TOEIC650点の壁を超えるには?必要な英語レベルや勉強法・参考書まとめ

こんにちは、イギリスへ留学経験のあるmijouterです。

留学を検討している人の中には、TOEICで英語の実力を測る人も多いでしょう。私自身、留学前には「TOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC)」を受験して、TOEICスコア895を取得しました。

TOEICのスコアをアップするには、勉強のコツがあり、そのコツを身につけることが近道となります。

今回は、TOEICスコア650の英語レベルは一体どれくらいあるのか、650点を取得することで得られるメリット、650点を目指すためにおすすめの学習法や参考書、アプリなどを紹介します。英語力をアップさせたい人や、TOEICのスコアが伸びずに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

なお、各スコア別の英語レベルについては下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
TOEICスコア別の英語レベルまとめ!英語力アップのおすすめ勉強法も紹介

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TOEIC650点の英語レベルはどれくらい?取得者の割合は?

英語力を測れるTOEICですが、スコア650は一体どれくらいの英語レベルがあるのでしょうか。ここでは、TOEIC650点を取得している人の割合や、650点あればできることなどを見ていきましょう。

TOEICの試験で650点を取得しているのは何割?

TOEIC公式サイトによると、2019年11月(第245回)のTOEIC総受験者数は8万7,608名で、そのうち645点以上を取得した人は8,118名でした。

645点以上を取得した人の割合は、全体の1割にも満たないことがわかります。なお、平均スコアは585.5です。

TOEICスコア650があればできること

一般的に、TOEICスコア650の英語レベルは、高校で学ぶ英語学習の内容を一通り理解し、ある程度のリスニングもできるという英語の基礎が確立できている状態と考えられています。

日本の大学生のTOEICスコア平均点が500点半ばといわれていて、英語で仕事を行うためには最低でもTOEIC600は必要でしょう。

外資系企業で働く場合にはTOEIC700点以上は必要といわれていますが、TOEIC650点程度でも英語での高度な交渉を必要としない業務を中心に活躍することが可能です。

650点はTOEICの平均点よりも65点ほど高いスコアのため、誰もが取れる点数ではありません。

また、基本的な英会話ができる、乗り物の時刻表やお店のメニューなどが理解できるなど、日常生活で困らない程度の英語力が身についているレベルとされています。

英検やTOEFLなど他のテストで考えるとどれくらいのレベル?

TOEIC650点レベルは、英検の2級から準1級の間、TOEFL iBTの69~70程度のレベルと考えられています。

それぞれの試験は、内容や出題形式が異なるため単純に比較することはできませんが、レベルの目安として参考にしてみてはいかがでしょうか。

TOEICスコア650以上を目指すメリットや効果、周りからの評価

TOEICスコアを伸ばすことにはさまざまなメリットがあります。大学や就職、転職の際などにも有利になることが多いTOEICについて見ていきましょう。

メリット(1)大学入学時に有利になる

TOEIC650点を保有していると、大学入学時や大学での単位取得に有利になる場合があります。

TOEICを提供している(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が2016年におこなった調査によると、回答した大学751校のうち、427校が入学試験にTOEICを活用しているとしました。割合は56.9%です。

活用方法は大学により異なりますが、一定のスコア保持者には英語の試験が免除されたり、英語試験に点数が加算されたりといったケースが見られます。中には、出願時にTOEICスコアの提出が義務付けられている大学もあります。

とはいえ、同じ大学であっても、一般入学・推薦入学などの種類や学部などによっても基準となるTOEICスコアが異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。さらに、入学後の単位認定という形でTOEICスコアが活用されるケースも多く見られます。

メリット(2)就活や転職時に評価の対象となる

就活や転職時に利用する、履歴書・エントリーシートにTOEICスコアの記入欄があるのを見たことはありますか? 

企業によっては、募集要項に具体的なTOEICスコアを提示しているところもあります。また、「TOEICスコア650点以上は優遇」など、採用の際に英語力をTOEICスコアで判断する企業も多くあります。

IIBCが2017年から2018年にTOEICを活用する企業・団体に対して実施した調査では、採用時に参考とするTOEICスコアの平均が、新卒では545、英語を使用する部署の中途採用では620という結果とあります。転職の場合は、新卒に比べてよりTOEICスコアが重視される傾向にあります。

また、求人広告を見ると、採用時にTOEICスコアが基準に足りなくても、入社後に規定のTOEICスコアを目指して学習することを求める企業もあります。

転職を機に英語を使う仕事に挑戦したいと考えている人は、TOEICスコア650点以上を取ることで転職の可能性が大きく広がるでしょう。

メリット(3)昇進や昇格に有利になる

多くの企業において、昇進や昇格の際にTOEICスコアを要件とするところが増えています。

前述のIIBCが企業・団体に対して行なった調査で、海外出張者を選ぶ際に要件・参考とする場合の平均スコアが620、いくつかの業種では係長・主任の昇格・昇進時に求められるスコアが650という例もありました

役職や仕事内容になってスコアの基準は異なりますが、TOEICのスコアが昇進に影響するケースも多くなっています。

これまで説明してきた調査結果から、採用や昇進や昇格の基準としてTOEICスコア650点程度を設定している企業は多いため、650点以上の獲得を目指して英語学習に取り組むことをおすすめします。

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TOEIC650点を目指す人におすすめの勉強法や対策10選

TOEICのスコアアップを目指すのであれば、TOEICならではの対策も必要になります。ここでは、単語、文法、リスニング、リーディング別に、おすすめの勉強法や対策を紹介します。

勉強法(1)単語、熟語

英語の語彙力をつけることは、TOEICのスコアアップに直接結びつきます。知らない単語や熟語だらけでは、リスニング・リーディングともにを理解することはできないでしょう。ここでは、語彙力アップの学習方法を紹介します。

TOEIC頻出単語を覚える

TOEICスコア650点を取るために必要な単語数は、6,500語程度といわれています。6,500語と聞くと一見覚えるのが大変そうですが、とりあえずは単語の意味を知り、見て聞いて理解できれば十分です。

TOIEC頻出単語を集めた単語帳を使って効率よく勉強するなど、覚えるべき単語に絞って学習するのが効果的でしょう。

オリジナルの単語帳を作る

市販の単語帳を購入して学習するのもいいですが、自分が知らなかった単語だけを集めて自分だけの単語帳を作ってみてはいかがでしょうか。

参考書や問題集で学習する際に、わからない単語をノートに書き出してまとめるだけで、オリジナル単語帳の完成です。わからない単語をそのままにしておくと、再度同じ単語が出てきた際にも理解することができません。

特に、パート7の読解問題では、知らない単語ばかりだと読み進めることができず、思った以上に時間がかかってしまいます。少しでも多くの語彙を増やして試験に臨みましょう。

勉強法(2)文法

英文を理解する基礎となるのが文法です。文法を問う問題は、パート5やパート6の文章穴埋め問題で登場する場合が多いです。

パート5は30問、パート6は16問と、リーディングパート100問中46問あります。スコアを伸ばしたいなら、文法の学習は必須です。問題をたくさん解いて、基本的な文法を押さることが、スコアアップのポイントとなります。

文法の基礎をしっかりと押さえる

試験でスコア650点に達しない人の多くは、文法の基礎を理解できていない可能性があります。文法の基礎を習得するためには、中学・高校で習う文法の内容をしっかりと復習することが効果的です。

いまさら…と感じるかもしれませんが、基礎を押さえていないと少しひねった問題が出ただけて解答できなくなってしまうでしょう。なぜ正解したのか、なぜ間違ったのかを自分でしっかりと説明できるようにしておくと安心です。

とにかく問題をたくさん解く

学習参考書や問題集などで、なるべくたくさんの問題に触れましょう。問題のパターンを理解するというメリットもありますが、たくさん解答することで自分の苦手な箇所に気づくことができます。間違ったり解けなかったりした問題は、解説を読んでしっかりと復習しましょう。

同時に何冊もの学習参考書や問題集などに取り組むよりも、使いやすいもの1冊を繰り返し学習し、次の本に移るのがより効果的です。

勉強法(3)リスニング

日本人の苦手なリスニング力をつけるために、効果的な学習方法を紹介します。

音読をする

「リスニングなのに音読?」と思った人もいるかもしれませんが、リスニング力を強化するためには音読が効果的なのです。

人は、自分が話せる音は聞き取ることができます。多くのTOEIC参考書や問題集では、音声ファイルのCD付録や、音声データのダウンロード配布をおこなっています。これらの音声ファイルをスマートフォンに転送するなどして、音読に役立てましょう。

音読の際は、まずは英文を見ずに音源を一通り聞き、その後英文を見ながら音読します。知らない単語や内容などをチェックしながら読み、その後再び英文を見ないで音を聞いてみると、不思議と聞き取れる箇所が増えているはずです。

オーバーラッピングをする

音読にはいくつかの方法がありますが、英文を見ながら音に声を重ねて同時に読む方法を「オーバーラッピング」といいます。この方法で練習すると、英文の速さやリズムに慣れることができるでしょう。

シャドーイングをする

「シャドーイング」とは、英語の音から少し遅れて真似しながら読み進める方法です。シャドーイングをするときには、できれば英文を見ずに音だけを頼りに練習しましょう。

一度英文を目で確認した後なので、意味もわかり英文を追いかけやすいはずです。これらの方法を繰り返し練習することで、リスニング力は飛躍的にアップするでしょう。

英語の音をたくさん聞く

音読で英語の音に慣れたら、何度も繰り返し音源を聞きましょう。ただし、海外のテレビやラジオ、映画など、スピードが速くてまったく聞き取れない音源はかえって逆効果になるので注意が必要です。

聞いていてなんとなくでも意味がわかるという程度の音源を繰り返し聞くことをおすすめします。参考書や問題集の付属CDや、アプリからダウンロードした音源などを有効活用しましょう。

勉強法(4)リーディング

2016年5月実施のテストから、TOEICの出題形式が変更となりました。

リーディングでは短文穴埋め問題のパート5が40問から30問に減り、長文穴埋め問題のパート6が12問から16問、読解問題のパート7は48問から54問、そのうち複数の文書を読んで回答する問題も20から25と、より長文に比重が置かれるようになりました。

リーディングを攻略するにはどんな対策が有効でしょうか。

時間配分に気をつけ、パート7は拾い読みの力をつける

リーディングパートは、75分で100問を解く必要があります。解答時間が足りなくなってしまったという経験をしたことがある人は多いでしょう。私も最初の頃は時間が足りず、解けなかった問題は、マークシートを適当に塗りつぶしていました。

75分中、パート5と6は20分以内、パート7は残り55分程度という時間配分が望ましいと言われています。分量のかなり多いパート7を攻略するには、全体を詳しく読むのではなく、解答に必要な情報のみを「拾い読みする力」を身に着けることをおすすめします。

先に設問を読み、解答に必要な情報を探しながら読み進めていくのです。この方法は、問題集をたくさん解いて問題のパターンに慣れることで習得することができるでしょう。

問題パターンと解答のコツを知る

TOEIC試験にはパターンがあるといわれ、解答に必要なテクニックがあることで知られています。学習参考書の中には、解答テクニックについて解説しているものも多くあります。基礎をしっかりと学んだのにもかかわらず、点数がなかなか伸びないという人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ただし、テクニックを駆使するためには、前提として語彙力や基礎文法の知識をつけておくことが必要となります。

TOEIC650点を目指す人におすすめの参考書3選

ここでは、TOEICスコア650点を目指す人におすすめの学習参考書を紹介します。

参考書(1)TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC学習のバイブル本として人気のある『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)』は、「出る単語帳」として多くのTOEIC受験者が愛用する良書です。

本書にはTOEICに特化した単語が掲載されているので、スコアアップを狙いたい人にはおすすめの一冊でしょう。収録単語数は1,000語で、巻末にはさらに120語の定型表現の熟語が掲載されています。

また、シンプルでとても見やすい構成となっていて、本自体がコンパクトなのも持ち運びに便利です。全単語に無料音声が付き、スマホの無料アプリに対応しているのも魅力です。

さらに、同じくTOEIC TEST 特急シリーズの『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』は、より基礎固めに重点を置きたい人におすすめの一冊となっています。

書籍名 TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC L & R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
著者名 TEX加藤 (著)
出版社 朝日新聞出版
Amazon 金のフレーズ
Amazon.com「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」
銀のフレーズ
Amazon.com「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」

参考書(2)公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

日本人の苦手なリスニング問題を攻略するのにおすすめの一冊が『公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編』です。

本書は、TOEIC開発機関が制作した公式教材となっています。実際の試験に即した問題に慣れることで、スコアをアップすることが期待できます。

そのため、本書は1度だけでなく何度も繰り返して学習することをおすすめします。

付属CDの音声にはTOEICの公式ナレーターを起用してあるので、試験の雰囲気そのままに学習することができます。リスニング問題が372問収録されているので、たくさんの公式問題を解きたいという人におすすめです。

書籍名 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編
著者名 Educational Testing Service (著)
出版社 国際ビジネスコミュニケーション協会
Amazon Amazon.com「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」

参考書(3)1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

TOEIC受験の前に最低でも押さえておきたい文法についてまとめられた人気の参考書『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』。

TOEIC専門講師の著書なので、ムダを排除した、効率よくスコアアップを狙える良書です。問題数は少なめですが、1問ごとの解説がとても充実しているため、本書を何度も繰り返し学習することで頻出文法を押さえることができるでしょう。

また、持ち運びしやすいコンパクトなサイズは、通勤・通学などの移動中でも勉強しやすいというメリットがあります。実際の試験のスピードで録音された英語音源が無料配信されているので、ぜひ活用してみましょう。

書籍名 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
著者名 花田 徹也 (著)
出版社 朝日新聞出版
Amazon Amazon.com「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」

TOEIC650点を目指す人におすすめのアプリ3選

通勤や通学の移動中などに、手軽に学習できると人気なのがアプリです。すでに使用している人も多いのではないでしょうか。ここでは、TOEICスコア650点を目指す人におすすめのアプリを3つ紹介します。

アプリ(1)TOEIC® presents English Upgrader

TOEIC運営団体のIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)公式の無料アプリが「TOEIC® presents English Upgrader」です。公式アプリということで、数多あるアプリの中でも信頼性が高いことで人気があります。

本アプリには、海外出張や英語会議、プレゼンなど、特にビジネスに特化した音源が収録されているのが特徴です。各エピソードはリスニングモード、クイズモードを選択して視聴することもできます。

はじめは難しく感じるかもしれませんが、音源の日本語訳や英語訳などを活用して繰り返し学習することで、TOEICの世界について理解を深めていくことができます。

TOEIC presents English Upgrader

The Institute for International Business Communication無料posted withアプリーチ

アプリ(2)AI英語教材アプリabceed

「AI英語教材アプリabceed」は、人気の英語教材200以上に対応している英語学習アプリです。本アプリの特徴は、市販教材の音声を聞くことができたり、アプリ上で書籍を購入(有料)できたりする点でしょう。

音声は速さを変えることができるので、各自のレベルに応じて音声スピードを調整して利用することができます。教材付属のCDを毎回パソコンに取り込んでからスマホにダウンロードする必要もなく、手軽に利用できるのが魅力です。

また、スマホで問題を解く際には電子版のマークシートを使用するため、本番さながらにTOEIC対策を行うことができます。

さらに、ディクテーションやシャドーイング、MY単語帳、辞書といった機能も充実しています。各種トレーニングを駆使して、スコアアップを目指しましょう。

AI英語教材 abceed(エービーシード)

Globee Inc.無料posted withアプリーチ

アプリ(3)スタディサプリENGLISH TOEIC

TOEIC講師として人気の関正生さんの動画が300本以上収録されている話題のアプリが「スタディサプリENGLISH TOEIC」です。

一つのアプリの中に英文法の基礎をはじめ、TOEIC英文法、TOEIC英単語、TOEIC対策講義、本番さながらの模試などがすべて入った充実の内容ですす。こちらのアプリのみでTOEIC学習ができるので、複数のアプリを使用する必要はありません。

内容も常にアップデートされていて、最新のTOEIC対策を行えることもポイントでしょう。アプリのインストールは無料ですが、別途会員登録を行う必要があります。最初の7日間は無料体験することができるので、試しに使ってみたいという人にもおすすめです。

通常料金は月額2,980円(税抜)ですが、キャンペーン期間であればお得な割引が適用されます。パソコンやタブレット、スマホなどすべての端末で利用できるため、移動中の学習にもぴったりです。

スタディサプリENGLISH TOEIC®L&Rテスト対策

Recruit Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ

TOEICスコアを650点から700点、750点、800点まで伸ばすためのコツ3つ

スコア650点を実現できたら、次はより高得点を狙いましょう。ここでは、700点、750点、800点まで点数を伸ばすためのコツを紹介します。

700点まで伸ばすコツ

なかなかスコア700点まで伸びないという人は、苦手分野を集中的に学習してみましょう。正直、苦手分野の学習は楽しくありませんが、間違いやすい弱点箇所を減らすことで、50点は比較的楽にアップすることができるはずです。

全体の勉強の6~7割程度を苦手分野の学習に充ててみてはいかがでしょうか。

また、スコアを50上げるためには、まず語彙力をつけることをおすすめします。文章を読んで分からない単語があればその時点で止まってしまいますが、語彙力さえあれば文章全体の意味を推測することも可能です。自分に合った単語帳を1冊手に入れて、繰り返し学習しましょう。

750点まで伸ばすコツ

スコアを750点まで上げたいのであれば、使用した学習教材を完璧に習得することを目指しましょう。いろいろな教材に手を出すよりも、1冊の教材を完璧に理解することのほうが重要です。

1冊だけだと分量的に不安になるかもしれませんが、TOEIC対策の教材であれば、要点やコツがまとめられているので心配することはありません。何度も繰り返し問題を解いて復習し、間違える箇所がなくなるまで学習することをおすすめします。

また、スコアアップを狙うあまりおろそかになりがちなのが基礎固めです。文法や単語など英語の基礎をもう一度しっかりと復習し、確実に点数を上げるようにしましょう。

800点まで伸ばすコツ

高得点のスコア800点を取得したい場合、より計画的な学習が必要になります。スキマ時間だけでなく、ある程度の学習時間をできるだけ毎日確保するようにしましょう。また、試験の時間配分をしっかりと行い、時間内にすべての問題を解けるよう練習するのが効果的です。

一般的に、リスニング問題は短期間でスコアアップを狙いやすいパートだといわれています。リスニングの英語自体は他のパートよりも簡単な構成となっており、中級者は得点を伸ばしやすいでしょう。リスニングが苦手は人は、まずこちらを中心に学習することをおすすめします

また、800点超えを目指すのであれば、読解スピードをアップすることも重要なポイントとなります。問題の正解率を上げるためには、じっくりと問題に取り組む時間を確保することが必要です。読解スピードを計測するなどのトレーニングをして、試験の時間配分を身につけましょう。

さらなるスコアアップには、留学でTOEICコースに通うのもおすすめ!

TOEICのスコアアップのために集中的に学習したいのであれば、TOEICコースのある語学学校に留学するのもおすすめです。TOEIC学習はインプット中心になりがちですが、誰かと対話することでアウトプットをして語彙や文法を定着させることが近道になります。

日本語を使用しない環境で、TOEICに精通した講師のクラスを受講すれば、短期間でのスコアアップも夢ではありません。

また留学総合サイト&エージェント「スクールウィズ」ではTOEICコースのある語学学校を探せる他、カウンセラーへの無料相談なども受け付けているので、興味のある人はぜひ相談してみてくださいね。

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まとめ

本記事では、TOEICスコア650点がどれくらいのレベルか、また650点を取得するための勉強法や対策などを紹介しました。スコア650点を取得すれば、大学入学や就活、転職などにも有利になります。スコアアップを目指す人は計画的に学習し、弱点を克服することが重要です。

TOEIC受験を予定している人は、併せてご紹介したおすすめの学習法や参考書、アプリなども参考にしつつ、今回紹介したポイントを踏まえて、試験対策を行ってみてはいかがでしょうか。

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    この記事を書いた人

    mijouter

    外資系企業での営業アシスタントを退職後、ライターとして旅行や語学、食にまつわる記事を執筆しています。学生時代にイギリス・オックスフォードに1年間留学していた経験を活かして、留学や海外生活についての記事も担当しています。現在も英語をブラッシュアップするべく勉強中です。

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