オーストラリアの短期留学ってどんな感じ?特徴や費用相場、必要な準備などを解説!
「オーストラリアに短期留学しようか悩んでいる」
「費用が高そうだから、長期ではなく短期留学かな……」
と、お悩みではありませんか?
オーストラリアは都市ごとに都会的だったり、自然豊かだったりと特徴が異なり、さまざまな一面がある国です。留学生はもちろん移民が多く住んでいる国であることから、国際交流もしやすいです。
短期留学では語学留学やおけいこ留学、サマーキャンプなど留学方法の選択肢も豊富。またオーストラリア自体観光スポットが多いため、1週間や1カ月の留学でも勉強と観光の両方を楽しめる留学先です。
とはいえ、具体的にどんな留学生活が送れるのか、短期留学とはいえ費用は高いのではないかなど、不安も残りますよね。
そこで今回はオーストラリア短期留学のメリットやデメリット、おすすめ都市、費用相場などをまとめて紹介します。
おすすめプランも合わせて紹介するので、短期留学を考えている人は参考にしてみてくださいね。
なお、オーストラリア留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学
本記事は2024年3月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。
なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記、為替レートには2024年3月20日時点での情報を参照し、1AUD=97.58円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:小野 勢希
高校時代にニュージーランドに2年の長期留学、オーストラリアでは短期留学の経験あり。フィリピンでは30校以上を訪問。「2ヵ国留学」「ワーホリ」など、オセアニア圏の留学を得意としている。
[目次]
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オーストラリアの特徴
オーストラリアはオセアニアに位置する、自然豊かな国です。国は首都・キャンベラを中心にシドニーやメルボルンなど、6つの州とその他の特別地域に区分されています。
基本情報は次の通りです。
人口 | 2,663万8,544人(2023年時点)(※1) |
---|---|
国土面積 | 769万2,024平方キロメートル |
出生国 | オーストラリア系:70.5%、イングランド系:3.7%、インド系:2.9%、中国系:2.3%、ニュージーランド系:2.3%など(2021年時点)(※1) |
宗教 | キリスト教:43.9%、イスラム教:3.2%、ヒンドゥー教:2.7%、仏教:2.4%、無宗教:38.9%(2021年時点)(※2) |
首都 | キャンベラ |
時差 | -1時間から+1時間 (サマータイム時は-1時間から+2時間に変化) |
公用語 | 英語 |
レート | 1AUD=97.58円 ※2024年3月時点 |
電源 | Oタイプ(日本はAタイプ) |
観光スポットが多いことから留学はもちろん、旅行先としても人気です。現地は治安も良く、安心して過ごせます。
オーストラリア短期留学のメリット
オーストラリア留学をしたいものの、費用面から短期留学を考えている人もいるのではないでしょうか。とはいえ、留学期間が短いと留学の意味があるのか、不安も感じますよね。
オーストラリア短期留学は費用に限らず、現地の様子やプログラムの充実度から短期留学でも十分楽しめます。そのメリットを紹介しますね。
短期留学のプログラムが充実している
オーストラリアはまず留学方法が豊富です。語学留学に限らず現地の家庭や学校生活を体験できるホームステイやサマースクール、特定の習い語ができるおけいこ留学などたくさんの中から選べます。
特におけいこ留学のバラエティが豊かで、例えばメルボルンがカフェの街と言われていることから「バリスタコース」に通うことも可能です。
ホームステイとおけいこ留学は最短で1週間から入学できるため、短期留学でも幅広い経験をすることが可能です。
勉強と観光どちらも楽しめる
オーストラリアはシドニーやメルボルン、ケアンズなど、各都市に有名な観光スポットがあります。どこに留学しても観光スポットがあり、街中にも観光名所があることから時間の限られた短期留学でも観光を楽しむことができます。
具体的には次のようなスポットです。
- ・オペラハウス
- ・サーファーズパラダイス
- ・エアーズロック
- ・フィリップ島
またカフェやアート巡りはメルボルン、サーフィンはゴールドコースト、自然ならパースなど、各都市で観光の種類が異なります。飛行機であれば1〜3時間のフライトで行き来もでき、都市をまわりながらいろいろな種類の観光を楽しむことも可能です。
観光スポットの充実度とアクセスの良さから、短期留学でもオーストラリアのさまざまな一面を楽しめます。
世界中から留学生が集まる
オーストラリアは世界各国から留学生が集まる人気の留学先です。語学学校は割と国際色豊かで、短期留学でもクラスメイトとの会話で国際交流や異文化体験をすることが可能です。
さらにオーストラリアは国自体が多国籍で、人口の29.5%が国外で生まれているとも報告されています(※3)。街にはチャイナタウンやイタリアタウンなど外国人街の数が多く、中心エリアを歩くだけでもさまざまな国の文化に触れられます。
夏休みなどハイシーズンは日本人と出会うことも増えますが、それでもフィリピンなど他の留学先に比べると、多国籍な環境で勉強できるでしょう。
フレンドリーな人が多く、馴染みやすい
オーストラリア人はフレンドリーで話しやすい人が多いです。例えば服屋さんで買い物をしていると店員さんと話が弾んだり、カフェで店員さんから「調子はどう?」「どこから来たの?」と話しかけられたりすることも珍しくありません。
ホストファミリーも留学生の受け入れに慣れていることもあり、初日からコミュニケーションを取りやすく、帰国後も交流が続いているという人もいます。
現地の人のフレンドリーさから、他の国に比べると短期留学や海外留学が初めてでも交流のチャンスを得やすいです。
オーストラリア短期留学のデメリット
国際交流をしやすく留学プログラムも充実するオーストラリアですが、短期留学ならではのデメリットも見られます。ここでは代表的な3つを紹介するので、デメリットも踏まえた上でオーストラリアに留学するか考えましょう。
日本人が多く、日本語を話してしまう可能性がある
オーストラリアは日本人から人気の留学先であるため、日本人留学生と出会いやすい環境です。特に夏休みや春休みは学生の留学が増えるため、語学学校で日本人留学生を避けることは難しいです。
日本人が多いと日本語を話してしまう可能性もあります。できるだけ日本語から離れたい場合は日本人比率の低い学校を選ぶ、日本人留学生とも英語で会話するなど意識してみましょう。
外食などは高い傾向にある
オーストラリアは先進国のため、物価は高い傾向です。特に外食が高く、レストランで食事をすると1食あたり25AUD(約2,440円)が相場です(※4)。
日本の感覚で外食中心の生活をすると、生活費が高くなります。費用を抑えたい場合は自炊も取り入れるか、回数を決めて外食をしましょう。
こちらのページに具体的な物価の目安もまとめました。気になる人は参考にしてみてください。
オーストラリアの物価は日本より高い?生活費や節約術など現地在住者が徹底解説
季節が日本と逆
日本が冬のとき、オーストラリアは夏です。特に大きな問題はありませんが、日本人が留学しやすい夏休みに渡航するとオーストラリアは冬のため、暖かさを求めて留学するとギャップを感じるかもしれません。
暖かい時期に留学したい場合は、日本の年末年始や春休みに渡航するのがおすすめです。
日本の夏休みにしか留学できない場合は、ゴールドコーストやブリスベンを留学先にしてみてください。オーストラリアの季節は冬でも、これらは日本の春くらい暖かいエリア。まだ寒さが気になりません。
夜は冷え込みますが、パーカーなど羽織物を準備すれば問題ない程度です。希望の季節に合わせて留学するタイミングや都市を工夫しましょう。
オーストラリアでの短期留学にかかる費用
留学で気になるのが費用ですよね。ここでは1週間〜1カ月の短期留学にかかる費用相場と内訳を紹介します。
※今回はシドニーのラ リングア ランゲージスクールにあるReal World General English Four Skills 20時間/週に語学留学すると仮定します。
【期間別】費用総額
留学期間ごとの費用相場は次の通りです。
- ・1週間:29万3,147円
- ・2週間:40万8,294円
- ・1カ月:64万5,591円
費用の内訳
期間ごとの費用内訳は以下になります。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 2週間 | 1カ月 |
---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 4万円 | 8万円 | 16万円 |
学校支払い諸費用 | 6.8万円 | 7万円 | 7.2万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.5万円 | 1万円 | 2万円 | |
ビザ関連費 | 0.2円 | 0.2円 | 0.2円 | |
現地生活費 | 滞在費 ※2食付きホームステイに滞在する場合 |
3.2万円 | 6.4万円 | 12.8万円 |
食費 ※2食付きホームステイに滞在しながら、自炊と週末は外食をする場合 |
1.5万円 | 3.1万円 | 6.2万円 | |
通信費 | 0.1万円 | 0.2万円 | 0.3万円 | |
交通費 | 0.4万円 | 0.8万円 | 1.6万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 3万円 | 6万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 1万円 | 2万円 | |
総額 | 29.2万円 | 40.7万円 | 64.3万円 |
ただし留学する都市や語学学校など、プランによって微妙に変動するので、あくまで目安となります。
その他、費用を抑える方法はこちらの記事にまとめました。気になる人は合わせてお読みください。
【2022年版】期間別オーストラリア語学留学の費用まとめ
オーストラリア短期留学におすすめの都市
オーストラリアは各都市に異なる魅力があり、留学先選びで悩む人もいるのではないでしょうか。
オーストラリアは都会的または自然豊か、大都市またはコンパクトな都市など、場所によって特徴が異なるため、自分の希望に合わせて選ぶのがおすすめです。ここでは代表的なおすすめ都市を紹介します。
シドニー
シドニーはオーストラリア最大の都市で、2000年にはオリンピックの開催地にもなった中心的都市です。オペラハウスなど観光スポットが集まっており、街中にはショッピングモールやカフェも豊富。少し足を伸ばせばビーチにも遊びに行けます。
各都市にもアクセスしやすく、短期留学でも他の都市に行くことが可能です。語学学校の数も多く、東京のように便利で生活しやすい都市を希望する人におすすめです。
シドニーでの留学を具体的に検討したい方は、おすすめの語学学校などをご紹介しますのでぜひLINEからお気軽にご相談ください。
相談前にシドニーにどんな語学学校があるかを知りたい方は、下のページから学校一覧を確認できます。
シドニーの語学学校一覧
メルボルン
メルボルンはオーストラリアの南に位置し、シドニーに次ぐ第2の都市です。
カフェの発祥地と言われていることから、街中にカフェがたくさん並んでいます。コーヒーの質が高く、フラットホワイトなどオーストラリアならではのメニューも充実しており、コーヒー好きにはたまりません。
さらに街並みもオシャレで、「ホイザーレーン」という道では壁一面のストリートアートが楽しめます。
カフェやアートなど、文化的な観光を楽しみたい人におすすめの都市です。
メルボルンでの留学を具体的に検討したい方は、おすすめの語学学校などをご紹介しますのでぜひLINEからお気軽にご相談ください。
相談前にメルボルンにどんな語学学校があるかを知りたい方は、下のページから学校一覧を確認できます。
メルボルンの語学学校一覧
パース
パースはオーストラリア第4の都市と言われる規模ながら、自然豊かな一面も見られる都市です。街の中心にスワン川が流れ、植物を鑑賞できるキングス・パーク、コテスロー・ビーチやレイトン・ビーチなど自然を感じる観光スポットが多いことも特徴です。
また物価もシドニーやメルボルンと比べると安い傾向があり、費用を抑えることもできます。
自然豊かな場所で生活したい人、大都会の賑やかな雰囲気より落ち着いた環境で生活したい人におすすめです。
メルボルンでの留学を具体的に検討したい方は、おすすめの語学学校などをご紹介しますのでぜひLINEからお気軽にご相談ください。
相談前にパースにどんな語学学校があるかを知りたい方は、下のページから学校一覧を確認できます。
パースの語学学校一覧
オーストラリアの短期留学におすすめの方法・プラン
ここまでを読んでオーストラリア短期留学を決めたものの、どんなプランにすべきか悩みますよね。そこで次は、おすすめプランを紹介します。
語学留学
もっともおすすめなのは、語学学校で英語を学ぶ語学留学です。英語初心者でもレベルに合わせてコースやプログラムを選択できる上に、学校は最短1週間から入学を受け付けています。特にオーストラリアの学校は教育の質が高いです。
語学学校によって「入学は18歳以上」など年齢制限がありますが、基本的には18歳以上であれば入学することが可能です。長期休暇を使った大学生や社会人の短期留学では、もっともおすすめの方法です。
ホームステイ
オーストラリアの一般家庭に滞在する方法です。学校に通う訳ではありませんが、ホストファミリーとの生活を通して現地の生活や文化などを体験することができます。
期間は1週間から可能です。またホストファミリーが保護者代わりとなってくれることもあり、特に中学生や高校生など未成年の短期留学におすすめです。
オーストラリアの短期留学の準備の流れ
オーストラリア短期留学の準備の流れを大まかにまとめました。
6ヶ月前 | 情報収集、学校探し、資料請求など |
---|---|
5ヶ月前 | 都市や学校、滞在先の確定、費用の見積もり算出 |
4ヶ月前 | 必要書類を送付、願書の提出、学費の前払いなど入学手続き |
3ヶ月前 | (未所持であれば)パスポートの申請、事前の英語学習 |
2ヶ月前 | 航空券の手配、クレジットカードの申請 |
1ヶ月前 | 海外留学保険の申込 |
1〜3週間前 | 両替、買い物、パッキング |
ただ個人の留学プランや留学前の英語レベルによって、必要な準備は変わります。
特に語学学校は、留学の半年またはそれ以上前から探し始めることをおすすめします。夏休みなどのハイシーズン、シドニーやメルボルンなど人気留学先の学校は混み合うため、早い時期から埋まることも珍しくありません。
基本的には半年以上前から準備を始めるべきと考えておきましょう。
オーストラリア短期留学のプラン作りは留学エージェントへの相談が安心
オーストラリア留学は個人でも手配できますが、手続きはほとんど英語のため、ある程度の英語力が必須です。また自分に合う学校や都市は個人の希望によって変わるため、一概にこのプランが良いと断言することはできません。
おすすめは留学エージェントに相談すること。留学エージェントは入学など必要手続きを代行してくれる企業のこと。場合によっては留学プランから相談でき、現地視察の情報や過去の相談経験からあなたに合うプランを教えてくれます。
スクールウィズでも留学相談を受け付けており、留学経験のあるスタッフが相談に乗ります。まだ何も決まっていなくても大丈夫! 現時点での希望を伝えてもらえれば、一緒に整理しながら考えます。
相談にはLINE登録が必要なため、こちらからご登録ください。友だち追加後、アンケートに回答していただければ留学カウンセラーから留学相談についてご連絡します。
オーストラリア短期留学が気になる人は、お気軽にご利用くださいね。
まとめ
オーストラリアは留学方法も充実しており、語学留学やホームステイなど、自分の目的や予算、期間に合わせて留学プランを選ぶことができます。
特に短期留学とはいえ、勉強も観光も両方楽しみたい人におすすめです。
留学プランに迷ったら、留学エージェントに相談することも考えましょう。スクールウィズでもLINE相談を受け付けています。オーストラリア短期留学に悩んだら、お気軽にご相談ください。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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【参考文献一覧】
※1...Australian Bureau of Statistics「Population」(参照日:2024-03-20)
※2...Australian Bureau of Statistics「Religious affiliation in Australia」(参照日:2024-03-20)
※3...Australian Bureau of Statistics「Australia's Population by Country of Birth」(参照日:2024-03-20)
※4...NUMBEO「Cost of Living in Australia」(参照日:2024-03-20)