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元英語教材編集者が行く、オーストラリア留学体験記#16 海外で働くなら必須!?英語で学ぶマーケティング頻出用語まとめ

英語で学ぶマーケティング頻出用語まとめ

こんにちは!Ayakaです。私は現在、キャリアチェンジを目指す1年間のビジネス留学中です。9月末にグリフィス大学のビジネススクールを修了し、現在はオーストラリア・ブリスベンにある自転車普及促進のための非営利組織、バイシクル・クイーンズランドでインターンシップをしています。

今回のテーマは「マーケティングの専門用語」。日本語で馴染みがある語も意外と英語だとパッと出てこなかったり、カタカナで覚えていても実は英語では呼び方が違ったりするものもあります。

そこで今回は、私が実際にビジネススクールで学び、インターンシップをする中で、特に重要だなと感じた頻出用語・概念を中心に10種ご紹介します。どれも基本的なものばかりなので、ぜひ押さえてくださいね!

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(1) “BCG” はワクチンではない!

ビジネススクールでの様子

私がビジネススクールでマーケティングを専攻した際に、どの授業でもよく出てきたのが“BCG Matrix”。“BCG”と聞くと、子供の頃にワクチンを打ったワクチンを思い出す人も多いかもしれません・・!

ですが、マーケティングでいうBCGとは、“Boston Consulting Group (BCG) Matrix”のこと。日本のマーケティング用語では「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」(PPM)と呼ばれるものです。

1970年代はじめにボストン コンサルティング グループ(BCG)が提唱したことから英語では“BCG Matrix”、もしくはシンプルに“BCG”と呼ぶようになりました。

Boston Consulting Group Matrix

(2) 「金のなる木」は“cash cows”!?テレビの懸賞コーナーに牛が登場する秘密

この“BCG Matrix”、日本語では各区分を「花形商品」「問題児」「金のなる木」「負け犬」と呼びますが、英語ではそれぞれ“stars”、“question marks”、“cash cows”、“dogs” と呼びます。

「花形」は日本でも「スター」と呼ぶのでイメージが理解しやすいですね。また、「吉と出るか凶と出るかわからない」というイメージで“question marks”もイメージが湧きます。

でも、“cash cows”はどうして?と思ったら、英語で“cash cow”には「お金を産む牛、金になる乳牛」というニュアンスから「ドル箱」の意味があるそうです。

ちなみに、オーストラリアの朝の情報番組では、毎日視聴者に電話をかけて賞金が当たるコーナーがあるのですが、ここにコアラやカンガルーの着ぐるみとまざって、牛が登場します。これもおそらく“cash cow”から来ているのかもしれませんね!

(3) 出現頻度高し!「市場浸透」

マーケティング用語の中には、英語表現よりも、日本語での方が定着しているものも多くあります。例えばアンゾフの製品市場マトリクスにある「市場浸透」は、そのまま“market penetration”でOKです。“penetration”は動詞で“penetrate”となり、「浸透する」「(市場などに)進出する」の意味があります。

「市場浸透価格」は“penetration price”で、市場浸透価格を取る戦略のことは“price"に“-ing"を付けて“penetration pricing”呼びます。

「商品開発」は“product development”、「市場開拓」は“market development”、「多角化」は“diversification”。近頃、カタカナ語でも「ダイバーシティ(diversity)」とよく耳にしますが“diversification”はこの派生語にあたります。

The Ansoff Matrix

(4) 対義語はセットで覚えよう!その1「内部環境」VS「外部環境」

マーケティングの用語には、対になっているものが多いのも特徴です。そういったものは用語をペアで覚えておくとよいですね。市場分析などで使用する、企業内外の環境を指す「内部環境」・「外部環境」はそれぞれ“internal environment”、“external environment”。

例えば、“Internal environment includes culture, facilities, technology and people.”(内部環境とは、企業文化、設備、技術、人を含む。)のように説明されます。

ちなみに、“in-”は「内」を、“ex-”は「外」を表す接頭辞。「呼吸する」も“inhale”で「吸う」、“exhale”で「吐く」となります。このように対義語はセットで覚えると、記憶に残りやすいのでおすすめです

(5) 対義語はセットで覚えよう!その2「標準化」VS「地域化」

“standardization” と “localization”

商品・サービスのグローバル展開における戦略の一種である、「標準化」と「地域化」もペアで覚えておきたい用語です。それぞれ“standardization” と“localization” で表します。

“Standardization is offering the same products in all markets.”(標準化とは、すべての市場で同一商品を提供すること。)であるのに対して、“Localization is offering different products, or modifying the products, for different markets.”(地域化とは、異なる商品や変更を加えた商品を、異なる市場に提供すると。)であるのが特徴です。

例えば、コカ・コーラは世界中どこでもほぼ共通の商品展開がされている一方、マクドナルドは日本では「照り焼きバーガー」や「月見バーガー」といった日本独自の商品を展開しており、地域化を進めていると言えますね。

(6) 対義語はセットで覚えよう!その3 目に見えるか見えないか?

「商品」は大きく二分すると、「目に見える」(tangible)か「見えない」(intangible)かという観点で分けられます。

“Intangibles are performance-based products that cannot be touched”(Intangibles とは、触れることのできない、パフォーマンスに基づいた商品のことを指す。)のに対して、“A good is a tangible product that we can see, touch, smell, hear or taste.”(グッズとは、目に見え、触れて、嗅げ、聞いて味わうことのできる商品のことを指す。)という違いがあります。

“in-(im-)”は 「無・・」「不・・」を表す接頭辞。“possible”(可能な)と “impossible”(不可能な)を参考にすると覚えやすいでしょう。

(7) 「優位」=「アドバンテージ」ですぐに訳せる?“competitive advantage”

「競争優位」を訳そうとすると一見「優位」が難しく見えますが、これは“competitive advantage”。「アドバンテージ」とカタカナでも言いますが、「優位」もこの advantage でOKです。

また“competitive”は「競争」(competition)の形容詞形。“He is competitive.”(彼は競争心が強い。)のように人に対しても使います。

“Companies seek to create a competitive advantage in order to outperform the competition”(企業は、競争から抜きんでるために、競争優位を創り出そうと模索する。)のように使います。

(8) いわゆる「口コミ」も立派な専門用語!“WOM”

word of mouth

略称が多いのも専門用語ならではですが、“WOM”も頻出語の一つ。これは“word of mouth”つまりは「口コミ」のこと。

「口コミがなぜ専門用語?」と一見思いますが、“WOM marketing”(口コミによるマーケティング)のように立派なマーケティング手法です。SNSやレビューサイトでのユーザー評価はもちろん、近しい人からの評判は消費者が商品・サービスを選択する際の大きな判断材料となるため、“WOM”を戦略的に活用することで、マーケティングの一手段として成り立つわけですね。

(9) “proposition” の意味をきちんと押さえたい “value proposition”

専門用語がカタカナ語になっていると、なんとなくわかったような気になってしまいがち。もちろん、各語の基本的な意味から中身を推測するのはOKですが、きちんと概念を押さえておきたいものです。

value proposition”は「バリュープロポジション」と一応カタカナでマーケティングの用語になってはいるものの、なんとなくわかるような、わからないような感じがしますね。

“value”は「価値」、“proposition”は“propose”の名詞形で「提案」や「命題」といった意味があります。「価値命題」と言われても今一つピンとこないかもしれませんが、これは「顧客の視点から見て意味のある価値」かつ「他社と比べて自社が提供できる優れた価値」のことで、企業にとって価値があり、また顧客にもメリットがある「価値の提案」をすることを指しています。

(10) 和語から英語に戻せる?「規模の経済性」

「規模の経済性」は英語では“economies of scale”。事業規模が大きくなるほど、単位当たりのコストが小さくなり、競争上有利になるという効果のことを指します。

“economies”は“economy”の複数形。「規模」を表す“scale”は日本語でも「スケールが大きい」のように使いますね。“Selling to an international market would enable the company to achieve huge economies of scale.”(国際的市場に売り出すことは、その企業に巨大な規模の経済性をもたらすだろう。)のように使われます。

まとめ:英語で専門用語を押さえることは、ビジネスの共通言語を手に入れること

オーストラリア ブリスベン

オーストラリアのビジネススクールや企業の現場は当然ですが、すべて英語で授業も仕事も行われます。たとえ日本語で専門用語や概念を知っていても、それを英語で使えないと、わかっていないのと同じとみなされてしまいます。ビジネス専門用語を解説した英文サイトや、無料オンライン英英辞書もあるのでぜひ活用してみてくださいね。

まずは英語で概念を理解する努力をしてみて、わからなければ日本語でも調べてみて、説明やケーススタディを読むと理解が深まり、記憶に残りやすいものです。

「日本語で覚えているからいいや」ではなくて、ビジネス用語を英語で使いこなせることは、インターナショナルな環境でビジネスパーソンとして生き抜いていくためのベースと言っても過言ではありません・・!「ぜひ、未来への自分への投資!」と思って、日英両方で押さえていくときっと役に立つはずです!

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この留学ブログを書いた人

Ayaka

Ayaka

「日本をもっと元気で楽しい場所にする!」を目標に、キャリアチェンジを目指し退職し、ICC国際交流委員会のInternship Business Professions でオーストラリア留学を経験。実用英語技能検定1級。

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