コーク留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！

「アイルランドに留学したい」
「コークってどんなところなのかな｣

とお悩みではありませんか？

コークはアイルランド南部のマンスター地方にある都市です。首都のダブリンに比べると落ち着いた雰囲気で、美しい景観や歴史的な観光スポットがある魅力的な留学先です。

またアイルランドの中では物価が安く、語学学校や大学もあることから、長期で腰を据えて勉強したい人におすすめです。

とはいえ、コークが本当に自分の留学先に合っているのか、不安は残りますよね。

そこでこの記事では、コークの特徴から留学するメリットとデメリット、コーク留学をおすすめする人の特徴までお伝えします。

今回の記事を読んで、自分にコーク留学が合っているのか、じっくり考えていきましょう。

※この記事の情報はすべて2023年4月時点のものです。1EUR＝約143円で計算しています。

コークは落ち着いた雰囲気のアイルランド第2の都市

コークはアイルランド南部のマンスター地方にある、コーク州に属する都市です。

人口は2022年時点で約58万人とアイルランド国内ではダブリンに次いで2番目に大きな都市で（※1）、港町として栄えてきました。

街中には買い物場所や飲食店などもありますが、中心地から少し歩くと川を中心としたのどかな風景が広がります。首都のダブリンに比べると小さい田舎町で観光地のような賑やかさはありませんが、落ち着いた雰囲気で生活しやすいです。

またイングリッシュマーケットという17世紀から続くマーケットがあり、新鮮なお肉や魚、パンなど食材が手に入るため、生活にも不便を感じません。都会と田舎が程よくミックスされた雰囲気を感じられ、落ち着いて英語を勉強できる環境です。

またヨーロッパ圏では、お互いの文化を相互に理解することを目的とした文化事業である「欧州文化首都」が開催されています。コークは2005年に開催都市に選ばれており、そこから他国との芸術・文化交流も盛んになっています。

学校で勉強しながら、アイルランドの芸術や文化、現地生活も楽しめる留学先です。

コーク留学のメリット

のんびりとしながらも歴史や文化を味わえるコークですが、留学先としても魅力的です。

代表的なコーク留学のメリットとして、

を紹介します。

メリット1．美しい自然と歴史的な建造物を楽しめる

アイルランド自体エメラルドグリーンの島と呼ばれるほど自然豊かな国ですが、もちろんコークもその魅力を十分に感じられる都市です。

特にコークはダブリンよりもさらに自然に溢れるため、現地では美しい風景を鑑賞できます。

例えば、中心部から離れたところにある川沿いの街並みを始め、コークでもっとも大きな公園「フィッツジェラルド公園」があり、広々とした敷地でのんびり緑を眺めることができます。

コーク・ウォークと呼ばれるリー川沿いの遊歩道もあり、学校の息抜きや散歩におすすめの場所です。

またコークには、次のような歴史ある観光スポットも多々見られます。

特にブラーニー城にはブラーニー・ストーン（Blarney Stone）と呼ばれる石があり、「石にキスをした者は雄弁になれる」と言われる人気スポットです。

このように留学の合間に観光や遊びも楽しめるため、アイルランドやコークについても深く知りたい、いろいろな場所をめぐりたい人におすすめです。

メリット2．コンパクトシティで過ごしやすい

コークはダブリンと比べると街が非常に小さく、都市のほとんどを歩いて回れてしまうほどです。

買い物や食事なども気軽に済ませられるため、土地勘のない留学生にとっては過ごしやすい街ですね。

市内にはバスも通っているため徒歩で厳しい距離の場合はバスで移動するなど、そのときに合わせて移動手段を選べます。

メリット3．ダブリンに比べると物価が安い

アイルランドの中でも、コークは地方都市ゆえに物価がやや安いです。

実際に、月の生活費を比べてみました。

コークに留学する方が生活費を2万円ほど抑えられます。

さらに家賃は特に安く、場所や間取りにもよりますが7万円近い差が見られます。

留学費用を節約したい方は、留学期間が長ければ長いほど費用を抑えることが可能です。

メリット4．大学や語学学校など学校の数が多い

コークにはアイルランドに7つしかない国立大学の1つユニバーシティ・カレッジ・コーク（UCC）があります。

UCCは1845年創立と歴史がある上に、THEにおけるアイルランド内の大学ランキングで第4位にランクインしました（※4）。

UCCの卒業生にはブール論理を発明した数学者のジョージ ブール教授や政治家のメアリー マクスウィニーなど、優秀な卒業生が多いです（※5）。

また市内には語学学校もいくつかあり、語学留学もできます。学校の数が多いと、自分の学びたい専攻やコースが見つかる可能性も多く、希望の留学生活を実現しやすいです。

選択肢が多いとミスマッチも防ぎやすいため、興味・関心がたくさんある人におすすめの環境です。

メリット5．欧州に格安で旅行に行ける

ヨーロッパは日本に比べると他の国に旅行しやすく、留学中に観光に行く人もいます。

コークからはロンドンやパリなどへの飛行機が運航されており、ロンドンなら1時間半、パリなら2時間半でアクセスできます。

フライト料金も3,000〜7000円程度と安く、旅行しやすいです。

週末や学校を卒業してから帰国するまでなど、空き時間を使っていろいろな地域を観光できるでしょう。

コーク留学のデメリット

生活しやすく、英語の勉強に集中できる環境のコークですが、留学にはデメリットもあります。

主なデメリットとして、

を紹介します。

デメリット1．冬は他の都市より雨が多い

コークはダブリンなどアイルランドの他の都市と、気候や気温に大きな差はありません。

しかし冬の降水量には次のような違いが見られます。

コークの方が雨が多く、現地滞在中は出かけにくいと感じるかもしれません。

外でいろいろと観光したい、たくさん出かけたい人は、降水量がそこまで多くない夏に留学するのがおすすめです。

コークの気候について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
コークの気候とオススメの服装を解説！

デメリット2．都市の規模が小さく生活に飽きる可能性がある

メリットとして、コークはコンパクトシティで過ごしやすいことを紹介しました。

しかし他の都市に比べると規模が小さく、ダブリンのような賑やかさ、国際的な雰囲気は感じにくいです。遊ぶ場所も多くはないので、長期留学では留学中に飽きる可能性も考えられます。

ただしパブや服屋、レストランなどは揃っており、生活は十分可能です。飽きそうで心配な人は2都市での留学を考える、留学中は語学学校や大学の勉強に集中するなど、対策を考えておきましょう。

コーク留学をおすすめする人の特徴

ここまでコーク留学のメリット・デメリットを紹介しました。

まとめると、コーク留学は次のような人におすすめです。

コークはダブリンに比べると都会的ではありませんが、現地の落ち着いた雰囲気のおかげで勉強は捗るはずです。

一方、都市はコンパクトで長期留学では飽きる可能性があります。

大都市が良い、遊びも楽しみたい人は他の都市を探してみましょう。
アイルランド最大の都市ダブリン留学！
ダブリン留学とは？特徴とメリット・デメリットを徹底解説！

まとめ

今回は、アイルランドのコークへの留学について紹介しました。

おさらいすると、コーク留学のメリットは次の通りです。

今回の記事を読んでアイルランド留学の滞在先をコークに決めた人は、留学の準備を進めていきましょう。

1人での手続きが大変、時間がないといった場合は、留学エージェントに相談するのもおすすめです。

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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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