モントリオール留学の特徴や費用を徹底解説!フランス語圏でも英語は学べる?
トロントに次ぐ大都市であり、カナダ有数の観光地でもあるモントリオール。有名大学や語学学校の数も多いことから、留学生が多く集まる教育都市でもあります。
しかし、モントリオールではフランス語がよく話されているため、「本当に英語も勉強できるの?」「留学先としては実際どうなんだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、モントリオール留学の特徴や魅力を徹底解説!記事後半では気になる留学費用の目安、実際にモントリオールに留学した先輩の体験談も掲載していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
[目次]
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モントリオールは留学に向いている?基本情報
日本から直行便で約12時間、時差14時間のところにあるモントリオールは、ケベック州で最も栄えている都市。かつてフランス領植民地だったという歴史的背景からフランス語を公用語としており、フランス語と英語が話されているバイリンガル都市です。
そのため、モントリオールの街はヨーロッパを思わせる雰囲気があります。旧市街は石畳・石造りの建物が並び、街のシンボルであるノートルダム大聖堂はカナダ有数の観光スポットの1つ。
一方ダウンタウンには都会的なビルが建ち並びます。カナダではトロントに次ぐ第2の都市で、国内外からたくさんの移民・留学生が集まります。
モントリオール留学の魅力
では次は、留学先としてのモントリオールの魅力を見ていきましょう。モントリオール留学には、主に次の3つのメリットがあります。
英語とフランス語が学べるバイリンガルシティ
1つ目は、何といっても英語とフランス語の2言語を学べることです。モントリオールは別名「北米のパリ」とも呼ばれ、フランス文化が溶け込む街として知られています。
実はモントリオールではフランス語を公用語にしており、街中の看板や標識などは主にフランス語が使われています。
もちろんカナダ国内であるため英語を学ぶ環境もあり、ほとんどの人がフランス語と英語のバイリンガルです。カナダに居ながら2つの言語を身につけられるのはモントリオールならではのポイントといえます。
高い教育水準
2つ目は、質の高い教育を受けられること。世界大学ランキング44位に選ばれているマギル大学をはじめ、モントリオール大学、モントリオール理工科大学など、モントリオールには世界的に有名な大学やカレッジが多数集まっており、カナダ国内でも教育水準が高い都市といわれています(※1)。
ちなみに、大学に進学しない人でも、大学附属の語学学校で英語やフランス語を学ぶことができます。教育水準の高い環境で学べば、語学学習も一層はかどるでしょう。
多文化が共生する環境
3つ目は、多文化が共生する環境で生活できること。カナダは移民の受け入れが多く、実に450以上の民族的起源、200の出生地、100の宗教、および450の言語など多種多様な価値観が存在するといわれています(※2)。
特にモントリオールはフランス語圏の文化も混ざり込んでいるため、カナダの中でもさらに多様な価値観に触れられる環境があります。多文化主義の価値観に触れながらの生活は、新たな体験ができたり視野を広げたり、自己成長にも繋がりますよ。
モントリオール留学では何ができる?留学の種類
では、モントリオールに留学したいと思ったとき、どんな選択肢があるのでしょうか。ここではモントリオールでできる留学の種類を解説します。
語学留学
語学留学は、英語またはフランス語を勉強したい、話せるようになりたいという人におすすめの留学方法です。語学学校に通い、言語学習のプロである講師から、ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングを学びます。
生徒のニーズに合うように、さまざまなコースを用意しているのも語学学校の特徴。ビジネスで使えるレベルまで習得したい、英語・フランス語の資格を取りたい、大学に進学したいなど、目的に合わせて授業を選べますよ。
以下の記事では、主な語学学校を紹介しています。学校によって特色もさまざまですので、ぜひ比べてみてくださいね。
モントリオールの語学学校一覧
大学留学
専門分野を学びたい、学位が欲しいという人は、大学留学(正規留学)がおすすめです。卒業までは約3~4年かかりますが、学位を取得できるので、就職活動で有利になったり海外就職しやすくなったりと将来の選択肢が増えるのがメリットです。
ただし、入学に際しては高い英語力が求められます。とはいえ英語力が足りなくても、「まずは大学が併設している語学学校に入学し大学編入を目指す」というプランもあるので、少しでも興味がある方は諦めずに検討してみてくださいね。
「3~4年もの期間は取れないけれど大学に留学したい」という方には、サマープログラムという選択肢があります。これは大学の夏季休暇に行われる数週間の特別プログラムで、英語を学んだりボランティアしたりとさまざまな活動ができるのが魅力。大学生で短期留学を考えている人におすすめです。
ちなみに、カナダには「大学」と「カレッジ」があります。大学は4年制で専門知識を学ぶ教育機関。一方、カレッジは日本でいう専門学校に近く、1~2年制で就職に役立つ専門スキルを学びます。また、コースによっては大学に編入できることもあります。
カレッジについては以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方はチェックしてみてください。
カナダのカレッジ留学の魅力。費用や入学条件なども解説します
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは、約1年間カナダで生活ができるビザのこと。18~30歳までと、年齢制限のあるビザですが、滞在中は旅行・就労・就学と自由に過ごせるのが魅力です。
ビザ申請時に英語力が問われることもないので、英語初心者の人にもおすすめです。ちなみに、カナダのワーキングホリデーでは最長6カ月まで通学可能。ワーキングホリデービザでカナダに入国し、語学学校で英語力を身につけてから仕事を探す人も少なくありません。
カナダのワーキングホリデーについては以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
カナダでワーキングホリデーをしたい人必読!費用からおすすめの仕事まで徹底解説
Co-op留学
Co-op留学は、30歳以上の方や仕事に直結するスキルを身につけたい人におすすめの留学方法です。これは、まず一定期間カレッジに通い授業を受け、残りの期間は企業でインターンをするというカナダ独自のプログラムです。
年齢制限がないうえ、就学と就労の両方を経験できるので、留学を踏まえてキャリアアップやキャリアチェンジを考えている人におすすめですよ。
Co-op留学については以下の記事で詳細を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
30歳を超えても働ける!Co-op留学(カナダで就学+就労体験できるプログラム)を徹底解説します
モントリオール留学の体験談!「モントリオールに住んでみて実際に感じたこと」
モントリオールって実際はどんなところなんだろうと気になったら、先輩の体験談を参考にしましょう。
モントリオールに留学したつくしさんによると、モントリオールの街はコンパクトな雰囲気なのだとか。徒歩で移動できる範囲内にさまざまなお店があり、日本食スーパーもあったため、生活に困ることはなかったといいます。
そんなつくしさんが驚いたのは、「思った以上にフランス語ベース」だったことだそう。道路標識やお店の表記はもちろん、地下鉄の車内放送までフランス語オンリー。英語も通じるためそこまで困ることはありませんでしたが、飲食店によってはフランス語メニューしかなく、お店で注文するのは少し大変だったと話します。
つくしさんの体験談をさらに詳しく読みたい方は、以下からチェックしてみてくださいね。
カナダなのにフランス語圏?モントリオールに住んでみて実際に感じたこと
はじめての留学!カナダの語学学校ってどんなところ?
モントリオール留学でかかる留学費用
では、実際にモントリオールに留学するとどれくらいの費用がかかるのでしょうか。1カ月間モントリオールに語学留学する場合のモデル費用を見ていきましょう。
ただし、留学費用は申し込む学校やコース、滞在方法などは留学生によって異なり一概に紹介しづらいため、今回は以下の条件で費用計算をしています。
コース:一般英語コース(週あたりの授業時間が20〜29時間)
滞在方法:ホームステイ(1日2食付き)
食費、交際費、雑費などは留学生の生活スタイルによって大きく異なるため、ここでは大まかな費用目安を設定しています。
その上で、モントリオールに1カ月間語学留学した場合のモデル費用は70.6万円です。内訳は下の通りです。
カテゴリ | 費用項目 | 1カ月 |
---|---|---|
学費 | 授業料 | 19万円 |
学校支払い諸費用 | 6.1万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 16.5万円 |
海外旅行保険加入費 | 1.4万円 | |
ビザ関連費 | 0.1万円 | |
滞在費 | 13万円 | |
生活費 | 食費 | 5万円 |
通信費 | 0.4万円 | |
交通費 | 1.1万円 | |
娯楽費 | 6万円 | |
雑費 | 2万円 | |
総額 | 70.6万円 |
費用のより具体的な解説、他の期間のモデル費用は下の記事で紹介しているので、気になる方は下の記事よりご確認ください。
【2024年版】期間別モントリオール語学留学の費用まとめ
モントリオール留学の相談ならスクールウィズ
モントリオールは語学学校の数が多いため、1人で希望の条件を満たす学校を探すのはなかなか大変です。またモントリオールの学校について詳しく知りたいと思っても、ネットにある情報は古いものばかり……と困っている人も多いのではないでしょうか。
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【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
【体験談】スクールウィズの留学カウンセリングってどんなことができる?実際の流れをまとめてみた!
モントリオール留学でよくある質問
最後に、モントリオール留学でよくある質問をまとめました。
モントリオールで語学学校を選ぶ際のポイントはありますか?
語学学校を選ぶときは、まず以下のポイントを確認しましょう。
・カリキュラム
・日本人の割合
・学費
学校によって用意しているコースはさまざま。授業の特徴や開講コースの種類など、自分に合ったカリキュラムがあるかどうかを確認しましょう。
同時に注目したいのが、日本人学生の割合です。カナダは選べる留学の種類が多いこともあり、学生から社会人まで多くの日本人が渡航先としてカナダを選びます。日本語を極力使わない環境で過ごしたいという人は、日本人の割合が少ない学校を選ぶと良いですよ。
そして最後はやはり学費です。学校ごとに週の授業時間や滞在費が変わります。せっかくモントリオールに行くのだから、食文化や観光地なども堪能したいですよね。「学費の支払いでいっぱいいっぱい」とならないよう、予算に合った学校を選びましょう。
とはいえ、この3点を踏まえて自分の希望を満たす学校を見つけるのはなかなか大変です。学校選びで困ったり分からなかったりすることが出てきたら、ぜひお気軽にスクールウィズへ相談してみてくださいね。
モントリオールの日本人率は?
モントリオール在住の人の中で、日本語を母国語とする人は約1,600人(※4)。トロントは約3万人(※5)、バンクーバーは約1万人(※6)であることから、トロントやバンクーバーほど日本人率は高くないといえます。
モントリオール留学のデメリットはありますか?
モントリオールではフランス文化を肌で感じられるのが魅力である一方、英語よりもフランス語が優先される点はデメリットともいえるでしょう。街中の看板はフランス語表記が多く、店員もフランス語を積極的に使います。
全くの英語初心者の場合はただでさえ言葉を聞き取るのが難しいので、「フランス語なのか英語なのか分からない……」と不便を感じる場面も出てくるかもしれません。
また、気候も注意したいポイント。モントリオールの冬は寒さが厳しく、マイナス20℃を下回ることも珍しくありません。ウィンタースポーツが好きな人や雪が好きな人にとってはうれしい環境ですが、暖かい気候が好きな人には向いていないでしょう。
モントリオールの治安はいいですか?
カナダは世界的に見ても治安が良い国。そのためモントリオールも治安が良いことで知られていますが、近年は窃盗などの犯罪が増加傾向にあります。
特にスリや置き引き、クレジットカード情報を抜かれる「スキミング」などには注意したいところ。日本ではカフェの座席確保のために荷物を置きっぱなしにする人もいますが、モントリオールでは油断せず、自分の荷物からは目を離さないようにしましょう。
以下の記事では、モントリオールの治安事情から防犯対策のポイントまでまとめています。必ずチェックしておきましょう。
【2023年版】モントリオールの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介
まとめ
今回は、モントリオール留学の特徴や費用、気になる点までまるっと解説しました。モントリオールはカナダを代表する観光都市。
スリや置き引きなど気をつけたい点もありますが、ヨーロッパ調の街並み、英語とフランス語を同時に学べるなどたくさんの魅力があります。2つの文化に触れられるので、たとえ短期留学でも刺激に満ちた留学生活を送れますよ。
とはいえ、どの留学方法を選ぶべきか、どこの学校を選ぶべきか、本当に自分にはモントリオールが合っているのかなど、現在考えている留学プランに自信が持てない人もいるでしょう。そんな方は、ぜひお気軽にスクールウィズのLINE無料相談を利用してみてくださいね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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【参考文献一覧】
※1...Times Higher Education「World University Rankings 2024」(参照日:2024-05 -30)
※2...Statistics Canada「The Canadian census: A rich portrait of the country's religious and ethnocultural diversity」(参照日:2024-05 -30)
※3...外務省「カナダへ渡航される方へ」(参照日:2024-05 -30)
※4...Statistics Canada「Census Profile, 2021 Census of Population Profile table Montreal」(参照日:2024-05 -30)
※5...Statistics Canada「Census Profile, 2021 Census of Population Profile table Toronto」(参照日:2024-05 -30)
※6...Statistics Canada「Census Profile, 2021 Census of Population Profile table Vancouver」(参照日:2024-05 -30)