最終更新日:2024/08/30
クライストチャーチを訪れる方の中には、現地でどのような滞在方法があるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
クライストチャーチには、滞在期間に応じて以下の滞在方法があります。
とはいえ各滞在方法の特徴や滞在先の探し方はわからない方もいるかもしれません。
そこで今回はクライストチャーチでの滞在方法の種類、滞在先の探し方、滞在する際の注意点について紹介します。クライストチャーチへの渡航に際し、現地での滞在先を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
なお、クライストチャーチ留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望する学校で選べる滞在方法を見ながら検討したい方はあわせてチェックしてみてください。
クライストチャーチの語学学校ランキング
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具体的な滞在方法を紹介する前に、ここではクライストチャーチで滞在する際におすすめのエリアをご紹介します。
クライストチャーチ中心部には、英国の文化漂う美しい街並みが残り、クライストチャーチ大聖堂を始め、多くの観光スポットが点在、観光の中心地にもなっています。
世界中から観光客を受け入れる都市だけあり、シティには多種多様なレストランが立ち並び、滞在施設も豊富。街にはトラムが走り、ショッピングモールは地元住民の生活を支えています。
利便性があり観光的魅力を持つシティは、観光だけでなく、留学先、長期滞在先としても人気があります。
ニュー・ブライトンは、クライストチャーチ中心部から東におよそ8kmのところにあるビーチタウンです。
海に突き出た長さ約300mのピア(桟橋)は見どころの一つで、海辺の公園は子供たちの遊び場として人気。ビーチの周辺には、カフェやレストランの他にサーフショップや雑貨などが立ち並び、ピアに隣接するニュー・ブライトン図書館は、観光客の憩いの場となっています。
クライストチャーチ中心部に近いリッカートンは閑静な住宅街で、クライストチャーチ最大級のショッピングモール「リッカートンモール」があるエリアとしても知られています。
利便性と環境の良さから、現地で暮らす人や、長期滞在者が多く住んでいます。
リッカートンの西側に隣接する地区がアッパー・リッカートンです。
この地区には語学学校やカレッジが多く、学生の街としても知られています。学生向けのカフェやレストランも多く、学生にとって住みやすい環境が整っているのが特徴。
特にアッパー・リッカートンにあるミニチャイナタウンには、アジア系の学生が多く集まります。
まずは短期滞在者におすすめの方法をご紹介します。
短期滞在向けの宿泊施設と言えばホテル。1泊から好きな宿泊日数を選べ、他の人と部屋をシェアする必要はないので、気楽に過ごせます。
観光スポットの多いクライストチャーチ中心部には、多くのホテルが集中し、立地条件の割にはリーズナブルなホテルもあります。リッカートンとアッパーリッカートン地区は、リッカートン・アベニュー沿いにホテルが多く立ち並んでいます。
5,000円~
ホステルは名前こそホテルと似ていますが、部屋は個室ではなく、ドミトリーと呼ばれる相部屋が特徴の滞在施設です。
宿泊客と気軽に交流しやすく、ワーキングホリデーやバックパッカーに人気となっています。ホテルよりも料金が安い傾向にあるので、安宿を考えている短期滞在者向けです。
利便性の高いクライストチャーチ中心部に集中しています。
3,500円~6,000円
クライストチャーチのゲストハウスは小規模の宿泊施設で、家族経営の場所が多いです。オーナーとの距離が近く、リビングルームではアットホームな会話を楽しめる場合も。
普通のホテルより安く、地元のおすすめ情報を知りたかったり、自分のペースで旅行を続けたいというバックパッカーや短期滞在者向けです。
クライストチャーチにはゲストハウスは多く、クライストチャーチ中心部を始め、リッカートン、アッパーリッカートン、ニュー・ブライトンに広く点在しています。
4,300円~
コンドミニアムは、家やアパートの一室を貸し切る滞在方法で、ホリデー・アパートメントと呼ばれることもあります。1泊から利用でき、自炊や洗濯も可能なので、観光目的の家族連れや大人数での利用に便利です。
利用者の多いクライストチャーチ中心部、リッカートン、アッパーリッカートンに集中しています。
1人当たり2,200円~
続いては、長期での滞在におすすめの方法をご紹介します。
現地の一般家庭の家に滞在するのがホームステイです。ニュージーランドは日本からワーキングホリデー制度を受け入れているほか、積極的に留学生を受け入れている大学や高校も多く、ホームステイを受け入れている家庭も増えています。
ニュージーランドの生活習慣に触れ、英語の練習にもなるホームステイは、留学を始める前の学生や、ワーキングホリデーで働く前に英語学校に通う滞在者に多く利用されています。
ホームステイの斡旋は、主に留学先の教育機関が行います。滞在費には、食費が含まれている場合とない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
教育施設に近い、リッカートンとアッパーリッカートンがおすすめです。
80,000円~
ホームステイ先は、留学する語学学校や大学の案内を参考にしてください。
他人と家または部屋を共有する滞在方法で、家賃の負担を減らしたい長期滞在者の間でよく利用されています。
キッチンとリビングは共有で、部屋個室だったり、2人で部屋を共有など、どこまでシェアするかはその物件によって変わってきます。日本人同士だけでなく、他国の人ともシェアできる可能性があるので、国際交流や情報交換を求める人にとってはメリットになります。
クライストチャーチは治安の悪い地域もあるので、そうした情報収集をしっかりと行った上で、良い物件を選ぶのがポイントです。
ニュージーランドで物件を借りる時、Bond(ボンド)という言葉がよく出てきますが、これは保証金のことで、契約後家主に支払うお金です。Bondは家賃の1~2週間分が目安。
シェアハウスは、需要の高いクライストチャーチ中心部やアッパーリッカートンがおすすめです。
44,000円~
ニュージーランドのアパートは、1ベッドルームというふうに、寝室数で表示されています。
1ベッドルームは基本バス・トイレ、キッチン、リビング、寝室という間取りになっているので、1人で住むには充分です。生活費はシェアハウスや学生寮よりもかかりますが、他の人とシェアする空間がないため、プライベートを優先したい長期滞在者に向いています。
仕事先や学校のアクセス、治安などを考えたエリアがおすすめですが、クライストチャーチ中心部には、多くのアパート物件があります。
120,000円~(1ベッドルーム)
大学附属の滞在施設で、地元の学生から海外留学生まで幅広い層の学生が利用しています。寮は大学の敷地内に建っていることが多いため、大学施設にアクセスしやすく、他の学生と知り合う機会も多くなります。
寮は個室またはドミトリー式で、寮費には光熱費が含まれている場合がほとんどです。学生寮は、勉強を優先させたい学生向きです。
通う教育機関の学生寮がおすすめです。
64,000円~
留学先の教育機関のサイトや資料を参考にしてください。
最後にクライストチャーチに滞在するあたり注意しておきたいポイントについて紹介します。トラブルに巻き込まれないためにも、事前に確認しておきましょう。
比較的治安が良いと言われているクライストチャーチですが、モスクのテロ事件など、物騒な事件も起きています。
クライストチャーチの中には治安が悪い地区があったり、アジア人に対して嫌がらせをする人が多く住むエリアもあるので、情報収集は欠かせません。
外務省のサイトや日本人同士の掲示板サイト、地元の人のアドバイス等、治安に関してはできるだけ多くの情報をチェックしてみましょう。クライストチャーチに限らずどこでも言えることですが、夜ひとりで出歩かないといった行動にも注意します。
参考:クライストチャーチの治安は大丈夫?現地のトラブル事例から危険な目に遭わないためのポイントまで紹介
ニュージーランドに3カ月以上滞在する場合はビザが必要になります。長期滞在のビザには、学生ビザ(Student Visa)、訪問ビザ(Visitor Visa)、ワーキング・ホリデービザなどがあり、滞在目的によって取得するビザが違うので注意が必要です。
また、ビザの種類で労働条件が変わってきます。ワーキング・ホリデービザは就業時間に関係なく働けますが、学生ビザは週20時間まで、訪問ビザは労働が禁止されているので注意してください。
ニュージーランドには、日本と違った生活習慣があります。例えば日本でお風呂に入るという場合、湯船に浸かることですが、ニュージーランドでは、シャワーのみというのが一般的です。
また、日本ならいつでも好きな時にお湯を使ってお風呂に入れますが、ニュージーランドの一般家庭では、ボイラーでお湯を沸かすため決まった時間以外にお湯が使えないというのが常です。
初めは戸惑うかもしれませんが、地元の人がどんな風に生活しているかよく観察して、わからないことがあったらどんどん質問するクセをつけておくといいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
クライストチャーチでは、短期滞在にホテルやゲストハウス 、長期滞在にはシェアハウスや学生寮などの滞在先がおすすめです。
これからクライストチャーチを訪れる予定のある方は今回紹介したポイントを踏まえ、現地での滞在先を検討してみてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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