高校生が留学するならどんな方法があるの?おすすめなプログラムなどまとめて紹介
- 2019/09/23
こんにちは、高校時代にカナダに留学していたKanakoです。
高校生になると海外に憧れを抱き、「留学してみたいな」と思う方も多いのではないでしょうか。英語を学んだり外国人の友達ができたり、留学は想像している以上に楽しいできごとがたくさんあります。
そのため、留学が将来の進路に大きな影響を与えることも少なくありません。
しかし実際に探してみても、いろいろと選択肢が出てきて、どの方法を選べば良いかわからない方も多いと思います。
そこで本記事では、高校生がチャレンジできる留学方法やおすすめのプログラムを紹介します。留学したいと考えている高校生は、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
留学の種類は大きく2つに分けられる
そもそも留学方法にはどのような選択肢があるのでしょうか?
ここでは大きくプログラム運営者、費用、期間という基準でいくつか留学方法を分けてご紹介します。
所属する教育機関が運営するプログラムに参加する交換留学、自分で留学を準備するのが私費留学
まず留学には、所属する教育機関が運営するプログラムに参加する交換留学と、自分で留学を準備するのが私費留学の2つの分け方があります。
交換留学は主に高校、大学がプログラムを運営しており、所属する学生を提携先の海外の教育機関へ派遣し異文化理解を図ります。留学先での学費は基本的にかからず、その分留学費用を抑えることができます。
渡航先、留学期間、時期は事前に決められているので、交換留学に参加する際には、申し込む交換留学がどの国のどのような教育機関への留学か、留学期間はどれほどか、申込の締め切りはいつまでにする必要があるのかをまずは押さえるようにしましょう。
なお、単位認定されるプログラムが多いため、休学などをすることはあまりありません。そのため高校在学中に留学しても、留年する心配はありません。
一方私費留学は留学生個人が留学を手配する方法です。高校側が内容を決める交換留学と比べ、私費留学は自分で留学内容を決められるため自由がきき、より自分の目的に合った留学を実現しやすいです。
ただし、留学先の学費は自己負担なので、交換留学と比べると費用は高くなります。
交換留学の留学方法は2パターン
交換留学と私費留学という2パターンが留学にはあることを知った上で、ここでは交換留学の運営者という点から、大きく2つの留学方法をご紹介します。
方法(1)高校が運営する交換留学
高校生が交換留学する場合、まず検討したいのが自分の高校が運営する交換留学プログラムです。
自分が通っている学校のプログラムなので、不明な点をすぐに確認できるのがポイント。特に初めての海外渡航という方は現地での生活でわからないことも多いので、相談できる人が近くにいた方が安心です。
交換留学の詳細は学校によって大きく異なるため、具体的な内容は各高校でお調べください。
なお、下記に主要都道府県で留学プログラムを運営している高校をいくつかまとめましたので、自分が今住んでいる都道府県にはどんな高校が留学プログラムを持っているか見てください。
留学プログラムは1年ほどの長期留学から、単位だけ認定する留学まで様々です。高校を調べる際にはぜひその高校が運営している留学プログラムの内容を確認しましょう。
方法(2)民間団体が運営する交換留学
交換留学の中には、民間団体が運営するプログラムも多くあります。
AFS
公益財団法人AFS日本協会は異文化学習の機会を提供する世界的な教育団体の日本組織です。
中高生に向けた留学・ボランティアプログラムを多く提供しています。
渡航先
インド、インドネシア、タイ、中国、フィリピン、香港、アメリカ、カナダ、イタリア、オーストリア、スイス、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー
AFSの高校生交換留学についてはこちら
YFU
国際交流財団YFUも高校生の留学プログラムを多数運営しています。
渡航先
アメリカ、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、韓国、オランダ、フィリピン、スイス、タイ、フランス
YFUの高校生交換留学についてはこちら
JFIE
JFIEのの特徴は国内外でトータルサポートが充実しているというところです。
留学生・保護者への渡航前オリエンテーションや現地での到着後オリエンテーション、コーディネーターによる持続的なサポート、そして帰国後の進路選択支援など初めから最後までしっかりとサポートしてくれますよ。
高校生での交換留学は心配事も多いと思うので、サポートが手厚いと安心ですね。
渡航先
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド
JFIEの高校生交換留学についてはこちら
EF
EFは世界50か国以上に拠点を持ち、16か国に語学学校を持つ世界最大級の語学学校運営会社です。
そんなEFの特徴として一貫したサポートが挙げられます。一般的な留学エージェントは、渡航先のエージェントと連携をして留学生をサポートします。
しかし、EFは世界中に拠点を持っているので自社のみでサポートが可能なんです。
渡航先
アメリカ、イギリス、アイルランド
EFの高校生交換留学についてはこちら
TOMODACHI
TOMODACHIとは、米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップです。
目的は日米の次世代リーダーを育成すること。というのもこのプログラムは、東日本大震災における日本の復興支援から生まれました。そのため内容は教育、文化交流、リーダーシップなどで構成されています。
このTOMODACHIの魅力はさまざまなプログラムがあるにもかかわらず、多くが参加費無料となっていることです。オリエンテーション会場への交通費など、国内移動にかかる費用は自己負担ですが、それでも安く留学できそうですよね。
主に東北地方の学生を対象としていますので、当てはまる方は応募してみてください。
渡航先
アメリカ
TOMODACHIの高校生交換留学についてはこちら
私費留学の種類は3パターン
続いては私費留学で取れる留学方法をご紹介します。
方法(3)語学留学
私費留学の中で一番留学内容に自由が効くのが語学留学です。世界中にある語学学校の中から好きな学校を選べる語学留学では、自分の好みの合わせ、学習する環境を選べることがポイント。
また、語学学校には大学生や社会人など自分よりも年上の生徒が多く在籍しているので、上の年齢の人たちとの交流を通して、新しい進路の選択肢や、考え方を得ることができます。
期間も自由に選べるため、夏休みや冬休みに留学したい方には取りやすい留学方法です。
ただし、選べる選択肢が多い分、どの国、どんな学校を選べば良いかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。そんなときは留学エージェントに相談してみましょう。
留学エージェントは豊富な語学学校の情報を持っており、あなたに合った学校をご紹介できます。
スクールウィズでは無料で留学のご相談に乗っているいるので、自分に合う留学先はどこか気になる方はぜひ一度ご相談いただければと思います。
LINEで自分に合う留学先を相談する
方法(4)サマースクールなどの短期留学プログラム
語学留学では、基本的に1ヶ月サイクルで学習カリキュラムが組まれ、レベルに応じ学ぶ内容が変わっていきます。
そのため高校生が長期休みを利用して留学しようとする場合には、必ずしも1ヶ月も留学期間を用意できず、数週間での留学を検討している方もいるかと思います。
そんな方はサマースクールなどの短期留学プログラムを検討しましょう。
短期の留学プログラムでは、数週間ほどで完結する留学プログラムを組まれており、短期間でまとまった英語学習ができます。英語学習以外にもアクティビティや観光などをプログラムに組み込んでいるものも多いため、留学先での生活も楽しめます。
サマースクールや短期留学プログラムの内容は毎年変わる恐れがあるので、気になるプログラムを見つけたら最新の情報を手に入れましょう。
スクールウィズでは語学学校が運営するサマースクールのご案内ができるので、どんなサマースクールがあるか知りたい方は一度お問い合わせいただければと思います。
LINEでサマースクールについて聞いてみる
方法(5)ボーディングスクール
短期で参加できるサマースクールと比べ、長期できるのがボーディングスクールです。
ボーディングスクールとは、基本的に「全寮制の学校」を指します。国ごとに体制や教育内容に少しずつ違いがありますが、全寮制の場合が多く、24時間体制で友人や教師達と関わりながら人間性を磨いてきます。
勉強だけはなく、高い教養や社交界で必要な知識なども身につけられることが特長です。
日本でいうと、全寮制の「インターナショナルスクール」をイメージするとわかりやすいかもしれません。
費用やおすすめの学校など、ボーディングスクールの詳細は下の記事でまとめているので、ボーディングスクールについてもっと知りたい方は参考にしてみてください。
ボーディングスクールとは?特徴や費用、おすすめの国まで解説します
留学資金を確保するための方法
ここまで高校生が取れる留学方法をご紹介してきましたが、自分の目的に合った留学方法は見つかりましたか。
もし留学方法が決まったら、具体的に留学を考えていきましょう。安くても数十万、1年も留学すると数百万円もかかる留学は、なんといっても留学資金の確保が鍵になります。
親に相談して留学資金を出してもらうのも一つ手段ですが、必ずしもすべての方が親に援助してもらえるわけではありません。
そこでここでは、留学資金の確保の仕方を、2通りの方法でご紹介します。
奨学金に申し込む
留学資金を用意する上でまず検討してもらいたいのが、奨学金の申請です。
奨学金には返済不要の給付型、申請者に返済義務の発生する貸与型の2種類があり、特に給付型であれば帰国後の返済の負担なしに留学資金を用意できます。
そもそも留学での奨学金がどのようなものか、留学でよく使われている奨学金は下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
留学に使える奨学金まとめ!”あなたに合った”がきっと見つかる
親に教育ローンを組んでもらう
奨学金の申請が難しい場合には、教育ローンを組むという選択肢もあります。
教育ローンは奨学金と異なり貸出審査のタイミングなどは決まっておらず、必要なタイミングで申請ができます。なお、教育ローンは奨学金と異なり、留学生本人ではなく保護者が申請をします。検討する際には、まずは親に相談してみましょう。
留学で使える教育ローンは下の記事でまとめているので、支払い時期、利子などをまずは知る上で参考にしていただければと思います。
留学ローンって実際どうなの?種類から利用方法、借り入れまで徹底解説
まとめ
本記事では、高校生で挑戦できる留学やおすすめプログラムを紹介しました。
留学は少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、高校で留学する学生の多くは留学初心者です。
少しでも興味があるならば、短期でも留学に挑戦することで新たなチャンスが広がるかもしれません。また思いっきり挑戦したい方には、交換留学など長期プログラムがおすすめです。
最後に紹介したように、高校生のための奨学金制度やプログラムも充実しています。そちらも参考にしながら、高校での留学を検討してみてくださいね。
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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