【2024年版】カナダの親子留学ガイド!目的に合わせたおすすめの学校をご紹介
子どものうちから留学を経験することは英語力の向上だけでなく、異文化に触れグローバルな感覚を養い、自己表現力を高めることにもつながります。お子様の将来の可能性を広げる大きな機会となるでしょう。一方で、子ども一人で海外に留学させるのは心配ですよね。
そこでおすすめなのが親子留学。親子留学なら、親も一緒に渡航・滞在するため安心です。特にカナダは、治安が良く親子留学にもぴったりですよ。
この記事では、カナダの親子留学を検討している方のために、チェックしておきたいポイントや留学にかかる費用、おすすめの語学学校などを紹介していきます。
[目次]
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カナダが親子留学で選ばれる理由
移住者が多く国民の4人に1人が移民のカナダ(※1)。異文化を受け入れる風潮があり、英語がうまく話せない人にも寛容です。優しく接してくれる人が多いので、初めての留学でも安心できるでしょう。
また、多様な文化に触れることができ、国際感覚を養うのに最適な環境でもあります。
カナダは全体的に治安が良く、特にバンクーバー、カルガリー、トロントは世界の「住みやすい都市」ランキング上位の常連の都市。街から少し離れると豊かな自然があり、子どもが伸び伸び過ごせることも魅力の一つです。
また、教育水準は世界トップレベル。公立学校の教育内容の質が高いので、長期留学でお子様を現地の学校に通わせることもできます。このように、カナダは海外生活や英語に不慣れでも安心して留学できるポイントが揃ってます。
カナダ親子留学を成功させるポイント5つ
ここではカナダでの親子留学を考え始めたらチェックするポイントを解説します。
(1)お子様にどんなことを学んで欲しいのか
カナダでの親子留学にはさまざまなプログラムがあるので、まずは子どもにどのような経験をさせたいかを考えましょう。
同世代の生徒と交流させたいならサマーキャンプがおすすめです。英語の授業のほか、ハイキングやスポーツ、動物園や遊園地などを楽しみながら、同年代の生徒との交流が持てます。期間は1~6週間程度で、夏休みの長期休暇を活用して異文化体験ができますよ。
英語をしっかり習得したいなら、お子様と保護者が同じ語学学校に通う方法もあります。学校では、親子それぞれの英語力に応じたクラスに分かれて受講します。カナダでは通常、低年齢の子どもを保護者なしで通学させません。同じ校舎に一緒に通学できると送り迎えの必要がなく、何かあれば校内で会うこともできるため安心ですよ。
また、子どもの年齢に応じて現地のデイケア(託児所)やプリスクール(保育園)、小学校などに体験入学することもできます。また、将来海外の大学に行くことなどを見据えての長期留学であれば、小学校に正規留学させることも可能です。
(2)年齢
カナダは親子留学であれば子どもの年齢制限はありません。ただし、プログラムによって受け入れ年齢に幅があります。
語学学校のジュニアプログラムでは対象年齢が9歳から、13歳からなどと設定されているものが多く、未就学児や小学生低学年のお子様が参加できるプログラムは少なめです。夏や冬に期間限定で開催される短期のプログラムであれば、5歳から参加可能なものが増えてきます。
また長期留学で現地の学校に通わせる場合、カナダでは小中高の区分けが州によって異なるため注意しましょう。小学校の入学年齢は日本と同じ6歳ですが、中学、高校に上がるタイミングはばらつきがあります。また、カナダの新学期は9月から始まるため、渡航の時期も考慮しましょう。
(3)ビザの条件
カナダでは6カ月未満の滞在であればビザ不要、6カ月以上留学する場合は学生ビザの取得が必要です(※2)。
子どもだけが半年間学校に通い親は同伴するのみの場合、子どもが学生ビザを取得し、親は観光ビザで滞在することができます。
一方、親が就学する場合、子どもが6歳未満であれば、子どもはビザ不要。6歳以上で学校に通う場合は、子どもも学生ビザが必要になります。
ただし、カナダでは各州の学区ごとに設置された教育委員会があり、ビザ取得についてはそれぞれ方針が異なります。全土共通ではないため事前に確認しましょう。
(4)滞在先
カナダの親子留学では、滞在先としてホームステイ・アパート・コンドミニアムなどから選べます。それぞれを詳しく見ていきましょう。
ホームステイ
ホームステイは住環境が整っており、短期留学でも受け入れてもらえるため人気の滞在方法です。ホストファミリーと日常的にコミュニケーションを取るので、英語に触れる時間が多いのも魅力。ホストファミリーと一緒に出かけたり季節のイベントを楽しんだりする機会もあるので、カナダの生活や文化を知ることができます。
一方、カナダは移民が多く、ホストファミリーの国籍もさまざまです。食事が合わない場合もあるかもしれません。また、生活のリズムや暮らしのルールなど、気を遣うことも多いというのがデメリットです。
アパート
アパートを自分で契約して借りるのも選択肢の一つ。親子だけで暮らせるため気を遣わず、プライバシーも確保できます。通学に便利な場所など立地を自分で選べることもメリットです。
一方で、物件探しや契約などさまざまな手続きをすべて自力で行なわなければならないことや、家具を買いそろえたり家賃・光熱費の支払いなど出費が多いというデメリットも。また、短期滞在だと契約できない場合もあります。
コンドミニアム
コンドミニアムは日本でいう分譲マンションのこと。カナダでは家具付きの物件をオーナーが貸し出している場合が多く、アパートと違ってすぐに生活を始められるのがメリットといえます。
留学生がコンドミニアムに滞在する場合はシェアハウスが一般的。英語に触れる機会は増えますが、シェアメイトとの相性や生活習慣の違いからストレスを感じることもあるかもしれません。
アパートやコンドミニアムを自分で探すときは、学校までの距離、周辺の交通状況や治安、冷暖房やお風呂などの設備などを確認するようにしましょう。
(5)親のフリータイム時間
子どもが学校に行っている間、親が何をするかはそれぞれ留学のスタイルによって変わります。
親子とも就学する場合はそれぞれ学校に行き、子どもだけが就学する場合は親は完全にフリータイムになります。コミュニティーセンターを活用して習い事をしたり、ジムで体を動かすなど現地での生活を楽しんだりすることもできますよ。
ちなみにカナダの企業では働けませんが、リモートで日本の仕事を行うことは可能です。
カナダでの親子留学におすすめの語学学校3選
ここでは、カナダでの親子留学におすすめの語学学校を紹介します。
ILSC
ILSCは、バンクーバー、トロント、モントリオールの3都市にキャンパスを置くカナダ国内では最大規模の語学学校です。ILSCの魅力は、選択できるコースの種類が豊富なこと。
130以上ものプログラムから自由にカリキュラムが組めるようになっており、自分の興味やレベルに合わせたクラスを選択できます。一人ひとりの興味関心に合った勉強ができますよ。
いずれのキャンパスもダウンタウンの便利な場所にあり、カフェやレストラン、ショッピングスポットなどへのアクセスも良好です。スポーツや観光などのアクティビティも多彩に用意されています。
ILSC バンクーバー
ILSC トロント
ILSC モントリオール
VGC
VGCは、バンクーバーのダウンタウン内にある語学学校で、市街地のどこからでもアクセスしやすい便利なロケーションにあります。
VGCの一般英語コースは“Global English”と呼ばれ、国際人を育てるアカデミックな英語が学べるのがメリット。学校はアットホームな雰囲気なので、一人ひとりの学習状況に合わせたきめ細かいサポートを受けられるのも魅力です。
授業で分からなかったことを講師に相談できる「スタディラボ」や、移住や雇用に関することを学べる「ワークショップ」などのサービスを無料で受けられるのも嬉しいポイントです。
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VANWEST
VANWESTは、バンクーバーとケロウナにキャンパスを構える老舗の語学学校です。ケロウナはバンクーバーから飛行機で1時間の内陸にある都市で、穏やかな気候と程よく自然に囲まれた環境から「カナダのハワイ」と呼ばれています。
どちらのキャンパスもクラスの人数が小規模で、一人ひとりに合わせた学習プランのもと親身な指導をしてくれます。講師やほかの学生ともフレンドリーな雰囲気で、放課後は毎日アクティビティが企画されているため、楽しみながら英語を習得できるでしょう。
VanWest College ケロウナ
VanWest College バンクーバー
カナダ親子留学でかかる費用
では実際にカナダで親子留学をすると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。1カ月親子それぞれ語学学校に通い、親子2人でホームステイをした場合の費用をご紹介します。
総額は76〜96万円
親子留学にかかる主な費用は、学費、滞在費、渡航費、食費費、保険料です。総額76~96万円の内訳を解説していきます。ただし、これらはあくまで目安であり、それぞれのご家族の生活スタイルによって変わります。
学費
語学学校に1週間通う場合、週あたりのコース料金はおよそ4万円です。4週間となると16万円ほどになり、これに入学金1.5万円、教材費1万円を足して、約18.5万円かかると言えます。
なお、これは一般英語コースを想定しており、語学学校によって異なりますが、週に20~30コマ程度の授業を受ける場合の金額です。さらにコマ数の多いコースを選択すれば、授業料は高くなります。
滞在費
親子で1カ月ホームステイする場合にかかる費用は約15万円です。滞在方法はホームステイ・アパート・寮などの選択肢がありますが、学生寮は学校によって用意している場合とそうでない場合があるので注意しましょう。
渡航費
カナダの航空券費用は往復で1人あたり15万円~25万円ですが、ハイシーズンになると10万円以上高くなります。ちなみに、カナダのハイシーズンは過ごしやすい気候になる夏です。お子様の夏休みを利用して留学するのに最適な一方で、航空券は高くなると思っておきましょう。
カナダは1カ月の短期留学であれば学生ビザの申請は必要ありません。eTAと呼ばれる電子渡航認証システムで申請するだけで渡航できます。
食費
ホームステイの場合、基本的に食事は朝夕の2食付きなので、ランチだけ自分で用意します。
カナダでの外食にかかる費用は日本よりも割高です。ホームステイで提供されないランチだけファストフードなどを利用することを考えると、2人分で5万円程度あるとよいでしょう。
3食付きを選ぶとホームステイ費用は高くなりますが、ランチを持たせてくれるので食費は抑えられますよ。
保険料
1カ月分の保険料は1人あたり約2万円です。海外旅行保険と海外留学保険がありますが、怪我や病気の補償、損害賠償責任の補償、携行品の補償などベースは同じです。
ただし、海外留学保険の場合は補償期間が長期留学にも対応していたり、現地で生活することを前提とした補償が付与されています。補償内容や期間を確認して加入するようにしましょう。
カナダで親子留学する際の注意点
ここでは、カナダで親子留学を検討するときに気をつけておきたい点を紹介します。
子どもの学費が無料になるには条件がある
各州や各都市の教育委員会の方針によって異なりますが、子どもの現地校の学費が無料になるには、基本的に以下の2つが条件になります。
・親が就労ビザを持っている
・学生ビザで公立カレッジや大学のDiploma以上の学位が取れるプログラムへ就学する
子どもが通う学校は公立学校限定ですが、こうした条件をクリアすれば、子どもは何人いても学費無償の対象となります。またカレッジ卒業後は就労ビザの申請ができますよ。
ただし、地域によって例外もあります。ハリファックスとモントリオールは条件がそれほど厳しくありません。親が学生ビザを保有し語学学校に通っていれば子どもの現地校授業料が免除されるため、これらの地域は親子留学として人気があります。
親子コースはない
カナダは治安が良く親子で暮らしやすい国ですが、学校に「親子コース」というものがあるわけではありません。フィリピンのような親子留学コースはないため子どもはジュニアプログラム、親は英語コースに参加する形が一般的です。
ジュニアプログラムは期間限定
カナダの語学学校では、ジュニアプログラムはサマーキャンプ、ウィンターキャンプといったように、季節限定で開催されているケースがほとんどです。ジュニアプログラムに参加させるなら、開催時期に合わせた渡航スケジュールを組む必要があります。
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まとめ
今回はカナダの親子留学について、プログラムや滞在方法の種類、おすすめの語学学校などを紹介しました。
お子様にどんな経験をしてほしいか、どの程度の英語力を身につけさせたいかによって選べるスタイルはさまざまです。留学生の受け入れ体制が整っているカナダなら、自分に合った親子留学を見つけることができるでしょう。そのためにも、どのような選択肢があるのか、プランや予算をしっかり確認して検討することが大切です。
柔軟で吸収力の高い子ども時代の時間は貴重です。ぜひ実り豊かな親子留学を実現させてください。
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【参考文献一覧】
※1...BBC「Canada: Why the country wants to bring in 1.5m immigrants by 2025」(参照日:2024-3-10)
※2...Government of Canada 「Visit Canada」(参照日:2024-3-10)