こんにちは!アメリカ・スペイン・チリに留学し、TOEIC865点のスコアを取っている、ライターのほんぬです。大学受験予備校のスタッフとしても活動しており、高校生に英語を教えています。
英語を使えると世界が広がります。英語を独学で勉強して、話せるようになりたいと思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、独学で学習を進めるのは簡単なことではありません。
今回は、英語初心者が独学で中級レベルまで英語力を上げ、日常会話を英語で話せるレベルになるにはどうしたらいいのかを解説していきます。TOEICスコアでいうと、200~300点の人がTOEIC600点前後までレベルアップすることを想定しています。英語をマスターして、次のステージに行きましょう!
[目次]
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独学だと勉強の進め方を自分で決めなければいけませんし、学習へのモチベーションが下がらないように自分で維持することも必要です。学習を始める前に次の3つについて考えておくと、後々スムーズに進みますよ。
まずは、自分の現在地を知りましょう。旅行でもそうですが、現在地が分からないと飛行機もバスも予約できず、出発できませんよね。力試しとして、英語系の検定試験の過去問を、時間を計って解いてみましょう。
おすすめはTOEIC。英検でもいいのですが、英検は受験する級によって問題が異なっているので、何点取れるかという力試しにはあまり適していません。TOEICなら初心者も上級者も同じ試験問題を受験するので、得点によって現在地が一目で確認できます。
現在地が分かったら、次は目標を定めましょう。あなたの英語学習のゴールによって、重点的に学習すべき項目は変わってきます。
目標はできるだけ詳細に決めておきましょう。具体的には、英語で日常会話ができるようになりたいのか、英語の試験でいい成績を取りたいのか、海外の企業との取引きなどビジネスで英語が必要なのかなど。
資格なら何級・何点まで上達したいのか、日常会話なら日本に来た外国人に観光案内をするレベルでいいのか。海外で生活する予定なら、病院や不動産会社での少し専門的な会話表現も必要になってきます。
どんな英語がどのレベルまで必要なのか、具体的にしていきましょう。
現在地とゴールが明確になったら、学習の方向性が見えてきます。方向性が見えたら、英語の教材を選んでいきましょう。
英語の教材は数え切れないほどあり、リーディングもリスニングも問題集が豊富です。ゴールが定まっていないと、どの教材を選んでいいのかすら分かりません。仕事で取引先と英語を使うなら、ビジネス会話が中心の教材を使ったほうがいいですよね。英会話を上達させたいなら、日常のシーンで話される英語表現が多く掲載されている教材を選びましょう。
方向性を明確にすると、英語学習のスタートラインに立つことができますよ。
独学で英語をマスターする際は、勉強法を自分で見つけなければいけません。中には、英語を学習してもなかなか上達しにくいNG勉強法もあります。独学での学習で遠回りしないためにも、NG勉強法5つについて見ていきましょう。
学習を始める前にあまりに高い目標を掲げてしまうと、どんなに勉強しても達成できなくて学習へのモチベーションが下がり、挫折してしまうことがあります。
継続して学習できる環境を整えるためには、最終的な目標だけでなく短期や中期での目標も設定することがポイントです。「小さな目標を達成した」という経験を積み重ねていくと、着実に進歩できるでしょう。短期的・中期的な目標は、学習を進める中で変更したり新しく作ったりしても構いません。計画通りに目標を達成できなくても柔軟にリプランし、学習を継続させることを目指しましょう。
一人で勉強していると、今の勉強法が効果的なのか、自分に合っているのか分からず、どんどん不安になってくることがあるでしょう。そこで他の勉強法に手を出してしまう人も多いのですが、実はこれは学習効率を下げるNG勉強法。いろいろな勉強法を試したけれど結局すべて中途半端な状態で終わってしまうことはよくあります。
学習の効果を感じるにはある程度継続する必要があります。1つの勉強法を始めたら、最低でも3カ月などしばらく続けてみるのがポイントです。もしも自分が行なっている勉強法に疑問や不安を感じたら、信頼できる指導者や英語力が高い友達などに相談してみるのもいいでしょう。先人にアドバイスを求めると、英語学習で遠回りをしてしまうリスクを下げられますよ。
日本の学校教育ではまだまだインプット中心の学習スタイルが主流なので、独学で勉強するときもついついインプットばかりになってしまうことも多いです。しかし、英語でコミュニケーションを取ることが目標なら、初心者のときからアウトプットに慣れていく必要があります。
「知っていること」と「できること」は別物ですので、せっかくインプットしたものも実際に使っていかないと身に付きません。英会話はハードルが高く感じるなら、英語で日記を付けてみたり、何気ない独り言を英語で話してみたりするなど、1日に1回以上はアウトプットの機会を作るようにしましょう。
学生時代の英語学習では、英文を和訳して理解していた方も多いかもしれません。そのため独学で勉強するときにも英文和訳・和文英訳にこだわってしまう人は少なくないかと思います。しかし、実際に英語を使うシーンで頭の中で和訳をしていては時間がかかりすぎてしまうため、瞬時に英語で返事ができない可能性があります。
英会話に必要な瞬発力を鍛えるためにも、独学で英語を学習する際には和訳にこだわるのはやめて、相手が何を言っているのか全体像を掴めるようになるための勉強を実践しましょう。きれいに翻訳するスキルではなく、英語で相手とコミュニケーションするスキルを伸ばすことを意識するのがポイントです。
「完璧な英語」を追い求めるのも日本人の英語学習者がやってしまいがちな習慣です。もちろん単語や文法を正しく覚えて使えることは大切ですが、英語でコミュニケーションを取る際に細かい文法のルールにこだわりすぎる必要はありません。
「正しい英語」はテストでは重要かもしれませんが、日常会話では必ずしもそうではないのです。それよりも、相手の考えを把握して自分の意見を伝えるための瞬発力や、単語や文法がよく分からなくても最後まで伝えようとする粘り強さなどが必要となる場面もあります。正確さだけに固執せず、コミュニケーションツールとして英語を使うために必要な要素を見極めて学習を進めましょう。
英語学習を始める第一歩となるのが、英単語と英文法です。しかし、やる気が高い時に単語帳をいくつか買ったけれど、全部覚えきれない間にモチベーションが下がって、二度と使わなくなったということもよくあります。そうならないために、計画的に進めていきましょう。
英語を学習するうえで大事なのは、実は発音です。
書かれた英語を読むためだけに英語を学習するなら、発音が分からなくても問題ないかもしれません。しかし、この記事を読んで英語を独学で上達させたいと考えている人なら、英語を使って海外の人とコミュニケーションを取ったり、仕事に活かしたりと、リスニングやスピーキング力も向上させたいという人が多いのではないでしょうか?
最初に英語の発音をきちんと覚えておくことは、リスニングとスピーキングをするうえで必須です。どんなに英単語を覚えても、文法知識を増やしても、正しく発音できなければ相手に伝わらないので、全部最初から覚えなおすことになってしまいます。
まずは発音記号や音源を使って、英語の発音を口に出しながら練習して身に付けるところから始めましょう。英語の発音は、日本語にはない口の動かし方をするものもあって難しそうですが、数は多くないので不安にならなくても大丈夫ですよ。
発音と一緒に、英単語をインプットしていきましょう。英単語の暗記は、英語学習のモチベーション維持という面でも役に立ちます。
英文の意味がまったく分からない状態が続くと、だんだん英語を見るのも嫌になってきて、学習へのモチベーションが下がってしまいます。しかし単語の意味が分かれば、もし文法がよく分からなくてもなんとなく英文の意味を掴むことができますよね。なんとなくでも文の全体像が掴めると、「ここはどういう意味になるのだろう?もう少し読んでみよう」と学習を続けやすくなります。
単語は1回覚えたら終わりというわけにはいきません。10単語覚えても次の日には3つしか覚えていないというのはよくあります。効果的な暗記方法は、新しい単語と以前に覚えた単語のチェックを同時に進めて、1つの単語を5回10回と反復すること。これを毎日コツコツ進めていきましょう。
文法書や参考書と聞くと、文字ばかりのぶ厚い本をイメージしてしまいませんか?想像しただけで、ちょっと憂鬱な気分になるかもしれません。
しかし、その人に合う勉強法や教材が必ずあります。例えば、イラストが多い参考書の方が、会話場面をイメージしやすいという人もいるでしょう。一方で、本はどうしても性に合わない人もいます。その場合、スマホアプリやYouTubeなどの動画を活用しましょう。
今は無料の動画でも、基礎から専門的な内容まで丁寧に授業をしてくれるものがあります。少しレベルが上がって英語をある程度聞き取ることができるようになったら、海外のドラマや映画を字幕なしで聞いて、楽しみながらさらにリスニング力を上げる、という学習も可能です。
本を目で見ただけでは勉強できなくても、いい勉強方法は他にもたくさんあります。紙の教材にこだわらず、自分が毎日学習しやすい教材をいろいろと試してみてください。
英語学習で、リスニングは不可欠なスキルです。日本語でも、何を言っているか聞き取れなければ会話ができませんよね。リスニング力を上げるための勉強法を見ていきましょう。
英語を聞くには、英語の発音に慣れる必要があります。単純に単語ごとの発音を知っているだけでなく、文章で単語が繋がったときの発音を把握しておくことも大切です。
例えば、冠詞のaやanが直前の単語の最後の子音と繋げて発音されていたり、There is~がThere’sに省略されたりなど、英単語の発音だけを覚えていては聞き取れないことも多いです。そのような注意すべき発音を知り、自分でも発音の練習をして慣れておきましょう。
リスニング力を上げるのに最も効果的なのがシャドーイングです。シャドーイングとは、スクリプトを見ずに聞こえてきた英語の音声を影のように追いかけながら発音すること。
自分で発音するためには、英語をきちんと聞き取らなければいけません。シャドーイングを何度も繰り返せば、英語を正しく聞き取る瞬発力を身に付けられます。
慣れないうちは、音源を通常よりゆっくりのスピードで再生してシャドーイングをしましょう。ゆっくりと全部シャドーイングできる状態になったら、通常スピードに近付けてさらに繰り返し練習していきます。
リスニングの練習をしていると、まだ知らない単語や熟語、言い回しなどが出てきます。それらを分からないままにせず、すぐに覚えるようにすることが大切です。
リスニングの音源に出てくる単語や熟語の多くは、日常会話の中でも頻繁に使われる単語です。意味やスペルを知らないまま進めるのではなく、その時点で覚えてしまいましょう。音源はシャドーイングで繰り返し発音するので、何度も発音するうちに単語の意味も覚えてしまえて効率的です。
英語のリーディング力は、日常生活でももちろん必要ですが、英検やTOEICといった検定試験でも高いレベルが求められます。
まずは、自分の目標や勉強法にあった参考書と問題集を選びましょう。あなたが英語学習で目指すゴールによって、適した参考書は変わってきます。
もしもあなたの目標がTOEICで高得点を取ることなら、TOEICの出題傾向を加味した問題集や対策本が適しています。
英語で海外の小説を読むことが目標なら、まず初級の文法書から始めます。初級が網羅できたら、小説独特の少し難しい文法でも理解できるように中上級の文法書に取り組む、という風に何冊か活用して英語文法をマスターしていくのがいいでしょう。
リーディング力を確実に上げていくには、1文ずつ構文を取りながら精読をしていくのがおすすめです。
わたしが勤めている予備校では「英語の長文が読めません」と生徒に相談されることもあるのですが、英文を読み飛ばしていることが原因であることがほとんどです。
主語・述語・目的語だけのような簡単な短い文章なら読んですぐに正しく意味を理解できます。ただ、ここに接続詞や関係代名詞などがついて文章が長くなると、文章構造がややこしくなって、パッと見て意味を掴むことが難しくなってきます。
多くの場合、「長文が読めません」と相談に来る生徒のほとんどが、長い文章で構造がややこしいのに、なんとなく意味が分かった気になって次の文章に進んでいるのです。前の文章が理解できていない状態で次の文章を読んでも、文章同士の繋がりもストーリーの流れも分かるはずがないですよね。
ちょっとややこしい文章が出てきたら、時間がかかってもいいので文章を品詞に分け、どの単語がどの単語を修飾しているのかなど、丁寧に構文を取りながら読み進めましょう。この作業に慣れるころには、少しくらい難しい英文でも、文章の構造を掴みやすくなりますよ。
あなたの英語学習の目標が何であれ、英文を読んで問題を解く練習を繰り返すのは重要です。英文を読んだだけでは、読んだつもりになってしまっていて、実は内容をあまり理解できていなかったということはよくあります。
自分が本当に英語を読んで理解できたのかを把握するためにも、問題演習をして理解度をチェックするようにしましょう。文法事項がまとまった参考書だけを使って英語学習を進める人もいますが、おすすめは問題集も購入すること。勉強した内容が本当に身に付いているか確認しながら進めたほうが、モチベーションアップにも繋がります。
学校でスピーキングを重点的に学習した人は少ないと思いますが、英語で日常会話をしたいなら必要不可欠なスキルです。また、英検など資格試験によってはスピーキングテストがあり、試験対策としてもスピーキング力を上げることが必要になってきます。
スピーキングでも、英語の基礎力は必要です。パッと頭に浮かぶくらい暗記が定着した単語のボキャブラリーを増やすのはもちろん、シャドーイングを繰り返して英語を聞くことと話すことに慣れていきましょう。
英語初心者の人がスピーキングの練習を始めて最初に感じるのが、「思ったよりも話せない」ということではないでしょうか。リーディング力も付いてきて、難しい単語も覚えてきているのに、話そうと思うと何も頭に浮かんでこないことがありませんか?その原因は、ずばりスピーキングに慣れていないから。
シャドーイングで、英語をパッと頭に浮かべることに慣れていきましょう。
スピーキングに慣れる練習のひとつとして、日常生活の中で頭で考えていることをすべて英語にして生活してみましょう。
これが案外できないものです。英語は日本語とは述語や目的語の語順が違いますし、冠詞など日本語にはない文法も多いです。英語の語順でパッと言えるようになるまで練習します。
外では頭の中で英語を使い、家の中では英語を口に出して練習しましょう。家族にも協力してもらえるなら、「あれどこに置いたっけ?」「今日の夕飯は何?」といった些細な会話も英語でスムーズに話せるかチャレンジしてみるといいですね。
1人でスピーキングの練習をするのはやる気があればできるのですが、会話を練習するには相手が必要です。外国人や英語が上手な友達に協力してもらえるならありがたいのですが、そうではない場合はオンライン英会話がおすすめです。
授業料が安いレッスンがたくさんあるので、今まで利用したことがない人も、自分にあっているか確認するためにも、一度レッスンに参加してみてください。スピーキングはとにかく慣れと、英語を口から出す瞬発力が大切です。たくさんしゃべって、分からない部分はすぐに解決することで実力は伸びていきますよ。
英語の勉強法がイメージできたところで、実際におすすめの教材を見ていきましょう。自分にあう教材は人それぞれですが、ここではTOEIC対策など専門的な教材は避け、総合的に英語力を伸ばせる教材をご紹介します。
単語帳や文法書はさまざまなバリエーションのものが発売されています。目で見ておぼえるもの、耳で聞いてインプットするものなど、どれが自分にあっているかいろいろと試すといいですよ。
シンプルで使いやすい単語帳といえば「ターゲット」。1つの英単語につき1つの意味と例文が掲載されており、スムーズに暗記が進みます。例文をそのまま覚えることで、単語の使い方を理解して英会話にも使えるフレーズを頭にストックできます。
受験生や英語学習者に長年愛されている文法書です。
難しい英文法が書かれているというよりも、ネイティブスピーカーがその英語を使う時の空間や時間的なイメージをイラストで分かりやすく解説してくれています。
英語を「話すため」の英文法と謳っているとおり、この本を使い込んで勉強すれば、英語を話す時に瞬時に英語のイメージが浮かんでくるよう工夫された教材です。
英語の微妙なニュアンスまで本気でマスターしたい人におすすめなのがこちら。英語で書かれた文法書なので、ある程度英文を読めるレベルなら挑戦してみたい1冊です。
英語学習者用に書かれた本なので、難解な単語は少なく、シンプルな英語で説明してくれています。例文が多く、ネイティブ目線で英語のニュアンスを説明してくれているので分かりやすいです。
リスニング力を強化するには、英語の正しい発音を理解して聞き取る訓練ができる教材を選びましょう。
ある程度英語が聞き取れるようになってきたら、海外ドラマや英語版のアニメなどを使うのも効果的です。実際のネイティブスピーカーの会話スピードでの聞き取りに挑戦できますよ。
「自分で発音できない音は聞き分けられない!」を合言葉にしたリスニング対策本です。
例えば「bat」と「but」など、日本人にとって似た発音に聞こえる音の違いなどについて解説してくれ、その後発音の反復練習をすることで耳と舌を鍛えます。リスニングとスピーキングの両方を強化できる教材です。
リスニング力の強化に効果的なシャドーイング。この本では、TOEICリスニング満点を達成した著者が、シャドーイングを中心とした独自トレーニングの7ステップを紹介してくれています。1日30分のトレーニングを3か月間継続する計画で作られているので、無理なく続けられます。
本の中では、3か月分の教材だけでなくシャドーイングにおすすめの映画やドラマなどの教材も多数紹介されています。リスニング力アップのためにどんな勉強をすればいいのか分からない方におすすめです。
リスニング用の教材は数多く出版されていますが、自分の好きなアニメや動画でもリスニング力を上げることができます。有名なアニメであれば、ネットで検索すれば英語のスクリプトをチェックできるので、シャドーイングも練習できますよ。
独学で英語を学習していると、たまに今日は勉強したくないという気分になる時もあるでしょう。そんな時は無理に机に向かっても、結局スマホをいじっている間に時間が過ぎてしまいます。気が向かない日でも楽しんで英語にふれることができるよう、本の教材ではなく英語のアニメやドラマを活用してリスニングの訓練をしてみましょう。
リーディング力を上げるには、さまざまなジャンルの文章をたくさん読む多読がとても効果的です。初心者向けの文法書のほか、多読に適した教材を紹介していきます。
英文法をとにかく簡単にしてくれる1冊です。英語の文法書というと、主語と述語以外にも副詞や関係詞などさまざまな解説があります。この本は要点だけが抽出して書かれているため、普通の文法書に途中から付いて行けなくなった人におすすめです。
アメリカの雑誌社であるTIMEが発行している、児童向けの年鑑です。児童向けなので難解な単語も文法も少なく、ストレスなく多読をするのに適した教材です。内容は動物や自然環境、アート、歴史、スポーツ、健康など多岐にわたっており、飽きずに読み進められます。
多読の教材は、もちろんあなたの好きな小説や児童書でも構いません。英語初心者なら児童書や絵本がおすすめです。単語レベルや文法もそんなに難解でなく読みやすいですし、ヒット作なら面白い作品も多いため、楽しんで最後まで読むことができます。
スピーキングには、瞬時に英語を口に出す瞬発力が必要です。頭の中で文章を作ってから口に出すのではなく、日本語の会話のように英語を話せるようになるための教材を紹介します。
口でサッと素早く英作文を行うトレーニングで、スピーキングに必要な英語の瞬発力をつける教材です。扱うのは主に中学レベルの単語や簡単な文法ですが、日本語での会話のように瞬時に英語を話そうとなると初心者にはなかなか難しいです。この教材で瞬発力を鍛えて、英会話のテンポをよくしていきましょう。
書籍名のとおり、教材に書かれたイラストを見て英語を話す練習ができます。日本語の文章を見ず、イラストだけでシチュエーションを把握して英語を話すので、外国での日常会話と似た状況でスピーキングの練習ができます。
英語を話そうとすると、最初に頭に浮かぶのが目的語や補語となる名詞だったために、文章ではなく単語だけを羅列して終わってしまった、ということもあるでしょう。そんな経験がある人におすすめしたいのがこの教材です。
「Why don't you...?」のような、英語でよく使われる出だしのパターンごと、英語ネイティブが使う表現を学習できます。
どこでもサクッと学習できて便利なアプリ。アプリなしで英語学習をするのは非効率的です。おすすめアプリを使ってスキマ時間を有効に活用しましょう。
全部の単語カードを自分で作成するのは正直手間ですよね。既存の単語セットや他の人が作ったセットを使って学習できるお手軽なアプリがおすすめです。
無料の英単語学習アプリです。単語が書かれたカードはシャッフルされて出題されるので、単語帳の順番になんとなく覚えているだけ、といった状態になることはありません。
また、覚えていない単語にはマークを付けられるうえ、マークが付いたカードだけをテストすることもできるので効率的に学習できます。
他の人が作った単語カードを使えるのも魅力的。1から自分で作る必要がないのが便利ですよね。シンプルで使いやすい単語学習アプリです。
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Ankiも、単語学習アプリです。iOS版は有料ですが、パソコン版とAndroid版は無料で使えます。自分で単語カードを作成するか、既存の単語カードのセットを無料でダウンロードして使うこともできます。自動で効果的な反復学習ができるので、暗記がはかどりますよ。
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英文法を英語で学習できるアプリです。世界的に有名な文法書のアプリ版なので、書籍で文法を勉強しつつ、電車での移動中などのスキマ時間に復習と予習に使うこともできて便利です。
英語のスピーキングまで取り組むことを考えると、日本語で英文法を学習するよりも英語で学習した方が効率的です。ある程度英文を読解できるレベルの人におすすめのアプリです。
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リスニング対策にスマホアプリは最適です。無料で良質なアプリがたくさんありますが、おすすめを3選紹介します。
英語でニュースなどを聞けるアプリはいくつかあるのですが、このアプリではNHKのニュースを英語で聞けるので、背景が理解できて英語の聞き取りだけに集中できます。
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Voice of America(VOA)は、アメリカの英語学習者用のサイトです。学習者用ということもあり、比較的ゆっくり話してくれるので聞き取りが得意ではない人にもおすすめ。コンテンツの内容も多岐にわたり、健康、ライフスタイル、教育、ビジネスなど、あなたが興味があるトピックを見つけられるはずです。
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独学で英語を勉強するのは、楽ではありません。つらくなっても励まし合える人もいない状況なので、やる気がなくなったらすぐに辞めてしまうこともできます。
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もしも独学での勉強スピードを加速させたいなら、短期留学を視野に入れてもいいでしょう。独学だと上達までに1年以上かかる可能性が十分にありますが、留学すると毎日英語漬けの生活になるので上達が早くなります。
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この記事では、英語を独学で勉強する方法についてお伝えしました。
TOEIC300点の初心者レベルから、600点の中級レベルまで英語力を上げるイメージができたでしょうか?具体的な学習方法やおすすめの教材を見てきましたが、これらの勉強に自分が取り組むイメージを持つことが大切な第一歩です。
英語が使えると、あなたが見える世界は想像できないほど広がります。自分がゴールに定めたレベルまで英語が上達することを想像しながら、コツコツと進めていきましょう!
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