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【2026年最新】ニュージーランドの物価は高い?日本と比較してみた

ニュージーランド 物価

ニュージーランドへの留学やワーキングホリデーを考えたとき、現地の物価が日本と比べてどれくらい高いのか気になる方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ニュージーランドの物価は日本より高く、外食や家賃は日本の約2倍ですが、米や牛肉のように日本より安いものもあります。

この記事では、日本との物価比較表、項目別のニュージーランドの物価、物価が高い理由と節約術を紹介します。

※記事内ではニュージーランドドルをNZDと表記し、為替レートには2026年11月2日時点での情報を参照し、1NZD=91円、1オーストラリアドル=113円(※小数第一位を四捨五入する形で、整数表記)で計算しています。

※記事内の物価は、特に記載がない場合、世界の生活費データベース「Numbeo」の2026年11月1日更新のデータをもとにしています。

[目次]

ニュージーランドの物価と日本の物価【比較表】

ニュージーランドの物価を日本と比較すると、水・タバコ・家賃・外食費・公共バスのいずれも、ニュージーランドの方が高くなります。

世界の生活費データベース「Numbeo」のデータをもとに、日常的によく使う品目の価格を日本円で比較しました。

品目 ニュージーランド 日本 日本との比較
水(330ml) 3.43NZD(312円) 122円 約2.6倍
水(1.5L・スーパー) 1.88NZD(171円) 137円 約1.2倍
タバコ(マールボロ20本) 43NZD(3,913円) 620円 約6.3倍
家賃(1ベッドルーム・中心部) 1,940.99NZD(176,630円)/月 93,400円/月 約1.9倍
家賃(1ベッドルーム・郊外) 1,723.73NZD(156,859円)/月 63,997円/月 約2.5倍
外食(手ごろなレストラン1食) 25NZD(2,275円) 1,000円 約2.3倍
ファストフードのセット 16NZD(1,456円) 800円 約1.8倍
公共バス(片道・全国平均) 3.50NZD(319円) 220円 約1.5倍

※ニュージーランド・日本ともにNumbeoの国全体の平均値(2026年11月1日更新)。

差が特に大きいのはタバコで、日本の6倍以上の値段です。

家賃と外食費もおよそ2倍で、生活費の中でも金額の大きい項目ほど日本との差を感じやすくなります。

一方で、スーパーで買う1.5Lの水は日本とあまり変わりません。

同じ水でも、コンビニやカフェで小さいボトルを買うか、スーパーで大きいボトルを買うかで割高感が変わります。

【2026年】項目別ニュージーランドの物価

ここでは、実際にニュージーランドで生活する場合にかかる費用を、項目ごとにご紹介します。項目ごとの価格帯を把握し、生活費の節約に役立ててください。

まずは、主な品目のニュージーランドの物価を一覧にまとめました。

項目 品目 ニュージーランドの価格
食品 卵(12個) 10.77NZD(980円)
食品 米(1kg) 3.09NZD(281円)
食品 牛乳(1L) 3.16NZD(288円)
食品 水(1.5L) 1.88NZD(171円)
外食 手ごろなレストラン1食 25NZD(2,275円)
外食 ビッグマック 8.8NZD(801円)
カフェ カプチーノ 5.88NZD(535円)
衣類 ジーンズ(リーバイス501など) 121.74NZD(11,078円)
交通費 オークランドのバス(1ゾーン) 3NZD(273円)
通信費 スマホ(通話+10GB以上・月額) 56.33NZD(5,126円)
家賃 1ベッドルーム(中心部・月額) 1,940.99NZD(176,630円)
嗜好品 タバコ(20本) 43NZD(3,913円)
嗜好品 ビール(500ml・スーパー) 5.47NZD(498円)
観光 スカイタワー(大人) 47NZD(4,277円)

※オークランドのバスはAuckland Transport、スカイタワーは公式サイト、ビッグマックはThe Economistのデータ。それ以外はNumbeoの平均値(2026年11月1日更新)。

以下では、項目ごとに詳しく解説します。

ニュージーランドの物価(1)食品

ニュージーランド 物価 食品 サーモン

ニュージーランドの食品は、地域ごとでそれほど大きな価格差が出るものは、少ない傾向にあります。

どの地域であっても、旬の食材はお得に手に入ります。現地での生活費を節約したい方は、安価でおいしい旬の食材を積極的に取り入れてみてください。

りんご(1kg) 4.89NZD(445円)
バナナ(1kg) 3.78NZD(344円)
玉ねぎ(1kg) 2.74NZD(249円)
ジャガイモ(1kg) 3.49NZD(318円)
レタス(1個) 3.70NZD(337円)
トマト(1kg) 8.75NZD(796円)
牛もも肉(1kg) 25.08NZD(2,282円)
鶏むね肉(1kg) 16.37NZD(1,490円)
卵(12個) 10.77NZD(980円)
食パン(500g) 3.26NZD(297円)
お米(1kg) 3.09NZD(281円)
牛乳(1L) 3.16NZD(288円)
チーズ(1kg) 14.53NZD(1,322円)
水(330ml) 3.43NZD(312円)
水(1.5L) 1.88NZD(171円)
コーラ(330ml) 3.76NZD(342円)

りんごや玉ねぎ、牛肉、お米、チーズは日本より安く、旬の野菜や果物はさらに安く買えることがあります。

一方で、卵は日本の約3倍、鶏肉は約1.5倍と高く、水やジュースも小さいボトルほど割高です。

多くの地域では水道水を飲めるため、マイボトルを持ち歩くと飲み物代を節約できます。

水道水の安全性や注意点は、ニュージーランドの水は飲める?渡航前に知っておきたい水事情で詳しく紹介しています。

ニュージーランドの物価(2)外食

ニュージーランド 物価 外食

ニュージーランドはサービスへの対価が高いため、外食費用も日本より高額です。外食をする際は以下の料金を目安にしてください。

手ごろなレストラン1食 25NZD(2,275円)
中級レストラン2人分(3品・飲み物なし) 120NZD(10,920円)
ファストフードのセット 16NZD(1,456円)
ビッグマック 8.8NZD(801円)

※ビッグマックはThe Economist「The Big Mac index」2026年7月のデータ。それ以外はNumbeoの平均値。

外食費用の平均値を見る1つの指標として、「ビッグマック指数」と呼ばれるものが存在します。これは、イギリスの経済誌「エコノミスト」が発表している、各国のビッグマックの価格を比較した指数です。

世界共通のファストフードであるマクドナルド、その代表メニューであるビッグマックの値段を指標とすることで、その国の経済状況の目安がわかるとされています。

日本のビッグマックは500円のため、ニュージーランドのビッグマックの値段は日本の約1.6倍です。

なお、ニュージーランドのレストランでは、基本的にチップは必要ありません。

チップを渡したほうが良い場面は、渡航前に知っておきたいニュージーランドのチップ事情まとめで紹介しています。

ニュージーランドの物価(3)カフェ

ニュージーランドのカフェでかかる費用は、日本と同じくらいの水準です。

カプチーノ(レギュラーサイズ) 5.88NZD(535円)

カフェ文化が根付いているニュージーランドでは、街なかに個人経営のカフェが多く、コーヒー1杯は日本とほぼ変わらない値段で楽しめます。

ニュージーランドの物価(4)衣類

ニュージーランドの衣類は、日本と比べるとやや高値です。

ニュージーランドには、「コットンオン」という、ユニクロに似たファストファッションのお店が存在します。

手ごろな価格の衣類はありますが、品質と価格のバランスを考えると、日本の衣類の方がお得に感じられることが多いでしょう。

ジーンズ(リーバイス501など) 121.74NZD(11,078円)
チェーン店のワンピース(ZARA、H&Mなど) 64.51NZD(5,870円)

着慣れた衣類は、日本から持って行くと費用を抑えられます。

ニュージーランドの物価(5)ガソリン・光熱費

次に、ガソリンと光熱費の平均価格を確認してみましょう。

ガソリン(1L) 3.07NZD(279円)
光熱費(85平米の住居・月額) 278.31NZD(25,326円)
インターネット(無制限・月額) 87.58NZD(7,970円)

ガソリンは日本の約1.6倍ですが、光熱費は日本とほぼ同じ水準です。

日本より安くて品質の良いものを見かける機会は、多くありません。

ニュージーランドの物価(6)交通費

ニュージーランド 物価 交通費 飛行機

ニュージーランドの国内線は予約がしやすく、移動時間も短くて済むため、国内旅行で利用されることが多い交通手段です。

国内線や長距離バスの運賃は予約の時期で大きく変わるため、旅行の予定が決まったら早めに予約するのがおすすめです。

長距離バスはニュージーランド全域を網羅しており、飛行機よりもリーズナブルに移動できます。

バス

オークランドの公共バスは、ICカード「AT HOP」を使うと1ゾーン3NZD(273円)で利用できます。

Auckland Transport「Public transport fare changes」によると、この運賃は2026年2月1日から適用されています。

AT HOPカードでは7日間の運賃が50NZD(4,550円)を超えないため、毎日バスで通学する方は上限額を目安にしましょう。

オークランドのバスや電車の乗り方は、オークランドの交通手段まとめで紹介しています。

ニュージーランドの物価(7)通信費

ニュージーランドでのスマホの通信費は、通話と10GB以上のデータが使えるプランで月額56.33NZD(5,126円)が平均です。

個人契約のいらないプリペイドプランを選べば、データ容量を抑えて月々の通信費を安くすることもできます。

ニュージーランドの物価(8)家賃

ニュージーランドでの生活費に、大きな影響を与えるのが家賃です。滞在方法ごとの家賃の目安を見ていきましょう。

滞在方法 家賃の目安 特徴
アパート(1ベッドルーム・中心部) 月1,940.99NZD(176,630円) 日本の中心部の約1.9倍
アパート(1ベッドルーム・郊外) 月1,723.73NZD(156,859円) 郊外でも日本の中心部より高い
シェアハウス 都市や部屋の条件で異なる 1部屋単位で借りるため家賃を抑えやすい
ホームステイ 1カ月約14〜17万円 食事付きのプランが多い
ユースホステル(ドミトリー) 施設によって異なる 到着直後の仮の滞在先に便利
ホテル 1部屋ごとの料金 複数人で泊まると1人あたりが安い

※アパートはNumbeoの平均値(2026年11月1日更新)。ホームステイは語学学校を通して手配する場合の目安。

アパートを1人で借りると負担が大きいため、留学やワーキングホリデーでは、ホームステイやシェアハウスを選ぶ方が多くいます。

ニュージーランドの物価(9)タバコやビールなど嗜好品

ニュージーランド 物価 ビール

タバコやお酒などの嗜好品は、ニュージーランドの物価の中でも日本との差が大きい項目です。

ニュージーランドのタバコの値段

ニュージーランドのタバコの値段は、20本入り1箱で43NZD(3,913円)が平均です。

日本のマールボロは1箱620円のため、ニュージーランドのタバコは日本の6倍以上の値段になります。

店舗や銘柄によっては、1箱36.50〜50NZD(3,322〜4,550円)ほどの幅があります。

また、ニュージーランドでは、基本的に公共の施設内やレストランはもちろん、クラブや居酒屋などでも全面禁煙としているところが多くあります。

日本と同じくタバコを吸う場所が限られており値段も高いことから、禁煙がスタンダードになりつつあるようです。

日本からタバコを持ち込む場合、ニュージーランド税関(New Zealand Customs Service)によると、免税で持ち込めるのは紙巻きタバコ50本、またはタバコ製品50gまでです。

免税範囲を超えた分には税金がかかるため、申告せずに持ち込まないよう注意しましょう。

また、ニュージーランドではタバコの葉を自分で巻いて吸う、ハンドロールも販売されています。

ニュージーランドのビールの値段

ニュージーランドのスーパーなどで売られている一般的なビールの値段は、日本より高めです。

ビール(500ml・スーパー) 5.47NZD(498円)
生ビール(500ml・飲食店) 12NZD(1,092円)
ワイン(中価格帯・1本) 16NZD(1,456円)

お店で飲むビールは1杯1,000円を超えるため、家で飲むほうが費用を抑えられます。

現地で人気の銘柄は、一度は飲みたい!ニュージーランドで人気のビール5選で紹介しています。

ニュージーランドの物価(10)電化製品

ニュージーランド 物価 電化製品 PC

ニュージーランドは日本ほど電化製品の生産が盛んではありません。電化製品は輸入に頼っている傾向にあるため、ニュージーランドで電化製品を購入すると日本で買うよりも割高になります。電化製品の中でも、パソコン、スマホ、カメラは値段が特に高めです。

パソコンやスマホは、日本で用意してから渡航するのがおすすめです。

ニュージーランドの物価(11)観光やアクティビティ

ニュージーランドは自然豊かな国で、アクティビティが豊富です。森や湖など、無料で楽しめるスポットも多くあります。

ここでは、有料の観光スポットの費用相場を把握するために、人気の観光スポットの入場料をご紹介します。

ホビット村のムービーセットツアー(大人) 130NZD(11,830円)
オークランドのスカイタワー(大人) 47NZD(4,277円)
オークランド博物館(海外からの来館者・大人) 32NZD(2,912円)

※各施設の公式サイトをもとに記載(2026年11月時点)。料金は時期によって変わることがあります。

人気の観光スポットを楽しむには、決して安くはない入場料が必要です。お目当ての観光スポットがある方は、入場料がいくらなのか、ホームページで事前に確認をしておくと良いでしょう。

ニュージーランドのおすすめ観光スポットは、以下のページでまとめています。

ニュージーランドのおすすめ観光スポット・イベント・グルメを紹介!

ニュージーランドの物価は高い?日本の何倍?

ニュージーランドの物価は日本より高いものの、品目によって高い・安いが大きく変わるため、「日本の何倍」とひとことで言うのは難しいのが実情です。

日本の約6倍のタバコもあれば、日本の半分以下で買えるお米もあります。

多くの品目は日本の1.2〜2.5倍ほどに収まるため、「生活費全体では日本より高め」と考えておくと予算を立てやすくなります。

ここからは、日本より高いものと安いものに分けて紹介します。

ニュージーランドの方が物価の高いもの

ニュージーランドの方が物価の高いものは、タバコ・卵・外食・家賃など、税金や人件費の影響を受けやすいものです。

品目 ニュージーランド 日本 日本との比較
タバコ(20本) 3,913円 620円 約6.3倍
卵(12個) 980円 325円 約3.0倍
水(330ml) 312円 122円 約2.6倍
家賃(1ベッドルーム・郊外) 156,859円 63,997円 約2.5倍
外食(手ごろなレストラン1食) 2,275円 1,000円 約2.3倍
コーラ(330ml) 342円 181円 約1.9倍
ビール(500ml・スーパー) 498円 306円 約1.6倍
ジーンズ 11,078円 7,264円 約1.5倍
鶏むね肉(1kg) 1,490円 982円 約1.5倍

※Numbeoの国全体の平均値(2026年11月1日更新)をもとに算出。

タバコの値段が特に高いのは、ニュージーランドが喫煙者を減らすためにタバコへ高い税金をかけているためです。

外食や家賃には人件費や住宅費の高さが反映されており、留学中の出費の中でも負担が大きくなります。

ニュージーランドの方が物価の安いもの

ニュージーランドの方が物価の安いものは、お米や牛肉、りんご、チーズなど、現地で生産・流通している食品が中心です。

品目 ニュージーランド 日本 日本との比較
お米(1kg) 281円 757円 約0.4倍
りんご(1kg) 445円 751円 約0.6倍
玉ねぎ(1kg) 249円 403円 約0.6倍
ジムの月会費 5,510円 8,181円 約0.7倍
チーズ(1kg) 1,322円 1,849円 約0.7倍
牛もも肉(1kg) 2,282円 2,746円 約0.8倍
映画のチケット 1,820円 2,000円 約0.9倍
バナナ(1kg) 344円 373円 約0.9倍

※Numbeoの国全体の平均値(2026年11月1日更新)をもとに算出。

スーパーで食材を買って自炊すれば、外食中心の生活よりも食費を大きく抑えられます。

特に牛肉や、チーズなどの乳製品は、日本より安く質の良いものが手に入りやすい食材です。

ニュージーランドの物価が高い理由

ニュージーランド 物価 ニュージーランド・ドル

ニュージーランドの物価が高い主な理由は、円安による為替の変動と、消費税や最低賃金の高さです。

ニュージーランドの物価が高い理由
  • 為替の変動(円安・NZD高)
  • 15%の消費税(GST)
  • 最低賃金の上昇
  • 価格競争が起きにくい環境

それぞれの内容について、解説します。

為替の変動

ニュージーランドの為替はこの20年ほどで大きく変動しました。

2000〜2002年は、1NZDが40〜50円台だったとされています。それ以降の年も、1NZDは60円台・70円台の年が多く、現在ほどレートは高くありませんでした。

2026年11月時点のレートは1NZD=91円で、2000年代初めと比べると約2倍の水準です。

現地での価格が変わらなくても、円に換算すると高く感じるため、ニュージーランドを訪れた経験がある人が改めて渡航をすると、物価の高さに驚いてしまいます。

15%の消費税(GST)

ニュージーランドで販売されている製品やサービスには、消費税が含まれています。

ニュージーランドで日本の消費税に当たるものはGST(Goods and Services Tax)と呼ばれています。1986年に導入されて以降10%、12.5%と徐々に上がり、現在は15%の税率です。

ニュージーランド内国歳入庁(Inland Revenue)によると、GSTはほとんどの商品やサービスに15%の税率でかかります。

日本の消費税(10%)より税率が高く、食料品にも軽減税率がないため、日々の買い物で物価の高さを感じやすくなります。

最低賃金の上昇

物価が高くなっている背景には、最低賃金の上昇があります。

ニュージーランドでは、地価の上昇にともない、国民の生活を守るためにここ数年で最低賃金を上げています。過去の最低時給の変化を見てみましょう。

2007年 11.25NZD(1,024円)
2012年 13.50NZD(1,229円)
2017年 15.75NZD(1,433円)
2026年 23.95NZD(2,179円)

※すべて2026年11月2日時点のレートで換算しています。

ニュージーランド雇用局(Employment New Zealand)によると、2026年4月1日から大人の最低賃金は時給23.95NZDに引き上げられました。

2007年と比べると12.70NZD(1,156円)上昇していることが分かります。人件費が高くなることから、収支のバランスを取るために物価も高くなります。

日本の最低賃金は厚生労働省の発表で2026年度の全国加重平均が1,177円のため、ニュージーランドの最低賃金は日本の約1.9倍です。

給与水準が高い分、ワーキングホリデーで現地で働く方は、物価の高さをある程度カバーできます。

価格競争が起きにくい環境

ニュージーランドは日本の約70%の広さの国土を持つ、比較的小さな島国です。

ニュージーランド統計局(Stats NZ)によると、2026年6月末時点の人口は約536万人と推計されています。

日本の人口は総務省統計局「人口推計」によると2026年10月1日時点で約1億2,269万人のため、ニュージーランドの人口は日本の約4%にとどまります。

人口が少ないため国内の企業数も少なく、価格競争が起きにくい環境です。競争相手がおらず強気な価格設定をしていることが、ニュージーランドの物価高騰の原因の1つとして、挙げられます。

ニュージーランドの物価【都市別・2026年版】

ニュージーランドの物価は、オークランドやウェリントンなどの大都市ほど高く、クライストチャーチは比較的安い傾向にあります。

主要都市の生活費指数と家賃の中央値を比べてみましょう。

都市 生活費指数 家賃の中央値(週)
オークランド 63.2 660NZD(60,060円)
ウェリントン 62.2 600NZD(54,600円)
クライストチャーチ 55.9 590NZD(53,690円)

※生活費指数はNumbeoのデータ(ニューヨーク=100とした指数、2026年11月1日更新)。家賃の中央値はTrade Me Property「Rental Price Index」(2026年10月26日公開)の地域別データで、クライストチャーチはカンタベリー地方の値。家賃は住居1軒あたりの金額です。

オークランドはニュージーランド最大の都市で、家賃も生活費も最も高くなります。

クライストチャーチは生活費指数がオークランドより1割ほど低く、物価を抑えて留学したい方に向いています。

家賃を抑えたい方は、ルームシェアをしたり学校の寮に住んだりして、賃料の節約をしましょう。

都市ごとの雰囲気や留学先としての特徴は、ニュージーランド主要4都市を比較!留学・ワーホリにおすすめの都会は?で詳しく比較しています。

ニュージーランドの1カ月の留学費用

ニュージーランド 物価 留学費用

ニュージーランドに1カ月留学する場合の費用は、約47〜79万円が目安です。

学費 約15〜28万円
渡航費(航空券・保険・NZeTA) 約13〜20万円
滞在費(ホームステイ) 約14〜17万円
生活費(食費・交通費など) 約4.2〜14万円
合計 約47〜79万円

期間別の費用や内訳の詳しい計算方法は、以下の記事で紹介しています。

ニュージーランド留学の費用を期間別に解説

自分の予算でどれくらいの期間・都市で留学できるか知りたい方は、スクールウィズのLINE相談で、留学カウンセラーに無料で見積もりを相談してみてください。

物価の高いニュージーランドでの節約術

ニュージーランド 物価 節約術

物価の高いニュージーランドでも、住まいや交通費、両替の方法を工夫すれば、生活費を抑えられます。

ニュージーランドでの節約術
  • フラットシェアの利用
  • 修理や故障への自力での対応
  • OPショップの活用
  • ICカードの運賃上限の活用
  • 両替・カード払いの手数料の見直し

それぞれの内容について、解説します。

節約のコツ(1)フラットシェアを利用する

家賃を節約するには、フラットシェアと呼ばれるルームシェアがおすすめです。複数人で家賃を分割するため、1人あたりの負担が安くなります。

しかしルームシェアは、ストレスや人間関係のトラブルがつきものです。ルームシェアで快適に過ごすには、同居人と暮らしのルールをしっかり話し合い、お互いの文化や生活習慣を理解する姿勢が求められます。

ニュージーランドでお得に滞在しよう!ホームステイやシェアハウスを比較してみた

節約のコツ(2)修理や故障はできるだけ自力で対応してみる

人件費の高いニュージーランドでは、業者への依頼費用が高額になりがちです。ささいな修理依頼や故障への対応依頼であっても、1万円以上の費用を請求されるケースが多くあります。

そのため修理や故障は可能な限り自分で対応したり、トラブルや機械に強い人と顔見知りになったりしておくと良いでしょう。

「壊れやすい電化製品をはじめから買わない」「壊れたら買い直す」など、割り切った考え方も必要です。

節約のコツ(3)OPショップを活用する

OPショップとは「opportunity shop」の略。Opportunityは英語で「機会」という意味です。要らなくなったものに使用機会を与える意味で、ニュージーランドではリサイクルショップを「OPショップ」と呼びます。

OPショップでは、ニュージーランドでの生活に必要な物が格安で手に入ることがあります。ワーキングホリデーや留学をする方はぜひ訪れてみてください。

ニュージーランドで生活費を節約!リサイクル品を買えるOPショップを活用してみよう

節約のコツ(4)ICカードの運賃上限を活用する

毎日バスで通学するなら、ICカードの運賃上限を活用すると交通費を抑えられます。

オークランドのAT HOPカードは、Auckland Transportの7日間の運賃上限により、1週間の運賃が50NZD(4,550円)を超えません。

都度払いの現金や紙の切符より安くなるため、到着後はなるべく早くICカードを用意しましょう。

節約のコツ(5)両替・カード払いの手数料を見直す

ニュージーランドドルへの両替やカード払いでは、レートに上乗せされる手数料が出費を少しずつ増やします。

両替する場所やカードの種類によって手数料は変わるため、渡航前にお得な方法を比べておきましょう。

両替の方法ごとの違いは、ニュージーランドドルの両替はどこがおすすめ?日本と現地どちらがお得か解説で紹介しています。

ニュージーランドの物価に関する、よくある質問

ここでは、ニュージーランドの物価について、よくある質問にお答えします。

Q1. ニュージーランドの物価は日本の何倍ですか?

品目によって異なりますが、多くの品目は日本の1.2〜2.5倍ほどです。

外食や家賃は日本の約2倍、タバコは約6倍と特に高い一方で、お米や牛肉は日本より安く買えます。

生活費全体では日本より高めと考えて、予算に余裕を持たせておくと安心です。

Q2. ニュージーランドとオーストラリアでは、どちらの物価が高いですか?

多くの品目で、オーストラリアの方がニュージーランドより物価が高くなります。

中心部の1ベッドルームの家賃は、ニュージーランドが月約18万円、オーストラリアが月約26万円です。

ただし卵のようにニュージーランドの方が高い品目もあるため、生活スタイルに合わせて比べてみましょう。

Q3. ニュージーランドのタバコの値段はいくらですか?

ニュージーランドのタバコの値段は、20本入り1箱で43NZD(3,913円)ほどが平均です。

日本の約6倍の値段で、喫煙者を減らすために高い税金がかけられています。

日本から免税で持ち込めるのは紙巻きタバコ50本までのため、超える分は申告して税金を支払う必要があります。

Q4. ニュージーランドで水はいくらですか?

ペットボトルの水は、330mlで3.43NZD(312円)、スーパーで買う1.5Lで1.88NZD(171円)ほどです。

小さいボトルを買うと日本の2倍以上の値段になるため、大きいボトルやマイボトルを活用しましょう。

ニュージーランドの多くの地域では水道水を飲めるため、水道水を上手に使えば飲み物代をほとんどかけずに済みます。

Q5. ニュージーランドでチップは必要ですか?

ニュージーランドでは、基本的にチップは必要ありません。

レストランやカフェの表示価格には消費税(GST)が含まれており、チップを上乗せする習慣もないため、表示価格どおりに支払えば問題ありません。

特に良いサービスを受けたときに、感謝の気持ちとして渡す程度と考えておきましょう。

まとめ

ニュージーランドの物価は、日本と比べると割高な傾向にあります。

外食や家賃は日本の約2倍、タバコは約6倍と差が大きい一方で、お米や牛肉など日本より安い食品もあります。

品目 ニュージーランド 日本 日本との比較
水(330ml) 3.43NZD(312円) 122円 約2.6倍
水(1.5L・スーパー) 1.88NZD(171円) 137円 約1.2倍
タバコ(マールボロ20本) 43NZD(3,913円) 620円 約6.3倍
家賃(1ベッドルーム・中心部) 1,940.99NZD(176,630円)/月 93,400円/月 約1.9倍
家賃(1ベッドルーム・郊外) 1,723.73NZD(156,859円)/月 63,997円/月 約2.5倍
外食(手ごろなレストラン1食) 25NZD(2,275円) 1,000円 約2.3倍
ファストフードのセット 16NZD(1,456円) 800円 約1.8倍
公共バス(片道・全国平均) 3.50NZD(319円) 220円 約1.5倍

※Numbeoの国全体の平均値(2026年11月1日更新)。

1カ月の留学費用は約47〜79万円が目安です。

滞在期間が長くなるほど現地の生活に慣れて、節約スキルもアップします。ニュージーランドの物価高をあまり重く受けとめすぎず、ワクワクする気持ちを大切にして、留学・ワーホリライフをぜひ楽しんでくださいね。

なお、ニュージーランドでの語学留学やワーキングホリデーを検討している場合には、ぜひスクールウィズのLINE相談をご利用ください。費用イメージやおすすめの都市、語学学校の提案、お見積りや申込みといった手続きなど、検討状況に合わせて留学カウンセラーが無料で相談に乗っているので、検討が前に進みます。

また、下記記事ではニュージーランドに1カ月留学した場合の費用の内訳について、詳しく解説しています。ニュージーランドへの渡航を考えている方は、合わせてチェックしてみてください。

1カ月のニュージーランド語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツまとめ

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ

留学 ステップ

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


  1. ステップ1:目星をつける
  2. ステップ2:相談する
  3. ステップ3:申し込む
  4. ステップ4:渡航準備
  5. ステップ5:出発!

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学 ステップ

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

  • 「そもそもどんな留学体験ができるんだろう?」
  • 「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」
  • 「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう?」
  • 自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

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    【参考文献一覧】

    ※1 Numbeo(Cost of Living in New Zealand)(参照日:2026-11-03)

    ※2 Numbeo(Cost of Living in Japan)(参照日:2026-11-03)

    ※3 Numbeo(Cost of Living in Australia)(参照日:2026-11-03)

    ※4 The Economist(The Big Mac index)(参照日:2026-11-03)

    ※5 Auckland Transport(Public transport fare changes)(参照日:2026-11-03)

    ※6 Auckland Transport(7-day fare cap for Auckland public transport)(参照日:2026-11-03)

    ※7 New Zealand Customs Service(Tobacco seizures prompts Customs reminder on limits)(参照日:2026-11-03)

    ※8 Hobbiton Movie Set Tours(公式サイト)(参照日:2026-11-03)

    ※9 SkyCity Auckland(Sky Tower Admissions)(参照日:2026-11-03)

    ※10 Auckland Museum(Tickets)(参照日:2026-11-03)

    ※11 Inland Revenue(GST)(参照日:2026-11-03)

    ※12 Employment New Zealand(Minimum wage is increasing on 1 April 2026)(参照日:2026-11-03)

    ※13 厚生労働省(地域別最低賃金の全国一覧)(参照日:2026-11-03)

    ※14 Stats NZ(Population)(参照日:2026-11-03)

    ※15 総務省統計局(人口推計)(参照日:2026-11-03)

    ※16 Trade Me Property(Rental Price Index)(参照日:2026-11-03)

    ※17 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(外国為替相場:2026年11月2日)(参照日:2026-11-03)

    この留学ブログを書いた人

    長濱 裕作

    長濱 裕作

    学生時代はお金を貯めて海外各地を放浪。異文化に触れる楽しさや多様性の価値を知る。学生結婚を経て12年に渡り大手アミューズメント企業に勤めるも、家族と過ごす時間を増やすために退職。現在は田舎に引っ越して古民家を購入、半農半ライターとして生活。子どもたちの留学の在り方についても勉強中。妻ラブな3児の父。

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