【脱初級者】日本で生活しながら英語を独学する流れ!勉強法やおすすめの教材、アプリも紹介します

日本で生活しながら英語を独学でマスター

こんにちは!アメリカ・スペイン・チリに留学し、TOEIC865点のスコアを取っている、ライターのほんぬです。大学受験予備校のスタッフとしても活動しており、高校生に英語を教えています。

英語を使えると世界が広がります。英語を独学で勉強して、話せるようになりたいと思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、独学で学習を進めるのは簡単なことではありません。

今回は、英語初心者が独学で中級レベルまで英語力を上げ、日常会話を英語で話せるレベルになるにはどうしたらいいのかを解説していきます。TOEICスコアでいうと、200~300点の人がTOEIC600点前後までレベルアップすることを想定しています。英語をマスターして、次のステージに行きましょう!

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英語を独学で勉強する前に考えておきたいポイント3つ

英語を独学で勉強する前のポイント

独学だと勉強の進め方を自分で決めなければいけませんし、学習へのモチベーションが下がらないように自分で維持することも必要です。学習を始める前に次の3つについて考えておくと、後々スムーズに進みますよ。

現在の自分の英語力を知る

英語独学

まずは、自分の現在地を知りましょう。旅行でもそうですが、現在地が分からないと飛行機もバスも予約できず、出発できませんよね。力試しとして、英語系の検定試験の過去問を、時間を計って解いてみましょう

おすすめはTOEIC。英検でもいいのですが、英検は受験する級によって問題が異なっているので、何点取れるかという力試しにはあまり適していません。TOEICなら初心者も上級者も同じ試験問題を受験するので、得点によって現在地が一目で確認できます。

目標を明確にする

英語独学

現在地が分かったら、次は目標を定めましょう。あなたの英語学習のゴールによって、重点的に学習すべき項目は変わってきます。

目標はできるだけ詳細に決めておきましょう。具体的には、英語で日常会話ができるようになりたいのか、英語の試験でいい成績を取りたいのか、海外の企業との取引きなどビジネスで英語が必要なのかなど。

資格なら何級・何点まで上達したいのか、日常会話なら日本に来た外国人に観光案内をするレベルでいいのか。海外で生活する予定なら、病院や不動産会社での少し専門的な会話表現も必要になってきます。

どんな英語がどのレベルまで必要なのか、具体的にしていきましょう。

教材を選ぶ

英語独学

現在地とゴールが明確になったら、学習の方向性が見えてきます。方向性が見えたら、英語の教材を選んでいきましょう。

英語の教材は数え切れないほどあり、リーディングもリスニングも問題集が豊富です。ゴールが定まっていないと、どの教材を選んでいいのかすら分かりません。仕事で取引先と英語を使うなら、ビジネス会話が中心の教材を使ったほうがいいですよね。英会話を上達させたいなら、日常のシーンで話される英語表現が多く掲載されている教材を選びましょう。

方向性を明確にすると、英語学習のスタートラインに立つことができますよ。

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独学でやりがちなNG勉強法

拒否する女性

独学で英語をマスターする際は、勉強法を自分で見つけなければいけません。中には、英語を学習してもなかなか上達しにくいNG勉強法もあります。独学での学習で遠回りしないためにも、NG勉強法5つについて見ていきましょう。

高すぎる目標を設定する

学習を始める前にあまりに高い目標を掲げてしまうと、どんなに勉強しても達成できなくて学習へのモチベーションが下がり、挫折してしまうことがあります。

継続して学習できる環境を整えるためには、最終的な目標だけでなく短期や中期での目標も設定することがポイントです。「小さな目標を達成した」という経験を積み重ねていくと、着実に進歩できるでしょう。短期的・中期的な目標は、学習を進める中で変更したり新しく作ったりしても構いません。計画通りに目標を達成できなくても柔軟にリプランし、学習を継続させることを目指しましょう。

多くの勉強法に手を出してしまう

一人で勉強していると、今の勉強法が効果的なのか、自分に合っているのか分からず、どんどん不安になってくることがあるでしょう。そこで他の勉強法に手を出してしまう人も多いのですが、実はこれは学習効率を下げるNG勉強法。いろいろな勉強法を試したけれど結局すべて中途半端な状態で終わってしまうことはよくあります。

学習の効果を感じるにはある程度継続する必要があります。1つの勉強法を始めたら、最低でも3カ月などしばらく続けてみるのがポイントです。もしも自分が行なっている勉強法に疑問や不安を感じたら、信頼できる指導者や英語力が高い友達などに相談してみるのもいいでしょう。先人にアドバイスを求めると、英語学習で遠回りをしてしまうリスクを下げられますよ。

インプットばかりする

日本の学校教育ではまだまだインプット中心の学習スタイルが主流なので、独学で勉強するときもついついインプットばかりになってしまうことも多いです。しかし、英語でコミュニケーションを取ることが目標なら、初心者のときからアウトプットに慣れていく必要があります。

「知っていること」と「できること」は別物ですので、せっかくインプットしたものも実際に使っていかないと身に付きません。英会話はハードルが高く感じるなら、英語で日記を付けてみたり、何気ない独り言を英語で話してみたりするなど、1日に1回以上はアウトプットの機会を作るようにしましょう。

和訳にこだわる

学生時代の英語学習では、英文を和訳して理解していた方も多いかもしれません。そのため独学で勉強するときにも英文和訳・和文英訳にこだわってしまう人は少なくないかと思います。しかし、実際に英語を使うシーンで頭の中で和訳をしていては時間がかかりすぎてしまうため、瞬時に英語で返事ができない可能性があります。

英会話に必要な瞬発力を鍛えるためにも、独学で英語を学習する際には和訳にこだわるのはやめて、相手が何を言っているのか全体像を掴めるようになるための勉強を実践しましょう。きれいに翻訳するスキルではなく、英語で相手とコミュニケーションするスキルを伸ばすことを意識するのがポイントです。

完璧を求めすぎる

「完璧な英語」を追い求めるのも日本人の英語学習者がやってしまいがちな習慣です。もちろん単語や文法を正しく覚えて使えることは大切ですが、英語でコミュニケーションを取る際に細かい文法のルールにこだわりすぎる必要はありません。

「正しい英語」はテストでは重要かもしれませんが、日常会話では必ずしもそうではないのです。それよりも、相手の考えを把握して自分の意見を伝えるための瞬発力や、単語や文法がよく分からなくても最後まで伝えようとする粘り強さなどが必要となる場面もあります。正確さだけに固執せず、コミュニケーションツールとして英語を使うために必要な要素を見極めて学習を進めましょう。

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【単語・文法】英語を独学で上達させる勉強法3つ

英語を独学で上達させる勉強法

英語学習を始める第一歩となるのが、英単語と英文法です。しかし、やる気が高い時に単語帳をいくつか買ったけれど、全部覚えきれない間にモチベーションが下がって、二度と使わなくなったということもよくあります。そうならないために、計画的に進めていきましょう。

英単語は発音を徹底的に覚えよう

英語独学

英語を学習するうえで大事なのは、実は発音です。

書かれた英語を読むためだけに英語を学習するなら、発音が分からなくても問題ないかもしれません。しかし、この記事を読んで英語を独学で上達させたいと考えている人なら、英語を使って海外の人とコミュニケーションを取ったり、仕事に活かしたりと、リスニングやスピーキング力も向上させたいという人が多いのではないでしょうか?

最初に英語の発音をきちんと覚えておくことは、リスニングとスピーキングをするうえで必須です。どんなに英単語を覚えても、文法知識を増やしても、正しく発音できなければ相手に伝わらないので、全部最初から覚えなおすことになってしまいます。

まずは発音記号や音源を使って、英語の発音を口に出しながら練習して身に付けるところから始めましょう。英語の発音は、日本語にはない口の動かし方をするものもあって難しそうですが、数は多くないので不安にならなくても大丈夫ですよ。

英単語の暗記をコツコツと

英語独学

発音と一緒に、英単語をインプットしていきましょう。英単語の暗記は、英語学習のモチベーション維持という面でも役に立ちます。

英文の意味がまったく分からない状態が続くと、だんだん英語を見るのも嫌になってきて、学習へのモチベーションが下がってしまいます。しかし単語の意味が分かれば、もし文法がよく分からなくてもなんとなく英文の意味を掴むことができますよね。なんとなくでも文の全体像が掴めると、「ここはどういう意味になるのだろう?もう少し読んでみよう」と学習を続けやすくなります。

単語は1回覚えたら終わりというわけにはいきません。10単語覚えても次の日には3つしか覚えていないというのはよくあります。効果的な暗記方法は、新しい単語と以前に覚えた単語のチェックを同時に進めて、1つの単語を5回10回と反復すること。これを毎日コツコツ進めていきましょう。

自分に合う文法書や動画を見つけよう

文法書や参考書と聞くと、文字ばかりのぶ厚い本をイメージしてしまいませんか?想像しただけで、ちょっと憂鬱な気分になるかもしれません。

しかし、その人に合う勉強法や教材が必ずあります。例えば、イラストが多い参考書の方が、会話場面をイメージしやすいという人もいるでしょう。一方で、本はどうしても性に合わない人もいます。その場合、スマホアプリやYouTubeなどの動画を活用しましょう。

今は無料の動画でも、基礎から専門的な内容まで丁寧に授業をしてくれるものがあります。少しレベルが上がって英語をある程度聞き取ることができるようになったら、海外のドラマや映画を字幕なしで聞いて、楽しみながらさらにリスニング力を上げる、という学習も可能です。

本を目で見ただけでは勉強できなくても、いい勉強方法は他にもたくさんあります。紙の教材にこだわらず、自分が毎日学習しやすい教材をいろいろと試してみてください。

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【リスニング】英語を独学で上達させる勉強法3つ

リスニングを独学で上達させる勉強法

英語学習で、リスニングは不可欠なスキルです。日本語でも、何を言っているか聞き取れなければ会話ができませんよね。リスニング力を上げるための勉強法を見ていきましょう。

発音に慣れる

英語を聞くには、英語の発音に慣れる必要があります。単純に単語ごとの発音を知っているだけでなく、文章で単語が繋がったときの発音を把握しておくことも大切です。

例えば、冠詞のaやanが直前の単語の最後の子音と繋げて発音されていたり、There is~がThere’sに省略されたりなど、英単語の発音だけを覚えていては聞き取れないことも多いです。そのような注意すべき発音を知り、自分でも発音の練習をして慣れておきましょう。

シャドーイングを繰り返す

英語独学

リスニング力を上げるのに最も効果的なのがシャドーイングです。シャドーイングとは、スクリプトを見ずに聞こえてきた英語の音声を影のように追いかけながら発音すること。

自分で発音するためには、英語をきちんと聞き取らなければいけません。シャドーイングを何度も繰り返せば、英語を正しく聞き取る瞬発力を身に付けられます。

慣れないうちは、音源を通常よりゆっくりのスピードで再生してシャドーイングをしましょう。ゆっくりと全部シャドーイングできる状態になったら、通常スピードに近付けてさらに繰り返し練習していきます。

知らない単語や熟語をインプットする

リスニングの練習をしていると、まだ知らない単語や熟語、言い回しなどが出てきます。それらを分からないままにせず、すぐに覚えるようにすることが大切です。

リスニングの音源に出てくる単語や熟語の多くは、日常会話の中でも頻繁に使われる単語です。意味やスペルを知らないまま進めるのではなく、その時点で覚えてしまいましょう。音源はシャドーイングで繰り返し発音するので、何度も発音するうちに単語の意味も覚えてしまえて効率的です。

【リーディング】英語を独学で上達させる勉強法3つ

リーディングを独学で上達させる勉強法

英語のリーディング力は、日常生活でももちろん必要ですが、英検やTOEICといった検定試験でも高いレベルが求められます。

自分の目標に合った参考書や問題集を選ぶ

まずは、自分の目標や勉強法にあった参考書と問題集を選びましょう。あなたが英語学習で目指すゴールによって、適した参考書は変わってきます。

もしもあなたの目標がTOEICで高得点を取ることなら、TOEICの出題傾向を加味した問題集や対策本が適しています。

英語で海外の小説を読むことが目標なら、まず初級の文法書から始めます。初級が網羅できたら、小説独特の少し難しい文法でも理解できるように中上級の文法書に取り組む、という風に何冊か活用して英語文法をマスターしていくのがいいでしょう。

構文を取りながら精読する

英語独学

リーディング力を確実に上げていくには、1文ずつ構文を取りながら精読をしていくのがおすすめです。

わたしが勤めている予備校では「英語の長文が読めません」と生徒に相談されることもあるのですが、英文を読み飛ばしていることが原因であることがほとんどです。

主語・述語・目的語だけのような簡単な短い文章なら読んですぐに正しく意味を理解できます。ただ、ここに接続詞や関係代名詞などがついて文章が長くなると、文章構造がややこしくなって、パッと見て意味を掴むことが難しくなってきます。

多くの場合、「長文が読めません」と相談に来る生徒のほとんどが、長い文章で構造がややこしいのに、なんとなく意味が分かった気になって次の文章に進んでいるのです。前の文章が理解できていない状態で次の文章を読んでも、文章同士の繋がりもストーリーの流れも分かるはずがないですよね。

ちょっとややこしい文章が出てきたら、時間がかかってもいいので文章を品詞に分け、どの単語がどの単語を修飾しているのかなど、丁寧に構文を取りながら読み進めましょう。この作業に慣れるころには、少しくらい難しい英文でも、文章の構造を掴みやすくなりますよ。

問題を解いて練習する

英語独学

あなたの英語学習の目標が何であれ、英文を読んで問題を解く練習を繰り返すのは重要です。英文を読んだだけでは、読んだつもりになってしまっていて、実は内容をあまり理解できていなかったということはよくあります。

自分が本当に英語を読んで理解できたのかを把握するためにも、問題演習をして理解度をチェックするようにしましょう。文法事項がまとまった参考書だけを使って英語学習を進める人もいますが、おすすめは問題集も購入すること。勉強した内容が本当に身に付いているか確認しながら進めたほうが、モチベーションアップにも繋がります。

【発音・スピーキング】英語を独学で上達させる勉強法3つ

スピーキングを独学で上達させる勉強法

学校でスピーキングを重点的に学習した人は少ないと思いますが、英語で日常会話をしたいなら必要不可欠なスキルです。また、英検など資格試験によってはスピーキングテストがあり、試験対策としてもスピーキング力を上げることが必要になってきます。

シャドーイングを繰り返す

スピーキングでも、英語の基礎力は必要です。パッと頭に浮かぶくらい暗記が定着した単語のボキャブラリーを増やすのはもちろん、シャドーイングを繰り返して英語を聞くことと話すことに慣れていきましょう

英語初心者の人がスピーキングの練習を始めて最初に感じるのが、「思ったよりも話せない」ということではないでしょうか。リーディング力も付いてきて、難しい単語も覚えてきているのに、話そうと思うと何も頭に浮かんでこないことがありませんか?その原因は、ずばりスピーキングに慣れていないから。

シャドーイングで、英語をパッと頭に浮かべることに慣れていきましょう。

日常生活でも頭の中で英語を話してみる

スピーキングに慣れる練習のひとつとして、日常生活の中で頭で考えていることをすべて英語にして生活してみましょう。

これが案外できないものです。英語は日本語とは述語や目的語の語順が違いますし、冠詞など日本語にはない文法も多いです。英語の語順でパッと言えるようになるまで練習します。

外では頭の中で英語を使い、家の中では英語を口に出して練習しましょう。家族にも協力してもらえるなら、「あれどこに置いたっけ?」「今日の夕飯は何?」といった些細な会話も英語でスムーズに話せるかチャレンジしてみるといいですね。

オンライン英会話などで積極的にアウトプットをする

英語独学

1人でスピーキングの練習をするのはやる気があればできるのですが、会話を練習するには相手が必要です。外国人や英語が上手な友達に協力してもらえるならありがたいのですが、そうではない場合はオンライン英会話がおすすめです。

授業料が安いレッスンがたくさんあるので、今まで利用したことがない人も、自分にあっているか確認するためにも、一度レッスンに参加してみてください。スピーキングはとにかく慣れと、英語を口から出す瞬発力が大切です。たくさんしゃべって、分からない部分はすぐに解決することで実力は伸びていきますよ。

英語の独学におすすめの教材12選

英語の独学におすすめの教材

英語の勉強法がイメージできたところで、実際におすすめの教材を見ていきましょう。自分にあう教材は人それぞれですが、ここではTOEIC対策など専門的な教材は避け、総合的に英語力を伸ばせる教材をご紹介します。

単語や文法の独学におすすめの教材

単語帳や文法書はさまざまなバリエーションのものが発売されています。目で見ておぼえるもの、耳で聞いてインプットするものなど、どれが自分にあっているかいろいろと試すといいですよ。

英単語ターゲット1900

シンプルで使いやすい単語帳といえば「ターゲット」。1つの英単語につき1つの意味と例文が掲載されており、スムーズに暗記が進みます。例文をそのまま覚えることで、単語の使い方を理解して英会話にも使えるフレーズを頭にストックできます。

1億人の英文法

受験生や英語学習者に長年愛されている文法書です。

難しい英文法が書かれているというよりも、ネイティブスピーカーがその英語を使う時の空間や時間的なイメージをイラストで分かりやすく解説してくれています。

英語を「話すため」の英文法と謳っているとおり、この本を使い込んで勉強すれば、英語を話す時に瞬時に英語のイメージが浮かんでくるよう工夫された教材です。

English Grammar in Use

英語の微妙なニュアンスまで本気でマスターしたい人におすすめなのがこちら。英語で書かれた文法書なので、ある程度英文を読めるレベルなら挑戦してみたい1冊です。

英語学習者用に書かれた本なので、難解な単語は少なく、シンプルな英語で説明してくれています。例文が多く、ネイティブ目線で英語のニュアンスを説明してくれているので分かりやすいです。

    書籍情報

  • 書籍名: English Grammar in Use
  • 著者名: Raymond Murphy
  • 出版社: Cambridge University Press
  • Amazon URL:
    English Grammar in Use/Amazon

リスニングの独学におすすめの教材

リスニング力を強化するには、英語の正しい発音を理解して聞き取る訓練ができる教材を選びましょう。

ある程度英語が聞き取れるようになってきたら、海外ドラマや英語版のアニメなどを使うのも効果的です。実際のネイティブスピーカーの会話スピードでの聞き取りに挑戦できますよ。

英語耳

「自分で発音できない音は聞き分けられない!」を合言葉にしたリスニング対策本です。

例えば「bat」と「but」など、日本人にとって似た発音に聞こえる音の違いなどについて解説してくれ、その後発音の反復練習をすることで耳と舌を鍛えます。リスニングとスピーキングの両方を強化できる教材です。

3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング

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リスニング力の強化に効果的なシャドーイング。この本では、TOEICリスニング満点を達成した著者が、シャドーイングを中心とした独自トレーニングの7ステップを紹介してくれています。1日30分のトレーニングを3か月間継続する計画で作られているので、無理なく続けられます。

本の中では、3か月分の教材だけでなくシャドーイングにおすすめの映画やドラマなどの教材も多数紹介されています。リスニング力アップのためにどんな勉強をすればいいのか分からない方におすすめです。

好きなアニメやドラマ

リスニング用の教材は数多く出版されていますが、自分の好きなアニメや動画でもリスニング力を上げることができます。有名なアニメであれば、ネットで検索すれば英語のスクリプトをチェックできるので、シャドーイングも練習できますよ。

独学で英語を学習していると、たまに今日は勉強したくないという気分になる時もあるでしょう。そんな時は無理に机に向かっても、結局スマホをいじっている間に時間が過ぎてしまいます。気が向かない日でも楽しんで英語にふれることができるよう、本の教材ではなく英語のアニメやドラマを活用してリスニングの訓練をしてみましょう。

リーディングの独学におすすめの教材

リーディング力を上げるには、さまざまなジャンルの文章をたくさん読む多読がとても効果的です。初心者向けの文法書のほか、多読に適した教材を紹介していきます。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

英文法をとにかく簡単にしてくれる1冊です。英語の文法書というと、主語と述語以外にも副詞や関係詞などさまざまな解説があります。この本は要点だけが抽出して書かれているため、普通の文法書に途中から付いて行けなくなった人におすすめです。

Time for Kids Almanac

アメリカの雑誌社であるTIMEが発行している、児童向けの年鑑です。児童向けなので難解な単語も文法も少なく、ストレスなく多読をするのに適した教材です。内容は動物や自然環境、アート、歴史、スポーツ、健康など多岐にわたっており、飽きずに読み進められます。

    書籍情報

  • 書籍名: Time for Kids Almanac
  • 著者名: The Editors of TIME for Kids
  • 出版社: Time For Kids
  • Amazon URL:
    Time for Kids Almanac/Amazon

好きな小説や児童書

多読の教材は、もちろんあなたの好きな小説や児童書でも構いません。英語初心者なら児童書や絵本がおすすめです。単語レベルや文法もそんなに難解でなく読みやすいですし、ヒット作なら面白い作品も多いため、楽しんで最後まで読むことができます。

発音やスピーキングの独学におすすめの教材

スピーキングには、瞬時に英語を口に出す瞬発力が必要です。頭の中で文章を作ってから口に出すのではなく、日本語の会話のように英語を話せるようになるための教材を紹介します。

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

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口でサッと素早く英作文を行うトレーニングで、スピーキングに必要な英語の瞬発力をつける教材です。扱うのは主に中学レベルの単語や簡単な文法ですが、日本語での会話のように瞬時に英語を話そうとなると初心者にはなかなか難しいです。この教材で瞬発力を鍛えて、英会話のテンポをよくしていきましょう。

絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編

書籍名のとおり、教材に書かれたイラストを見て英語を話す練習ができます。日本語の文章を見ず、イラストだけでシチュエーションを把握して英語を話すので、外国での日常会話と似た状況でスピーキングの練習ができます。

英会話 超リアルパターン500+

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英語を話そうとすると、最初に頭に浮かぶのが目的語や補語となる名詞だったために、文章ではなく単語だけを羅列して終わってしまった、ということもあるでしょう。そんな経験がある人におすすめしたいのがこの教材です。

「Why don't you...?」のような、英語でよく使われる出だしのパターンごと、英語ネイティブが使う表現を学習できます

英語の独学におすすめのアプリ12選

英語の独学におすすめのアプリ

どこでもサクッと学習できて便利なアプリ。アプリなしで英語学習をするのは非効率的です。おすすめアプリを使ってスキマ時間を有効に活用しましょう。

単語や文法の独学におすすめのアプリ

全部の単語カードを自分で作成するのは正直手間ですよね。既存の単語セットや他の人が作ったセットを使って学習できるお手軽なアプリがおすすめです。

Quizlet

無料の英単語学習アプリです。単語が書かれたカードはシャッフルされて出題されるので、単語帳の順番になんとなく覚えているだけ、といった状態になることはありません。

また、覚えていない単語にはマークを付けられるうえ、マークが付いたカードだけをテストすることもできるので効率的に学習できます。

他の人が作った単語カードを使えるのも魅力的。1から自分で作る必要がないのが便利ですよね。シンプルで使いやすい単語学習アプリです。

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Anki

Ankiも、単語学習アプリです。iOS版は有料ですが、パソコン版とAndroid版は無料で使えます。自分で単語カードを作成するか、既存の単語カードのセットを無料でダウンロードして使うこともできます。自動で効果的な反復学習ができるので、暗記がはかどりますよ。

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English Grammar in Use

英文法を英語で学習できるアプリです。世界的に有名な文法書のアプリ版なので、書籍で文法を勉強しつつ、電車での移動中などのスキマ時間に復習と予習に使うこともできて便利です。

英語のスピーキングまで取り組むことを考えると、日本語で英文法を学習するよりも英語で学習した方が効率的です。ある程度英文を読解できるレベルの人におすすめのアプリです。

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リスニングの独学におすすめのアプリ

リスニング対策にスマホアプリは最適です。無料で良質なアプリがたくさんありますが、おすすめを3選紹介します。

NHK World TV

英語でニュースなどを聞けるアプリはいくつかあるのですが、このアプリではNHKのニュースを英語で聞けるので、背景が理解できて英語の聞き取りだけに集中できます。

スピーカーの発音もきれいなので、英語独特の言い回しや、知っている単語の知らない使い方などを学ぶこともできます。

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VOA Learning English

Voice of America(VOA)は、アメリカの英語学習者用のサイトです。学習者用ということもあり、比較的ゆっくり話してくれるので聞き取りが得意ではない人にもおすすめ。コンテンツの内容も多岐にわたり、健康、ライフスタイル、教育、ビジネスなど、あなたが興味があるトピックを見つけられるはずです。

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VoiceTube

ネイティブスピーカーが発音してくれる、字幕付きの英語動画です。動画は毎日更新されています。ビジネス系トピックの動画の他にも、コメディ、エンターテイメント、教育、旅行、スポーツなどさまざまなジャンルの動画を楽しめるため、勉強していて楽しく、飽きないという心強い学習の味方です。

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リーディングの独学におすすめのアプリ

リーディングはたくさんの文章をどんどん読んでいくことで力が付いていきます。アプリはスキマ時間に学習できるのが大きなメリットなので、ここでは英文や英語の本をたくさん読めるアプリをご紹介していきます。

Book Dash

英語で書かれた約60冊の絵本を読むことができるアプリです。実は絵本は初心者の英語学習に適していて、英語が分からなくても挿絵でどんな場面なのか推測ができるため、ストーリーが分からないというストレスなく、じっくりと読み進められます。

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Oodles Books

アメリカやイギリスなどの古典文学や児童書を5万冊読めるアプリ。ピーターパン、ガリバー旅行記など、そういえば原作は読んだことがないという有名な物語も英語で読むことができ、楽しんで多読できます。

文章だけでなく、無料でオーディオもダウンロードが可能。読むだけでなく耳でも聞いて、英語力を総合的に鍛えられます。

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レシピー

レシピーは、英語の4技能に単語学習と文法学習を加えた6大要素のすべてを、アプリとレッスンでカバーするサービスです。AIが一人一人に最適化された学習カリキュラムを生成してくれるので、何を学習したらいいのか悩む必要がありません。リーディングでは自分が気になる英語ニュースを読みながら、分からない単語の意味をワンタップで確認。リスニング可能な記事もあり、発音を確認することもできます。

無料プランのほか、機能によって3つの有料プランも提供されているため、学習目的や目標に合わせて選択しましょう。

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発音やスピーキングの独学におすすめのアプリ

アプリでスピーキング強化をするには、AIを使って発音を採点したり、英文法が間違っていないかチェックできるアプリを使いましょう。

スタディサプリENGLISH - 新日常英会話コース

リクルートによる英語学習アプリです。

有料のアプリですが、人気ドラマ「ごくせん」や「ナースのお仕事」などを手掛けた、脚本家の江頭美智留さん監修のドラマ式レッスンによって、本当に日常で使える英語表現を学べるおすすめアプリ。

学習した時間やテストの点数などを自動で記録してくれているので、今までのがんばりが見やすくモチベーション維持にも役立ちます。

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どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

スピーキングには、英語をすぐに口に出せる瞬発力が不可欠。このアプリでは、英会話のトレーニングを反復して何度も行うことで、反射的に英語を話せるようになります。英文法も単語の知識もあるのに、いざ話そうとするとなにも頭に浮かんでこない、という英会話初心者のつまづきを解決できますよ。

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OKpanda英会話

このアプリでは、英会話のレッスンを受けることができます。レッスン内容はアメリカなどの一流大学出身者が作り上げたプログラム。レッスンで質問があればチャットでサポートしてくれるなど、学習者にとって心強いアプリです。有料ですが、継続して取り組めば金額以上の価値があるアプリです。

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英語を独学で上達させるために知っておきたいコツ5つ

英語を独学で上達させるために知りたいコツ

独学で英語を勉強するのは、楽ではありません。つらくなっても励まし合える人もいない状況なので、やる気がなくなったらすぐに辞めてしまうこともできます。

しかし、独学で英語をマスターする人がいるのも事実。どうやったら英語を独学で上達させられるのか、ポイントを見ていきましょう。

文法ミスなど、失敗を恐れない

小さな失敗を気にしていては、語学学習はできません。知らないことに挑んでいるのですから、できないのは当たり前です。どんどん学習を進めて、間違えたのならなぜそれは間違いだったのか、どうすれば正解になるのかをひとつひとつ突き詰めていくことが大切です。

今失敗するのは、次の成功のためのチャンスでしかありません。英会話でもライティングでも、ミスを恐れずに演習を進めていきましょう。

楽な方向に妥協しない

英語力は、今日がんばったから明日には伸びるものではありません。それを分かっていても、なかなか英語が上達している実感がわかず、勉強が嫌になってくることもあるかもしれません。

しかしそこでつい楽な方向に流れてしまうと、英語の上達からはさらに遠のいてしまいます。語学の習得に近道はなく、コツコツと着実にインプットとアウトプットをこなしていくしかありません。楽をして妥協するのは簡単ですが、自分の目標を思い出して、もう少し踏ん張りましょう。

インプットだけでなくアウトプットを毎日する

英語独学

英語学習でやりがちなのが、机に向かってインプットばかりの勉強をしてしまうことです。単語の暗記や、リーディングやリスニングというのは、教材も豊富にあって勉強しやすいセクションなのですが、こればかりやっていても総合的な英語力は伸びません。

与えられた英語を日本語にする学習だけではなく、ライティングやスピーキングといったセクションの学習も毎日するよう心がけましょう。自分の考えを英語で言ったり書いたりすることは、海外に行くと当たり前に求められますよ。

学習したフレーズをすぐに使う

日常的に使わない言葉は、すぐに忘れてしまうもの。英語の新しいフレーズを覚えても、復習をしない限り次の日には忘れてしまいます。記憶を定着させるために、学習した英語はどんどん使いましょう

英会話で外国人の先生と話すことだけがアウトプットの場ではなく、頭の中で考えていることを英語にするのも、家族や友達に協力してもらって1日5分英語を話すだけでもいいアウトプットになります。昨日覚えたフレーズや、その前の日に覚えたフレーズを意図的に会話に取り入れながら、日常的に英語を使いましょう。

英語をペラペラ話す自分を想像する

英語独学

イメージトレーニングというのはとても大事です。「これで英語を使えるようになるんだろうか?」と不安に思って学習するよりも、「この単語を覚えれば、外国人と英語でいろんな話ができるようになる!」と具体的なシーンを思い描くことで、気分もモチベーションも上がって楽しく学習を進められます

ペラペラと話す自分がイメージできているので、実際に外国人と話すときも、多少文法のミスをしても自信を持って話せるはず。たかがイメージだと思うかもしれませんが、あたかもその場面を一度経験したかのように具体的にイメージすることで、実現できることもあります。

英語をより早く上達させるにはフィリピン留学もおすすめ

英語を早く上達させるにはフィリピン留学もおすすめ

独学で英語をマスターする上でのコツをご紹介しました。見てきたように、独学で勉強を継続させるには、大きな目標とそれなりの根性が必要となります。なりたい自分になるために、最大限に努力できるはず。応援しています!

もしも独学での勉強スピードを加速させたいなら、短期留学を視野に入れてもいいでしょう。独学だと上達までに1年以上かかる可能性が十分にありますが、留学すると毎日英語漬けの生活になるので上達が早くなります。

フィリピン留学なら他の英語圏の国と比較しても低価格で留学を実現できますし、何より留学をして海外の生活にふれると、英語学習へのモチベーションが上がりますよ。

まとめ

この記事では、英語を独学で勉強する方法についてお伝えしました。

TOEIC300点の初心者レベルから、600点の中級レベルまで英語力を上げるイメージができたでしょうか?具体的な学習方法やおすすめの教材を見てきましたが、これらの勉強に自分が取り組むイメージを持つことが大切な第一歩です。

英語が使えると、あなたが見える世界は想像できないほど広がります。自分がゴールに定めたレベルまで英語が上達することを想像しながら、コツコツと進めていきましょう!

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ

留学 ステップ

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


  1. ステップ1:目星をつける
  2. ステップ2:相談する
  3. ステップ3:申し込む
  4. ステップ4:渡航準備
  5. ステップ5:出発!

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学 ステップ

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

  • 「そもそもどんな留学体験ができるんだろう?」
  • 「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」
  • 「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう?」
  • 自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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    この留学ブログを書いた人

    ほんぬ

    ほんぬ

    大阪大学外国語学部卒業。在学中チリ、スペイン、アメリカに留学し、中南米の6カ国28都市をバックパッカーとして周遊。その後新卒でIT系ベンチャー企業に就職し、トップセールスを獲得する。 現在は美しい海に憧れて奄美大島に移住し、フリーライター、通訳士(スペイン語・英語)、アフリカンダンサー、予備校など多方面で活動中。地酒の黒糖焼酎が大のお気に入り。

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