オーストラリア移住情報まとめ!移住のメリットやビザの種類・申請条件を徹底解説
日本人が最も移住しやすい国とも呼ばれているオーストラリア。「楽園の国で一度は生活してみたい」移住先の候補として考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざ移住となると「何から手をつければいいのだろう?」と分からないことだらけですよね。
そこで、この記事ではオーストラリア移住するメリット・デメリット、移住するために必要な資格・要件など、オーストラリア移住に関する必要な情報を網羅的に分かりやすくお伝えします。
これから海外、オーストラリアへの移住を考えている方、留学・ワーホリ後にオーストラリアへの移住に関心を持った方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、オーストラリア留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学
※ 費用は全て1オーストラリアドル(AUD)=90円で計算しています。
【目次】
そもそもオーストラリアってどんな国?
日本の約20倍の面積を誇る大きさ。広大な大地に広がる美しい自然、オーストラリアでしか出会えない珍しい動植物。その壮大な自然の中には国立公園・ユネスコ世界遺産も多く、豊かな資源があり先進国の中でも継続的な経済発展を遂げています。
オーストラリア国民の25%は他国で生まれ育ったという多文化主義な国ですので、さまざまな文化や価値観が混ざり合っているのが特徴ですね。他国の人が日常的に一緒に住んでいるからこそ、他国の文化や価値観をお互いに尊重し合う風潮があります。
オーストラリア移住の現状
近年世界中からオーストラリアに移住する人が増え続けています。移住するための就労ビザでも新しい制度が導入されるなど、以前より移住が厳しくなってきましたが、移住するにはいくつか方法があります。
その手段を知っていれば、オーストラリア移住は決して不可能ではありません。
現在オーストラリアの日本人在住者数は、約92,600人。オーストラリアで暮らしている日本人はアメリカに次いで多いです。在住者数は毎年増えており、5年前より約14,000人以上の人が移住されているのこと。
オーストラリアでの移住生活は実際どんな感じ?
私自身2年半ほどオーストラリアに移住していました。ここでは現地に移住したからこそ分かったオーストラリアのすばらしさや、世界中から移住者が増える理由、逆に不便に感じたことなど、実際に移住した経験から感じた移住生活のメリットや失敗事例などをお伝えしていきましょう。
オーストラリアに移住してみて感じたこと
2年半ほどオーストラリアで生活してみて感じたのは、オーストラリアでの生活は思っていた以上に快適であるということ。1年を通して雨が少なく冬も比較的暖かかったので、日本の寒い冬が苦手な私にとっては夢のような生活でしたね。
飲食業の仕事もしていましたが、基本的に残業はありません。陽気な人が多いのもあってストレスなく働くことができたのも良かったです。
私が長く住んでいた都市は、西オーストラリアの州都であるパース。大都市でもありながら、インド洋に面した美しい海や緑豊かな公園。自然も豊かだったので、毎日が新鮮で飽きることがなくとても住みやすかったですね。
日本との生活環境の違い
日本とオーストラリアではどういった生活環境の違いがあるでしょうか?気になるポイントをいくつか挙げてみました。
物価は日本より高い
コーラで例えると日本では1本約150円ですが、オーストラリアでは約AU4$(約360円)になっています。約2倍の価格ですので、物価の高い日本と比べてもオーストラリアの物価は高いことがわかりますね。
広い土地を持っている割に人口が少なく、人件費が高くかかってしまいます。物価も比例して高くなっているのが大きな理由でしょう。仕事があれば、それ相応の給料はもらえますので生活には支障はありません。
オーストラリアの物価についての詳細は以下の記事から ↓
比較的治安はいい
オーストラリアの治安は比較的にいいと言われていますが、実際に生活してみて悪くないなと感じました。どこの国でもトラブルはもちろんありますが、あるとしても命にかかわるケースよりはスリや置き引き、車上荒らしなど金銭にかかわる軽犯罪が多いのが特長です。
オーストラリアの原住民族であるアボリジニは、地域によって雰囲気が違います。都心部に住んでいる人たちが問題を起こしているケースがあると聞きますので、最低限の注意は必要です。
多様性のある多文化の国
オーストラリアは、何と言っても多様性のあるマルチカルチュラリズム。先住民のアボリジニと、あらゆる国からの移民によってできた、混ざりあった文化が特徴です。海外生まれの人も多いので、どの人に対しても差別をせずに接する文化もあります。
様々な国の文化を取り入れたことから、オーストラリア独特の文化が出来上がりました。1つの大陸に、ここまで色んな国の文化が混ざり合った国は他にはないかと思います。
オーストラリアに移住するからこそのメリット
移住と言っても、そんなに簡単にできるものではありません。面倒くさい手続きや、住み慣れた日本を離れてまでする移住。メリットがなければ、移住なんてしないですよね?ではオーストラリア移住にはどんなメリットがあるのか?いくつか挙げていきましょう。
メリット1 気候がいい
オーストラリアは年間を通じて気温差が少なく温暖な気候です。1年のうち平均して245日が晴天という記録もあるので、1年中様々なスポーツやアウトドアを楽しめるのはアクティビティ好きな人にとっては最高ですよね。
オーストラリア移住を決める理由として「日本の寒い冬から逃れたい」と言われている方も少なくはありません。それ程、オーストラリアの気候が住みやすいことがわかりますね。
メリット2 多文化を味わえる
多文化国家のオーストラリア。あらゆる国から移民を受け入れ、それぞれの文化が混ざり合っています。アジア、中東、中南米、アフリカ、ヨーロッパなど、世界の端から端まで1つの大陸に入っています。
オーストラリアでに住むだけで、世界中の料理が食べることができたり、色んな国の友達を作れたり、生まれ育った人から直接文化を聞くことができるのです。
1つの国だけで、こんなにも多文化を味わえる国。オーストラリア以外他にはないでしょう。
メリット3 日本のコミュニティがある
移住したとは言っても「日本食が恋しい、日本人と話したい」そう思う人もおられるのではないでしょうか?
多文化なオーストラリアの大都市には、日本人の在住者はもちろん多いです。日本人が経営している日本食レストランは、どこへ行っても見かけますし、日本人のコミュニティもあります。
日本が恋しくなってもすぐ日本を思い出すことができるのも、親日国オーストラリアならではのメリットですね。
メリット4 最低賃金が日本より高い
オーストラリアの最低賃金は、1時間 AU18.29$です。(2017年7月に、17.70AUD$からAU18.29$に引き上げられました。)
18.29AUDは日本円にすると約1,600円。日本は地域によって最低賃金が違いますが、未だに時給800円を切るところも多いですよね?最低賃金で、ほぼ日本の2倍の時給だとわかります。
18.29AUD$は最低賃金であって、アルバイトの平均時給は20~30AUD。専門的な職業であれば、30~50AUD$は至って普通です。
物価、生活費は日本よりもかかりますが、最低賃金、給料は圧倒的に高いのは大きなメリットではないでしょうか?
メリット5 地震、自然災害が少ない
日本では、暴風、豪雨、豪雪、洪水、地震、津波と自然災害が多いですよね?巨大地震は主にプレート境界で起きていて、日本列島は4つのプレートの境界付近に位置してることから地震が頻繁に起きます。
それに比べてオーストラリアは、国土が広いにもかかわらず、プレートの上に国土がすべて乗っている状態になっています。そのため、地震が少ない国となっているのですね。
2016年5月20日に内陸でM6.1の地震がありましたが、過去100年くらいでオーストラリアでマグニチュード6以上の地震が起きたのは、この2日間だと記録されています。
日本で生活しているといつ地震が起きて、どうなるか分からないですよね?そう考えると、地震が少ないオーストラリアに移住するのは、将来的にも安心できます。
オーストラリア移住のデメリット・失敗事例
これまでの話だけを聞くと「オーストラリアに移住するのってメリットしかない」と思うかもしれませんが、デメリットもありますのでいくつか紹介します。
デメリット1 紫外線が強い
オーストラリアの紫外線は日本の約5倍。オーストラリアは紫外線量と皮膚がん発症率が世界一の国とも言われているのをご存知ですか?
実際にオーストラリアの日差しを浴びてみると、日本と比べ物にならないくらい強かったです。しっかり予防しないと皮膚癌になる危険性もあるので、紫外線に弱い肌質を持っている人は、移住しても帰国になり兼ねないですね。
デメリット2 寒冷な地域もある
気温差が少なく温暖な気候だと言いましたが、ある特定の地域ではオーストラリアの冬(6〜8月)はかなり冷え込みます。南オーストラリアは南極に近いので、タスマニア諸島だと最低気温も1桁台まで下がり、山の付近では雪が降ることもあります。
オーストラリアでも地域によっては冷え込む場所もあります。「年中暖かいと思ってオーストラリアに移住したのに、日本の冬と変わらないじゃん」と、そうならないために事前調査はしておきましょう。
デメリット3 英語力がないと現地の生活に馴染めない
オーストラリアは移民も多く、英語があまり話せなくても生活自体はできます。
ただし、現地で暮らす人との円滑なコミュニケーションを取りたいなら、英語力は必要になり、特に仕事を見つける場合は採用基準に一つ語学力を見られることも多いです。
そのため、まったく英語が話せない状態でオーストラリアに移住し、仕事を見つけようと考えている場合は、何かしらの対策を取らないと想像していた移住生活を送れなくなります。
もし現状の英語力が低いと感じているのであれば、移住前に日本国内でしっかりと英語力を身に着ける、あるいはオーストラリアに渡航してから語学学校に通うなどして勉強するなどの対策を撮ってみてはいかがでしょうか。
授業料をはじめ、オーストラリアの語学学校についての詳細はこちら
移住するためには?永住権を取るのに必要な資格やビザ要件
オーストラリアに移住するためには、永住権を獲得する必要があります。永住権とは、国籍は日本のままで、オーストラリアに永住することができる権利。
一定の条件を満たすことで申請、そして永住を維持することができるのですが、その永住権を申請するために、まずはビザを取得する必要があります。永住権を申請できる一般的なビザは、
・オーストラリアで仕事をするための就労ビザ(ビジネスビザ)or 技術独立永住ビザ
・オーストラリア国籍者と結婚するための配偶者ビザ(パートナービザ)
大きく分けると、仕事、家族(結婚)の2種類です。
もう少しわかりやすく言うと、移住するにはオーストラリアが必要としている技術を身に付けるか、就労ビザから雇用主指名ビザに切り替えるか、地元の人と結婚するという3つの方法があります。
どちらかのビザを取得して、永住権を申請すれば移住できるということですね。
移住方法について
永住権を獲得するためには、ビザを申請する必要があるとわかりました。
一般的に日本人がオーストラリアの永住権を取る場合、
(1)技術独立永住ビザ
(2)一時的就労ビザ(TSSビザ)
(3)結婚永住(配偶者・パートナービザ)
といった3種類の方法がありますが、技術独立永住ビザ、就労ビザに関しては年々取得が難しくなっています。では一体どうやって移住できるのか?具体的に見てみましょう。
ビザの条件・種類
ビザの条件と種類をまとめています。
(1)技術独立永住ビザ- Skilled Independent Subclass 189 visas(S189)
技術独立永住ビザは、オーストラリアが指定する技術職業リストの中の職業として働くことを前提として申請をすることができます。
移民局のサイトから申請可能な職業リストをご確認ください。
必要条件は、
・技能職業リストに、自分のスキルの職業がある
・申請時に18歳以上、50歳未満であること
・IELTSの必要な得点がIELTS 6.0以上
・健康保険に加入している
・無犯罪者証明書の提出
・申請日から過去2年間のうち1年はその職業に就いていること
このビザを申請するためには、年齢や学歴、職歴、英語力など、いくつかの条件を満たしてポイントを獲得することが必要。そのポイントを合計して、60点以上であれば申請できるという形式になっています。
このビザの良い点は、自分でスポンサーを見つける必要がないので、就労ビザから永住権に繋げる必要はありませんが、ハードルは高く簡単に取得できるものではありません。
申請は日本からでもできますので、まずはポイントを算出し60点以上になっているか、チェックしてみましょう。
(2)一時的就労ビザ(TSSビザ)
就労ビザについては、近年新しい一時的就労ビザ(TSSビザ:Temporary Skill Shortage visa)の導入によってより厳しくなってしまいました。
これまでは雇用者指名(スポンサー)と言われ、比較的取得しやすかったオーストラリアの永住権に繋がる就労ビザ(457)制度が導入されていました。ワーホリや留学中にでも仕事を見つけて、勤めている会社に就労ビザのスポンサーになってもらえたとしましょう。IELTS5.0以上をクリアしていれば、就労ビザの申請をして通過すれば4年間滞在できる就労ビザを獲得。雇用先で2年間働けば永住権の申請ができて、永住権を獲得。というたった2〜3年で移住できるという仕組みでした。
しかしこのが2018年3月に廃止され、代わりに新しい一時的就労ビザ(TSSビザ)が導入され、就労ビザで永住権を取る流れは難しくなってしまったのです。
この新しいTSSビザは、オーストラリア国内で人材が不足している職種に限定した就労ビザです。
・2年間の短期就労ビザ(Short-term Skilled Occupation)
・4年間の中長期就労ビザ(Medium and Long-term Strategic Skills)
という2種類の就労ビザ制度に分けられています。2年の短期就労ビザの場合、ビザの更新がたった1度だけ許可され、最大で4年滞在することができますが、その後の永住権への申請はできません。
4年の中長期就労ビザは、永住権を申請できるビザですが、就労期間が3年間に定められています。以前のビザと比べて1年期間が増えたということですね。
「1年就労期間が増えたくらいなら、大丈夫じゃん」と思う人もおられるかと思いますが、1番困ることが今まで4年の就労ビザを申請できていた職業のほどんどが、永住権につながらない2年の短期就労ビザのカテゴリーに入ってしまったということです。
2年の短期就労ビザでは、これまでの就労ビザで認められてきた約650以上の職種のうち約200種の職業リストが外されて、4年の中長期就労ビザでは更に厳しくなりました。
中長期就労ビザのリストに載っている職種であれば、今まで通り4年間の就労ビザを得て永住権を申請することができますが、短期就労のリストにしかにない職種だと永住権を申請することができません。
その他にも、
・ビザ申請時に2年以上の同職種の経験が必要
・IELTSの必要なスコアが5.0から6.0に変更
・年齢は申請時に45歳以下
・最低3年以上の職務経験を有すること
と、就労ビザでの移住がより一相難しくなってしまいました。TSSビザで永住権を申請するには、4年間の中長期就労ビザのリストに載っている職種を見つけてスポンサーになってもらう。同じ雇用先で3年間働けば、永住権を申請できるということですね。
(3)配偶者ビザ(パートナービザ)
特別なスキルや仕事がなくても移住を可能にするのがパートナービザ。オーストラリアでワーホリや留学中に恋愛関係になってしまったり、「日本で出会ったオーストラリア人と恋に落ちました」こんな話聞いたことありませんか?これから結婚や同棲をして「長期的に一緒にオーストラリアに住みたい」という場合に申請できるビザです。
申請条件は、
・オーストラリア国籍保持者
・オーストラリア永住者
・資格のあるニュージーランド国籍保持者
これら3つのどれかに当てはまる、スポンサーになる資格のある人と結婚していること。または婚約していることが条件ですね。事実婚と認められるには、12か月以上同棲していることが必要条件。
移住に語学力はどれくらい必要か?
移住に必要とされる英語力も大変厳しくなってきています。
ただ住むだけであれば、流著な英語を話せなくても問題はありませんが、永住権を申請するためには、IELTSという英語診断テストを受けて、最低限の条件をクリアする必要があります。
技術独立移住ビザ、新しい就労ビザ(TSS)でも、IELTSの各セクション全て6.0以上のスコアはないと申請することができません。この値は、TOEICでは700点から800点程度、英検では準1級程度です。
英語力がない状態だと、海外での仕事は難しいですし、永住後の充実した生活を送ることも難しいですよね?それゆえ、この最低限必要な英語レベルが定められているのでしょう。
IELTS対策については以下の記事もご参考ください↓
移住するにあたり、どれくらい初期費用がかかるのか?
まずは永住権を獲得するために必要なビザの申請費用です。
・技術独立ビザ :3,670AUD(約33万円)
・Temporary Skilled Shortage Visa(TSS)
└ 2年間の短期就労ビザ:1,150AUD(約10万円)
└ 4年間の中長期就労ビザ:2,400AUD(約21万円)
・パートナービザ:7,000AUD(約63万円)
ビザの種類によって少し異なりますが、パートナービザ以外ですと約30万円の初期費用ですね。
それに加えてIELTSの受験料も数万円、生活費などもかかってきますので、仕事を持つことは必須でしょう。永住権を獲得するのは安くはありません。
オーストラリアで仕事は得やすいのか?
英語力があり、永住権も獲得したのであれば、ネイティブと同じような仕事に就くことは難しくないでしょう。英語力が足りなくても、専門的なスキル(IT関連、シェフ、美容師、整備士)など手に職系の人であれば仕事は得やすいですね。
オーストラリアは親日国なので、日本人というだけでも有利な職場が多いです。多くの日本人が就職するのは、
・日本食レストラン
・ツアーガイド / コンサルタント
・航空会社
・ホテル
・免税店
などの観光業界に多い傾向があります。その他にも、日本語教師、日本人経営の語学学校や留学センターのスタッフ、日系企業の支店での現地採用などで働かれている日本人が多いです。
日本語が話せるというだけで、強い武器になりますね。
オーストラリアで移住するなら住みやすい都市は?
日本の20倍の大きさを持つオーストラリアは、街によって雰囲気も気候も異なります。どの都市が自分の好みに合い、居心地よく生活できるか?
日本人に人気な住みやすい都市をいくつか挙げていきましょう。
(1)メルボルン
メルボルンはオーストラリア第2の都市。「世界で最も住みやすい都市ランキング2016」で、メルボルンが6年連続で1位に選ばれています。
ファッショナブルなアートの街で、ビジネス、エンターテイメント、ショッピング、グルメなどが充実しており生活に困ることはありません。オーストラリアのカフェ文化発祥の都市でもあり、街中にはお洒落なカフェがたくさんあります。
街では路面電車が走っているので、交通の便もいいですね。他都市と比べてシティービーチがキレイではないのがデメリット。また1日の中に四季があるかのように、気温の変化が激しい都市でもあります。
(2)ケアンズ
ケアンズは日本から一番近い北の玄関口で、日本からだと直行便で約7時間ほど。
ケアンズ自体は小さな街で田舎です。世界最古の熱帯雨林と世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフの2つの世界遺産をもつ自然に恵まれた環境。
日本から近いのもあって、日本人が他の都市と比べてもかなり多いです。1年中温暖なトロピカルな気候なので、過ごしやすいのも理由でしょう。
街から少し離れると美しい海があるのに、ケアンズのビーチはキレイではないのがデメリット。
(3)パース
パースは西オーストラリア州の最大都市で、オーストラリア全体では第4の都市。
世界で最も住みやすい都市に選ばれていたりと、私のお気に入りの街です。西オーストラリア州の最大都市ではあるのですが、大き過ぎず、小さ過ぎない良いサイズ。海、川、湖、緑に囲まれたコンパクトな環境が特徴です。
パースと日本の時差はたったの1時間だけなので、連絡を取りやすいのが良い点。インド洋に面して広がる海に沈みゆく夕日は格別です。日本からの直行便が出てないのが唯一のデメリット。
移住の際の注意点
オーストラリアへの移住を目指していたのに、途中で諦め帰国する人はたくさんいます。海外移住と聞くと誰もが憧れるかと思いますが、その憧れだけで行動してしまっても成功は絶対しません。
「移住して何がしたいのか?」
「どうやって生計を立てるか?」
「移住資格をいかに取得するのか」
事前にスケジュール・計画をしっかり考えて、移住戦略を立てていきましょう。また移住に関する条件は随時変更される可能性があります。オーストラリア政府から発信される最新情報は常にチェックしておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、オーストラリア移住について必要な情報をまとめました。永住権を申請する方法をおさらいすると、以下の3種類です。
・オーストラリアが必要としている技術を身に付ける
・スポンサーになってくれる雇用先を見つける
・オーストラリアの国籍者と結婚する
IELTSのスコアも申請条件として必須になりますので、英語の勉強は早く始めておきましょう。オーストラリアに移住したい方は、早めの準備が必要ですね。
年々厳しくなっていますが、本当に移住したい想いがあれば不可能ではありません。自分に合う移住方法、移住先を見つけて、素敵なオーストラリア移住生活を過ごしましょう。
移住前に英語力を鍛えるなら、現地で語学留学することもまずは検討してみてください↓
あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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