「留学でお世話になった人に手紙を書きたいけれど、どうやって書いたら良いのかわからない……」という方は多いかと思います。
まったく知らない海外の土地で初めての留学。不安な中、現地でお世話になった方々がたくさんいたことでしょう。
貴重な経験を支えてくれた方々へ、ぜひとも丁寧なお礼の手紙を送りたいと考えている人も多いと思います。手紙を送ることでさらに関係性が深まり、今後の人生に渡って長いお付き合いになるかもしれません。
しかし、具体的に英語でどのように手紙を書けば良いのでしょうか?
そんな疑問を解消すべく、この記事では、
をお伝えします。
英語での手紙はハードルが高そうに感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
ぜひこの記事を参考にしていただき、留学でお世話になった方へ手紙を送れるようになりましょう!
[目次]
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留学中にお世話になった人たちにお礼の手紙を書きたいと思い立ったら、さっそく手紙を書いてみましょう。
英語を使っての手紙は不安に感じるかもしれませんが、ある程度決まった型があるため心配は不要です。
ここでは、お礼の手紙について最初に押さえておきたいポイントを3つお伝えします。
お世話になった方へ帰国後にお礼の気持ちを伝えようとしたとき、その手段として「メール」または「手紙」どちらにしようか迷いますよね。
メールは費用がかからず、送信すればすぐに相手まで届くので負担が少なくて済みます。加えて、留学中に撮った写真のデータなどを添付することも可能です。
一方直筆は、メールに比べると手間暇がかかり大変です。しかし、手書きにはその人にしか出せない文字の雰囲気が加わりますし、時間をかけて丁寧に文章を考えたことが相手に伝わります。
感謝の気持ちをより強く伝えたいのであれば、直筆の手紙がおすすめです。
手紙だと少し自信がない、という方は「ポストカード」もおすすめです。
日本ではあまり一般的ではないかもしれませんが、欧米ではポストカードは様々なタイミングで大切な相手へ送る、いわば定番のアイテムになっています。
など、大きなイベントごとの時は必ずと言って良いほど、ポストカードを店先で目にするはずです。
日本からカードを送るのであれば、
など、日本らしさが伝わるものを選ぶと良いでしょう。
「英語の手紙に自信が無いから……」と、ついつい例文を見ると、そのまま書いてしまいそうになると思います。
もちろんある程度は例文を真似てもいいと思いますが、すべてそのまま書き写してしまうと、せっかく手書きで書いたのに味気ない手紙になりかねません。
ホストファミリーも、あなた自身の気持ちで書いた手紙を待ち望んでいるはずです。
現地での思い出や楽しかったことなど、自分にしか書けないことを盛り込むようにしましょう。
ここでは、英語で手紙を書くときに知っておきたいルールとして、
の5つを詳しくご紹介します。
1つ目のルールは、お礼のメールや手紙は出来るだけ早めに出すことです。
これは日本でも共通のルールだと思いますが、大切なことなので最初にお伝えしておきます。
丁寧に手紙を書こうとする場合、ましてや初めての手紙となるとついつい時間がかかってしまいがちです。
しかしお礼の手紙はタイミングが1番大切。
相手が「帰国したあの子は元気にやってるかな」と思い出してくれる内に手紙が届くのがベストです。
できれば帰国してから1週間以内に手紙を出すようにしましょう。
あまり時間が経ちすぎると、手紙を送ること自体が億劫になってしまうこともありますし、なるべく早めに送ることをおすすめします。
2つ目のルールは、「宛名」「書き出し」「本文」「結びの言葉」を押さえることです。
外国の手紙も日本と同様、文章は前文や主文などのブロックで構成され、それぞれ役割があります。構成の流れや各ブロックを適切に押さえておくことで、マナーを守った丁寧な手紙に仕上げることが可能です。
「書き出し」「本文」「結びの言葉」については後ほど例文で詳しくお伝えするので、ここでは「宛名」について解説します。
まず宛名を書く際は、フレンドリーな相手やフォーマルな場合にも対応できる「Dear」を使いましょう。
上記のように使用します。
宛名の敬称は親しい間柄では付けませんが、そうでない場合は
をつけましょう。
女性への敬称は、かつては既婚が「Mrs.」、未婚が「Miss.」と分けていましたが、現在は分け隔てなく「Ms.」とするのが一般的です。
またこの他にも、
などが敬称としてあり、相手の肩書きに合わせて使うと良いでしょう。
3つ目のルールは、姓と名の名称、表記方法を知っておくことです。
英語で姓と名の呼び方はそれぞれ
で、加えて欧米では姓と名の間にくる名前を「ミドルネーム」と呼びます。
また英語では、「姓名の表記順が日本と逆」になります。
例えば「鈴木太郎」を英語で書く場合は「Taro Suzuki」です。
しかし最近は異文化を尊重する流れができつつあり、日本で使っているように「姓→名」の順に記載するケースも増えてきました。
その場合は「Suzuki,Taro」とカンマを入れるのがルールです。名前表記におけるカンマは、姓名の前後を逆にしていることを伝える意味があります。
4つ目のルールは、署名の入れ方を知っておくことです。
欧米では、手紙の最後に自分の名前をサインするのが常識です。パソコンなどで文章を作成してプリントアウトする場合も、署名だけは必ず手書きで行います。
署名はあくまで本人オリジナルのものなので、相手に名前が伝わる確証があれば、漢字やひらがなを使っても構いません。
5つ目のルールは、メールの場合は件名も忘れずに記載することです。
件名が書かれていないと、「迷惑メール」と判断されてメールを相手に開いてもらえない可能性があります。
「Special thanks from Taro」など、自分の名前を見出しに入れるのがおすすめです。
次からは、いよいよ手紙の例文を具体的にお伝えしますね。
手紙の書き出しは、挨拶や相手の様子を尋ねるようなものがおすすめです。代表的なものをいくつかご紹介します。
「Hello」や「Hi」はフレンドリーでくだけた挨拶です。
元気さが伝わる挨拶なので、楽しい内容が続くことを相手に期待してもらえるでしょう。
「How are you doing?」は相手を気遣う挨拶です。同じ意味合いで「How have you been? 」「How’s it going?」などもよく使われます。
この後に「I am doing good.」(私は元気です)などと繋げるのも良いでしょう。
「I hope this letter finds you well.」は少し丁寧な表現ですが、こちらも手紙の書き出しによく使われています。「letter」は「message」でも構いません。
似た言い回しとして、
などもあります。
感謝の気持ちを伝える際にも定型文がいくつかあります。滞在中の嬉しかったことなどを添えて伝えると、より感謝の気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
「Thank you so much for〜」で「〜にとても感謝する、〜を嬉しく思う」という意味になります。まずは感謝の気持ちを伝えましょう。
「It was so nice of you」は「ご親切にどうもありがとう」という意味ですが、後ろに繋げることで、何に感謝しているのか具体的に伝えることができます。
「part of 〜」で「〜の一員になる」を意味します。家族同様のお付き合いができたのであれば、このような表現も相手が喜んでくれると思いますよ。
手紙では「寂しさ」を伝えることで、相手に感謝の気持ちとして受け取ってもらうことも可能です。
「I miss you」は「寂しいです」を意味し、よく使いますので覚えておきましょう。
似たような表現としては「I get sad」や「I feel lonely」などがあります。
「〜is over」は「〜が終わる」を意味し、寂しい内容を伝える上で使いやすい表現です。
感謝の気持ちや寂しい気持ちを伝えた上で、次につながるメッセージとして「また会いたい」「次会おう」という内容を盛り込むと、ポジティブな印象の手紙になります。
「See you〜」で「〜で会いましょう」という意味になります。「next time」は、具体的な予定がある場合「next year」などに変えることもできます。
「I am looking forward to〜」で、「〜を楽しみにしている」という意味になります。
「 I look forward to〜」でも構いませんが、こちらは少し固い表現なので、ビジネスなどで使う場合に向いています。
結びの言葉は日本で言うところの「敬具」に当たる表現があるので、いくつか覚えておくととても便利です。
「Regards」は「心遣い」や「敬意」を意味する名詞です。
Regardsの前に形容詞をつけることで、
などのニュアンスを付け加えることができます。
「Regards」を使わず「Best」のみになると、ややカジュアルな表現になります。
「Best wishes」 であれば「幸運をお祈りします」というニュアンスです。
ここまで、留学でお世話になった人へ送る手紙の書き方についてお伝えしました。
相手にお礼の気持ちを伝えたいのであれば、直筆で手紙を書くのがおすすめです。メールよりも手間はかかりますが、その分しっかりと相手に気持ちが伝わりますよ。
手紙を書くときに知っておきたいルールは、
の5つです。
姓名の書き方や署名の入れ方は、日本では馴染みのない部分ですので注意してください。
今回ご紹介した例文をうまく活用して、ぜひお世話になった人へ感謝の気持ちが伝わる手紙を書いてみてくださいね!
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