最終更新日:2021/12/30
ダニーデンを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はダニーデンの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。
[目次]
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ニュージーランドの治安は世界的に見ればかなり良い方ですが、日本ほど安全ではありません。銃器犯罪などの凶悪な犯罪は少ないですが、置き引きや空き巣などの軽犯罪は日本と比較すると多いです。ただし、オークランドなどの大都市に比べると、治安はとても良いです。
ここではダニーデンで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
ダニーデンは比較的治安が良い方だと思われがちですが、犯罪の発生率は日本に比べてとても高い傾向にあります。
特にスリのような軽犯罪は頻繁に起こっているので注意しなければなりません。ダニーデンは非常に自然豊かな地域で、多くの人々が観光に訪れます。観光客は犯行の対象になりやすいので、周りに気を配りながら行動しなければなりません。
置き引きなどの窃盗にも注意が必要です。ダニーデンは様々な撮影スポットがあり、記念撮影をする観光客がとても多いですが、写真を撮っているほんの一瞬の間に、置いていた荷物が盗まれてしまったという事例も少なくありません。
中には複数人で親切な現地民を装い、日常的に犯行を行っているグループもいるので気をつけましょう。
前述した通り、ダニーデンは自然溢れる非常に魅力的な街なので、絶景を求めてドライブに訪れる人も多いです。有名スポットにはあらゆる場所に駐車場が用意されていますが、そこでは車上荒らしの被害も起こっています。
犯人は観光客が多く集まる場所を狙っているので、ダニーデンのようにたくさんの観光スポットがあるような街では注意が必要です。
空き巣トラブルの発生率も低くありません。その確率は日本のおよそ21倍となっており、安全な国だからといっても油断はできません。
ダニーデンは、都市の生活と田舎の生活のどちらも味わえるような街なので、エリアによってはさらにその確率も上がる傾向にあります。高い防犯意識を持っておかなければなりません。
ダニーデンは暴行トラブルも増加傾向にあります。中には、男が住居に侵入し、女性に暴行を加えてそのまま逃走するなど、非常に凶悪なケースも見られます。
家の中にいるときであろうと、隙を見せてしまうと危険に晒される可能性も出てくるので注意しましょう。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、ダニーデンに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
スリに遭遇しないようにするためにも、荷物は自分の目の届く範囲で管理しましょう。
リュックサックなど、自分の視界から外れてしまうような荷物を持ち歩くのは好ましくありません。また華美なアクセサリーを身につけるなど、派手な服装で出歩くのも危険です。
犯行の標的にならないように、なるべく質素な格好をしておくことが未然に被害を防ぐことにもつながります。
置き引きや強盗など、窃盗犯罪を防ぐには徹底した荷物管理が必要です。ダニーデンには観光スポットがたくさんありますが、景色に気をとられて荷物の管理が甘くなったり、場所取りで荷物を置きっぱなしにしたり、隙が多く生まれるので気をつけましょう。
また、ひったくりに荷物を強奪されないようにするためにも、ショルダーバッグやハンドバッグではなく、なるべくウエストポーチを利用するなどの対策も有効です。
持ち歩くことの煩わしさから、荷物を置きっぱなしにして車を降りる人も多く、車の中はどうしても防犯に対する注意が怠りがちになってしまいます。
どんなに面倒でも、車を降りる際は常に荷物を持ち歩くことが大切です。また、面倒なことを増やさないためにも、日頃から多くの荷物を持ち歩かないように意識して行動しましょう。
空き巣を防ぐポイントは、周囲に留守がバレないようにすることです。そのためには、毎日決まった時間にウォーキング、ジョギングを行うなどのわかりやすい行動パターンを作らないようにしなければなりません。
どうしても必要なときは、意識的に時間をずらすなどの工夫をしながら防犯に対する意識を高く持つことが大切です。
暴行被害を避けるためには、なるべく夜間の行動は控えるようにしましょう。また、通勤・通学路を毎回変えるようにするのも効果的です。特に女性の方は、なるべく1人で行動しないようにしましょう。
トラブルに対する対策を講じるのも大切ですが、実際にトラブルに遭遇したときの行動はもっと大切です。そのようなときに備えて、予め警察や病院、他にも日本の大使館・領事館などの公共機関の連絡先は把握しておきましょう。
ダニーデンでトラブルに見舞われた際は、ニュージーランドの非常用ダイヤル「111」に連絡すれば、警察・消防・救急のいずれの機関にも通報できるようになっているので、必ず覚えておきましょう。用件と場所を伝えれば、管轄の警官や救急隊員がすぐに駆けつけてくれます。
また、パスポートを紛失してしまったときや財布を盗まれて所持金がなくなってしまったときなどは、日本の大使館に連絡することで解消できる問題もあります。
緊急に帰国しなければならない場合は「帰国のための渡航書」を発給をしてくれるなど、急ぎの用件でも対応してくれるので非常に心強いです。連絡先を載せておくので、非常時には相談してみるといいでしょう。
在ニュージーランド日本国大使館情報
電話受付時間 | 月〜金曜 9:00-12:00、13:30-16:00 |
---|---|
電話番号 | (市外局番04)473-1540、国外からは(国番号64)4-473-1540 |
住所 | Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington 6011, New Zealand |
領事事務所URL | http://www.nz.emb-japan.go.jp/index_j.html |
在クライストチャーチ領事事務所情報
電話受付時間 | 月~金曜 9:15-12:15、13:30-16:00 |
---|---|
電話番号 | 03-366-5680 |
住所 | Consular Office of Japan12 Peterborough Street, Christchurch 8013 |
領事事務所URL | https://www.nz.emb-japan.go.jp/consular_office/index_j.html |
また、在留法人が安全に現地で過ごせるために、日本大使館・領事館が作成した「安全の手引き」があります。こちらも記載しておくので、トラブルの遭遇を避けるためにもあらかじめ目を通しておきましょう。
参考:在ニュージーランド日本国大使館「在留邦人向け安全の手引き」
ダニーデンの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
プリンス・ストリートはダニーデンのメインストリートです。ここには多くのレストランやショップ、他にも銀行やオフィスビルが立ち並んでいますが、盗難被害も相次いで起こっています。
レストランを利用する際の置き引きや、買い物をしている際のスリやひったくりには、十分注意をしておかなければなりません。食事をとっている最中でも荷物はなるべく目の行き届く場所で管理するようにし、貴重品は肌身離さず持っておくようにしましょう。
財布をお尻のポケットに入れるのも厳禁です。
photo by: WitR/ Shutterstock.com
ノース・イースト・バレー地区には、「世界一急な街路」と呼ばれるボールドウィン・ストリートがあるなど、観光客が多く訪れるエリアです。観光客を狙ったスリや犯罪も起こりやすい地域となっているので、気をつけなければなりません。
「写真を撮ってあげる」などと現地の人に声をかけられた場合は用心しておきましょう。写真を撮る際は、つい荷物を地面に置いてしまうなど気を緩めてしまいがちですが、置き引きの被害は、その一瞬の隙を突かれてしまうことも多々あります。
どんなに短い時間であろうと、油断は絶対に禁物です。
photo by: Dmitry Pichugin/ Shutterstock.com
オタゴ半島は、自然が非常に豊かなエリアで、貴重な野生動物を観察することができたり、綺麗な海岸線を眺めることもできるので、多くの人が訪れます。また、ドライブするにも最適な地域なので、レンタカーを借りて訪れる人も多いです。
野生動物を観察しに行く際、つい荷物を置きっぱなしにして車を降りてしまいがちですが、駐車場は車上荒らしに遭遇する危険性が潜んでいます。
車の中は簡単に覗き見ることができ、犯人は常に犯行の機会を窺っています。一瞬の気の緩みがトラブルの原因になるので、貴重品を助手席や後部座席に放置するようなことは避けなければなりません。
いかがでしたでしょうか。
ダニーデンでは、スリや窃盗などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためにはリュックサックを利用し、派手な格好は避けるや荷物は肌身離さず持っておくなどの対策とる必要があります。
また、ダニーデンの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはプリンス・ストリートとノース・イースト・バレー地区です。
これからダニーデンを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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