「小学生の子どもを夏休みに留学させたいな……」
と考えている保護者の方は多いのではないでしょうか。
小学生でも、夏休みに留学することはできます。そして留学によって、以下の効果が期待できます。
・英語に興味を持つきっかけになる
・お子さんの自立心が芽生える
・国際交流を体験できる
また小学生のうちから留学することで、英語力が伸びやすくなることも。高校や大学受験にも有利になり、結果としてお子さんの将来の可能性が広がります。
とはいえ、具体的に留学する方法や費用、どこにすればいいのかは、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、小学生が留学することで期待できる効果や留学方法、留学先を選ぶポイント、おすすめの留学先を解説します。
最後に、小学生の留学でよくある質問にも回答していますので、あわせてチェックしてみてください。
小学生が夏休みに短期留学することの効果として、
・英語に興味を持つきっかけになる
・お子さんの自立心が芽生える
・国際交流を体験できる
の3つを解説しますね。
1つ目は「英語に興味を持つきっかけになること」です。
日本の小学校でも、2020年から英語教育がスタートすることが決まりました。しかし、授業以外で英語にふれるチャンスはまだまだ少ないのが現状です。
いきなり授業がスタートしても、お子さんが英語に興味を持ちにくい可能性があります。
また授業で習うと、英語を学ぶことになかなか積極的になれません。「仕方なくやらされている」という気持ちを感じやすいためです。
留学を経験すると「英語はコミュニケーションのツール」など、語学を方法として考えることができます。留学中につたない英語でも通じたことが成功体験となり、英語学習を自分からすすめるきっかけとなる可能性があるためです。
またなかなか伝わらない経験が、「英語を勉強しよう!」とモチベーションアップになることも。
留学で早めに英語にふれておくことで、学習する意欲が高まります。
2つ目は「お子さんの自立心が芽生えること」です。
というのも留学中は、基本的に保護者と離れて生活します。お子さんによっては洗濯や掃除など、自分ですることが初めてという子も。
今まで親にしてもらっていたことを体験して「自分でやろう」と自発的な気持ちが芽生えることは多いです。また1人での生活に自信がついて、ほかのことにチャレンジする意欲が芽生えることも。
自立心が養われることで、お子さんが大きく成長する可能性があります。
3つ目は「国際交流を体験できること」です。
留学生活では、多国籍な子どもたちと交流することが多いです。
そして異文化体験をする中で、新たな価値観と出会うことも。例えば「嫌なことはハッキリと自己主張してもいい」などです。
日本では外国人と関わるチャンスが少ないため、国内で国際交流や異文化体験をすることはなかなかできません。
留学が文化や習慣の違いを考えるきっかけとなり、お子さんの考え方や価値観が形成される経験となります。
ここまで、小学生が留学したときの効果を解説しました。
次は小学生でもできる留学方法と、その費用の目安をお伝えします。
ここからは小学生が夏休みにチャレンジできる留学方法として、
・語学留学
・サマースクール
の3つを解説しますね。
語学留学とは、語学学校に通いながら英語を学ぶ方法です。学生寮やホームステイ先に滞在し、そこから学校に通います。
語学留学のメリットは、英語学習と海外生活のどちらも体験できること。語学学校に通いながらホームステイ先や学生寮に滞在するので、勉強しながら海外生活を楽しむことができます。
フィリピンにある語学学校ELSAでは、イヌやネコ、ヤギなどの動物に囲まれながら留学生活が送れます。
また語学学校に通うことで、友達ができることも。同年代の留学生との異文化交流も実現します。
最近では親子留学という形で親も一緒に学びに行く留学が人気になっているので、お子さんを単独で留学させることに不安がある場合には検討してみてはいかがでしょうか。
実際に親子留学に行かれた方の体験談を下で紹介していますので、具体的に子どもにどんな変化が起こるのかを知りたい方はご参考にしてみてください。
【フィリピン親子留学】留学を通して感じた娘の変化
語学留学の費用目安は、1週間で5万〜9万円。
この費用は、滞在費と学費をあわせたものです。
対象は小学校3年〜6年生です。
日本語の基礎があやふやな状態では、語学はなかなか身につきません。語学を学ぶため、日本語の基礎もある程度はできている、小学3年生より上のお子さんにおすすめです。
サマースクールとは、語学学校などが夏に開催する短期の研修プログラムです。語学学校とその学生寮に滞在しながら、アクティビティなども楽しめることが多いです。
サマースクールのメリットは、多国籍な子どもたちとの共同生活を体験できること。学生寮でさまざまな国の子どもと衣食住をともにするため、協調性や自立心が芽生えやすいです。
また語学留学よりはアクティビティが多くなるため、英語に苦手意識のあるお子さんでも参加しやすいです。
サマースクールの費用目安は、1週間で約5万〜10万円。
この金額は基本的に、プログラム参加費と滞在費です。航空券などは別に必要ですので、ご注意ください。
対象は、小学校4年生より上のお子さんです。
というのも共同生活をするため、着替えや準備など、自分のことは自分でできる必要があります。そのため高学年になってからの参加がおすすめです。
ここまで小学生が体験できる留学方法を紹介しました。
とはいえ、どのようにして留学先を選べばいいのかは、なかなか分かりにくいですよね。そこで次は、小学生の留学先を選ぶポイントを簡単にお伝えします。
ここからは留学先を選ぶポイントとして、
・留学の目的
・治安や生活環境
・費用
の3つを解説しますね。
1つ目は「留学の目的」です。
留学の目的は、
・英語を話せるようになりたい
・外国人の友達を増やしたい
・1人で海外に行って自信をつけたい
・海外でアクティビティを楽しみたい
など、人それぞれです。
まずは本人がどうして留学したいのか、目的と理由をハッキリさせましょう。
例えばアクティビティを楽しみたいのに都会に留学しては、アクティビティを体験できるチャンスは少ないですよね。
また「英語を話せるようになりたい」など目的がある場合、なんとなく留学するだけで英語は身につきません。英語を話せるようになるために、指導が厳しい学校の多い国にするなど、目的によって留学先をしぼることができます。
留学に失敗しないためにも、まずは目的を考えてみてください。
2つ目は「治安や生活環境」です。
お子さんを安心して送り出すためにも、留学先は治安や生活環境のクオリティが高い国にすることをおすすめします。
正直にお伝えすると、日本ほど安全な国はありません。また留学はお子さん1人で渡航することが多いため、保護者がすぐに駆けつけることは難しいです。
また海外など慣れない生活環境では、ストレスを抱える可能性がとても高いです。大人でも体調不良になることがあり、お子さんならなおさらストレスを感じやすいです。
途上国よりもカナダやハワイなど、日本と治安や生活クオリティの変わらない国を検討してみてください。
3つ目は「費用」です。
留学費用は、国によって大きく異なります。
その理由は、主に以下の2つです。
・授業料がその国の物価によって変わる
・航空券の値段が日本からの距離によって変わる
物価は途上国と先進国で大きく異なり、国によっては授業料だけで数万円の差になることも。予算にあわせて留学先を選ぶ方がお金に余裕ができるので、お子さんが現地で体験できることも多くなります。
ここまで留学先を選ぶポイントを解説しました。
とはいえ、具体的にどこがおすすめなのかは、なかなか分かりにくいですよね。
そこで次は、小学生の留学におすすめの留学先をいくつかお伝えします。
小学生が夏休みに留学するのにおすすめの留学先として、
・フィリピン
・ニュージーランド
・オーストラリア
・カナダ
・アメリカ
の5つを紹介しますね。
※紹介する費用目安は、すべて1週間とします。
フィリピンは多くの日本人が留学しており、英語力が伸びやすいと好評の留学先です。
フィリピンでは語学留学が多く、語学学校に滞在しながら授業を受けます。
食事や洗濯、掃除はお願いできるため、生活面の心配がありません。英語学習にも集中できます。
【フィリピン留学の費用目安(1週間)】
・学費(入学金+授業料+教材費):4万5,000円〜8万円
・生活費:1万円
・航空券:5万〜7万円
・その他:1万円
合計:約11万5,000〜17万円
フィリピン留学は、学費に滞在費用も含まれています。
ニュージーランドは欧米圏の中でも物価が安いため、留学費用も安くおさえることが可能です。また治安が良くて自然も多いため、お子さんはのびのびと滞在できることが多いです。
【留学の費用目安(1週間)】
・学費(入学金+授業料+教材費):3万3,000〜10万5,000円
・滞在費:2万〜3万5,000円
・生活費:2万円
・航空券:8万〜15万円
・その他:1万円
合計:約16万3,000〜32万円
オーストラリアは都会的なエリアと自然の多い郊外エリア、どちらも共存している国。そのため、お子さんのニーズにあわせて滞在エリアを考えてみるのがおすすめです。
また日本人留学生が多いため、日本人スタッフが常駐する学校も。トラブルや困りごとも日本語で相談可能です。
【留学の費用目安(1週間)】
・学費(入学金+授業料+教材費):3万5,000〜11万円
・滞在費:3万〜4万円
・生活費:2万〜3万円
・航空券:6万〜8万円
・その他:1万円
合計:約15万5,000〜27万円
カナダは治安が良く、多国籍な環境で勉強できる国です。日本から距離はありますが、留学する人が少なくありません。
また自然も多いため、アクティビティなどを楽しむことも可能です。
【留学の費用目安(1週間)】
・学費(入学金+授業料+教材費):3万〜10万円
・滞在費:2万5,000〜4万円
・生活費:1万円
・航空券:8万〜15万円
・その他:2万〜3万円
合計:約16万5,000〜33万円
アメリカは語学留学やサマースクールなど、さまざまなスタイルで留学できます。また多くの人が留学を目指す国でもあるので、世界各国から集まった留学生と交流可能です。
特におすすめの地域はハワイ。というのもハワイでは「語学学習+アクティビティ」などのプログラムが盛んです。特にヨガやマリンスポーツなど、保護者の方も楽しめます。
そして街中には日本語が通じるお店も多く、言葉にあまり不安を感じません。
そのため「親子留学」として、保護者と一緒に留学することもできます。心配な方やお子さんが小さい方は、親子留学も検討してみてください。
【留学の費用目安(1週間)】
・学費(入学金+授業料+教材費):3万〜5万円
・滞在費:4万〜6万円
・生活費:2万〜3万円
・航空券:10万〜12万円
・その他:2万〜3万円
合計:約21万〜29円
ここまで小学生が留学するのにおすすめの留学先と、費用の目安を紹介しました。最後に、小学生の留学でよくある質問を見ていきましょう。
ここからは小学生の留学でよくある質問の
・英語力
・期間
・親の同行
についてお答えしますね。
小学生の留学で、英語力は「それほど必要ないことが多い」です。
というのも小学生など小さいうちは、物事に対する吸収力が高いです。数日の滞在で、簡単な英単語を覚えるお子さんも少なくありません。
英語が分からない状態でも、留学することで日常会話レベルまで高めることは可能です。
また現地までのフライトも、留学エージェントスタッフなどによる同伴があるため、お子さん1人になることはほとんどありません。
不安なときは、留学前に簡単な英単語などを覚えておくことをおすすめします。英語力がゼロで留学するよりも現地で吸収できるものが増え、さらなる英語力アップにつながる可能性があります。
留学期間は「1週間から1ヶ月」がおすすめです。
その理由は、以下の2つです。
・夏休みが1ヶ月ほどであるため
・慣れない環境での長期滞在はストレスがかかるため
留学など環境の変化には、多くのストレスを感じます。特に小学生は親元を離れることが少なく、初めてのことに緊張や不安を感じやすいです。
お子さんが留学をストレスなく楽しむためにも、まずは1週間ほどの短期滞在を計画してみてください。不安を感じることなく、思いっきり留学を楽しめるはずです。
保護者の同行は、基本的に必要ありません。留学エージェントや現地スタッフなど、担当者が同伴していることが多いためです。
お子さんが1人で移動する、学校に通うこともほとんどありません。特にホームステイの場合、未成年のお子さんはホストファミリーが親身になって気にかけてくれます。
不安な場合は、保護者も一緒に留学できる「親子留学」がおすすめです。
気になる方は「親子留学」のページをチェックしてみてください。
親子留学ページ
今回は、小学生が夏休みに留学するケースを解説しました。
おさらいすると、小学生は以下の方法で留学することが可能です。
・ホームステイ
・語学留学
・サマースクール
そして留学先を選ぶポイントとして、以下の3つをお伝えしました。
・留学の目的
・治安や生活環境
・費用
また不安な場合は「親子留学」として、保護者も一緒に留学するのがおすすめです。
迷ったときは、今回紹介した7つの留学先から検討してみてくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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