英語の資格試験の中でも、TOEICは定番の英語試験ですよね。そのTOEICの点数を伸ばしたいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
TOEICの得点を伸ばすためにおそらくまず突破しなくてはならないのが、700点の壁です。700点って簡単なようで、意外と難しく、突破口を見出せずに困っている人も多いはずです。
そこで今回は、TOEIC700点を突破するための勉強法やおすすめの教材などをご紹介して行きます。TOEICの勉強方法で悩んでいる方は、この記事がヒントになると嬉しいです。
なお、各スコア別の英語レベルについては下の記事でまとまっているので、気になる方はあわせて参考にしてみてください。
TOEICスコア別の英語レベルまとめ!英語力アップのおすすめ勉強法も紹介
[目次]
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TOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)によると、2022年度(2022年4月~2023年3月)のTOEIC受験者の総数は784,310人(※1)。この中で700点以上を取得している受験者はどれくらいいるのでしょうか。
また、TOEIC700点は他の英語検定試験と比較した場合、どのようなレベルなのでしょうか。
TOEICの公式データをもとに、TOEIC700点以上を取得している受験者の割合や日本人のTOEICの平均点、他の資格試験とのレベルの比較などについてご紹介します。
TOEIC700点以上を取得しているのは2022年度の全受験者のうち259,099人で、割合にして約33.1%です。内訳を見ると、社会人では40.8%、学生では36%が700点以上を取得したという結果となっています(※2)。
この割合はテストの回によっても異なるため、あくまで目安と考えてください。
TOEICテストは合計200問で990点満点なので、700点を取得するためにはは142問以上の正答が必要だと考えられます。142問正解した場合の得点率は71%なので、10問中7問以上正解する必要があるという計算になります。
TOEICの平均スコアを見ていきましょう。2022年度の日本におけるTOEIC平均スコアは561点でした(※3)。
TOEICテストは日本だけでなくさまざまな国で実施されている国際的な英語能力試験で、世界全体での平均スコアを見ると608点。国別でみるとドイツの平均点が823点と最も高く、日本は41カ国中29位となっています。
なお、日本のリスニングの平均スコアは309点、リーディングの平均スコアは252点でした。どちらのセクションとも配点は同じなので、リスニングよりもリーディングの方が点数を取りにくい傾向があることが分かります。
TOEIC700点を他の英語資格と比較していきましょう。
TOEICとよく比較される試験には、TOEFL IBT、TOEFL PBT、IELTS、ケンブリッジ英検、英検などがあります。
TOEIC700点は、TOEFL IBTに換算すると69~78程度、TOEFL PBTでは523-547程度、IELTSでは5.5、ケンブリッジ英検ではFCE、英検では2級~準1級に相当するとされています。
TOEIC L&R |
TOEFL IBT |
TOEFL PBT |
IELTS | ケンブリッジ 英検 |
英検 |
---|---|---|---|---|---|
880-960 | 100-108 | 600-627 | 7 | - | 1級 |
805-875 | 90-99 | 577-597 | 6.5 | CAE | - |
730-800 | 79-89 | 550-577 | 6 | - | 準1級 |
650-725 | 69-78 | 523-547 | 5.5 | - | - |
590-645 | 61-68 | 500-520 | 5 | FCE | 2級 |
500-585 | 52-60 | 470-497 | 4.5 | - | - |
445-495 | 45-51 | 450-467 | 4 | - | 準2級 |
315-440 | 33-44 | 407-447 | 3.5 | PET | - |
270-310 | 29-32 | 390-403 | 3 | - | 3級 |
ただし、TOEICと他の資格試験ではテストの形式や傾向が異なるため、受験者によって得意・不得意があると思います。そのためこの換算はあくまで目安として考えるようにしましょう。
TOEIC700点以上のスコアを持っているとどのようなメリットがあるのか気になりますよね。
TOEICテストはビジネスシーンでの会話や文書などを用いた出題が多い傾向があるため、就職活動や昇進の際などに参考にされることがあります。
では、どれほどの割合で企業がTOEICスコアを参考にしているか、また参考するにあたってどれほどのスコアが求められるのかを詳しく見ていきましょう。
新卒採用では49.1%の企業・団体がTOEICのスコアを参考としており、求められるスコアは平均545点です。
英語を使用する部署の中途採用では、新卒採用よりも多い53.8%の企業・団体でTOEICスコアを参考としていると回答しました。要件・参考とするスコアも新卒採用より高く、平均620点となっています(※4)。
ただし、実際の就職活動は他の応募者との相対評価ですので、求められる最低限のスコアでは英語力をアピールすることは難しいでしょう。700点以上の点数があれば、他の応募者より少しリードすることができると考えられます。
昇進・昇格時にTOEICスコアが要件となっていたり参考となっていたりするケースもあります。
IIBCによる調査では、係長・主任への昇進で最低限求められるスコアは平均515点という結果に(※5)。課長への昇進については平均530点が要件とされているようです。
部長への昇進の際には平均565点、役員への昇進では平均600点が求められるという回答となっており、役職が上がるほどTOEICスコアも高いものが求められることが分かります。
つまり700点以上のスコアを持っていれば、英語能力が昇進・昇給の妨げになる可能性は極めて少ないといえるでしょう。
海外出張者や海外赴任者を選抜するためにTOEICのスコアを要件や参考とする企業も少なくありません。
海外出張者の選抜の際には38.6%、海外赴任者の選抜の際には50%の企業・団体がTOEICスコアを参考にしているという結果が出ています。
また、TOEICのスコアを海外出張者選定の参考としている企業では、平均620点が求められます。海外赴任者選定ではさらに高いスコアが求められ、平均635点となっています(※6)。
これらの平均スコアよりも高いスコアを持っておくと、英語力をアピールすることができるでしょう。
Oxford大学出版のデータによると、TOEIC450〜650のスコアを持っている人が750点を目指すときに必要となる勉強時間の目安は以下のとおりです(※7)。
目標スコア | |||
---|---|---|---|
現在のスコア | 550 | 650 | 750 |
450 | 225 | 450 | 700 |
550 | 225 | 450 | |
650 | 225 |
例えば、往復2時間の通勤時間がかかる会社員の方がスキマ時間を利用してTOEIC対策をする場合、現在のスコアが650点の人が750点を取るためには約5カ月半程度の期間が必要となります。現在550点の人の場合は11カ月以上、現在450点の人なら17.5カ月が必要となるでしょう。
計画を立てずにやみくもに勉強を始めるのはおすすめしません。学習の目標を設定し、それを達成するためにどのような内容で何時間勉強するのか、スケジュールを立てて対策を始めましょう。
ここではTOEIC600点の方が700点を目指して対策する場合を想定して、3カ月でスコアアップを図るためのスケジュールをご紹介します。
まず、1日の学習時間を設定しましょう。700点を目指すなら、毎日平均1時間半~2時間くらいは勉強時間を確保したいところです。
ただし、仕事で忙しい中で、平日に2時間の勉強時間を確保するのは難しいかもしれません。その場合は平日は1時間だけ勉強し、週末にまとまった時間が取れるタイミングでじっくりと復習や精読を進めるなど工夫しましょう。
また、単語の暗記など移動中にできる学習は通勤時間で集中して行うなど、時間帯によって学習内容を変えるのも良い方法です。
先ほどご紹介した通り、現在のスコアが650点の場合、1日2時間の勉強時間だと約5.5カ月の期間が必要です。3カ月でスコアアップするなら、土日の勉強時間をしっかり確保しておくことがポイントとなります。
では次に、おすすめの対策方法をステップ別に紹介します。
本格的な対策に入る前に、現在の実力をチェックしましょう。本番と同じ問題を解ける模擬問題集を用意してきちんと時間を計って解き、現在のスコアと弱点を把握します。
弱点を把握しておくことで学習の目的や重視して勉強すべき部分がはっきりするため、学習効率を上げることができます。短期間でスコアアップを目指すなら、自分の苦手な部分を集中的に勉強して克服していきましょう。
模擬問題集のおすすめは「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」。TOEICテスト開発機関のETSが実際のテストと同じプロセスで作成した問題を収録しているので、本番と同様の問題に挑むことができます。
対策を始めて1〜2週間ほどは、パート別の例題にじっくり取り組みましょう。間違えた問題は必ず解きなおすなど、繰り返し復習しながら、問題の傾向と解き方のコツを理解することに集中します。
リスニング、リーディングともに問題の特徴を確認しながら、知らない単語や言い回しがあれば暗記を進め、新しく自分の弱点を見つけたら参考書などで理解していきましょう。文法理解があいまいであれば、文法書も確認しておくのがポイントです。
ステップ2のあとは、試験直前まで練習問題を丁寧に解く勉強を繰り返しましょう。パートごとの特徴と解き方のコツを念頭において練習問題を解き、見直しと復習を行います。
間違えた問題があれば原因を確認しましょう。リスニングであれば、特定の国の発音が聞き取れなかったのか、前後の単語の発音が連結して発音される「リエゾン」などによって聞き取れなかったのか、単語を知らなかったのかなど、不正解となった理由を分析してください。
スクリプトを確認しながら聞き取れなかった部分を集中的に音読し、慣れてきたらシャドーイングを繰り返し行うのもおすすめです。
テスト本番まで1カ月を切ったら、1週間に1〜2回程度のペースで模擬試験を解きましょう。机の上を片付けて本番と同じ静かな環境を整え、時間を計って最後まで解ききります。
TOEICの試験時間は2時間と長いですが、問題も多く、時間内に解ききれない受験者も多くいます。最初から最後まで集中力を切らさずに取り組む練習をすることで、時間内に全問解ききってスコアアップを目指す目的で行なってください。
解き終わったら採点をします。間違った問題や悩んだ問題は丁寧に復習をして、リスニングセクションの音声はスクリプトを見ながら音読したり、繰り返しシャドーイングを練習したりするなど、英語力を底上げする教材として活用しましょう。
ここからは具体的にどれくらいの英語力が必要かご紹介します。
一概に言えませんが、TOEIC700点を取得するためには、2,000語程度の単語力が必要と言われています。
これは、リスニングが得意やリーディングが得意、またはどちらもそこまで得意ではないなど、どの部分でどれだけ点数を取得するかによっても変化してきます。
私はTOEICを何度も受験してみて、リスニングはそこまで単語数がなくても比較的いい点数を取得できると考えています。
なぜなら、流れでなんとなく分かることもありますし、何度も同じ分からない単語が出てくるということが少ないからです。
特にTOEICでは、よく出る単語というものは決まっているので、そこまで多くの単語数を取得しなくてもある程度の点数までなら取得することができるでしょう。
TOEIC700点のリスニングは、「英語で聞き取って、そのまま英語で回答できる」というレベルです。
これは、「英語を聞き取って日本語に訳する」というステップを行わずにリスニング問題に回答できるということです。
日常生活から言えば、海外旅行で特に会話に困ることなく、テンポの良い会話ができるレベルと考えると分かりやすいかもしれません。
リーディングに関しては、TOEICの長文問題を抵抗なく読めて、なおかつある程度のスピード感で内容を理解できるレベルが必要であると考えられます。
この内容理解は完璧である必要はありませんが、読解問題の量が多いTOEICでは、まず抵抗なく長文が読めることが大切です。
それでは、セクションごとの勉強法をご紹介していきます。
まずはリスニングからです。
リスニングでは何を聞かれているのか、何を聞き取れれば回答できるのかということを意識して対策するのがおすすめです。
具体的な方法として、セクション2では質問文の5W1Hに注目しリスニングを行ってみるようにしましょう。
ここを意識すると、答えに当てはまらない選択肢がすぐに明らかになります。また、迷った際も5W1Hを意識して聞いていれば、答えを導きやすくなります。
逆に言えば、5W1Hさえ聞き取れれば回答できてしまう問題もあるということです。
一方、セクション4、5では、質問文も選択肢も問題用紙に記載されています。そのため、選択肢を読み、「どのようなところを聞き取れれば回答できるのか」ということを考えましょう。
簡単にいうと、問題文からどのようなパッセージかを予想し、パッセージで回答部分が流れたら選択肢を選ぶといった形です。
リスニングの放送はもちろん英語です。
先ほどもご紹介しましたが、英語を聞いて、日本語で考えるというリスニングの方法ではなく、リスニングの英語をそのまま英語で理解して、回答するという方法ができるようになるのがTOEIC700点への道とも言えます。
そのため、英語をそのまま英語で理解するために、とにかくTOEICの問題にふれ、「英語を日本語に訳す」というステップを行わないようにしながらリスニング問題を解くなどのトレーニングを行うことがおすすめです。
なるべく数をこなすと、自然とこれができるようになります。スキマ時間には欠かさず英語を聞くようにしておきましょう。
リーディングセクションは下記のように勉強してみてください。
リーディングでのおすすめの勉強法は、重要部分を拾うスキミングという長文読解の技を身につけることです。
これは、長文を精読しなくても、だいたいどこにどのようなことが書いてあるのかということを理解するために行う長文読解の方法で、大量の長文読解を限られた時間の中で行わなくてはならないTOEICにおいて、かなり役立つ技です。
この方法を身につけるにはまず、パッセージの中でどの部分がトピックセンテンスなのかを瞬時に把握する必要があります。
トピックセンテンスとは、パッセージのトピックの部分、すなわちパッセージで全体でどのようなことを述べているのかを簡潔に記載している部分のことです。これは1つとは限りません。
この文は、基本的に段落の文頭などにあることが多く、これがどこにあるのかが分かれば、すべてを精読しなくてもどこにどのようなことが書いてあるのかが分かり、TOEICの問題を回答できるようになります。
この方法は、トピックセンテンスを意識しながら数をこなすことで徐々に習得することができ、リーディングのペースは格段に上がります。
TOEICのリーディングにはさまざまなパッセージがあり、そのテーマはメール、注文伝票、アルバイト募集の掲示など多岐に渡ります。
中でも、メールのパッセージは多いです。メールがどのようなシーンなのかを瞬時に判断できるようになると、複数パッセージある問題でも、そのメールがどのように他と関わっているのかということが簡単に分かるようになります。
そして、同一人物が複数パッセージに登場する場合は、その人が誰で、どことどのように関わっているのかということを理解できると、内容を理解しやすいです。
このようにパッセージの状況をなるべく早い段階で理解できるように人やパッセージの種類に注目するようにしましょう。
最後に、大事なボキャブラリーについてです。
ボキャブラリーというものは、1度ではなかなか身につきません。そのため、何度も何度も根気よく繰り返す必要があります。
おすすめのやり方としては、まず「よく出る単語」のようなマストのセクションを完璧にするようにしましょう。
1日どれだけやるかということを自分で決め、1度やったら、2~3日後にもう1度やり、できなかったところをまた数日後にやるというように進めて行きます。
そして最初に行ってから1週間くらい経ったタイミングで、抜け落ちてしまった部分を再び補うというやり方です。
時間はかかりますが、人間の脳は基本的に1度で全てを覚えるほどハイスペックではありません。何となく全部やったというよりも、マストの部分を完璧にやるという方が、いざ本番で「やったことあるな……」ではなく、「わかる!」にすることができます。
繰り返し行う際には、単語帳に類義語や対義語、イディオムなどを一緒に自分で書き込みましょう。自分だけの単語帳にすると、1つの単語を覚える際に他の単語と紐付けることができるので、忘れにくくもなりますし、1度に複数単語を覚えることができますよ。
何度も繰り返す方法以外には、「ながら勉強」もおすすめです。何かをしながら単語学習をすると覚えやすくなることがあります。
「歩きながら」がよく聞くやり方です。何かをしながら暗記をするとその動きとともに覚えることができると言われています。
私も単語を覚えるのにはかなり苦労しましたが、自分にあった方法が見つけられると覚えやすくなりますよ。ゲームなどが好きなら、アプリでの学習もいいかもしれませんね。
それでは、ここからはおすすめの参考書をご紹介していきます。
まずは、リスニング力アップのためのおすすめ参考書からです。この参考書のおすすめポイントは何と言っても、問題の量です。
同じ問題を何度も解くことはないと思うので、1冊に多くの問題があるといいですよね。
さまざまなタイプで全5回分のリスニング模試があるこの参考書なら、リスニングを攻略するための勉強もバッチリと行うことができるはずです。
また、解説も充実しており、どのような部分からその解答が導き出されたかということも分かるようになっています。しっかりと解説があると、見直しの際に、どこで自分が間違ったのか把握できるので、便利ですよ。
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)
こちらは先ほどご紹介したリスニングの参考書のリーディングバージョンです。
リスニングもそうですが、やはりリーディングもある程度の問題量をこなさないとなかなか得点は伸びません。
この参考書は、5回分のTOEICリーディング模試があるのがおすすめポイント。最初は時間を意識せずに読み方のコツを習得するように解いてみて、後半は時間と解き方の両方を意識して解いてみるのがおすすめですよ。
しかし、時間を意識しすぎるのは禁物です。TOEICはかなり問題数が多く、なかなか時間に余裕を持って終わるものではないと理解しておきましょう。
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
最後にご紹介するおすすめのテキストは、こちらの単語集です。この単語集には、TOEICでよく出ると言われている英単語がまとめられているので、スコアアップに直結するのではないでしょうか。
また、これに掲載されている英単語の数はものすごく多いというわけではないので、分厚くなく、気軽にどこへでも持ち運べるのもおすすめポイントです。
先ほどもご紹介しましたが、大量の英単語ではなく、よく出る英単語をしっかりとマスターするようにしましょう。
神崎正哉の新TOEIC TEST ぜったい英単語毎回出る頻出単語とスコアアップの急所
おすすめのアプリについてもチェックしてくださいね。
「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」では、単語学習だけでなく英文法や練習問題なども学習でき、リスニングもリーディングも対策することができます。TOEIC対策を総合的に行えるアプリです。
有名講師の講義を動画で視聴することができ、その講義数は約580本。1本あたり5分のショートレッスンなので、スキマ時間でも単語や文法を学習し、パート別の傾向と対策などをチェックすることもできますよ。
また、TOEICテスト20回分の問題演習も収録されているため実践向きです。繰り返し解くことができるので、1回解いたけどあいまいになってしまっている部分もくまなく復習し、実力アップを目指せます。
スタディサプリENGLISH TOEIC®L&Rテスト対策
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「TOEIC L & R TEST出る単特急 金のフレーズ」という参考書のアプリ版。TOEICテストを徹底的に分析して作られたアプリで、解説の明快さに定評があります。
参考書著者のTEX加藤氏はTOEICで満点を7回も経験している実力の持ち主。参考書の内容がアプリで網羅されているので、書籍よりもアプリで英単語を学習したい人におすすめです。
カバーしている頻出単語数は1,000語で、TOEIC600〜990点レベルまでの中級から上級向けの内容となっています。
関連する単語も一緒に学ぶことができ、フレーズごと記憶しやすいと評判です。
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目指すスコアに特化した問題に分かれているため取り組みやすく、ランダムに出題する機能もあるため文法とボキャブラリーがしっかり身につきます。
問題数のボリュームはTOEIC対策に十分な量がしっかりあり、解説の明快さにも定評があります。
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本記事では、TOEIC700点のレベルからそれを取得するために必要な勉強方法、参考書やアプリまで、多岐にわたってご紹介しました。
TOEIC700点というのは、誰もが簡単に取れるような点数ではありません。しかし、しっかりと対策をして、十分な時間勉強ができればクリアできるレベルです。
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※1、2…IIBC「TOEIC Program DATA&ANALYSIS2023」(参照日:2024-1-26)
※3…IIBC「TOEIC L&R 2022 Report on Test Takers Worldwide」(参照日:2024-1-26)
※4、5、6…IIBC「TOEIC 英語活用実態調査」(参照日:2024-1-26)
※7…Oxford University Press「A Teacher’s Guide to TOEIC Listening and Reading Test Preparing Your Students to Success」(参照日:2024-1-26)
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