こんにちは。カナダへの留学経験があるライターのmayuです。
北米やヨーロッパの大学に留学する際に、英語力を示す基準として重要となるのがTOEFL(トーフル)です。
リーディング・リスニング・スピーキングという3つの試験科目のなかでも、特に日本人はスピーキングの点数が伸び悩むといわれています。
実際、英語を使う機会のない日本にいて、スピーキングを伸ばすのは難しいですよね。
そこで、この記事ではスピーキングテストにおいて求められるスキルや覚えておくべきフレーズ、そして本番でのコツやおすすめの参考書までたっぷりご紹介していきます。
英語圏の学校への進学を考えている方やTOEFLを受験予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、TOEFL対策全般は下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
【TOEFL iBT対策完全ガイド】TOEFL iBTで100点を狙うおすすめの勉強法・参考書まとめ
[目次]
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北米の大学への留学を志す人を主な対象としたTOEFL(トーフル)ですが、苦戦しがちだとされるスピーキングテストのレベルはどの程度なのでしょうか。
ここからは、スピーキングテストの概要や求められるスピーキング力についてご紹介していきます。
TOEFLスピーキングテストの方式は、2019年8月より問題数や出題内容に大幅な変更がありました。現在は変更されて間もない段階ですので、受験前には必ず公式サイトにて詳細情報を確認するようにしましょう。
TOEFLスピーキングテストの問題は、
・Independent 問題(独立問題)
・Integrated Task(複合問題)
という2種類に分かれています。
それぞれの特徴ついて、まず独立問題は冒頭に問題文のスクリプトが出されます。その問題に対して英語で自分の意見を述べるというスピーキング能力に特化した問題です。
対して複合問題は、あるトピックに関する英文と音声を理解したのちに、その要約を英語で述べます。つまりスピーキングのテストにも関わらず、リーディングとリスニングの能力も同時に求められるということです。
従来は独立型の問題が2問、複合型の問題が4問出題されていました。しかし2019年8月から独立型問題が1問、そして複合型問題の3問が出題されるように変更されています。
また、独立型問題の解答時間は45秒、複合型問題の解答時間は60秒となっていて、試験時間も従来の20分から、問題数の減少に伴い17分に短縮されました。
とはいえ、出題される内容は身の回りの事柄に関する質問や、文章と音声で把握した2つのトピックの要約、そして音声で流れた内容を要約する問題などで、従来と大きな変更はありません。
TOEFLのスピーキングは「Good・Fair・Limited・Weak」という4つのランクにわけて評価が付けられます。
各ランクのレベルについては以下のとおりです。
北米やヨーロッパでもトップレベルの学校を目指せるくらいの評価になります。「Good」の評価はなかなか日本人は得られにくいと言われていますが、そのぶんGoodレベルの英語力があれば海外でも優秀な成績をおさめることができるでしょう。
多くの大学基準としているレベルで、ほとんどの日本人はこの評価です。とはいえ、なかにはFair評価だとしても“〇〇点以上”と基準を設けているところがあったり、反対にスピーキング力がそこまで重視されていないトップ校であればFairの評価でも入学できる可能性があります。
Limitedレベル段階の場合、条件付きの入学制度がある学校であれば入学できる可能性はあります。しかし、希望の大学がある場合には「Fairレベル」くらいのスピーキング力は身につけておきましょう。
試験前の準備や対策に不足があるといえます。この評価で入学できる大学は限りなく少ないため、目標の大学がある場合にはしっかりと準備をして、もういちど受験する必要があるでしょう。
TOEFLの試験問題は、北米やヨーロッパなどの大学や大学院へ進学するノンネイティブ(英語を母国語としない人)を対象にしています。したがって、あなたの英語力が“英語圏の学校教育を受けられる基準”となっているかを証明できる難易度に設定されています。
日常生活においても欠かせない“コミュニケーション”が問題なくとれるかどうか、そして英語で行なわれる授業の内容が理解できるかを判断する意味でも、TOEFLでは高いレベルのスピーキング能力が求められます。
ここまでは、スピーキングテストにおいて必要なスピーキング力や、高い能力が求められる理由などについて説明してきました。
ここからは、スピーキングテストの出題傾向や採点方法について解説していきます。
苦戦しがちなスピーキングテストですが、実は出題の傾向が決まっているため、この点は幸いだといえます。
そのため、きちんと対策をしておけば予想外の質問に戸惑うようなことはありません。
リスニングなしの独立型問題の出題傾向としては、以下のとおりです。
これらのうち、出題されるのはどちらか1問となっています。
また、リスニングありの複合型問題の出題傾向については以下のとおりです。
これらのうち、3問がテストで出題されます。
スピーキングテストでは、リスニングとリーディングの能力も解答を助けてくれることになりますので、あわせて対策をとるようにしましょう。
スピーキングテストについては、過去に出題された問題から対策や準備を行なうのが効果的です。近年は特に“社会的な話題”を盛り込んだ内容が多く出題されていますので、時事的な面や社会問題にも敏感になっておくと良いでしょう。
過去のTOEFLスピーキングテストでは以下のような問題が出題されていますので、セクション別に解答例とあわせてご紹介します。
問題1は身の回りのことに関するお題に対し、あなたの意見を述べる問題が出題されます。
「あなたが尊敬する人」や「他人におすすめしたい食べ物」、「お気に入りの場所」などといった質問に対し、「わたしが〇〇なのは〇〇です。理由は〜……」というかたちであなたの意見を述べましょう。意見とその理由がきちんと伝わるように話せれば大丈夫です。
問題2では、「〇〇と〇〇ではどちらがいいと思いますか?」といった質問が出されます。
たとえば「科学史・美術史・20世紀の歴史では、どのコースに興味がありますか?」などと聞かれるので、「わたしは〇〇に興味があります。「その理由は〜……」と、その選択肢を選んだ理由を述べましょう。ここでも、あなたがどちらの選択肢のことを言っているかが伝わるように話すことがポイントです。
問題3からは複合型問題ですのでリスニングの内容を踏まえて解答をします。
はじめに大学に関する短い文章を読み、そのあとにその文章における賛成意見と反対意見を話す男女の会話を聞きます。その内容をあなたの言葉で要約するというのが問題3です。ここでは、スピーキング力に加えてリスニングとリーディングの能力も必要となります。
問題4では、あるテーマについての短い文章を読んだあと、そのテーマに関する教授の講義を聞きます。そして書いてあったテーマと、講義で聞いた内容の要点をまとめて話します。
問題5からはリスニングの前に文章を読むことがなくなります。ここでは男女2人が会話をしていて、どちらか一方がある問題を抱えている状況を理解します。
これらを踏まえて「問題点はなにか」「解決策はなにか」「2つの解決策のうち自分はどちらを支持するか」などを答えていくこととなります。「In this conversation,〜」から解答をはじめるのが一般的です。
問題6も同様にリスニングのみでの出題となります。
教授の講義音声が流れるので、そのなかから「どのテーマを取り上げているか」や「講義でどんな具体例をあげたか」などについて要点を解答していくのが課題です。問題4とも似ていますが、手がかりとなるテキストがないぶん、注意深く聞き取ることが大切です。
TOEFLスピーキングテストでは、いくつかの採点基準をもとにGoodからWeakまでの評価が付けられます。
出題される4つの問題に対する解答が採点者によって0点〜4点で評点され、合計した点数がスピーキングのスコアとして変換されます。
具体的に採点者が重要視する点は以下のとおりです。
ネイティブほどの発音やイントネーションでなくとも問題はありませんが、きちんと意味が伝わるよう、クリアに発音することが大切です。多少のミスなら大丈夫ですが、疑問形では語尾が上がるなど、最低限のところは押さえておきましょう。
話しているときの文法や単語が正しいかどうかも、採点の基準となります。ひとつでも間違えたらNGというわけではありませんので、基本的なところをおさえつつ、意味が伝わるように文章をつくっていきましょう。
解答が理解できるかたちで伝わっているか、意見と理由に相違がないか、具体的な情報があるか、極端に長過ぎる沈黙がないか、などによって解答が適切かどうかを判断されます。
それぞれの問題では、解答を発言する前に“準備時間”が与えられるので、その間に構成や意見をできる限り整えておきましょう。
TOEFLにおいて、高得点を狙えるスピーキング力を身に付けるためには、効果的な学習方法を知ることが大切です。
ここでは、スピーキング力の向上に効果的な勉強法やトレーニングなど、学習時におすすめしたいポイントをいくつかご紹介していきます。
スピーキングにおいて大切なのは、会話の引き出しをたくさん持っておくことです。
相槌を打つときや説明をする際などに、私たちはそもそも“聞いたことがないセリフ”を使うことはできません。そうなると説明がワンパターンになり、意見を的確に伝えられないことにも繋がってしまいます。
幸いにもスピーキングテストの出題傾向は決まっているため、頻出するフレーズは徹底的に覚えて、意識しなくても話せるくらいにしておくといいでしょう。
スピーキング力を向上させるには、やはり実際に英語を使って会話することが一番のトレーニングになるといえます。
特に会話文の構成や文法などに関しては、実際に話をしながら練習していくと、試験のためだけでなく実生活にも役立つようなスキルを習得できるのでおすすめです。
英語を話せる人が近くにいる場合には練習相手になってもらうことも効果的ですが、いない場合には英会話教室やオンライン英会話などを利用し、少しでも英語を使う時間をつくるようにしましょう。
テーマ・レベル別に解説!おすすめオンライン英会話サービス11選と活用のコツまとめ
毎日英語に触れるトレーニングと並行して、自分が話す英語をブラッシュアップさせるトレーニングを行なうことも効果的です。
スピーキングテストでは意見を述べる項目と、音声や文章の要点をまとめて述べる項目に分かれるので、過去に出題された問題や、出題傾向に沿った例題を活用して自分が述べている発言を録音してみましょう。
発言の内容が理解できるかどうかをチェックすることはもちろんですが、ボソボソと話していないか、「えー……」や「あー……」などの間が多すぎないか、なども確認できるのでおすすめです。
はじめてTOEFLを受験する際には、スピーキングに限らずどういった流れでテストが進んでいくかを知っておくことも大切です。
いきなり勉強だけをはじめても効率的だとはいえず、TOEFLがどのような試験かをあらかじめ知っておくことが対策や準備の効率化を手助けしてくれます。
したがって、まずはTOEFLのすべてを網羅したような“完全対策テキスト”を用意して、TOEFLのテスト形式に少しでも早く慣れることを心がけましょう。
スピーキング力を向上させるにあたって、語彙力を高めるトレーニングは避けては通れません。
ある事柄を説明する際に、ひとつの言葉しか覚えていないと、その言葉を忘れてしまった際に“思い出す”以外の方法がありません。特に試験中はいつもと違った緊張感があり、思うように話せないこともあります。
しかし、その事柄を説明する別の言葉を知っていれば、違った言い方で対応することが可能です。つまり、選べる言葉の選択肢が多いことは強みになります。
日頃からできるだけ多くの単語やフレーズに触れる機会をつくり、頭にぱっと思い浮かぶ単語を増やしていきましょう。
これはスピーキングテストが、“英語で意見を述べる能力が問われる”試験だからこそ効果的な方法です。
つまり、質問に対しての解答は必ずしも「あなたの本心でなくてもよい」ということになります。
嘘をついているかどうかは採点の対象ではありませんので、言葉選びや文法に苦戦しながら本心を述べるよりも、簡単な英語でもきちんと理由が伝わるほうを選択することがテストにおいては有効です。
この方法は、頭のなかにある“説明したい事柄”をスムーズに英語で言えるようになるためのトレーニングです。
普段の考え事や何気ない独り言を、頭のなかで英語に変換してから言おうとすると意外と難しいことに気付くでしょう。
本番のスピーキングテストでは、問題の意味を理解して意見をまとめ、さらにそれを英語に変換して話すという工程を短い時間でたくさん行わなくてはなりません。
したがって、言いたいことを英語に変換する練習を日頃から行なっておくことは、スピーキングを楽にしてくれることにも繋がります。
ここまではスピーキングテストの対策に効果的な勉強法やトレーニングについて解説してきましたが、ここからは実際にテストで役に立つフレーズについて、いくつかご紹介していきます。
TOEFLのテストはもちろん、実生活にも役に立つフレーズばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
このフレーズは主に、問題1または2が出題された際に使えるフレーズです。
自分の意見を求められた際に解答の冒頭部分で使用すると、意見となる部分が明確に相手に伝わるため、積極的に使用してみるとよいでしょう。
こちらもフレーズ(1)と同様に、問題1または2における解答の冒頭部分で使用できるフレーズです。
試験や発表の場などではもちろん、さまざまな場面で使用できるフレーズですので、ぜひ覚えておきましょう。
こちらは意見を述べる際に使える、「私は」が主語ではないタイプのフレーズです。
日本語でも「私は〜です」ばかりを使わないのと同様に、英語においてもいくつかの言い方を覚えておくと解答がワンパターンにならずに済むので、覚えておくことをおすすめします。
こちらは、話をまとめるときや結論を述べるときに使えるフレーズです。
意見を述べているときなどに、つい話が行ったり来たりしてしまうこともあるかもしれませんが、このフレーズを使ったあとに結論を述べることで、話自体にもまとまりが生まれます。日常会話でも非常によく使うフレーズですので、おさえておきましょう。
こちらは、主に問題4で使いやすいフレーズです。
音声や文章の要点を述べる際に、伝えたいことを明確にする意味でも非常に使いやすいフレーズだといえます。
こちらもフレーズ(5)と少し似ていますが、覚えておくとよいでしょう。
また、The first reason is~,The second reason is~と、複数の理由を述べるときにもこのフレーズは効果的です。
こちらは主に、問題5が出題された場合に使用するフレーズです。
問題5が出題された場合にはかなりの確率で使用しますので、頭で考えなくてもスラスラと言えるくらいにしておくと楽に解答ができます。
このフレーズも試験などで頻繁に目にしますので、覚えておくべきだといえます。
「announcement」の部分は問題の出題形式によって、document(文書)やconversation(会話)など、ほかの単語を使用しての言い換えもしやすいので、便利なフレーズです。
こちらは具体例をいくつか挙げて話をする際に使うフレーズです。
「for example」を使うよりもどういった例を挙げているかが分かりやすく伝わるので、「The first example is 〜 」も覚えて使えるようにしておくとよいでしょう。
こちらは問題6で使用する、話し始めのフレーズになります。
このフレーズは「article」(論文)など、いろいろな言い換えが可能で便利なフレーズですので、覚えておくことをおすすめします。
こちらは反対意見を述べるときなどに使用できるフレーズです。
「but」と同じ意味合いですが、文章の冒頭に使うとその後の内容がより強調されて伝わるため、あわせて覚えておくとよいでしょう。
では、ここからは実際にスピーキングテストで高得点を狙える、実践的なテクニックをいくつかご紹介していきます。
ポイントをおさえるだけでよりよい評価へと繋がりますので、普段から意識して練習をしてみましょう。
こちらはスピーキングテストにおいて、特に意識すべきポイントです。
スピーキングテストでは解答を準備する時間があるとはいえ、頭で言葉を考えながら話す場面も出てくるでしょう。
その際に沈黙してしまうと、“評価するもの(=フレーズ)がない”として低スコアを付けられることに繋がってしまいます。これだけは、何としても避けなければいけません。
少し言葉が詰まってしまう程度なら問題はありませんが、長過ぎる沈黙を避けるために「Well……」などでも構いませんので、英語で会話をつなぐ意識をもちましょう。
スピーキングテストでは、事実だけを話す必要はありませんので、できる限り話を広げやすい意見を選択して述べることも可能です。
また話の内容に関しては、たとえ少数派の意見を述べたところで一貫性があれば減点されることはありません。
ですから本番でも、質問に対して積極的に話を即興でつくってみましょう。
スピーキングテストは解答に制限時間のあるテストです。しかし、話してみると「間に合わせなきゃ」という気持ちから早く話してしまい、時間が余ってしまうこともしばしばあります。
そうなった場合、新たに言葉を付け加えるのも方法の一つですが、はじめからゆっくり、ひとつひとつの単語をしっかり発声する意識をもって話すほうがおすすめです。
ミスのリスクを減らす意味でも、なるべく時間いっぱいにゆっくり話す意識をもちましょう。
頭のなかで解答は浮かんでいても、日本語でまとめた解答をそのまま英語に変換し、同じような難易度で説明をするのは相当なスキルがないと難しいです。
それで解答に詰まると減点の対象にもなってしまうため、言いたいことを最も簡単な文章変換して伝えることを心がけましょう。
こちらも日頃のトレーニングによってマスターできますので、意識してみてください。
AREAの法則とは、ある主張を論理立てて説明するためのフレームワークです。
英語に限らず、会議やプレゼンテーションなどの場でも良く用いられる有名な構成です。
それぞれのアルファベットは
A…Answer(回答・意見)
R…Reason(理由)
E…Example(例)
A…Answer(回答・意見)
の4つの頭文字から取ったものです。
意識すべきポイントはAnswer(回答・意見)は冒頭と最後に2回述べることです。
そうすることで、多少長かったり構成が崩れた回答をしてしまっても採点者に自分の意見を明確に伝えることができます。
もちろんこの構成でなければいけない、というわけではありません。
しかし「話しているうちに話の順番がぐちゃぐちゃになってしまう…」という方は、AREAの法則を使うことで構成立った意見を述べることが出来るでしょう。
TOEFLの試験対策として参考書を使用することで、よりポイントをおさえた学習を行なうことができます。
ここでは、スピーキングの試験対策としておすすめの参考書を2冊ご紹介していきます。
こちらの参考書は2006年発売と少々古いものの、問題の量と質に定評があり、依然として高い人気を誇る1冊です。
スピーキングテストにおけるポイントや問題集などがぎっしりと収録されているのにも関わらず、初心者でも理解できるように書かれているのでおすすめです。
掲載されている模範解答は初心者レベルからネイティブレベルまで様々。
TOEFLの受験が決まった段階でそろえたい参考書です。
こちらの参考書は相当な量の問題が載っていますので、たくさんの問題に触れてTOEFLの問題形式に慣れるということを目的に使うと良いでしょう。
また模範解答を収録した付属CDがあるので、その音声を聞きながらシャードイングするとより効果的です。
こちらはスピーキングテストの試験対策の導入としておすすめの1冊です。
よく使うフレーズや、文章の間をつなぐときにおすすめのフレーズなども紹介されているので、実践に近いスキルを習得できます。
こちらの参考書は単語帳のように繰り返し活用することで、意識をしなくても自然にフレーズが思い浮かぶようになるでしょう。
コンパクトなサイズのため、電車等の移動時間にコツコツと勉強するとよいでしょう。
実践的なフレーズが多いため、数をこなすことでスピーキングテストの評価向上にも繋がります。
つぎに、スピーキングの試験対策を助けてくれるおすすめのアプリやサービスをご紹介します。
これらはスマホやタブレットがあれば勉強できるため、スキマ時間に活用することで効率よく学習を進められるでしょう。
DMM英会話は、デジタルコンテンツの配信サービスとして日本最大規模のシェアを誇るDMMが提供するオンライン英会話サービスです。
月額料金は発生するものの、パソコンやスマホから24時間受講が可能であり、利便性が高いのが特徴です。
レッスン内容もTOEFLの試験対策に役立つものから日常会話まで幅広いため、実践的なスピーキング力を身につけたい場合におすすめです。
レッスン教材としてTOEFL用のスピーキング教材を扱っているので、そちらを活用して勉強するのがよいでしょう。
実践的な演習を繰り返し行うことで、英語で考えて英語で発言できるスピーキング力を身につけることができます。
こちらはTOEFLスピーキングテストを想定してつくられた、80問ほどの演習問題が収録されたアプリです。
タイマー機能と録音機能がついていて、準備時間と解答時間の両方を測定できたり、自分の解答を録音しながら進められるため、より実践的な試験対策が可能となっています。
こちらはiOSのみ対応となっていますが無料で利用できるため、まずはインストールしてみることをおすすめします。
フレーズを覚える勉強などと並行して、アウトプットとしてスピーキング練習をする際に活用してみましょう。
覚えたフレーズを中心に録音しながら勉強を進めれば、自身の課題などが明確につかめるはずです。
こちらのアプリはAndroidには対応していません。
この記事ではTOEFLのスピーキングテストに特化し、高得点をとるための学習方法や本番で役に立つテクニック、さらには学習に使える参考書やアプリについてもご紹介しました。
実践的な練習や英語に触れる機会を増やすこと、ポイントをおさえた試験対策をすることで高得点を出せる確率が上がっていきます。
これから北米やヨーロッパへの進学を考えている場合や、スピーキングの点数がなかなか上がらないという場合には、ぜひ今回ご紹介したポイントをおさえて日々の学習に取り組んでみてくださいね。
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