留学準備に欠かせない予防接種とは?受けるべき種類から必要な証明書まで解説します

留学 予防接種

こんにちは、ライターのAyakaです!

長期留学の準備で欠かせないことのひとつが、今回紹介する「予防接種」です。留学前はやることがたくさんあるため、「自分は一体どの予防接種を受ければいいのか調べるのが大変……」と、お困りの方もいるのではないでしょうか。

予防接種は留学する国によって、受けるべき種類が異なります。また一度受けて完了するわけではなく、ワクチンの種類によっては何度も病院へ足を運ばなければいけないこともあります。

とはいえ、必要な予防接種をひとつずつ調べるのは、なかなか大変ですよね。

そこで今回は、留学前に知っておきたい予防接種の情報をまるっと紹介していきます。この記事を読めば、予防接種の必要性、留学先の国ごとに必要なワクチンの種類や料金、予防接種の情報をざっくり知ることができます。

まずは、留学前に予防接種を受ける理由を確認していきましょう。

留学における最大の失敗は
「迷ったまま無駄な時間が過ぎること」

いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったのは何度目のことでしょうか?

お金と時間もかかる留学。本当に行く意味はあるんだろうか、次に繋がるんだろうかと悩む点は多いですよね。

ただ、それ以上に問題なのは、留学へ行くかどうかが決められず、長い時間同じところで悩んでいることです。

行くと決めたら準備を始める、行かないと決めたら別のことを始めてみる。留学へ行くかどうかが決まれば行動が進み、その分早く人生の目的を達成できます。

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留学前に予防接種を受ける目的や理由とは?

留学 予防接種

留学前に、なぜ予防接種を受けないといけないのでしょうか?理由は主に次の2つです。

理由(1)海外で感染症にかからないため

まず第一に、海外で感染症にかからないために予防接種を受ける必要があります。

日本で暮らしている私たちは、日本の感染症に対する耐性を持っているため、感染症にかかる可能性はそれほど高くありません。

一方で、一部のエリアでは感染症への耐性が少ないため、感染症にかかりやすい状況で生活することになります。世界には日本にはない病気や日本では流行していない感染症もあり、命の危険を回避するには入国前のワクチン接種による予防が必要なのです。

理由(2)ワクチン摂取が入国条件の国があるため

もうひとつの理由は、予防接種が入国の条件となっている国があるためです。

私がアフリカを旅行した際も、黄熱病の予防接種が入国の条件になっていました。留学の際も、ビザ取得の条件として予防接種を受けた証明を求められることがあります。

そして予防接種の効果は、自分の身体を守るだけではありません。ワクチン接種によって病気の発症を防ぐことで、日本国内に感染症を持ち込まないという「二次感染回避」の意図もあります。

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留学 予防接種

予防接種の必要性を確認したところで、次はどのような予防接種があるのかを確認していきましょう。

(1)破傷風

破傷風の病原体は、土の中にいることが多く、傷から病原体が侵入します。

注意するエリア

世界全域

症状

口が開きにくくなる、痙攣

予防接種の種類と方法

注射(3回)

(2)A型肝炎

A型肝炎の原因は飲食物であることがほとんどで、その多くは生の海産物から感染します。

注意するエリア

アジア、東ヨーロッパ、中近東、アフリカ、中央アメリカ、南アメリカ、オセアニア

症状

発熱、黄疸

予防接種の種類と方法

注射(3回)

(3)B型肝炎

B型肝炎は、性行為または医療行為からの感染が多いです。重度になると劇症型となり、命を失うこともあります。

注意するエリア

アジア、東ヨーロッパ、中近東、アフリカ、中央アメリカ、南アメリカ、オセアニア

症状

倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸

予防接種の種類と方法

注射(3回)

(4)黄熱病

蚊に媒介される感染症で、流行地域は熱帯地域です。発病すると死亡率が高いことでも知られています。

注意するエリア

アフリカ、南アメリカ

症状

発熱、頭痛、嘔吐

予防接種の種類と方法

注射(1回)

(5)狂犬病

海外で犬に噛まれたら、狂犬病予防の処置がすぐに必要になります。発病すると治療法がないため、高確率で死亡するためです。

注意するエリア

アジア、東ヨーロッパ、中近東、アフリカ、中央アメリカ、南アメリカ、オセアニア(一部)

症状

発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、疲労感、脳炎症状

予防接種の種類と方法

注射(3回)

(6)腸チフス

サルモネラの一種であるチフス菌が、水や食べ物を介して感染します。保菌者になると、便などから感染拡大する恐れもあります。

注意するエリア

東南アジア、アフリカ、中央・南アメリカ

症状

高熱、頭痛、全身倦怠感、便秘

予防接種の種類と方法

注射(1回)

(7)日本脳炎

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを持つ蚊によって媒介し、その蚊に刺されることで発生する疾病です。

注意するエリア

中国、東南アジア、南アジア(農村部)

症状

高熱、頭痛、意識障害、麻痺

予防接種の種類と方法

注射(3回)

(8)麻しん風しん

麻しんは感染力が極めて強く、発症すると重篤な状態になってしまうことが多いです。近年は国内でも流行が見られました。

そして風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる、急性の発疹性感染症です。

注意するエリア

世界全域

症状

麻しん:発熱や咳、鼻水といった風邪の症状
風疹:発熱や発疹、リンパ節の腫れ

予防接種の種類と方法

注射(2回)

(9)髄膜炎菌感染症

髄膜炎菌は感染者とのキスや食器の共有、同じ空間で長時間過ごすことなどによって感染します。髄膜炎菌にはA群、C群、Y群、W-135群などさまざまな種類があります。

注意するエリア

世界全域(髄膜炎ベルト地帯と呼ばれる、大西洋からインド洋までの地域)

症状

発熱、頭痛、嘔吐、意識障害

予防接種の種類と方法

注射(1回)

【人気の留学先別】渡航する前に受けたい予防接種一覧

留学 予防接種

次は留学する国別に、受けておきたい予防接種を紹介します。

(1)フィリピン

【推奨】A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病

フィリピンでは、予防接種が必須になっているワクチンはありません。ただしA型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病の予防接種は推奨されています。

またフィリピン都市部の医療水準は高いですが、農村部などでは衛生面に問題があることも。念のため、上記のワクチン接種がおすすめです。

(2)アメリカ

【必須】Measles(麻しん)、Mumps(おたふく風邪)、Rubella(風しん)
【推奨】破傷風、ジフテリア、百日咳、B型肝炎、髄膜炎、水ぼうそう、ツベルクリン

アメリカでは、麻しん、おたふく風邪、風しんの3つをまとめた「MMR」の証明書を求められることがあります。

その他、州や学校によって規定が異なるため、自分の留学先ではワクチン摂取が必要かどうかを確認してから、予防接種のスケジュールを立ててみてください。

(3)カナダ

【推奨】B型肝炎、A型肝炎、破傷風、狂犬病、MMR(麻しん・風しん・おたふく風邪)、ポリオ

カナダに入国するとき、必須となっている予防接種はありません。ただし、麻しんと風しんが流行傾向にあるため、念のため予防接種を受けておくのが安心です。

その他は推奨レベルなので、自分が滞在するエリアによって調整しましょう。

(4)オーストラリア、イギリス

【推奨】A型肝炎、B型肝炎、風しん、麻しん、破傷風、髄膜炎

オーストラリアとイギリスへの渡航で、予防接種の必要はありません。どちらの国も医療水準が高く、発症したとしてもきちんと治療できます。

念のため渡航前に流行している病気をチェックし、必要に応じて予防接種を受けるのがおすすめです。

(5)アフリカ

【必須】黄熱病
【推奨】A型肝炎、腸チフス、破傷風、狂犬病、インフルエンザ、髄膜炎菌性髄膜炎

アフリカでは多くの国で黄熱病の予防接種を証明する「イエローカード」が、入国の際に必要です。

国によって必要となる予防接種は異なりますが、都市部でも推奨されている

・A型肝炎
・腸チフス
・破傷風
・狂犬病
・インフルエンザ
・髄膜炎菌性髄膜炎

などの予防接種は受けた方が安心です。

(6)中南米

【必須】黄熱病
【推奨】破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、MMR(麻しん・風しん・おたふく風邪)

中南米でも、イエローカードが必要な国があります。また中南米では、野犬に噛まれたという人も少なくないので、念のため狂犬病の予防接種も打っておきましょう。

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留学前の予防接種にかかる料金はいくら?

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ここでは、それぞれの予防接種に必要な平均費用を紹介します。

破傷風:7,000~8,000円
A型肝炎:7,000~8,000円
B型肝炎:6,000~7,000円
黄熱病:10,000~12,000円
狂犬病:12,000円
腸チフス:12,000円
日本脳炎:6,000~7,000円
麻しん・風しん:12,000円
髄膜炎菌感染症:20,000円

黄熱病は全国の検疫所、もしくは日本検疫衛生協会の診療所で受けることができます。黄熱病以外の予防接種は、一般の医療機関でも実施しています。

迷ったときは「トラベルクリニック」などの医療機関がおすすめ。上記のワクチンをそろえていることが多く、計画的に予防接種を受けられるためです。

留学で必要な予防接種の証明書は?

留学 予防接種

次に、留学で必要になる予防接種の証明書について解説します。

英文の証明書

「予防接種証明書」とは、予防接種を受けたことを証明するための書類です。予防接種が完了した後、医療機関に交付してもらいましょう。

この際、必ず英文で発行してもらうようにしてください。小さい頃に予防接種を受けている人でも、母子手帳を持参すれば英文の証明書を発行することが可能です。

英文の健康診断書

予防接種の証明書とあわせて、健康診断書の発行を求められることもあります。対応している医療機関で発行を依頼し、取得してください。

ただし英文の健康診断書は、発行に1週間ほどかかることもあります。留学前には、余裕を持って申請しましょう。

留学前に予防接種を受けるときの注意点

留学 予防接種

留学前に予防接種を受けるとき、注意してほしいポイントを2つ紹介します。

注意点(1)1年~6ヶ月前から準備する

予防接種よっては、数ヶ月にわたって2、3回の予防接種を受けなければいけません。

留学前は、いろいろな準備で慌ただしくなります。慌てないためにも、予防接種のスケジュールを最低でも留学の6ヶ月前までに決めて、準備を進めるようにしましょう。

注意点(2)母子手帳で受けた予防接種やかかった病気をチェックする

私たちがこれまでに受けたことがある予防接種は、母子手帳に記録されています。

生まれたばかりの子どもは感染症のリスクが高い状態です。そのため留学で求められる予防接種のうち、小さいころ受けたことがあるものも少なくありません。

事前に母子手帳で今まで接種したワクチンを確認してから、予防接種の計画を立てましょう。

留学までに予防接種が間に合わないときの対策

留学 予防接種

なかなか時間が取れず、「留学までに予防接種ができていない……」とお困りの人もいるかと思います。

時間がないとき、国によっては現地で予防接種を受けることが可能なこともあります。ただしワクチンの接種がビザ取得の要件になっている場合、現地では対応できません。日本での予防接種が必要です。

留学準備の中で予防接種は優先順位が低く感じるかもしれませんが、安全な留学には欠かせないもの。間に合わないことがないように、なるべく日本で接種できるスケジュールを立ててみてください。

まとめ

今回は留学に必要な予防接種について、ワクチンの必要性や注意したい感染症の種類などをまとめて紹介しました。

予防接種は以下の理由から、なるべく接種しておきたいものです。

・海外で感染症にかかることを防ぐため
・ワクチン接種が入国条件となる国もあるため

私が黄熱病の予防接種を受けたとき、数日ほど体調が優れませんでした。

予防接種は免疫力をつけるために、菌を体に入れる行為です。そのため予防接種のスケジュールは、余裕を持って計画するようにしましょう。

ご紹介した予防接種の情報が、みなさんの留学生活のお役に立てれば幸いです!

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この留学ブログを書いた人

Ayaka

Ayaka

編集者・ライター。18歳の時に初めてタイを訪れてから、ひとり旅に魅せられ以後ライフワークに。「Where am I?」すら英語にできないレベルから、10年経って、ようやく普通の会話には困らないレベルになりました。夢の海外移住のためもう一歩上の英語力を目指して日夜勉強中です。

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