英語が話せない人でもワーキングホリデーはできる?現地生活で困らないための対策とは
- 2023/01/20
海外留学をするうえで欠かせない英語力。とくにワーキングホリデーは現地でアルバイトができることから「英語力が低くても働けるのかな?」「ワーキングホリデーで英語力は伸びるかな?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、英語力が低くても海外で生活ができるのか、仕事は得られるのかといった気になる疑問を解説します。英語力が低くてもワーキングホリデーを成功させるポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ワーキングホリデーでできることや費用、後悔しないためのポイントなどは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデー
[目次]
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ワーキングホリデーは英語が話せなくてもできる?
そもそもワーキングホリデーをするには英語力が必要なのでしょうか。まずはワーキングホリデーの実情について見ていきましょう。
英語が話せなくてもワーキングホリデーは可能
ワーキングホリデービザの申請に英語力は関係なく、年齢などの条件を満たすことができれば英語を話せなくてもビザを取得し、渡航することができます。
しかし、やはり英語力が低いほど現地の生活で苦労する場面が多くなります。スーパーでの買い物や公共交通機関に乗ることはできても、ワーキングホリデーの基盤になる家探しや職探しには苦労する傾向です。
というのも、家探しはオーナーと直接メールで連絡する場合が多く、英語で内容を理解し自分の希望条件を伝えるだけの英語力が必要です。職探しをする際は英語でレジュメ(履歴書)を記載したり、インタビューを受けたりする必要があり、英語力がなければ選考を通過できません。
このように現地で生活するには一定以上の英語力が求められます。
現地で生活するだけで英語力が伸びない理由
また「海外で生活するだけで英語力が伸びる」ということもありません。
英語力はインプットとアウトプットを繰り返すことで、少しずつ伸びるものです。
意識して単語を学んだり使ったりしないと自分の知識として定着しないため、英語学習は主体的に学ぶ姿勢が大切です。
ワーキングホリデーで英語圏に滞在するといっても日常で聞こえる英語をただ聞き流すだけになるため、自分から能動的に勉強して覚えたことを使わないと英語力は身に付きません。
文法や単語を覚えることはもちろん、それらを実際に会話の中で使えるようになるためにアウトプットも繰り返して練習しましょう。
英語が話せない状態でワーキングホリデーをするとどうなる?
では、英語力がないままワーキングホリデーをすると、どのようなことが起こるのでしょうか。英語力が乏しいと直面する2つのことを紹介します。
英語を使う機会が減り、英語力が伸びない
英語が話せないと、現地のコミュニティーに入ったり語学学校へ通ったりしても、自分から話しかけてコミュニケーションを取ることは難しいですよね。
挨拶や自己紹介などはできてもその後の会話で意思疎通ができず、会話は続かないことがほとんど。そのような状態が続くと、英語を話すことが苦痛に思えてしまうこともあるでしょう。
そうすると語学学校や外出先でも日本人とやり取りすることが多くなり、英語を話す機会が減ってしまいます。
現地で出会った日本人と仲を深めるのも素敵なことではありますが、せっかく海外にいるならば、外国人の友達との交流も楽しみたいですよね。その方が英語力の伸びも早くなります。
英語力、とくにスピーキング力は実際にアウトプットをしないとなかなか伸びません。英語を使うのが億劫という状況に陥ってしまうと、海外にいる状況を活用できず、英語力が伸びないままワーキングホリデーが終わってしまう可能性があるのです。
日本語を使う、言語を必要としない仕事しか採用されない
「せっかく海外にいるなら日本ではできない経験がしたい」と思っても、英語が話せないと日本食レストランや飲食店の皿洗い、清掃のバイトなど、比較的言葉を必要としない仕事にしか採用されません。
日本でもできるような仕事であれば、海外でワーキングホリデーをして体験する意味もあまりないと感じてしまいます。
このように英語力が低いと経験できる仕事の幅が狭くなり、せっかくの海外就労のチャンスを活かしきれずに終わってしまいます。
また皿洗いや清掃など言葉を必要としない仕事でも、同僚とのコミュニケーションや上司からの指示は英語で受けます。指示の内容が分からないと仕事をこなせず解雇されてしまったり、そもそも採用されにくくなってしまったりすることもあるのです。
なんとなくワーキングホリデーが終わってしまう
前述した通り、英語力が乏しいまま渡航するとまず現地でなかなか仕事を得ることができません。
その結果、英語を話す機会に恵まれず英語力を十分に鍛えられないまま、アルバイト経験をすることもなく「なんとなくワーキングホリデーが終わってしまった」と後悔する人が少なくありません。
またワーキングホリデーを経験したというと、帰国後の就職・転職活動では高い英語力や海外で働いた経験値が期待されます。
せっかく時間とお金をかけたのに何も得られず終わってしまうと、帰国後の就職活動で「この人はワーキングホリデーで何をしていたんだろう」とマイナスイメージを持たれてしまうこともあります。
ワーキングホリデー、どれくらいの英語力があれば良い?
ワーキングホリデーならではの経験をするなら、やはり英語力が必要です。ここで、ワーキングホリデー開始時点で一体どのくらいの英語力を身に付けておけば良いのか見ていきましょう。
目安は最低でもTOEIC600点レベル
ワーキングホリデー開始後できるだけ早く働きたいなら、高校までの基礎文法と単語が理解できるほどの基礎英語は最低限身に付けておきましょう。TOEICのスコアに換算すると約600点が目安です。
基本的な英語力があれば、分からないことがあった際に質問したり、職場の仲間と意思疎通したりすることができます。仕事で使う専門用語などは分からなくても、働き出してから覚えていけば良いので、基礎的な英語力があれば問題ありません。
ただし、600点というのはあくまで最低限必要なスコアなので、より採用される確率を上げたい場合には700点、800点といったより高いスコアを目指し事前学習を進めましょう。
また語学学校で英語を勉強してから仕事を探したいという人も、日本にいるうちに基礎英語力を習得しておくのがおすすめです。
学校で友達を作ったり短期間でコースを修了できたりと、1年という限られたワーキングホリデーの時間を有効活用するのに役に立ちますよ。
特にスコアは持っているが、実際に話すとなると言葉が出てこないという方は多いので、ある程度基礎的な知識がついたら、オンライン英会話などを使い積極的に使う練習を行なってください。
TOEIC600点レベルがあればできること
前述した通り、高校レベルの英語力があれば日常生活は大きな問題なく送れます。意思疎通ができるため、ローカルレストランのホールやアパレル店員といったネイティブとコミュニケーションが必要な仕事でも働くことができるでしょう。
ちなみに、海外では日本に比べると実力主義で採用される傾向にあります。カフェでバリスタをしていた経験やホテルのフロント経験があると、より仕事選びの選択肢が広がりますよ。
なお以下の記事では、留学に必要な英語力はどのくらいなのかを詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
留学に必要な学力や英語力とは?留学を実現させるための対策や準備も紹介します
ワーキングホリデーにあたって英語力を高める方法
現地でアルバイトできるくらいの英語力を身に付けるには勉強が必要です。そこで以下では、英語力を高めるのにおすすめの方法を紹介します。
渡航前に事前学習をする
英語力を習得するにはそれなりの時間を要します。語学力はすぐに身に付くものではないので、渡航前からコツコツと勉強しましょう。
とくに文法本や英語学習のウェブサイトなどを活用し、中学レベルの文法から復習していくのがおすすめです。
理解していると思っていた中学校で習う文法でも、振り返ってみると曖昧に理解していた箇所に気づけたり、苦手分野を発見したりすることができます。
また再度インプットすることでしっかりと記憶に定着し、現地生活が始まったときにスラスラと話せる可能性も高まりますよ。
インプットだけでなくアウトプットも重要です。オンライン英会話で会話を実践してみたり、YouTubeや海外ドラマを観てシャドーイングしたりすればスピーキングの練習になり、覚えたことも活用できますよ。
ワーキングホリデー中に語学学校に通う
渡航した後は語学学校に通うのがおすすめです。入学時の英語力や求める英語レベルにもよりますが、通学期間は3~4カ月を目安にすると良いでしょう。
語学学校では英語力を高められるほか、現地の就職活動状況を教えてくれたり職探しをサポートしたりしてくれます。留学生が集まるため、友達を作りやすいのも語学学校の魅力です。
日常会話レベルの英語力はあるけれど、生活が落ち着くまでは語学学校に通い情報収集するという人もいるので、英語初心者以外の人も検討してみましょう。
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なお、以下の記事では語学学校に通うメリットや費用相場などを詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
語学学校とは?意味ないって本当?入学に必要な英語力や選び方、おすすめの留学先など徹底解説!
別の国で語学留学をしてからワーキングホリデーを始める
まったくの英語初心者や「語学学校に通っていたらワーキングホリデーで働ける時間が少なくなるかも」と不安に思っている人には、2ヶ国留学がおすすめです。
2ヶ国留学とは、まずは東南アジアなど物価の安い国で語学留学をした後に、希望の国でワーキングホリデーをスタートするプランです。
ワーキングホリデーではカナダやニュージーランド、オーストラリアなどの国が人気ですが、エリアによっては物価が高く、ワーキングホリデーと同じ国で数ヶ月通学するとなると学費だけでそれなりの費用がかかります。
英語学習は物価の安い国で取り組み、十分に英語力を高めてからワーキングホリデーを始めることで、ワーキングホリデー中の時間やお金をより有意義に使うことができますよ。
英語が話せない人におすすめはフィリピンとの2カ国留学!
英語力を高めるのに効率的な語学学校ですが、できるだけ費用を抑えたいですよね。その方法として先ほど2カ国留学を紹介しましたが、中でもおすすめなのがフィリピンとの2カ国留学です。
以下では、あらためて2カ国留学のメリットとフィリピン留学の魅力をご紹介します。
2ヶ国留学のメリット
上述した通り、2カ国留学の最大のメリットはトータルでかかる留学費用を節約できることです。
とくに東南アジアを始めとする途上国は学費や滞在費、航空券などが欧米圏に比べて安いため、半年間の欧米圏のみ留学した場合と物価の安い国での留学3ヶ月+欧米留学3ヶ月の場合では、2カ国留学をした方が約30〜40万円安いと言われています。
そのほかにも、2カ国留学にはさまざまなメリットがあります。以下の記事では、2ヶ国留学をするメリット、費用の目安や留学の流れなどを紹介していますので、参考にしてみてください。
2カ国留学のメリットとデメリットって?スケジュール例や費用相場など徹底解説
フィリピンは物価が安くて日本人から人気の留学先
語学留学など英語力の習得を目的としているなら、できるだけ費用を抑えて目標を達成したいですよね。
そこでおすすめなのがフィリピンです。フィリピンの物価は日本の約5分の1と言われており、生活費を大幅に節約することができます。
セブ島などは日本人が多いのもメリットです。「日本人が多い」というとマイナスなイメージを持つ人もいますが、何かあったときに日本語で相談できる人がいるのは心強いものです。
英語が話せない人でも馴染みやすいので、留学やワーキングホリデーにハードルを感じるという人には、最初の渡航先に適しています。
また、実践的な英語を早く身に付けられるというメリットもあります。フィリピン留学での授業はマンツーマン型で、英語学習で必要なインプットとアウトプットを徹底して繰り返します。
自習や他の国での語学留学より英語を話す機会は多くなるので、実践的な英語を効率的に習得することが可能です。
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以下の記事ではフィリピン留学のメリットなどを詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
フィリピン留学は効果なし?英語力を伸ばすために必要なポイントやおすすめの期間を解説!
まとめ
ワーキングホリデー自体は英語が話せなくても可能ですが、家探しや職探しなど重要な場面で英語力は大きく影響します。
そのため充実したワーキングホリデーにするには、やはり英語学習をしたり語学学校に通ったりして英語力を高めることが大切です。
トータルでの留学費用を抑えたいなら、2カ国留学もあわせて検討しましょう。一定の英語力を身に付けることで、より有意義なワーキングホリデー経験を積むことができますよ。
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あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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