブルクの40万7,092円と、日本の約2.4倍。次いでオーストラリア(約37万円)、オランダ(約35万円)、イギリス(約34万円)となりました。最低月収はアルゼンチンで2万6,946円と、日本の月収の約6分の1となりました。
物価スコアについて:
日本の物価スコアを1としたときの各国・地域の物価スコアは、物価スコアが0.5の国の物価は日本の半分程度、物価スコアが2.0の国の物価は日本の2倍程度となっている。
※アイスランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドは最低賃金が定められていないため除外
※最低賃金が時給の場合、8時間×20日(160時間)として算出
※月収の為替は2024年9月10日時点のレートで算出
※物価スコア出典:世界平和度指数(Global Peace Index),NUMBEO,セカイハブ
解説コメント:代表取締役 太田英基
円安により、人気が高まるワーキングホリデー。国ごとの現状とは?
近年は円安で留学費用の負担が増えているため、通常の語学留学に加え、現地で働きながら経験がつめるワーキングホリデーの人気が高まっています。一番の渡航先となっているオーストラリアではビザの発給件数が過去最多となり、さらに2024年のカナダのワーキングホリデーの日本人枠の受け入れはすでに定員となりました。
また、イギリスでは日本人のワーキングホリデーの受け入れ枠が、これまでの4倍となる6,000人に増枠され、今後さらに海外渡航者が増加することが予想されます。
ワーキングホリデーでおすすめの国は?
ワーキングホリデーで特におすすめの国は、オーストラリア、カナダ、イギリス、ニュージーランドです。これらの国は最低賃金が高いことに加え、日本人の渡航者が多いため、日本人コミュニティで現地の求人などの情報交換も頻繁に行われているため、情報収集しやすいこともおすすめできるポイントです。
また、英語圏であるため日常生活でも英語に触れる機会が多い点もおすすめできるポイントです。
オーストラリアのワーキングホリデーについて
カナダのワーキングホリデーについて
イギリスのワーキングホリデーについて
ニュージーランドのワーキングホリデーについて
月収1位のルクセンブルクはどんな国?
月収1位のルクセンブルクは、日本人にとってあまり馴染みがない国かもしれません。
ルクセンブルクへのワーキングホリデー日本人受け入れは今年の6月から開始されたばかりです。治安も良好で、人口の約半数は外国人です。
トラム、電車、バスなどの全ての公共交通機関を無料で利用でき、オーストラリアやカナダよりも物価が安い点が魅力です。
ワーキングホリデーで注意すべき点とは?
ワーキングホリデーに行ったものの、就職先を探すのに苦労したという話を良く耳にします。現地での職探しにおいて重要なのは、職務経験と英語力のバランスです。
例えば、カフェ店員の場合はバリスタ経験者や接客経験者が優遇されます。また、実際に英語を話せるかどうかも重要です。目安としては、CEFR※(セファール)のB1、B2程度の語学力があれば、ネイティブスピーカーと緊張せずに普通にやり取りできるくらい流暢かつ自然であると判断されるため、仕事も見つかりやすいでしょう。
※CEFR:英語をはじめとした外国語の習熟度や運用能力を同一の基準で評価する国際標準
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あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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