
ワーキングホリデー(ワーホリ)は、現地で働きながら観光や語学学習などができる自由度の高い制度です。1年間以上の長期滞在が想定され、ほとんどの場合で学校や仕事を一度休む必要があることから「やめた方がいい」「意味がない」などの否定的な意見もあります。そんな声を聞き、不安がある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワーホリはやめた方がいいと言われる理由や実際の体験談、成功させるために必要なことを包み隠さずお伝えします。
興味があるけれど不安な方、悩んでいる方はぜひこの記事を読んでみてください。
[目次]

ワーキングホリデーに対して「やめとけ」「意味ない」「後悔する」などネガティブな意見が多い理由には、いくつかのポイントがあります。
ワーキングホリデーで海外生活を始めたものの、就職が難しくなかなか働き口が見つからないという状況も考えられます。特に、円安が進んでいるここ数年では、日本よりも稼げるからとワーホリを利用する方が増えており、英語力が低くてもできる仕事に殺到する傾向があります。
特にオーストラリアやカナダは日本人のワーホリ利用者が多く、都市部では日本人同士での求人の取り合いが起きやすい状況です。
英語力が低い状態で渡航すると、いわゆる労働搾取にあってしまいやすいのも事実です。実際にワーキングホリデーで人気のあるメルボルンの日本国総領事館では、英語でうまく契約交渉ができずに最低賃金より少ない賃金で働かされたり、危険労働や性的サービスなど意にそぐわない仕事を断り切れなかったりしたというトラブルの例が掲載されています。(※1)
このようなトラブルは「ワーホリの闇」としてSNSでも話題になっています。華やかなイメージだけでなく現実を知っておくことが、せっかくの渡航を後悔しないための第一歩です。

社会人が会社を辞めてワーキングホリデーする場合、履歴書上には空白期間ができてしまいます。ワーホリの経験は資格取得や学歴にあたらないため、原則履歴書に書けないためです。
しかし、ワーホリ=必ず転職や今後のキャリアに悪影響があるという訳ではありません。
を明確にし、説明できるように準備をしておくことです。
ワーホリで英語力やスキルを伸ばすことができれば、社会でも評価されるでしょう。
ワーキングホリデーは、現地での就労や観光、語学学習など過ごし方の自由度が高い方法です。過ごし方を自由に決められるため、中には「海外で生活してみたい」という漠然とした動機でワーホリに興味を持つ人もいるでしょう。
目的・目標がない状態だと、現地でもなんとなく過ごしてしまいがちです。なんとなく過ごしてきた結果「ワーホリでは何も得られなかった」と後悔する結果となってしまうかもしれません。
ワーホリは自由の利く制度である点が魅力ですが、その分自己管理が重要です。帰国後の進路やキャリアにつなげようとする強い意志や計画性を持つことが大切です。
約1年間の長期滞在が前提のワーキングホリデーでは、途中で日本の生活が恋しくなってホームシックや孤独感に悩まされることも珍しくありません。そのような苦労をしてまでワーホリをすべきなのか?と後悔する原因にもなってしまいます。
ワーホリでは、現地でのささいな出来事に落ち込んだり悩んだりするのは普通のこと。ホームシックや孤独感に悩まされている自分を責めずに、すぐに乗り越えられると自分を信じてあげることが大切です。
日本人が多く暮らしている国や街でワーキングホリデーを行うと、仕事や日常生活が日本語のみで完結してしまい、英語力が伸びにくくなる状況も考えられます。せっかく海外でワーホリをしているのに、日本と同じようなコミュニティばかりで活動しているのなら「やめた方がいい」と言われがちなのです。
現地で日本人コミュニティに属するのは悪いことではなく、トラブル等の際に心強い存在にもなりますが、依存しすぎるのは良くありません。ワーホリをとおして英語力を磨くなら、現地の日本人とのつながりを持ちつつも、仕事や日常生活で英語を実践しながら身に付けていく意識が必要不可欠です。
次に、ワーキングホリデーで後悔しやすい例や対策をお伝えします。

「ワーキングホリデーに行っても英語が話せるようにならなかった」「ワーホリに行ったけれど、時間が経ったら英語を忘れてしまった」というのはよくある声です。ワーホリをすれば勝手に語学力がアップするというわけではありません。
義務や必須ではないものの、渡航後はまず語学学校に通うことをおすすめします。語学学校で身に付けた基礎は、その後の仕事や日常生活をとおして語学力を磨く土台になるからです。
加えて、日本人が少ない環境を意識的に選び、現地の人々と積極的に交流を深めることが大切です。
また、学んだことを実践できるよう、できるだけコミュニケーションが必要となる仕事を優先しましょう。自分を追い込む形になりますが、生き抜くために勉強せざるを得ない状況を作れば、おのずと身についていきます。そして、帰国後も勉強し続けるためにモチベーションを高く保ちましょう。

ワーホリビザを取得して海外へ渡っても、すぐに仕事が見つかるとは限りません。用意していた貯金が尽きてしまい、途中で帰国してしまう人もいます。すぐには仕事が見つからないことを前提に、時間や資金に余裕を持った計画を立てておきましょう。
すぐに仕事が見つからないことを念頭に入れておき、最初は臨時や短期のアルバイトでも良いのでとにかく働き口を確保することも大事です。期待に胸を膨らませ、企業でのインターンを狙っていたとしても、まずは少しでも収入を得て生活していくことをおすすめします。
せっかく大切なお金と時間を使って渡航するなら、事前にきちんと目標を立ててから達成に向けて現地で過ごしましょう。
例えば、語学力アップを狙うなら「帰国後TOEICで〇〇点を取る」「映画を字幕なしで理解できるようになる」などです。
必ずしもTOEICなどのテストを受ける必要はありませんが、成長を確認するための一つの目安にはなります。テストで数値化できないような目標でもいいので、自分の必要なことから逆算して目標を立ててみてください。
せっかくの機会なので観光も十分に楽しむべきですが、観光ばかりになってしまうとスキルアップは遠ざかってしまうかもしれません。現地ですぐに仕事が見つからず、暇な時間ができてしまったら、目標達成のために時間を使いましょう。
「やめた方がいい」「後悔する」とネガティブな意見もあるワーキングホリデーですが、挑戦したほうがいい理由があるのも事実です。

ワーキングホリデーでは約1年間、国によっては2~3年間という長期間、現地で働きながら滞在できます。学生ビザや観光ビザにはないメリットです。現地での生活費を稼ぎながら生活できれば、アクティビティや観光等現地でできることの幅も広がります。
日本ですでにネイリストやバリスタ、スタイリストなどとして活躍していれば、ワーキングホリデー中の仕事探しがスムーズになるかもしれません。海外でこのような専門技術を活かして働いた経験は、スキルアップに役立つだけでなくワーホリ後のキャリアにもプラスになるでしょう。
さらに語学力と専門技術を磨くためにおけいこコース付きの語学学校に通うのも、スキルアップに効果的です。

18歳から30歳の間にビザを申請できれば、2026年5月時点で世界32カ国でワーキングホリデーができます。(※2)この中に憧れの国や、生活してみたい国がある人も多いはずです。
海外でまとまった期間の滞在ができれば、多様な価値観や文化に触れてたくさんの学びを得られるでしょう。
なお、日本とワーキングホリデー制度の協定を結んでいる国について、詳しく知りたい方は次の記事をお読みください。
ワーキングホリデー協定国は30カ国!英語圏のおすすめ5選を解説
観光や就労、語学学習など現地での過ごし方の自由度が高いのもワーキングホリデーならでは。週に働ける時間や語学学校に通える期間は国によって決まりがあるものの、いずれも義務ではなく、目標にあわせて自由に過ごし方を決められます。

約1年間、現地で生活するには現地語をどんどん実践していくことが必要不可欠です。仕事や日常生活をとおして、日本で勉強しているだけではなかなか身につかないような、慣用句やスラングも自然に触れながら身に付けられるはずです。

ワーキングホリデーを後悔しないよう、やめておいた方がいい人の例を紹介します。
海外への憧れや自分探しといった漠然とした目的だけでは、途中で挫折したり、帰国後に「得られるものがなかった」と後悔したりする理由となってしまいます。
こちらも帰国後に「得られるものがなかった」と後悔する理由につながりやすい姿勢です。語学力アップが目的でなかったり、語学学校に通わなかったりする場合でも、独学で勉強を続けましょう。達成感や学びを得られるはずです。
ワーホリは約1年間の長期滞在を想定した方法になるため、基本的に学生は学校を休学、社会人は仕事を退職または休職する必要が出てきます。約1年間日本を離れることで、学業や仕事、今後のキャリアに良い意味でも悪い意味でも影響が出る可能性が高いです。
語学学習や観光、仕事と過ごし方の自由度が高い分、計画性や自己管理力がないとダラダラと過ごしてしまいがち。生活をとおして得られるものがなく、結果的に「やめた方がよかった」と感じてしまうケースがあります。
渡航後すぐに仕事が見つかるとは限らず、滞在途中で資金が尽きてしまう可能性もあるため。十分な貯金を用意できずにワーホリを始めるのはおすすめしません。
ワーホリという方法が合わない人でも、短期間の留学なら挑戦しやすいかもしれません。短期留学について詳しく知りたい方は次のページを見てみてください!

ワーキングホリデーに向いている人や挑戦すべき人の特徴を知って、前向きに準備を進めましょう!
海外で働きながら生活したいという気持ちが少しでもあれば、後悔しないようワーキングホリデーに挑戦するのがおすすめです。海外での長期滞在と就労を叶える方法は限られているものの、ワーホリはその中でも挑戦のハードルが低く、準備や申請をしっかりとしておけば挑戦しやすいといえます。
今は憧れているレベルであっても、ワーホリが終わるころにはたくさんの学びを得て「充実した時間だった」と言えるようになるはずです。
日本とは大きく異なる生活環境や、仕事がなかなか見つからないといった困難に対しても楽しみながら乗り越えられる人にぴったりです。困難もチャンスだととらえて、前向きに向き合っていくのは成功への近道といえるでしょう。
過ごし方の自由度が高いワーキングホリデーだからこそ、主体的になって自分から挑戦しようと行動できる人にとってはワクワクするような体験となるはずです。例えば、自分からボランティアやアクティビティに参加することで、語学学校や職場にはないような現地の人との交流が生まれます。
逆に、主体的に自分から行動できないと何も起こらないまま、「やめた方がよかった」とワーホリも終わってしまいます。

過ごし方の自由度が高い状況では、行動力だけでなく計画力もカギを握ります。目標から逆算しながら計画的に過ごせる人なら、ダラダラとせず日々充実した時間を過ごそうと行動できるはずです。
約1年間を海外で過ごし、日常生活や仕事をとおして日本の学校では学べないような活きた語学力を身に付けたい人にうってつけです。ワーキングホリデー後のキャリアのプラスにもなるでしょう。
ワーキングホリデーに対して不安があれば、実際に成功した人の体験談を読むのがおすすめです。ここからは2人のワーホリ経験者の体験談を紹介します。

大学時代、社会人と2度のワーキングホリデーを経験した樋口さん。もともと外国の先進的な教育に興味があったことから、社会人になってドイツでのワーキングホリデー挑戦を決意しました。
ドイツ語だけでなく英語やスペイン語・イタリア語などさまざまな外国語が飛び交う環境。現地の人の学び方やペースもさまざまであることに気づき、自分の目指す教育像を考えるきっかけになったそうです。
そろばん講師の求人を見つけ、日本の文化を広めながら子どもの成長を見守る日々。その後も現地の語学学校に通ったり、新たな仕事の選択肢を見つけたりして、充実した生活を送っています。
樋口さんのワーキングホリデー生活や終了後の進路が知りたい方は、ぜひ記事をご覧ください。
ドイツでそろばん講師?教育に興味を持った私が海外から日本の子どもに関わるまで

ワーキングホリデーと観光ビザでニュージーランドに1年9ヶ月滞在していた舞子さん。ワーキングホリデー先にニュージーランドのウェリントンを選んだのは、新婚旅行で訪れてから大好きになったのと、ニュージーランドを舞台にした映画の大ファンだったからだとか。アメリカ人の夫にも励まされ、覚悟を決め30歳で挑戦しました。
日々のアルバイトや節約生活、語学学校での勉強やボランティアなど、日々忙しく過ごす中でも小さな成功体験を積み重ねて少しずつ自信をつけていきました。ワーキングホリデー終了後は、夫の故郷であるアメリカで新しいスタートを切ることにしたそうです。
舞子さんのワーキングホリデーでの不安や、困難の乗り越え方など、詳しくは次の記事をお読みください。
英語力0からニュージーランドへワーホリ!自分の弱さに向き合った初めての海外生活
「ワーホリーに行って良かった!」と思えるように、しっかりと事前準備をしておきましょう。

ワーホリをするだけで満足してしまうのはもったいないです。ワーホリ自体を目的にするのではなく、そこで得た経験をどのように活かすかを考えておくと、有意義な時間が過ごせるでしょう。
ワーホリ後の進路はさまざまです。例えば、ワーホリ後に別の国でもワーホリをしたり、国内外の大学や大学院に進学したり、行った国での永住権取得を目指したりするパターンもあります。日本にいるだけでは描けなかったような進路があるかもしれないと考えると、モチベーションも高まります。期待に心躍らせながら、キャリアを考えてみましょう。
ワーキングホリデーが終わった後の流れや、必要な対応については以下の記事でも紹介しています。記事の内容をもとに、帰国後の自分の姿をイメージしてみてください。
ワーキングホリデー帰国後の完全ガイド!就職や転職・役所手続きを徹底解説

スクールウィズの調査では、留学先で「基礎が不十分なまま渡航し、思ったより英語力が伸びず後悔した」と感じている方が89.2%と9割近くに及んでいることが分かりました(※3)。
ワーキングホリデーをするだけで自然に語学力が身に付くと考えて事前学習を怠る方も多いのが現状です。
しかし、語学力アップのために日本でできることをやっておかないと、現地の語学学校のクラス分けで初級者ばかりのクラスになってしまうこともあります。せっかく海外にいるのに基礎からのスタートでは、時間がもったいないと後悔につながるかもしれません。
現地で語学力アップを狙うなら、日本にいる間から事前のインプットに取り組みましょう。参考としてTOEIC730点以上の英語力があれば、現地で応用的なスキルがどんどん磨かれるだけでなく、語学学校に通わなくても業務上大きな支障がないレベルで仕事がスタートできるレベルです。(※4)
渡航前の学習はとても大切ですが、自分一人だとモチベーション維持が難しく、学習の習慣化もしづらいのではないでしょうか。
スクールウィズの「プレ留学」なら、「スクールウィズで留学する仲間と一緒に勉強することができるので、頑張れる」という声も多いです。スピーキング練習は、オンラインで厳選されたフィリピン講師と行い、文法は日本人のプロ講師が教えます。専任チューターの手厚いサポート体制があるので渡航前の語学力アップにおすすめです。

ワーキングホリデーを始めても、最初から仕事は見つからないと考えておくのが無難です。焦らずに語学学習や仕事探しができるよう、3~6カ月分の生活費を用意しておくのがおすすめです。
ちなみに、英語圏でワーキングホリデーをする場合、3カ月でかかる費用の目安は以下の通りです。あくまでも目安のため、なるべくこの金額より多くの資金を用意できると良いでしょう。
例えばオーストラリアなら月25万円前後、カナダなら月18〜19万円前後が生活費の目安です。
| 国 | 費用 |
|---|---|
| カナダ | 149.7万円 |
| オーストラリア | 152~156万円 |
| ニュージーランド | 167.3万円 |
| アイルランド | 192.5万円 |
| イギリス | 217.5万円 |
日本にいるときから資金を貯める方法としては、
などがあります。ワーキングホリデーにそなえて、工夫して資金を貯めましょう。
ちなみに、日本と協定を結ぶ国別の最低賃金を比較したいなら、次の記事もお読みください。
ワーキングホリデー先の国別最低賃金レポート2026 ー 最高額はルクセンブルクの約49万円/月【スクールウィズ調査】

ワーキングホリデーを後悔したくない人の、よくある質問とその答えを紹介します。
18歳から30歳の間にビザが申請できれば、学生も社会人もワーキングホリデーに挑戦できます。一度仕事を休職・退職しても挑戦したいと思うのなら、社会人もワーホリをすべきです。
ただ、仕事や育児・介護を中断できない状況なら他の方法を検討した方がよいでしょう。短期留学でも語学力アップなどの目的を叶えられる可能性があります。
ワーキングホリデーの経験や語学力を帰国後の進路や転職活動に活かす!という前向きな気持ちよりも、帰国後の自分の姿が不透明な状況に不安を感じるなら、一度じっくり考えた方がよいかもしれません。
一度考えたうえでワーホリを諦めきれなければ、その直感を信じて挑戦してみましょう。帰国後に対する不安は、現地で語学学習や仕事に熱中できればきっと払しょくできるはずです。
後悔しないワーキングホリデーには、滞在先選びも必要不可欠です。例えば英語力アップが目的の場合、公用語が英語以外の国を選ぶと目標が達成できないかもしれません。
自分に合った国を選べるよう、事前に興味のある協定国の情報収集をしておきましょう。その国の公用語や位置、文化や歴史だけでなく、仕事探しに大切な最低賃金や経済状況なども調べてから検討するのがおすすめです。

ワーホリを充実させるためには、渡航前の計画作りが重要です。滞在する国や語学学校、仕事探しやビザ申請など……考えることは山ほどあります。
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ワーキングホリデーを成功させるために大切なのは、目標・目的の設定と事前準備です。特に、資金の準備には余裕を持ち、事前の英語学習もしっかりと行いましょう。
さらにワーホリしたことだけでなく、学びを次にどう生かすかまでプランを練っておけると、ワーホリ滞在中も有意義な時間を過ごすことができそうです。
ワーホリの事前準備はとても大変です。準備に加えて事前の英語学習も大切ですが、サポートがあれば心強いはずです。ワーホリを成功させたいなら、お気軽にスクールウィズにご連絡ください。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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