
これからフィリピンに留学される方で、学校までどうやって行くのか不安になっている方もいらっしゃると思います。大体の学校は「ピックアップ」と言って、学校から空港まで迎えに来てくれることが多いため、初めて海外に行く方はこちらを利用するのがおすすめです。
ただし、ピックアップのスケジュールが合わずに自力で向かう場合もあります。ここからは、留学先として人気のある「バギオ」までバスで移動する方法を解説します。
・パサイ発バギオ行きは片道669〜1,616PHP(約1,800〜4,400円)
・空港発の直行バスはない。Grabで市内ターミナルへ
・予約便は出発45分前までに窓口で引き換える
・冷房が強い。上着は必ず手荷物に入れる
幅広くフィリピン留学について情報収集をしたい方は、網羅的にフィリピン留学についてまとめたページも参考にしてみてください。
本記事は2026年9月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではフィリピンPHPをPHPと表記し、為替レートには2026年9月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
[目次]
バギオまでは複数のバス会社が運行しています。マニラから乗る場合、公式サイトでオンライン予約まで完結できるのは以下の2社です。
| 会社 | 上位クラス | 片道運賃 | オンライン予約 |
|---|---|---|---|
| Victory Liner | Royal Class | 669〜1,616PHP(約1,800〜4,400円) | 公式サイトで可能(一部の便のみ) |
| Genesis Transport | ジョイバス Premiere、ジョイバス Executive | 795〜1,035PHP(約2,100〜2,800円) | iWantSeatsまたはPinoyTravel |
パサイ発バギオ行き。2026年9月11日に各社の公式予約画面で確認。日本円は1PHP=2.7円で換算
この中で古くから知られているのがVictoryLiner(ビクトリーライナー)です。フィリピンのバスは路線内ならどこでも乗り降りできるものが多く、かつては時刻表やバス停が存在しない路線がほとんどでしたが、ビクトリーライナーは早くから時刻表を整備してきました。
最上位クラスのRoyal Classは、ビクトリーライナーのトップページでバギオ行きが案内されています。この記事では、ビクトリーライナーを例に乗り方を解説します。
Genesis Transportの上位クラス「ジョイバス」は、Genesis Transportによるとバギオへノンストップで運行しています。クラスはPremiereとExecutiveの2つで、いずれもリクライニングシート、乗務員によるサービス、トイレ、ブランケット、軽食が付きます。Premiereには各座席に個別のタブレット端末があります。
チケット売り場はアベニーダ、クバオ、パサイ、バギオ、バレルにあり、オンライン予約はiWantSeatsまたはPinoyTravelから行います。予約画面では、パサイ発バギオ行きの所要時間は5〜6時間と表示されます。
パサイ発の片道運賃は、44席のGENESIS 2X2が795PHP(約2,100円)、29席のジョイバス Executiveが1,005PHP(約2,700円)、28席のジョイバス Premiereが1,035PHP(約2,800円)です。上位クラスで比べると、ビクトリーライナーのFirst Class(1,078PHP)とほぼ同じ価格帯になります。
バギオ行きのバスは空港からは出ていないため、まずマニラ市内のバスターミナルへ移動します。かつては空港でタクシーをつかまえるのが一般的でしたが、現在は配車アプリのGrabが主流です。
マニラ空港の運営会社であるNew NAIA Infrastructure Corp.の発表によると、ターミナル3の立体駐車場内に配車アプリ専用の乗り場が整備され、2024年12月8日から本格稼働しています。Grabはこの施設に最初に移行した事業者です。
Grabは乗車前にアプリ上で料金が確定するため、金額の交渉が不要です。タクシーを使う場合は、乗る前にメーターを使うよう伝えてください。
ビクトリーライナーのパサイ・ターミナルへ向かう場合は、Grabアプリで「Victory Liner Pasay Terminal」と入力すれば指定できます。

こちらがパサイのバスターミナルです。一番奥に見える窓がチケットカウンターになっています。
ビクトリーライナーのパサイ〜バギオ間は、4つの座席クラスに分かれています。同じクラスでも、途中の街に停まるInner Citiesと、高速道路を通るExpressで運賃が変わります。
| クラス | 運行タイプ | 片道運賃 |
|---|---|---|
| Regular Aircon | Inner Cities | 669PHP(約1,800円) |
| Regular Aircon | Express | 680PHP(約1,800円) |
| Deluxe | Express | 801PHP(約2,200円) |
| First Class | Express | 1,078PHP(約2,900円) |
| Royal Class | Express | 1,616PHP(約4,400円) |
最も安いRegular Aircon(Inner Cities)と、最上位のRoyal Classでは2倍以上の差があります。夜行便で眠りたい場合はRoyal Class、日中に移動して費用を抑えたい場合はRegular Airconというように、時間帯と予算で選ぶことになります。
この記事の初回公開時である2014年は、当時のデラックスバスが750PHP、ノーマルのエアコンバスが440PHPでした。10年あまりで、いずれも1.4〜1.5倍ほどに上がっています。
以前は窓口で並んで買うしかありませんでしたが、現在はオンライン予約も選べます。座席指定の上位クラスは埋まりやすいため、日程が決まっているなら事前予約が安心です。
ビクトリーライナーの公式サイトやGenesis Transport便が予約できるiWantSeatsから、片道・往復のオンライン予約ができます。ただし公式サイトの案内によると、オンラインで買えるのは一部の便に限られるため、希望の時間が出てこない場合はターミナルの窓口で購入することになります。
予約後の流れも公式サイトに明記されています。
バウチャーのままではバスに乗れません。チェックインは出発20分前までとされていて、間に合わない場合は席が他の乗客に回されます。
ビクトリーライナーの公式Facebookページでの告知によると、2026年9月25日から、オロンガポ、パサイ、カミアス、カローカン、サンパロックの一部路線でペーパーレス化されます。対象の便であれば窓口での引き換えが不要になり、QRコードを提示するだけで乗車できます。
パサイも対象に含まれていますが、すべての路線が一度に切り替わるわけではありません。予約時に自分の便が対象かどうかを確認し、対象外であれば従来どおりバウチャーの印刷と窓口での引き換えが必要です。
予定が変わった場合、公式サイトのManage My Bookingから便の変更ができます。乗車日の前であればいつでも、乗車日を過ぎた場合は15日以内であれば変更できますが、いずれも運賃の10%が手数料としてかかります。16日目以降はチケットが無効になります。
なお、学生割引やシニア割引はオンラインでは購入できず、窓口のみの取り扱いです。

チケットには乗車日、発車時間、座席番号、運賃などが書かれているため、受け取ったらまず確認しましょう。白いチケットと黄色いチケットがありますが、白は自分の控えで、黄色は車内で渡します。
時期によっては、チケットブースに長い列ができていることもあります。順番が回ってきた時点で売り切れと言われるケースもまれにありますが、その場合でも諦めずにバギオ行きのバスの前で待ってみてください。
出発の5分前ごろに、車掌が空いている席に案内してくれることがあります。この場合は車内でチケットを買うことになり、行き先を伝えて料金を払うと、写真のような穴の開いたチケットが渡されます。

座席に座るときは、まずリクライニングできるか確認しましょう。レバーが壊れているケースがあり、長時間の移動では姿勢を変えられないことが負担になります。
車内の冷房はかなり強く設定されています。Tシャツ1枚で長時間も強い冷房に当たり続けると体調を崩しかねないため、マニラが年中暑くても、バスに乗るときには上着を用意しましょう。
車内では映画が流れていたり、音楽やラジオがかかっていたりすることが多いです。寝たい場合は、耳栓やイヤホンがあると快適に過ごせます。
途中の街に停まるタイプのバスは、トイレ休憩を兼ねて休憩所に停まります。サービスエリアのようになっていて、トイレに行ったり軽食を買ったりできます。

休憩所には他のバスもたくさん停まっている場合があるため、自分のバスを見失わないよう注意しましょう。バスにはそれぞれ大きく番号が書かれているので、降りるときに覚えておくと安心です。
なお、上位クラスはノンストップで運行する便があります。この場合は途中で休憩が入らないため、飲み物や軽食は乗る前に用意しておくと安心です。
マニラのパサイから5〜6時間ほどで、バギオのバスターミナルに到着します。学校のピックアップに間に合わない場合でも、バスという手段があります。
バギオでの学校選びや滞在方法まで含めて検討したい方は、スクールウィズの無料LINE相談をご利用ください。フィリピン留学をまるっとサポートしています。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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